ミニ定期便 Back Number
倉庫070

iPAL1381 パーム総研#012
  Date: 2001-07-13 (Fri)

 現在、全国の書店で発売中の「MacPeople」8.1号には、おなじみ機長の連載コラム「Palm総研」が載っている。第12回目のテーマは「アジアンパーム」だ!…ちょうど「iPAL1373 亜細亜太平洋的掌主義」でも取り上げたアジアでのPalmのものすごい勢いを特集してみた。

 

 同じくPalm絡みの「PalmStreet」のテーマは「電子メールをパームで読もう!」と題して、「Outlook Express Conduit」や「Entourage Counduit」「ARENA Internet Conduit」「Eudra Conduit」「Sweetmail Conduit」「Postino Coduit」などのConduit系ソフトを紹介している!

 それにしても、この記事を驚く、松本勝さんのPalm×Macintosh系Conduit群の独占ぶり!もとい、充実ぶり!
 
 

iPAL1382 パピプペパッケージ
  Date: 2001-07-13 (Fri)

 WorP@holicによると、古くから国内Palmユーザーに親しまれてきた国産メーラーのひとつSES社の「PaPi-Mail」がパッケージ版となってリリースされるらしい。

■パッケージ版「PaPi-Mail」(SES)



 パッケージ版には英語版が同封されていることや、パッケージデザインにも日本語が少なそうなことから、どうやら日米同時にパッケージ版によって新しい購入層を増やそうという戦略か?



※ところで、iPAL-NEXTがついに90万アクセスを達成!間もなく桁も変わりそう、ということでちょびっとだけアクセスカウンタのデザインをいじってみた。そんなことより、いつもいつもiPAL-NEXTを読んでくれている皆さんに大感謝!

※追伸:「iPAL1381 パーム総研#012」のMacPeople表紙の画像が先月号ですよん!というメールを貰ったが、すまぬ。これは機長のせいではない。MacPeopleさんが画像を更新しないかぎりはいつも先月号の写真なのだ。その証拠に古い記事でMacPeopleの表紙画像を見つけてみて欲しい。どれも同じ画像だ。ま、そんな表紙画像も数日中には変更されるはずだ。

iPAL1383 ピンボールゲーム界に巨人登場?
  Date: 2001-07-13 (Fri)

 マジで凄い!早く正式版を触ってみたいぞ!

■Alchemic Pinballプレビュー版(ARCHITUMP)



 「TAO Note」や「Seton Notes」など、独自のPIM哲学をソフトウェア的に実践する国産ベンダーであるARCHITUMP社の新作ゲームソフト。まだプレビュー版なので30秒ほどしかプレーできないが、美しいグラフィックとなかなか快適なゲーム操作性に興味が尽きない。(@According to PalmwareFan


iPAL1384 文具としての電子機器
  Date: 2001-07-14 (Sat)

 Bluetoothは、いくつか諸問題も抱えていてPCとの連携に関してはまだまだ未来が不安視されている部分もあるにはあるが、元来、「狭いエリア!少ない電力!狭いスペース!」では、圧倒的なアドバンテージを発揮する。そういう意味で機長がずっと注目してきたのは、ハンドヘルドデバイスにおける利用はもちろん、「手書き入力ペン」分野でのBluetoothの今後の活躍ぶりだ。これまでも何度か紹介してきた。
 
「ミニ定期便553 歴史を変えられるか?」
「ミニ定期便781 イスラエル参戦!」
「ミニ定期便788 イスラエル vs スウェーデン」

「ミニ定期便987 ドイツで蒼ざめたBluetooth」
「iPAL1135 夢のペン」

 そんな夢のBluetoothペンが、現在開催中の「第12回国際文具・紙製品・事務機器展」で、大いに注目を集めているらしい。(@According to PDA Japan


 
■Bluetooth搭載ペンも登場! ペンはここまで進化した!!――第12回国際文具・紙製品・事務機器展(ASCII24)

 パイロット社では話題の専用紙も展示されていたらしい。
 


 それぞれの紙が世界に一枚しか存在しないために、紙にプリントされた微細なデザイン(2mm四方あたり100個の小さな点)は本当に不規則的!だからこそ、Bluetoothペンは、今自分がどの紙のどの部分で仕事させられているのか?という情報を専用サーバに送れる訳だ。なんの前情報もなしにこの拡大画像を見ると、パッと見にはふざけたイタズラ書きぐらいにしか見えない。
 


 これはEricsson社の試作品のペン先。(これもパイロット社のブースにあるらしい)このペン先の隣りに付いている穴が赤外線カメラ。左右2個のレンズで、赤外線を照射しながら専用紙の上のパターンを「毎秒100回の割合で読み取る」ことが出来るそうだ。また、ペン側のメモリーには「A4にして約50ページ分の情報が保存」出来、搭載バッテリーは「約1日の使用が可能」だそうだ。
 
 なお、同イベントには、Palm関連商品も見える。
 


 これは優先接続されたペンで読み取ったバーコード情報をPDAに送ってくれるらしい。その名も「Pentopia Pocket Scan」!
 
 さらに、フェローズ マニュファクチャリング ジャパン(株)から出品されたPalmOSデバイス専用の小型キーボード「PDA Pocket Keyboard」なんてものもある。
 


 同社からは、キーボードをケースにしてしまった「PDA Type'n go」という、製品も出品されている。
 


 この発想は確かに面白い!日本では年内の発売を予定しているらしい。
 
 

iPAL1385 Simple-Happy
  Date: 2001-07-14 (Sat)

 山田達司さんのサイトSimple-Palmにいくつか、おめでたいニュースが並んでいる。

 まずは、正式版も発表されてPalmGear.comなどからの登録も可能になった彼の作品「PowerRUN」が、PalmGearの月間トップ50で27位にランクインしたこと。「Launcher III」(29位)なんかよりも上にいるってのは爽快だ!彼の作品としても久々のランクインらしい。(なお、彼のサイトでは「PowerJOGやPowerRUNのライセンスをPalmware開発者やPalm関連記事のライターの方にプレゼント」する特別サービスも実施中だそうだ。しまった!どっかの雑誌で記事にしてライセンスを貰えば良かったが、両ソフトともすでに登録済みの機長だ。だって、両方ともないと困るから!)
 
 そして、もうひとつのニュースは彼のサイトSimple-Palmが、まもなく100万アクセスを達成しそうだってこと。7月14日の昼頃見たら「979,393」ほどだった。機長も記憶しているが、同アクセスカウンタは「途中で一度0にもどったり、カウントしていない期間が1年以上あったりしたので、あまり正確な値ではない」そうだが、もしも100万アクセスを偶然目撃された人の画面キャプチャを募集している。さらに、その際にプレゼントする賞品まで募集している。(笑)ここの100万アクセス争奪戦は、なかなか激烈になることが予想される。
 
 なお、「DA Launcher」の最新版(Ver.4.0b4)も登場!こっちのソフトでは「アイコンを書いてくださる方」を募集している。

 なんだか、めでたいこと続きのSimple-Palmだ。
 

iPAL1386 笑いながら50万。だけど、笑ってるだけじゃない。
  Date: 2001-07-14 (Sat)

 機長も大ファンであるサイトふふふPalmがついにPalm系サイトでは…何番目だったか?…まだシングルのはず…ハーフミリオン(つまり、50万アクセス)サイトの仲間入りを果たした。本当におめでとう!

 彼のサイトは、真面目さと、不真面目さと、ほどよいリアリティが魅力のサイトだ。また、実際には更新のために頭を抱える日日もあるのでしょうが、そういうところをちっとも見せないという意味で、とってもエンターテインメントなサイトだ。これからも、PalmやPalmの周辺で起こっているさまざまなことを、真面目だったり、不真面目だったり、つまり、「ふふふ流」に伝えて続けて欲しいと切に願う機長だ。
 

iPAL1387 BBSヘッドライン01/07/14
  Date: 2001-07-14 (Sat)



■中日韓OS CJK OS 投稿者:gauche  投稿日: 7月10日(火)16時58分44秒

 …おなじみ!「Gauche's web pages」gaucheさんからの投稿。アジアンPalmを目指す人、実際にアジアンな各国語を必要とする人の必需品ソフトのひとつだ。関係ないけど、いや、ちょびっと関係あるけど、掌極道「Palm台湾バージョン」(01.07.13)は楽しかった。



■事後報告ですが・・・ 投稿者:ぱたりろ  投稿日: 7月11日(水)17時45分14秒

 …Palm de COOL!でも活躍するKAIZO界の貴公子・SANAIさんと、PalmWorksSoutenさん、そして、彼の弟君でもあるYoung Palm&WineYoungさんの三人が関西方面(大阪〜名古屋)に出かけた珍道中記は、ココに!関西Palmツアーの名場面が豊富な画像とともに紹介さえている。あ、皮の巨匠の筋肉塗りの巨匠の隠れ家とともに木彫り熊の証拠写真まで!さらに、中京地方では組長の秘密オフィスにはこんなものまで!(感謝!)それにしても、さすがに濃いな〜!しかし、祇園で戯れる美女と超美女っていったい…?!

■2000年携帯情報端末シェア 投稿者:にしむら  投稿日: 7月13日(金)13時02分25秒

 …まずはデータを転載しておくと…

携帯情報端末 2000年国内シェア(日経新聞調査)

1.シャープ 31.5(▲17.6)
2.パームコンピューティング 15.5(-)
3.ソニー 13.7(-)
4.NEC 12.8(▲5.4)
5.カシオ計算機 11.2(▲0.1)

国内出荷台数(伸び率)132万4千台(53.0)

日経流通新聞より

 なるほど、ここにはHandspring社や日本IBMが上位5社にも入っていないんですね、という御指摘。しかし、この種のデータって場合は「携帯情報端末」って奴のコンセプトが曲者で、いろいろな会社がいろんな機会にこの種のデータを出すんだけど、そのたびに「携帯情報端末」のコンセプトが違うので、なんとも言えない。でも、Palm勢が少なくて、PocketPC勢が強い数字の時はたいてい、「キーボード付きのマシン」まで含まれていることが多い。場合によっては「電子辞書」まで!どっちなんだろうね?
 
 たとえば「iPAL1280 ややこしい。」で紹介した2000年度の日経のデータでは、明らかにキーボード付きの端末まで含めたデータなのに、メーカー別では「シャープ23%〜NEC18%〜ハンドスプリング15%〜パームコンピューティング13%」という順番になっている。ソニーはランクインさえしていない。
 
 また、BCN総研の「BCN AWARD2001」では、「携帯情報端末部門」での第一位に「シャープ」を選んでいるが、そのシェアはわずか19.8%だ。なお、BCN総研の場合、「パソコンショップ9社318店舗のPOSデータ(実売データ)」からの算出だ。
 
 と言うわけで、ほんと、データごとに微妙に、というか、かなり激しくデータが違ってくる。とっても難しいのだ。機長も完全にフォローできないので、詳しい人のフォローを待つ。

■Palm株価操作! 投稿者:ぱるぱる  投稿日: 7月13日(金)16時23分30秒

 …ZDNetの「米Palmと証券会社数社,株価操作の疑いで起訴」という記事が元ネタ。もしも、立件されれば、機長もその被害者だったりするのだが…。ただ、何となく感じているのは、もしも本当だったとしても、それはPalm社そのものよりも、旧親会社である3Com社の策謀だったのでは?と思っているからだが、こんな考えって、すべてをPalm社切り離しの際に少しでも儲けようと考えた3Com社のせいにする機長は、お人よし過ぎるだろうか?

 ま、どっちにしても、Palmのことはともかく株のことはよくわからん。そんな初心者が株なんかに手を出すもんじゃないということは、痛いほど痛感した、この1年の同社の株価だったことは確かだ。こーゆーのを授業料って言うのかもしれない。
 
【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

iPAL1388 まったく新しい日本語入力システム?
  Date: 2001-07-15 (Sun)

FreewarePalmで見つけた「Neopad Nihongo Input Romazi v0.9」というソフトには驚いた。なんと、日本以外の国で作られた日本語入力システムソフトなのだ。在韓国のソフトウェア会社NEOPAD社の作品。



 まず、素朴な疑問。日本には正式なPalmOS日本語版にデフォルトで日本語入力システムがついてるし、ATOK for Pocketだってある。言わんや、J-OSだってある。POBoxだってあれば、kanaeだってある。楽ひらだってある!それなのに、なぜこんな、まったく新しい日本語入力システムソフトが作られ、発表されたのか?…いちおー、注意しておくがこのソフトには日本語フォントが入っているわけじゃない。だから、このソフトを使うためには、少なくともPalmOS日本語版がインストールされていることが必須条件だ。ReadMeの必須条件にも「Palm日本語OS version 3.5以上」という文字が書いてある。
 
 では、なぜこんなソフトが今誕生したのか?下記の概念図を見ると話が早い。
 


 つまり、このソフトはPalmというよりは携帯電話などに代表されるの10〜12個のキー操作を前提とした、まったく新しい言語入力システムなのだ。上の図では、10個のキーに不思議な記号が割り当てられているが、これらは、文字の要素をシンプルな記号に置き換えたもので、これら記号の組合せで文字を入力する。同サイトの「デモ」ページを見て貰うと話がさらに早い。
 


 カタカナの「メ」を入力するローマ字入力は「ME」だが、このシステムでは「M」を単純化した「I」と「I」の連続記号で表現している。そして「E」は「C(ちょっと違うが…)」だ。この要領で、それぞれのアルファベットを単純化した記号の組みあわせによって、日本語を入力していく。冒頭に書いたソフトではローマ字入力版しかないが、すでに「カタカナ」入力版も出来ているらしく、前述の「デモ」ページには以下のような「カタカナ入力版」も用意されている。
 


 ここまで説明すれば、だいたいのことはわかってもらえたと思う。このソフトは、10〜12個のキーで入力する、まったく新しい入力システムの試用版的なニュアンスがあるらしい。さらに、このシステムの要である「文字を単純な記号に分解して入力する」というシステムは、ローマ字入力の際のアルファベットやカタカナ入力の際のカタカナだけでなく、全世界の文字にも対応できる可能性を持っている。同社では今後、「ラテン・アルパベット」(ママ)、「ロシア・キリ−ル文字」(ママ)、「アラビア系文字」、「ヘブライ文字」、「中国語漢字」、「日本語文字」、「韓国語ハングル」、「タイ語文字」、「印度系(ドバンガリ)文字」、「絵文字」、「貨幣記号」など、全世界の言語文字及び特殊記号に対応する予定らしい。どんな複雑な文字体系でも、10〜12個のキー操作で入力できるというシステムは、携帯電話はもちろん、今後登場するであろうデジタルテレビのリモコンなど、省スペースでの文字入力を要求される各種家電製品に応用できるであろう、というのがこのソフト「NEOPad」の目指す未来像だ。
 
 ま、Palmのように、日本語入力にすでに多くの便利な選択肢がある場合は、今すぐそれが必要!ということは少ないと思うが、日本語に限らず世界の言語に対応する新しい入力システムの萌芽を試してみるのも、ちょっと面白いものだ。
 




iPAL1389 Crs-MailViewがベータ公開
  Date: 2001-07-15 (Sun)

 やや、旧聞になるが、「iPAL1354 Crs-SCOOP!」でもプレビュー的に紹介した高橋大樹さんの新作ソフト「Crs-MailView」が正式にβ版公開された。

 下記のスクリーンキャプチャーは、ハイレゾ画面を1/4サイズに縮めているので文字は読みづらいが、本物のハイレゾ画面では、最小文字でサイズでも、くっきりすっきりと読める!
 
 ← 最小フォントで、サブジェクト表示(上段)とともに2分割表示してみたところ

 ← 大きめのフォントでまるごと開いてみたところ

 α版時代には存在しなかったが、引用文が自動的に着色されたりしてくれる。これは便利!また、「Del(個別削除)>」「DelAll(まとめて削除)」「UR(既読を未読に変更)などのボタンが加わった。「%」ボタンは前回同様、2分割画面の表示割合を3段階に変更するボタン、「F」ボタンも同じく、フォントサイズを2段階に変更するボタンだ。(フォントは等幅フォント)
 
 作者である高橋さんからのメールには、「一応、リーダとしては(細かい部分を除き)主要な部分はできたかと思います」という一文があった。いつか宣言していたメーラーとしての進化にも期待したいところだが…。なお、例によってこのソフトは、PEG-N700C専用だ。ジョグダイヤルなしには操作すら完全には出来ないほど。
 

iPAL1390 地球の森林はどんどん狭くなっているのに…
  Date: 2001-07-15 (Sun)

誰もが興味を持っている訳ではないだろうが、最近比較的おとなしかったドメイン名絡みの情報がいくつか登場した。

■多言語ドメイン名,年内を目標に標準化進む(ZDNet/エンタープライズ)

 …トップレベルドメインが細分化する中、果して他言語ドメインに意味はあるのだろうか?という疑問はある。ドメイン名を聞いた直後に、「で、それは日本語で?それとも、英語で?」なんて質問を追加するだけのような気もするからだ。
 
■ドメインの森で迷ったら? レジストラに救助を求めよう(ZDNet/エンタープライズ)

 …ますます混迷化するドメイン問題を、「ドメインの森で迷ったら?」と表現している。それはそれで詩的にはそこそこ美しいのだけれど…。
 
■ドメイン名紛争にご注意(ZDNet/エンタープライズ)

 …今年の夏から導入される「.biz」や「.info」というトップレベルドメインが生みだすであろう、さまざまな法的混乱には気をつけましょう、という記事。ある種、上記の「ドメインの森で〜」の記事に呼応している。
 
 ま、トラブルこそずっと起こり続けてはいるが、意外とシンプルだったこれまでのドメインの世界が、これからますます混迷化することだけは確実だ。それもこれも、インターネットという世界が、数世紀ぶりに発見された新世界だったせいなのだが、この新世界はこれからどんな合衆国に育つのだろう?たまにはベトナム戦争もする?
 
 そういえば、かつて下記の記事で触れたドメインは、いまだに何者かによって占拠されたままだ。
 
■PAL144便 Palm Air Lineの謎(パーム航空)

 そう、機長にとってとても重要な意味を持つドメインだ。このドメインが購入(1999年11月14日)されてから、今年の11月14日でちょうど2年が経つ。ある種、根気比べだ。また、その後、別のドメインもまた上記ドメインとは別の人間に買われてしまった。2000年2月1日のことだ。
 
■ミニ定期便485 狙われたPalm Air Line(iPAL-NEXT)

 さて、ドメイン名って、だいたい2年ぐらいで更新時期が来る。果して今年の年末から来年の初頭にかけて、両ドメインはどんな動きを見せるのか?…ちょっとドキドキ。

 ちなみに、「ipal.com」は「Integrated Personalization And Localization」という会社の所有、「ipal.net」と「ipal.org」は「Internet Power And Light」という会社の所有だ。いずれも、うちの「iPAL-NEXT」よりも歴史が古い。
 

iPAL1391 BBSヘッドライン01/07/16
  Date: 2001-07-16 (Mon)



■palm-j.com 投稿者:まゆりん  投稿日: 7月15日(日)13時35分19秒

 …すまない。ごっちゃになっていた。修正済み。

■Neopad式入力 投稿者:増井  投稿日: 7月15日(日)18時35分14秒

 …CSL Home増井さん、さすがに入力方式には詳しい!彼が紹介してくれたe-atute社(フランス系の会社かな?)の言語入力システム「Octave」は、「iPAL1388 まったく新しい日本語入力システム?」で紹介した「Neopad」にほんとに似てる!


 
 実は、入力の具体的システムが「Neopad」は携帯電話などの家電を目指したため10〜12個のキー操作、「Octave」の場合はもともとPalmなどハンドヘルドデバイスを目指したためスタイラスなどを8方向に滑らせる操作…と、それぞれ違うのだが、その重要なパーツとなる文字のシンボリック分解の手法はとてもよく似ている。4方向の馬蹄型シンボルはまったく同じ、縦と横の直線型シンボルも同じ、「○」シンボルも同じ、違いとしては「Neopad」が「・」シンボルや2方向のスラッシュ型シンボルを使っているのに対して、「Octave」では、Palmにおける「ショートカットのような記号」を使っている。それにしてもよく似ている入力システムだ。面白い!





■Neopad 投稿者:THEMIS  投稿日: 7月16日(月)01時02分39秒

 …なるほど、すべては「ロ−マ字で音を入力するにはあまりにも似たモノが多い」ハングル文字の入力が、これらの入力システムの起源では?…ということらしい。確かに、起源はともかく「Octave」「Neopad」では、ほとんどすべての言語入力が可能、という意味では面白い。
 
 てことは、トンパ文字なんかも入力可能なんだろうか?ちょっとややこしめの文字だが…。これも可能なら、近い将来、地球外生命体が来てもすぐに専用エディタが作れそうだ。でも、問題はフォントか…。

       ← 左のトンパ文字の意味はココで!
 
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iPAL1392 起訴って?
  Date: 2001-07-16 (Mon)

 「iPAL1387 BBSヘッドライン01/07/14」で触れたZDNetの記事「米Palmと証券会社数社,株価操作の疑いで起訴」に関して、Life with PalmPilotさんが、とても興味深い考察を行っている。

■2001-07-14 起訴という言葉(Life with PalmPilot)

■2001-07-15 「起訴」その後(Life with PalmPilot)

 簡単にまとめると、「これって、刑事訴訟じゃなくて民事じゃん。起訴ってどーゆーことだろう?」ってな感じだろうか?ただし、機長はそっち方面の知識が希薄なので、これ以上コメントしようがない。でも、報告だけしておく。Palm社、ちょっと可愛そうだから。


iPAL1393 BBSヘッドライン01/07/17
  Date: 2001-07-17 (Tue)



■さいぱむりんオフについて(長文ごめんなさい。) 投稿者:Nash@ぱむりん  投稿日: 7月16日(月)09時46分09秒

 …ども、最近はバタバタしてて、メールいただいてもなかなか紹介できなかったりするので、iPAL-BBSに直接書き込んで貰えると、とっても嬉しかったりする!さて、詳細&登録は直接ココへ!

■CLIEにCF型PHSが! 投稿者:参謀  投稿日: 7月16日(月)21時59分06秒

 …どんどん、いろんな機種が繋がっていくんだね〜!ところで、そんなこと気にしないでどんどん書いてくれるとありがたい。結構バタバタしてるので。>「ああ、機長がもうすぐ書くとわかっていながら!」

■Palm社の訴訟について 投稿者:猫みかん  投稿日: 7月17日(火)01時06分41秒

 …「iPAL1392 起訴って?」でも触れたZDNetの記事「米Palmと証券会社数社,株価操作の疑いで起訴」の更なるフォロー、大感謝&お久しぶり!>猫みかんさん
 
 なるほど。それが米国の集団訴訟なのね。ところで、「「集団訴訟」の判決だと賠償金の代わりに製品にクーポン券(もう一箱もらえる等)を封入する場合が多い」とのことだけど、だったら、それ(クーポン券)目当てで集団訴訟起こしてみるかな?それじゃ、ただのタカリか…。

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iPAL1394 全力疾走の気配り男。
  Date: 2001-07-17 (Tue)

マサトレによると、「溺死体」が新しいホームページを持ったらしい。…と書くと、小馬鹿にしてるようだけど、小馬鹿にされることを何よりも生きる糧とするお人なので、あえて小馬鹿にしてみた。でも、そんな彼の真実の姿は…大阪で確認しよう!実は凄い人だ。どう、凄いかはともかく!

■うりだい!(瓜生良治)

※関係ないけど、上の文章を書こうとして「溺死体」という単語を入力しようとしたら「溺死隊」と入力されてしまった。困ったIMだが、「溺死隊」…想像すると、かなり凄そう。


iPAL1395 Palmfanの本気!
  Date: 2001-07-17 (Tue)

■Palm完全攻略ガイド(毎日コミュニケーションズ)



 M.HiroseさんBrianさんMaruさんという、Palmfan軍団が心血を注いで作ったPalm用ムックが毎日コミュニケーションズから発売された。非常にバランスがいい。情報の取捨選択とまとめ方がシャープだ。ビギナーはもちろん、機長のような中途半端にわかったような気になっている人間も、「ううむ!」とうならされてしまう。とても完成度の高いムックに仕上がっている。必読だ!1280円。
 

iPAL1396 四本の矢
  Date: 2001-07-17 (Tue)

■ようこそ!Palm OSの世界へ(Impress Watch)

 パームコンピューティング社の担当の方から貰った紹介文によると、このイベントは「Palm OS 搭載の国内4大メーカーが一同に集まった国内初のWebイベント」だそうだ。その証拠に、参加企業には、ソニースタイルドットコム・ジャパン株式会社ソニーマーケティング株式会社日本アイ・ビー・エム株式会社ハンドスプリング株式会社パーム コンピューティング株式会社という、日本を代表するPalmOSプラットフォームな企業名がズラリと並んでいる。
 
 多少デザイン的にやぼったいところもあるが、中身はなかなか面白い。とくに機長が注目しているのは、「イベント限定!クロスワードパズル」の企画。それぞれの機種に絡んだ問題が並ぶクロスワードを解いて正解&抽選ならば、各社からなかなか面白いレアグッズが貰える!これはマジで楽しいぞ!

 ま、そんなことはともかく、こうして互換機メーカー4社が勢揃いする姿は、なかなか感動的ですらある。

    

iPAL1397 エンタープライズ戦線、異常あり?
  Date: 2001-07-17 (Tue)

●追加情報アリ

■東芝、PDA市場に参入 - PocketPC「GENIO e」を発売(PC WEB)

■日本オラクル、モバイル用DB利用環境の新製品「Oracle9i Lite」を発表(PC WEB)

 MYCOM PC WEBに並んだ上記2つの記事には、結構意味がある。上の記事は、このところ続いているMicrosoft系ハンドヘルドデバイスの日本参入作戦として、東芝「GENIO e」を発売したというニュースだ。
 


 すでにPockePCを見限ってWindowsCEベースのシンプルデバイスを発表したCasio社や、それを追随しそうな気配のNEC社に比べると、東芝のデバイスはPocketPCの伝統をまるごと受け継ぐような予価=7〜10万円という、思いっきりハイエンドマシンぶりを発揮している。つまり、ニッチすぎて、企業が購入するにしても二の足踏みそうな贅沢機種としてデビューした。ラップトップパソコンと比較されることも多いだろう。とは言え、なかなか各社が二の足を踏んで参入が止まっていたPocketPC/WindowsCE陣営にとっては、東芝という新たなるビッグネームの参入は、多少なりとも効果があるはずだ。少なくとも雑誌で特集記事を組む際のきっかけにはなるだろう。
 
 一方、下記の日本オラクル社がモバイル専用超小型データベース「Oracle9i Lite Release5.0」を7月30日から発売するというニュースは、「これまでの「Oracle Lite」製品は、(中略)Windowsノートパソコンと、WindowsCE機向けを中心としてきたが、同社では、Palm機の市場が拡大していることから、今回の新版から、Palmへの対応に踏み切った」という、PalmOS陣営よりのニュースと言える。ずいぶん前から提携関係を続けてきたオラクル社にしては、ずいぶん遅れたな〜とは思うが、とくに企業ユースを考えると、なかなかいいタイミングでの発表&発売と言える。
 
 そう!これからの季節、バラバラの足並みのまま日本企業に急襲をかけるPocketPC/WindowsCE陣営と、着実&地道に企業ユースを伸ばしながらコンシューマ市場を後押ししようとするPalmOS陣営の争いは、ますます激化しそうだ。そしてますます目が離せない!



【追加情報】

iPAL-BBSに、おなじみ!しげ/難波さんからの「GENIO-eはそんなに悪くないかも」という書き込みがあって、「バッサリ切って捨てるほど悪い機種では無さそう」など、Wireless Japan会場からの生々しいリポートが出ている。

 なお、機長としては同マシンのことはよく知らないので、その内容についてはとくにコメントしない。上の記事でも書いてあるように、問題があるとしたらそれは値段(あくまで予価だけど)だと思っている。この値段で、このハイエンドマシンを買ったり使いこなしたりする人達はたぶん、これからも新型機種が出るたびに一度は買ってみる人たちだろうと思う。そーゆー人達の数はそんなに多くない。つまり、一般化しないんじゃないかと思っている。「いろいろ出来るったって電子手帳でしょ?え、10万?」というのが、ごくごく普通の感覚だと思う。そーゆー意味では、最初のダッシュでそこそこ売れると思うが、そこから先にはなかなか来ないのでは?と思ってしまう。

 こーゆーマシンが飛ぶように売れる(つまり一般化する)ようなら、それこそ値段の安いPalmOSデバイスはもっと売れてくれるはずだ。そう、ハンドヘルドコンピューターを持つことが常識になるってことだから。それはそれで喜ばしいことなんだが…。


iPAL1398 子泣きジジイ?
  Date: 2001-07-18 (Wed)

■ワイヤレスジャパン2001に新CLIE用CF型PHS通信カードアダプタを展示(ZDNet/PalmOS)



う〜ん、デカイね。「このモックアップは最終形ではなく,製品化にあたって若干の変更が行われる」ということなので、それに期待したい。


iPAL1399 食いしん坊?
  Date: 2001-07-18 (Wed)

■最強?(With Palm Tonight...)



 USB経由で「CF」「メモリスティック」「スマートメディア」「MMC/SD」という4つのカードに対応したカードリーダーだそうだ。なんだろう?これを見た瞬間…「お腹壊すなよ」と声をかけたくなった。でも、ちょっと興味あり!

■Multi-Format Memory Card Reader(ACOMdATA.com)
 

iPAL1400 ゲリラ戦のために!
  Date: 2001-07-18 (Wed)

■ホワイトペーパーをDOC形式にてご用意しました。 (パームコンピューティング)

 「iPAL1363 市街戦のために。」でも紹介したように、パームコンピューティング社が発表した「エクスパンション戦略についてのホワイトペーパー」という書類束は、PalmOSデバイスの企業進出におけるゲリラ戦という面で、とても有効な武器弾薬であると機長は思うし、PalmobileのSHUさんが書いていたように、「できればパームコンピューティング自身が同じ文書をDoc形式なりテキスト形式で公開」されれば、より有効な戦略的武器になるはずだった。
 
 そしたらさっそく、その通りの作戦が実行されていた。ま、もともと準備されていたプランが実行に移されただけかもしれないが、そういう志はよし!絨毯爆撃と担当者からの落下傘降下を得意とするPocketPC陣営に比べて、PalmOS陣営がもっとも得意とするゲリラ戦の武器が供給されたことは、喜ばしいかぎりだ。
 
 さ、武器は揃った。次の作戦はもう決まっている。企業の担当者を口説くゲリラ戦を行うのは…。
 
 

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