ミニ定期便 Back Number
倉庫025
ま、今更こんなことを言うのもなんだが、まもなく、あと数ヶ月ほどで21世紀が来る。今でこそ、21世紀ったって、来年のことでしょ?今とそんな変わんないでしょ?という諦めなのか、自信なのか、よくわからない核心を持っている我々だが、今から30年ほど前、機長がまだ子供だった頃の21世紀はまだ、光り輝いていたし、19世紀や20世紀とは明らかに違う、特別な意味を持っていた。
うん?21世紀という未来の話なのに、なぜ昔話か?
これからのお話は、ある世代、具体的には機長と同じ世代の人間にしかわからない叙情性についての話だ。
正直に言おう。小学生時代の機長は「21世紀の未来」がどうなるのか?について、明らかなイメージを持っていた。…うん?そんなに機長は凄い想像力を持っていたのか?…もちろんそんな訳はなくて、ある一人の画家が描いたイラストのイメージを、機長はずっと「未来=21世紀の姿」だと信じ込んでいた。
■真鍋博
一九三二年愛媛県生れ。 現多摩美術大学卒。 教職、作家活動を経て、同大学院美術研究科修了。 第一回講談社さしえ賞受賞。 行動は多彩で、日本万国博、沖縄国際海洋博、科学博などに参画。 国際児童年では、事業推進会議委員をつとめた。 またバイコロジーを提唱したり、ユックリズム運動にも参加した。 未来をテーマにしたイラストや、文明批評的発言でも知られる。 星新一のショート・ショートのさしえ、アガサ・クリスティーのカバーのイラストを描いた。(この人物資料は、「日本SF作家クラブ」より借用させてもらった)
機長が小学生だった頃、図書館に行くと、SF本というのがたくさんあって、なぜだか、それらの本の表紙絵や挿し絵は、ほとんどすべてと言っていいほど彼、真鍋博が描いていた。(機長の単なる思い込みかもしれないが…)とくに、当時の機長が愛読していたショートショート小説の巨人・星新一の書籍のイラストと言えば、真鍋博さんしか考えられなかった。
代表作でもなんでもないが、さっきウェブで捜してみたら、こんな絵が見つかった。記憶からすると、ややポップすぎるきらいもあるが、だいたいこんな画風の絵を描いていた。そして、しばしばそのテーマは「未来」だった。(この絵は、この本の挿し絵らしい)
あ、たった今、そんなSF系小説の表紙絵ばかりを集めたサイト「SF美術館」を見つけた。ここには、真鍋さんを初め、多くの有名SF画家(?)達の描いたSF本の表紙が保存されている。
・空想科学小説・「創元推理文庫1」
・空想科学小説・大光社「ソビエトSF選集」
・空想科学小説・吉田コレクション「ハヤカワノヴェルズ」
…へ〜ぇ、ずいぶんイメージ違うけど、「時計じかけのオレンジ」も真鍋さんが描いてたんだ〜!
そうか、読んでた本によって、挿し絵はずいぶん違うんだな〜。それがたまたま機長の場合は、しばしば「真鍋博」が多かっただけらしい。
それでも、「真鍋博」である!
彼は機長に、たくさんの未来を見せてくれた。しかも、素敵な未来を。中には、「電子レンジ!」という、その数年後には本当に発明されちゃうような、陳腐なSF小説のイラストなんかもあったりした(おぼろげな記憶)が、とにかく彼は、ものすごく進んだ科学とそれと釣り合いをとるように醒めた表情の人間たちが生活する、なんとも不思議な魅力に満ちた平和な未来像を、当時の機長に見せてくれた。結局、まもなく来る21世紀は真鍋さんが想像したものとは、少し違った未来になりそうだけど、子供の頃、わくわくしながら読んだ「未来」こそが、その頃の機長に素敵な夢と希望を与えてくれたのは事実だ。それだけは忘れられない。
そんな真鍋さんが昨日、死んだ。
21世紀を目前にして、ちょっぴり感慨深い気持ちになった。
なお、「未来」をどこか醒めたイメージの「電気仕掛けの幸せの国」として描いたのは、結局、真鍋さんが最後だったような気もする。1970年代が進むにつれ、世の中は「公害」だの「資源の枯渇化」などが社会現象化して、「未来」を素直に祝福できない世相へと進んでいく。そういう流れの中、サイバーパンク的な潮流があふれ出してきて、我々の未来像はだんだんと汚れた方向へと流れていく。それがダメだ!とは言わない。それはそれで素直な我々の想いなのだけれど、1960年代末〜1970年初頭に見ることが出来た「電気仕掛けの幸せの国」としての平和な「未来」なんてのもあったな〜…と、真鍋さん死去の報を聞きながら思い出した。
さて、ウェブを検索していると、真鍋さんのこんな仕事も見つかった。
真鍋さん、お疲れ様でした。そして、ありがとう!
■ 「TVは不滅です」──ソニー出井会長が語る“放送と通信の融合”
…という記事を、とても面白く読んだ。とくに、ソニー社出井会長の「TVを”パッシブ”、ネットを”アクティブ”なメディアとして、それぞれの性格を区別。「社会の高齢化が進めばますますパッシブになっていく」と受動的ながら常に情報が流れるTVの役割はネットに劣らない」というアイデアは傾聴に値する。
非常に冷静な社会認識だと思う。IT革命の限界と本当の未来はこの言葉の向こうにしかないのでは?という鋭さを持っている。歴史は「ハードウェアが進んでも、なかなかソフトウェアが追いつかない」ことがあるように、「ハードウェアが進んでも、なかなかユーザーが追いつかない」こともある。おまけに高齢化社会という現実が問題を複雑化していて、ニュータイプが旧タイプを駆逐しながらも、少子化&高齢化社会という現実は旧タイプがニュータイプを駆逐していくだろう。…というような話だと、機長的には認識している。
さて、そんな出井さんの話を聞きながら、機長はこんなことを考えていた。
しばしば「電磁波的なるものが人間の生殖活動に大きな影響を与えているのでは?」という議論や伝聞が飛び交うことが多い。アバウトな機長の自己統計学的には、結構ホントっぽいかな、と思う。(具体的には、PC関係の濃い環境で普段生活している人たちは、子供生まれにくくなったり、特定の性別ばかりが生まれたりしている、ように思える)
そんな訳で、「高度情報化社会こそが人間の生殖能力を制限しているのかも?」という仮説が生まれる。電磁波とか、その辺のレベルだけじゃなく、ライフスタイルそのものの影響もあると思うが…。
その結果、少子化&高齢化社会はますます進んでいるように思える。つまり、技術の進歩こそが、高度な技術を享受できる人間の数を圧縮しているという矛盾が起こっていく、ような気がする。(社会的にどっちが勝者になるかはともかく、だ。)
う〜ん、なんだろうね、この矛盾?…機長のように科学性に乏しい人間だと、これさえも、もしかして「地球生態系」の一種なんだろうか?と思ってしまう。まさかね、と思いつつ…。
本日お昼ごろ、20万アクセスを記録した。
感謝!
すでにいくつかのウェブサイトで紹介されているのネタだが、下記のニュースを楽しく読んだ。
■展示会の目玉は「パームでお見合い」
もっとも安易な言い方をすれば、Palmは掌サイズの電子機器なんだから、電子機器の常道として「ゲス」な使い方を考えれば、それはこのマシン普及のための最大の一歩となるはずだ。
そう、古典的な定説としてVHSがβに買った理由はHビデオのオマケだったし、初期インターネットを支えたのは職場でこっそり海外の妙なサイトが見られることだった。やがてそれは、お見合いサイトや基本的なメール機能により性別を越え、最終的には完全モバイル環境を提供したiモードがその収穫を全部食べようとしている。極端な話、いわゆる「シモ」じゃなくてもいい。もっともアナログな衝動のために電子機器を有効活用できれば、その機器は確実に売れる。
そういう意味で、iモード大成功の鍵は株価チャートなんかよりも、安価なパケット料金で得られる感情や身体の充足感を得るためのコミュニケーションツールとしての性格だったと言える。そんなモバイル機器にとって最大の役得を得るためのソフトウェアやツールが、これまでのPalmには、極端に少なかったように思う。
もっとも、そんなものがなくても、もっと基本的な部分でPIMのデジタル&モバイル化という潮流の中でPalmには大きな存在理由があった訳で、そのためにアメリカを初めとする世界各国でPalmは大バケしてきたし、日本でも今、急激なパワーを持ちつつある。だが、すさまじいまでのシェアをすでに獲得したアメリカと、まだまだ日本語という2バイト文字の入力方法で、さらなる普及を目指すための試行錯誤を繰り返している日本では、新しい需要の掘り返しの手段として、もう一度あらためて「ゲス」なモチベーションを刺激するアイテムの存在はあってしかるべきだったと思う。
そんな中で登場したのが、冒頭の記事で紹介されている、現在サンフランシスコで開催中のイベント「WEB 2000」の会場で先着350名に貸し出されたという特製「Palm V」である。これには、Palm社名物のイベントガイドソフトとともに、出席者同士がいくつかのアンケート調査結果に基づいて選んだ最適なパートナーと出会えるというソフトウェアがついていたそうだ。
ま、手っ取り早く言えば、この記事のタイトルにもあるように「お見合い」ソフト、ということになる。この記事だけでは、このソフトウェアがどの程度のリアリティを持った選択基準を備えていたのかは不明だ。単なるジョークソフトの範囲を出ていなかったのかもしれない。それどころか、記事を読むかぎり、「お見合い」と呼ぶよりももっと乾いたモチベーションのための道具として考えられていたというお題目もすべてが嘘だとは言えない。つまり、記事中にもあるように「パームに関して本来意図されているのは、同じような職業上の関心を持つ人同士が展示会で出会えるようにすること」だという現実は、赤外線機能を持った掌サイズの情報ツールマシンにとっては事実だし、その延長線上に「お見合いツール」というモバイルマシンとして夢の機能の未来が見え隠れしているのもまた事実だ。
このプログラムはウェブ対応のPalm Vだったそうだが、もっと進んで、Palm VIIや来年には日本でも始まるだろうと言われている無線通信機能を持ったマシンなら、もっと広範囲な対応が可能だろう。かつて「ラブゲッティ」という玩具のような電子ナンパツールの一時的ヒットがあったが、あれのさらなる進化系を我々は享受することが出来るかもしれない。極端な話、自分で選んだソフトウェアやその設定によって、高尚な言い訳のついたデート相手捜しから、そんなまどろっこしいもののいらないデート相手捜しの道具…など、さまざまなオプションが増えるかもしれない。
ここまでならば、現状のiモードでも可能なため、Palmの独自性は発揮できない。でも、Palmには赤外線通信機能というさらなるアドバンテージがある。この辺と無線通信環境とを組みあわせれば、無敵の双方向コミュニケーションツールとしての役割が生まれる可能性がある。(極端な話、無線通信環境によるネット環境さえなくても、赤外線通信機能さえあれば、狭い地域での簡単なゲームや感動的な出会いの演出も可能だ)
Palmが極めて個人的なモバイル情報機器であるならば、こうした「ゲスなチャレンジ」が出来るソフトウェア的、あるいはハードウェア的冒険はもっともっとあってしかるべきだと思うが、どうだろう?
不思議なことがあるものだ。かつてパーム航空時代の定期便「PAL144 Palm Air Lineの謎」で、紹介したように、昨年末に、ずっと空きドメインのままだった「palmairline.com」が、とあるアメリカ人女性によってドメイン登録された。1999年11月14日のことだった。
で、あの人、いまだにURLは使ってないのかな〜?と、そのページを開いてみるといまだに空きURLのままだ。
ところがだ!
今度は、「palmairline.net」までもがドメイン登録されていたのだ!これにはさすがの機長も驚いた。今度はソウル在住の韓国人男性によって。しかもだ、登録されたのは2000年2月1日!この日付は、「パーム航空」が無期限休航を突然発表する一週間前のことだった。まだ世間の人間は機長が同サイトをいきなり休止することを知らなかったその日、しかも、休止発表までちょうど1週間という日付にだ。う〜ん、ますますミステリーは深まる。
もしかして、まもなく「Palm Air Line」という名前の航空会社でも本当に出来てしまうのか?でないと、こんな国際的な「Palm Air Line」流行の意味はわからない。謎が謎を呼ぶ、「palmariline」ドメインだ。主要なものでは、残るはあと「palmairline.org」のみ!
大阪Palm IIIからのスクープ!
なんとあの、Palmの殿堂モバイルプラザでおなじみ「イケショップ」が大阪に進出するらしい!これには驚いた。
そのための「急募!! 正社員・アルバイト」ページを見ると、「「マック&モバイルショップ」をオープン」という記述があるので、おそらくPalmもしっかり扱ってくれるのではないかと思う。
場所は大阪府茨木市にある「マイカル茨木 ビブレ」内らしい。開店は2001年1月1日。関西地区の人間にとってこれは大事件だ!Palm好きが講じてイケ大阪の店員になる人まで出ちゃったりして…。
ま、何はともあれ、大阪にもPalmの聖地が出来るということはオメデタイ!
PAG-J Official Home Page
[Palm Aho Group, Japan]
PAG-J [Palm Aho Group, Japan] とは,
パームコミュニティーにあって
アホなことが好きなメンバーが集まり,
パームコミュニティーを側面から盛り上げることを
目的としたユーザーグループです。
「ぱぐじゃい!わ〜れ〜」と読んでね(はあと)。
2000年11月4日 PAG-J結成!
(投稿者:ふふふ@ふふふPalm)
PAG-J(パーム・アホ・グループ・ジャパン・・通称:ぱぐじゃい!)
このたび、ナショスポ2000の発展形として、
新しいユーザーグループを発足することになりました。
パームコミュニティーにあって
アホなことが好きなメンバーが集まり,
パームコミュニティーを側面から盛り上げることを目的としたユーザーグループです。
PAG-Jではアホでちょっと危ない企画を続々と展開して行く予定です。
【PAG-J構成メンバー】
あほぱ〜@おもがなHP
Upupさん@Upup Palm Load!
Lica姐@大阪マグマパーム
組長@掌極道
つじさん@名誉アホグラマー
ぱたりろさん@PUGO
がんじさん@PUGO
槍杉アイコ16歳さん@秘書
ますださん@PALM/PILOT RACE
ゲルショカーさん@ゲルパーム
えっ?ジジイさん@ノキアンパーム(仮称)
Wドリブルさん@clie cafe
NAS芹沢さん@大阪PalmIII
百鬼丸さん@俺おま
ぱ〜太郎さん@あほ一徹
ドテさん@エコパー
ふふふ@ふふふPalm
[2000.11.03]
PAG-Jの存在が,PUG-Jの告知によって,ばれる(笑)。
前回の書き込みをご覧になっただろうか?
いきなり「iPAL-NEXT」がハッキングされた!
詳細については不明。情報収集中。
それにしても、いったい、どうやったんだろう?芸が細かすぎる!
↑なんだ、これ?
まさか、PAG-Jの結成の影響のためとは思えないが、最近再び小康状態を繰り返していたPalm株がいきなり急騰した!
50ドル代からいきなり66ドルと来たもんだ!
やっぱり、先日Palmfanに出ていた「SDスロット付きのカラー版Vxは前半に? 」(2000.11.3)というカールおじさんの発表のせいだろうか?それともやはり、アレのせいなのか?
↑あれ?!別の画像を貼ったつもりなのに…
今から1年ほど前、無期限休航を控えていた機長のサイト「パーム航空」宛に、素敵なプレゼントが届いた。それは、こんなプレゼントだった。
あれから1年、再び、「Yahoo! Internet Guide」「Yahoo! JAPAN」が共同で開催するホームページコンテスト、『Web of the Year 2000』の季節がやってきた。
さて、今年は?…と「コンピューター部門」の入賞サイトを見ると、残念ながらPalm専門サイトの入賞はなかったが、そのかわり、Palmを初めとするPDAや携帯電話を扱ったサイト「PDA JAPAN」が見事ノミネートを果たした!
おめでとう!
昨年同様、「窓の杜」「Vector」「新し物好きのダウンロード」「Macお宝鑑定団」「PC Watch」「INTERNET Watch」「MacWIRE Online」「BizTech」「ZDNet Japan」「ASCII24」などの超強豪サイトが並んでいるが、PDA部門の代表として、是非頑張ってもらいたい!是非、昨年の恨みを晴らして、上位入賞を!!
↑わっ、まただ!
「ミニ定期便489 Palm株急騰!」で触れた同社株価の急騰のりゆうは、コレだったらしい。でも、
■パームがハードウェア以外への事業拡大に意欲
2日にサンタクララの本社で株主総会があったのね。で、会場となったサンフランシスコ劇場で、株主たちを前に、パーム社CEOのカールおじさんが進軍ラッパを吹いたと。
「ただのハードウェア企業になりたいとは誰も思わない」
でも、記事を読むと、そのほとんどが、そんなに目新しいことは言ってないよね。この1年間のパーム事業計画の総まとめって感じすらする内容だけど、「中国への進出を続けるつもり」らしいってことと、「電子的な自動車の免許証、パスポート、財布の役目を果たすような製品の開発をめざしている」らしいこと、「米ヒューレット・パッカード(HP)のベリフォン(VeriFone)部門と協力して、ハンドヘルド・コンピューターを利用したワイヤレス決済サービスの開発に取り組んでいる」らしいことが、やや目新しいことか。
ちなみに、日本では、あの「日経新聞」第一面にも取り上げられた、こ〜んな凄いのがイリンクスさんの手ですでに開発されてるんだけど、コレとは違うものなのかな?
↑あ、いつの間に?
e-NEWS PRESS社が発行する「10秒で読めるニュース速報」">「10秒で読めるニュース速報」に、こんな記事が出てた。
「■2030年、小惑星状の物体が500分の1の確率で地球に激突する恐れがあると国際天文学連合が発表」
…だそうだ。「500分の1」ってどれぐらいなんだろうな?500分の2で人間の頭の位置ぐらいでギリギリすれ違って、500分の3で成層圏をかすめて、500分の6か9ぐらいで月と衝突するとか、その程度?…さっぱりよくわからん。
↑しつこいぐらいについてくる!
更新回数は少ないが、Palm界の良心とも呼ぶべきテーマの素晴らしいコメントを、毎回やや軽快なタッチで書き上げてくれる名作コラム「Focus of Internet」が更新している。新作「アプリケーション肥大化への警告」(2000.11.04)は、またまた必読だ!
↑どこまでもどこまでもついてくる!
スタイラスで光線銃をぶっぱなす!という新機軸の国産快感型シューティングゲーム、畑中さんの名作「Rays!」がついにカラー&グレースケールに対応した。しかも、かなり美しいグラフィックに仕上がっている。下記の画像を見て欲しい!
ただし、このゲームをプレーする際には注意事項が!絶対に液晶保護シートを貼ってからのプレーをお奨めする。理由?…機長はかつてこのゲームにハマりすぎて、当時の愛機WorkPad c3の液晶画面を完全にボロボロにしてしまったからだ!
とにかくこのゲーム、液晶保護シートを貼って、存分にプレーするのが一番だ!
↑いったいいつまで続くのか?
「PAL-NEWS」への書き込みによると、こんなサイトが登場したらしい。
■POTMART.com
これは「販売されている色々な商品を検証するサイト」だそうだ。
現在検証中なのは、
■Mac OS X betaの検証【ベータ版は買いか、待ちか?】
■Palm m100【19800円で使い物になる?】
■フレッツISDN【安いけど使い物になる?】
…以上3点。なかなか面白そうなテーマが揃っている。
まだまだ始まったばかりのようだ。
↑しつこいぞ。アホだけに…。
よい子はマネしちゃダメだぞ〜。
※あ、リンク欠けしてた。お知らせ感謝>chihiroさん、松下@m-plugさん、小板さん
…と、リンク欠けを修正したばかりだけれど、実は、最初にリンクした「○○副理事長が早朝に一人で推定70万年前の石器を埋めているという決定的ビデオ(毎日新聞が撮影して同副理事長に見せて自白を迫った証拠物件)の分解写真の解説記事」は、MAINICHI Interactiveから削除されたようだ。
その後に登場した写真はすべて「○○理事長の顔がちゃんと撮れていない画像」ばかりなので、どうやら「惻隠の情」が働いたか、その他の事情でサイト内から削除されたらしい。
同時に、この「iPA-NEXT」に載せていた写真も変更されてしまったので、もともとの「スコップ片手に推定70万年前の石器を埋めてる○○副理事長の写真」から、「○○副理事長が頭を下げてる謝罪会見の写真」に変更されてしまった。残念!
なお、同サイト内にある「MAINICHIフォトバンク」というページで「上高森遺跡」をキーワードに検索をかけてみると…
※今後の記事のさらなる変更に備えて、事件の概略だけ書いておく。その歴史的価値からすでに高校の教科書(東京書籍、実教出版など)にも記載され、大学入試(98年度東北学院大学など)にまで出たほどの、日本古代史上の大発見だった「上高森遺跡から見つかった推定60〜80万年前の石器」は、発見者である「東北旧石器文化研究所の○○副理事」が自ら埋めたものだったことを、毎日新聞記者が同副理事が石器を埋めた決定的瞬間のビデオを手に追求して自白させた、というニュース。
いつまであるかは保証できないが…
■特報・上高森遺跡:藤村調査団長が旧石器発掘ねつ造
■特報・上高森遺跡:「大変なことをした」 藤村氏ねつ造認める
■特報・上高森遺跡:教科書に「日本最古」と記述 書き換え
※いつの間にか写真が別の記事のものに替わっちゃってたのネ。…というわけで写真は削除しました。う〜ん、「496号の発掘記事の写真が、なにやら『3日、ペルーの大統領府前で、フジモリ大統領とモンテシノス氏への抗議を叫び警官ともみ合う女性』なる写真に変わってしまっています。(笑) 毎日は、同じアドレスで記事を差し替えているんですね。ん〜、絶対位置で参照できないようにしているのか?などと意図的なものを感じつつ」(by chihiroさん)…確かに。お知らせ感謝!
現場でぱ〜むにリンクされていたZDNetJapanの記事。
■11月2日のアキバ (携帯情報端末) :旧モデルと侮るなかれ! WorkPad 30Jで充実した「周辺機器」ライフを!!
要するに、今やPalmマシンは百花繚乱の賑わいだが、多くの周辺機器との接続、値段(秋葉原相場で20,000〜25,000円)を考えると、意外と「WorkPad 30J」は、悪くない選択だよ、という記事だ。
中でも面白い視点は、「WorkPad 30Jには,さまざまな色の交換ボディが市販されている。その数はVisorの5色よりも多いほど」という意見。確かにその通りだ。ケースなんかも他のマシンより充実してるしね。
そして、最近話題の、久々に売り上げ上位のPalmの牙城を崩した他OSマシン「シグマリオン」が売れまくっているようだ。どうやら、キーボードマシンなら「シグマリオン」、ペン入力ならPalmという流れが出来てきてるようだ。(もちろんPalmにも素晴らしい追加キーボードが多数あるので、キーボードをいつ、どうやって使うか?がポイントとなる。機長の場合、キーボードは大好きだが、Palmは基本的にPDAだと割り切っているので、立ちながら、歩きながら入力が出来るペン入力がメインでないと、話が始まらない。こういうのは人それぞれ、使い方それぞれだ)
「iPAL-NEXT」でもたびたび触れているように、「ZDNet USA」系の記事には、PalmOSマシンに対する明らかな敵意や悪意を感じる瞬間がたびたびあるのだが、日本の「ZDNet Japan」配信の記事は、きわめて安定した評価を下してくれているように思う。
■Palm OSで本格的な文字入力ができる!:『ATOK Pocket for Palm OS手書き入力対応版』レビュー
この記事によると、とうとう製品版の「ATOK Pocket」では、CLIE搭載バージョンでは無理だった「後変換」が可能になるらしい。
後変換とは、いったん入力確定した平仮名を、選択することによりあらためて漢字変換できる能力のことで、とにかく高速入力が必要とされるPDAという部門にあって、とても重要な機能のひとつだけに、今回の後変換機能の追加は嬉しいかぎりだ。
ただし、CLIE搭載版と同様、Palm名物のインクリメンタルリサーチ(だっけ?)、つまり、Addressなどで検索時に、文字を1文字づつ、入力したそばから検索してくれる機能はまだなくて、これまで通り、すべての文字を入力し、確定してからのみ検索が可能になる。普通といえば普通のことだが、Palmのそれに慣れている人間としては、ちょっぴりストレスを感じる。
なお、この製品版「ATOK Pocket」には、予想していた、「(通常の)手書き入力」以外に、「ひらがな手書き入力」という平仮名のみで入力して、その場で漢字変換する機能がついているらしい。とにかく高速入力が必要なPDAの特製を考えると、こっちの方が意外と便利かもしれない。既成の手書き入力エンジン(ザウルス等に搭載されているもの)を見ても、「(通常の)手書き入力」の場合、画数の多い漢字や、画数の少なすぎる文字などで入力ミスが多発する。その点、このソフトの仕上がり次第とも言えるが、「ひらがな手書き入力」の平仮名認識率さえ高ければ、こちらの方が高速入力が出来る可能性がある。
また、インターフェース上の問題だと思うが、「ひらがな手書き入力」には2個の入力窓があるのに対して、「(通常の)手書き入力」には1個の入力窓しかない。2個目の入力窓への入力を、1個目の入力窓への変換終了の合図と考えるシステムになってくれていると思うので、そうなると、1個方式よりも、2個方式の方が格段に高速入力が可能なはずだ。まだ、実際に使用した訳じゃないのでなんとも言えないが…
他にも辞書のシステムなど注目点の多い製品版「ATOK Pocket」だが、やっぱり最大の関心事は、今後、PalmOSおよび互換機メーカー各社が、この優れた日本語入力システムのために、どうやってメモリ領域を確保してくれるのか?という、この一点が非常に気になる。
「ミニ定期便484 Palmのゲスな冒険」で紹介した「■展示会の目玉は「パームでお見合い」」という記事の結果が出たようだ。お知らせいただいたのはchihiro@北海道さん。
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■「パームでお見合い」失敗に終わる Elisa Batista
こんな企画があったなんて。
何事も失敗と成功の積み重ねとはいえ、失敗の話はあまり表に出ませんから、このニュースはちょっとおもしろかったりして。(笑)
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…この記事を読むかぎり、最大の失敗はネット接続のかったるさと、初期スタンバイの基本的な失敗などだったようだ。(タイプは違うが、先日のPC EXPOの「HotSyncステーション」なんかはうまくいっていたのにな〜。ネット接続は諦めてすべてHotSyncスタイルによる情報交換にしても良かったのかもしれない。HotSyncステーションについて、詳しくは「ミニ定期便426 Palmの時代」を参照のこと!)
そもそも「パームでお見合い」に本質的な需要はあったのか?という疑問については、アメリカと日本ではずいぶんと環境の違いもあったし、なんとか第2第3のチャレンジがなされることを、機長としては希望したい。かく言う機長も妻帯者だったりするので、複雑な気持ちではあるが…。
というわけで、この「iPAL-NEXTミニ定期便」(←実はこれが、正式タイトルだったらしい)も、通算で500号を迎えた。「パーム航空」の無期限休航から半年ほどたって、気まぐれで始めたこの「ミニ定期便」がここまで続いたのも、応援してくれる読者の皆さんのおかげだ。
とにかく、超ビギナーのことまで意識しながら書いていた「パーム航空時代の定期便」に比べると、この「ミニ定期便」は本当に気楽に書いている。
パームに関する話題に限らず、気になったことを気になったままに書くというスタイルはやっぱり楽だ。「パーム航空時代の定期便」をあのまま書き続けるのは無理だったが、今の感じの御気楽更新ならまだまだ続けられるかも。(そんなことが出来るのも、今では多くの素敵なサイトがPalmコミュニティにあるので、そんなに必死になって情報を追っかけなくてもいい!というのがある。そういう意味では、こういう御気楽更新を続けさせてくれているPalmコミュニティにも感謝だ!)
なお、500号を記念して、これまで「001 タイトル」とか「ミニ定期便01 タイトル」とかって表記してきたこの「ミニ定期便」のタイトル表記を、「ミニ定期便001 タイトル」に変更してみた。今後は(忘れないかぎり)この表記で続けてみようと思う。
本当に毎日毎日、飽きずに読みに来てくれる読者の皆さん、大感謝だ!