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-時刻表31-
(99/10/1-10/31)



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■注意■上から時系列で並んでいる。

1999年10月1日(金曜日)

【臨時放送】

臨界だぞ、臨界!
大変なことになった!そう、茨城県
東海村大事故だ。「臨界」事故なんか起こるはずがないから、その対策をこれっぽっちもしていなかったウランの加工施設で「臨界」事故が起きた。現実にだ!

この日本で、今も無計画な核分裂が起きているかもしれないという。「かもしれない」というのも、誰も近寄れないからだ。同核施設は今、そんな状態にあるらしい。日本のテレビじゃNHKが連続でニュースを流しているだけだが、たった今、
The New York Times on the Webを見たら、写真つきの一面トップ記事だ!こういう時、海外のプレスの方が真摯だったりするので、ちょっと心配。(10月1日午前3時現在)

 ※最新状況については各自、自分でちゃんと確認して欲しい。

「制限値の約7倍」ってどういうことだよ?!「うっかり」とはとても思えない。

起こっちゃいけないことが起こっているらしい。・・・
やるせない

とくに、東海村の地元、
Joe-Palmの皆さん、くれぐれも気をつけて下さい!まもなくに迫ってきたオフ会(10/3)までに、いろいろなことが好転することをひたすら祈ります!

【追伸001】

午前2時58分から、ようやく問題タンクの冷却水抜き作業が始まったようだ。頼むから、止めて!

【追伸002】

避難地域が事故現場の半径350mから500mに拡大。被曝者数が24名に増えたらしい。

【追伸003】

このページに、「*10/17(日)13:15発は定員になりましたので、受付を締め切 らせて頂きまし た。」という記述があるが、おそらく当日の定員割れは必至だろう。このバスに乗りたくても乗れなかった皆さん、ご安心を!・・・つーか、走るわけないよな。

【追伸004】

追伸002で最初「被
者」と書いていたが、「被者」の間違いだったことを、つむりんさんに教えてもらった。サンキュウだ!「被者」と「被者」、似ているけど、全然違う。またひとつお勉強になった!
「被
者」=爆弾を浴びた人
「被
者」=放射線(or放射能)に曝された人

【追伸005】

屋内退避要請が解除されたらしい。(10月1日15時頃)
ただし、これですべてが終わった!めでたしめでたし!という訳ではない。実は、すべてはここから始まる。それが放射能!とにかく、できる限りの対応をして貰いたい。ごまかしとかなしで。

【追伸006】

その後、「被
者」の意味について、訂正をもらった。
「被
者」=放射線に曝された人
・・・だそうだ。
 

1999年10月2日(土曜日)

【機内放送】

真相は人災だった!
昨日、10月1日にパーム航空のTopPageが姿を消した。この原因について、さまざまな説が飛び交ったようである。原子力委員会からの圧力説、機長のサーバ自殺説・・・など。果たしてその真相は、なんと下らないことに・・・機長のFTPトラブルという人災だった。故障時間と更新時間が同時で、しかも、更新ページを急いでアップしようとした時に、妙なダイアログが出ていたのを、思い出した。いろいろ心配をかけて申し訳ない。人災は怖い。

こっちも真相は人災だった!
機長待望のPalm V&Workpad c3用のSH-Keys
(しなの富士通)がようやくリ我が家に届いた。さっそくCom-JIM2とのコンビで使おうとしたらキーが反応しない!ぎええ!何か変更点が????!・・・その真相はまたしても機長の人災だった。最近、NM207を常用するようになって、ポートを「Ir」設定にしたままだったのが原因だった。これを急いでIrSwitchで「Cradle」設定に直したら、すぐに使えた。なんのこたーない!ハード的には先代(for WorkPad)よりも本体との接続具合がいい。きつくなく緩くなく、ほどよい具合だ。ただし、ここ半年弱もSH-Keysから離れていたので、一時はかなりの腕前だったはずのタッチタイピングの腕が急激に悪化していた。急いで再練習を開始したのは言うまでもない。

最後は人の和!
あまりにもタイミングが微妙だった茨城常磐線を基盤とする
Joe-Palmの第2回オフ会(in 牛久シャトー)だが、なんとか開催されるようで何より!良かった〜!
 


1999年10月4日(月曜日)

【機内放送】

Tap Step Music発売の謎!その2
しゃぁみんさんの新作Palmware
「Tap Step Music」に関して、機長宛に届いた差出人不明の一通のメール「TSMは1010」については前に報告した。同じ差出人と思われる人物からまたまた謎のメールが届いた。「結局、TSMは1015」と書いてある。前回に続いて、再び謎は深まった。TSMとは「Tap Step Music」の略だと思う。それにしても「1010」に続く「1015」とはいったい何だろう?そして、いったい何があったのか?!謎が謎を呼ぶ、謎のメール。(謎が多すぎ!)それより何より、誰だよ、おんなじようなイタズラを2度もする奴は?!

あ、
Muchy's Palmware Review!を見ると、「Tap Step Music」の発売日が10月15日に決まったそうだ!これが真相なんだろうか?

Joe-Palm第2回オフ会、無事終了!
例の事故のこともあって、機長が勝手に心配していた同第2回オフ会だが、どうやら無事終了したらしい。出席者によると、バーベキュー&地ワインなどで大いに盛り上がったそうだ。おめでとう!
 


1999年10月5日(火曜日)

【機内放送】

MacPac 2.5が突如リリース!
こういう、いわゆる普通のPalmニュースは書かないつもりだったが、本当に久しぶりにたまたま開いた
PALMSTATIONで発見してしまったので書く。まったく突然で、昨年秋の衝撃的なMacPac2.1のβ版リリース以来、およそ1年ぶりのアップデート版。専用ダウンロードページはココ。ところで、このMacPac 2.5の日本語版パッチはやっぱり、あの人が作ってくれるのかな〜。(数日うちには何らかのリアクションがあると思われる。ま、勝手な予測だが・・・)あと、もう一点、これってVisorには対応してるのか?詳しいことは、その他のサイトで見て。

追加:

【変更点】
■HotSyncィ Integration
■User Management
■USB Support
■Palm Desktop Alarm Settings
■Electronic Registration
■New Handheld Files
■New QuickTour Files・・・だそうだ。・・・あとは任せた!

追加その2:

しまった、すでに
アイツが既報だった!

追加その3:

さっそく、
あの人が動きそうだ、という情報が・・・。(未確認)
 


1999年10月6日(水曜日)

【機内放送】

もうすぐ1234567!
1230000アクセスと1231234アクセスのスクリーンショットをありがとう、soutenさん。そして、まもなく1234567が来る!ちょっと楽しみ。もっとも、普通のOSからのブラウジングでないと消えちゃうんだけどね。
 


1999年10月8日(金曜日)

【機内放送】

ついに1234567達成!
とうとう、
1,234,567アクセスを達成した。今回のスクリーンショットゲッターは、濱橋@PalmNaviさん

Migさんもスクランブル発進!
先日、スクランブル発進した
MacPac 2.5を日本語対応させるために、あのMigさんがさっそく動き出した。まだβ版なので、インストールはあくまで自分の責任で!その証拠に、このパッチを使った際の作者への報告の名称は「人柱報告」!とにかく、危険と背中合わのチャレンジだ!初心者は死んでも手を出すな!

MacPac 2.5を焦って導入しようとたら・・・
そんな失敗談がIcchyさん
「MacPad」に出てた。初心者はとくに要注意!

SCOOP!
Palm系の人気サイトろばさん
「ろばみみ」は最初、実はMac系のサイトだったらしい。どこかで転向したらしい。

久しぶりにコラム
時間もないのに書いちゃった。やっぱり機長はアホだ!

訂正:
このリストの
m-plugの「10月定例会」の開催日は10月26日ではなく、10月22日だった。謹んで訂正しておく。同サイトにはそのままPalmにインストールできる会場の地図がついている。こういうのってとっても便利!

臨時ニュース:
トップページの扉絵からろばが逃げた。あれ?

追加:
諸事情により、P@lm Columを削除。あまり適切ではないと判断したらしい。
 

1999年10月10日(日曜日)

【機内放送】

跳躍板(スプリングボード)の意味
Visor専門サイト
「AD-Visor」に、Handspring社社長Jeff Hawkinsさんのインタビューが。これまでも何度か語られてきたことだが、Jeffが語るSpringBoardの意味に改めて感動した。冷静さを失うと見逃しやすい「5%」や「50%」の真実。さすが、Jeffさんはいつも冷製だ。もとい、冷静だ。(パスタじゃないんだから)

Migさん、王手?!
「MacPac 2 日本語キット R6 ベータ2」がリリースされた。これで問題がなければ、そろそろ正式版の登場らしい。それにしても、こういう大事な作業を素人プログラマMigさん、失礼!)にさせて、3Comのアジア担当者はどんな気分なんだろう?「ラッキー!」とか思ってるんだろうか?

コラムの削除について
前回書いたMLに関するコラム(10/8)は削除しました。依然として、その詳細までは知りませんが、どうやら、そんなに大した事態ではなかったようですね。そういうニュアンスだけは理解できたので、いきなりですが削除しました。あのコラムで気分を悪くした方がもしもいらっしゃったら、謹んでお詫び申し上げます。
 

1999年10月11日(月曜日)

【機内放送】

Jeff speaks
先日
VisorCentralで掲載された元・Palmの父、現・Visorの父であるJeff Hawkinsさんへのインタビューの全文翻訳が「Pal Mac」さんのところに出ている。機長のように英語が不自由な人間にはとても助かる!

Palmintosh御用達!
3Com社
「MacPac 2.5」Migさん「MacPac 2 日本語キット R6 beta2」については、yashimacさん「WorP@holic」「WorkPad今さら人に言えない人に聞けない〜第70歩 MacPac 2.5で日本語だっ!!」と、Icchyさん「MacPad」「MacPac 2.5 インプレ No.1」「MacPac 2.5 インプレ No.2」が詳しい。画像も豊富で、初心者にも優しい後者のリポートはMigさんの「Pilotroom」でも推奨している。学生PalmユーザのIcchyさん、大活躍!
 

1999年10月14日(木曜日)

【機内放送】

Drag&DropがついにWPJ対応!
機長はすべてを試した訳ではないが、これまでPalmOS日本語版でちゃんと使えるDrag&Drop系のソフトは国内外を問わず存在しなかった。だが、とうとう福本さんのソフト
「Drag&Drop」がPalmOS日本語版に完全対応した!これまで我慢していたWPJユーザも一度試してみるべし!

Muchyさんの孵化
最近、国内Palm/WPJ界最大のソフトウェアサイトMuchyさん
「Muchy's Palmware Review!」が最近大人しいな、と思ったら、どうやら契約していたサーバの容量(100MB)を越えてしまい、新しいサーバへの一部移行作業でてんてこ舞いらしい。引越、頑張ってね。国内Palm/WPJユーザがみんなで応援してるから!

林さん、飛ばしてるな〜!
機長の師匠格にあたるサイト、林さん
「Palm Pilotのページ」がスクープLINKを続々飛ばしてる。

新互換機登場!
こんなサイトがついに登場した!(@According to Pal Mac
 

1999年10月15日(金曜日)

【機内放送】

TSMついに発売!
本日から秋葉原の
IKESHOPモバイルプラザ店で、発売前から話題沸騰の音ゲーPalmware「Tap Step Music」が発売されるらしい。一説には、昨10月14日から発売されていたとの情報もある!機長はなんとしても買うぞ!その理由は・・・また今度。
ところで、以下は、IKESHOP関係者殿への私信。
「特典を競う秀作」なんて書いちゃうと、賞品が貰えるみたい。たぶん誤字だと思うけど・・・。私信ならメールで送れっての。
 

1999年10月16日(土曜日)

【機内放送】

機長の誤解!
はじめさん、感謝です。10月14日の時刻表で機長が書いた「これまでPalmOS日本語版でちゃんと使えるDrag&Drop系のソフトは国内外を問わず存在しなかった」という文章の間違いについて、
Hajime's Palm!で素敵な解説をしてくれてる。※正直に言うと、上の間違いは「伝聞」でした。確認しなかった機長が悪い。

muchy.comとmuchy.org
最近サーバの容量オーバー問題で更新が止まっていたmuchy.comことMuchyさん
Muchy's Palmware Review!に大量に追加レビューが久々に追加された。ほんとに久しぶりだし、大量だ。ん?・・・と思ったら、「BBS」の部分のURLが・・・!なるほど、こうやってサーバスペースの余裕を作っているらしい。それにしても、個人でcomorgを両方持ってる人って!

Visor第一次出荷?
アメリカ在住の平野さんからの情報が
PAL-NEWSに出てる。

ラデツキー行進曲
どうしても越えられない!
TSM後半の関所?
 

1999年10月18日(月曜日)

【機内放送】

UGとPUXPOが雑誌に!
雑誌「MACLIFE」11月号
(BNN)のコラム「今日から始まるPalm Days」吉沢正敏さん!は、<ユーザグループ特集>
機長はあらかじめ、掲載許可などについて作者の吉沢さんから連絡は貰っていたのだが、まさか、こんなに大々的に我らがPalm/WPJのUGそしてPUXPOが取り上げられるとは思ってもみなかった。小タイトルだけ見ても「ユーザグループとは?」に始まって、「UGのことなら『パーム航空』へ」
(吉沢さん感謝!)「UG『彩パーム』の場合」「ユーザコミュニティの集大成『PUXPO』」「Palm/WorkPad片手に会いに行こう」・・・と、さすが、Palm/WPJ初期からこのコミュニティを知る作者ならではの愛情溢れる内容!PUXPOの写真も何枚か掲載されている!(あ、機長の顔が!)とにかく読むべし!・・・そして、機長に気を使ってくれたSHIGE@浦和さんにも感謝!そんなこと書いても、スタイラス一本あげないよ。

訂正の訂正
10月16日の更新で、機長が書いた「これまでPalmOS日本語版でちゃんと使えるDrag&Drop系のソフトは国内外を問わず存在しなかった」という文章は間違いだった、と書いたのは、実は間違いだったようだ。
ん?・・・要するに「これまでPalmOS日本語版でちゃんと使えるDrag&Drop系のソフトは国内外を問わず存在しなかった」というのは事実だったらしい。この情報を機長にくれたわかまっちゃん@m-plugさんからの報告で、はじめさんも確認したらしい。訂正情報が
Hajime's Palm!に出ている。詳しくはそちらを見て!で、そんな状況に初めて風穴を開けたのが福本さんがリリースした「Drag&Drop 3.0」だったということだ。・・・と、いろいろ書いたけど、機長は実はなんにも実験はしていない。「Drag&Drop 3.0」を使ってみただけだ。これは問題なく使えることを確認している。すべての実験はわかまっちゃん@m-plugさんによる。あとははじめさんの確認実験。

TSMのクリア
機長はまだ「ラデツキー行進曲」で止まっているのだが、早くも18日の未明に、
「Tap Step Music」を全曲クリアしたユーザが続々登場したようだ。く、く、悔しい。

お久しぶり!
4ヶ月ぶり(@According to 大阪Palm III
 

1999年10月19日(火曜日)

【機内放送】

日本語ユーザには関係ないけれど・・・
昨夜、突如として3Com本社から 
「Palm OS Software 3.3 Upgrade」が公開された。ただし、WorkPadなどの日本語版ユーザはまったく使えないらしい。また、英語版の場合でも日本語という厄介な言語を使ってるユーザの場合は、慌てないで、互換性がちゃんと確認されてから使ったほうがいいかもよ。なお、注意事項が「ろばみみ・Palmware Flash」「Muchy's Palmware Review!」に出てる。
(@According to Brian@あほあ団さん

機長のTSM情報
話題のゲーム
「Tap Step Music」で、機長はようやく「小○ー○」という曲(曲名はあえて一部伏せ字にしました!)まで進んだが、ここで足踏み状態。難しすぎる。だけど楽しい〜!なんだ、このゲームは〜?!耳の中で「小○ー○」が流れまくってるぞ、作者、責任とってくれ〜!
 

1999年10月20日(水曜日)

【機内放送】

新互換機
噂のPalmOS互換機
「TRGpro」が発表されたようだ。Handspring社の「Visor」に続いてのこのマシンの登場は、まさに互換機時代がやってきたという感じだ。詳しくは「Palmfan」「ろばみみ」を参照。
(@According to Brian Hemesathさん

新OSの詳細
出たばかりのOSアップデータ
「Palm OS Software 3.3 Upgrade」については、はじめさんの「Hajime's Palm!」に非常に詳しいリポートが出てる。
 

1999年10月21日(木曜日)

【機内放送】

祝!舞耶フォント
tetsuさん
P.meesenger(仮)に、「恵梨沙フォント差分ファイル(舞耶フォント)」というフォントが公開されている。丸文字系の愛らしいフォントだ。WPJユーザの機長にはあまり関係がないが、このフォントのリリースだけにはおめでとう!と言いたい。なぜか?・・・それは秘密。

機長のTSM情報
話題のゲーム
「Tap Step Music」は、相変わらず「小○ー○」という曲(曲名はあえて一部伏せ字にしました!)で止まってる。かなりの難関だ。ところで、この「小○ー○」という曲名について、もしかして「小堺一機」ですか?という質問があったのでお答えしておく。全然違〜う!略して「ぜんちが〜!」。
プロブレムさん、面白すぎたので黙って転載してしまった。すまぬ!)

パーム航空の復活か?
最近「(パーム航空の)更新が頻繁になってきましたが、これは復活の前兆ですか?」という問合せが最近多い。これに関しては、社内最重要機密につき「ノーコメント!」とさせていただく。


P@lm Column

「Palm新時代へ---鬼が笑い、○○が笑われる---」

ニュース関係の紹介は各種サイトに譲るとして、
PalmSource(開発者会議)でのコメント&論評が世界中のメディアで紹介されている。凄いな〜。気がついたらWindowsやMacOSの次に有名なOSになってるような気さえする。今では当たり前のことだけど、よくぞここまで来たよな〜と、ちょっぴり感動。

でもって、昨年の今ごろはちょうどJeff HawkinsとDonna Dubinskyが飛びだした
Palm Computing社はどうなる?!なんて騒いでたのに、今じゃ、そんなPalm Computing社が3Com社を飛びだすらしい、なんて時代になってる。おまけに、JeffとDonnaの作った会社Handspring社と、TRG社が、コンシューマ向け互換機をリリースし、それに対応するように、Palm Computing社は企業向けターゲットの開拓に必死だ。昨年の今頃ならまだ現実感のなかったそんな企業戦略も、ここまでWindowsCEベースのPalm-size PCが失敗こいてくれると、かなり生々しい夢になってきた。

企業向け戦略をアピールする
Ethernet Cradleの登場は、ある種、今後のPalm Computing社の未来予想図の一端を見せてれる。このEthernet CradleはPalm IIIタイプにしか対応していない。そう、最新機種のPalm Vは使えないのだ。これは、最新機種と言いながらも、同社がPalm Vをあくまでコンシューマ向けのスポーツカー的付加価値マシンと捉えている証拠でもある。いくらPalm Vマシンが軽くて薄くてスタイリッシュでも、企業向けには拡張性の大きいPalm IIIタイプがフラッグシップマシンとして殴り込みをかけるんだろう。また、更なる最新機種とも呼べなくもなかった無線機器内蔵マシンのPalm VIIの筐体がPalm IIIをベースにしていることも、その証左となるかもしれない。数年後、このPalm VIIシリーズが本流となる時に、Palm IIIシリーズとの合体がいち早く出来るための二人三脚的判断とも取れるのだがどうだろう?

一方、ちょっと寂しい予想として、Palm Vシリーズの未来は、Palm IIIシリーズの未来ほどには約束されていないかもしれない、と機長は睨んでいる。少なくともアメリカ市場において70%という高シェアを獲得している以上、Palm Computing社は、今後ひたすら企業ユースの開拓に努めてシェア荒れ地の開拓を続けるしかなく、そうなると、もっぱらその主力マシンであるPalm IIIの先鋭化に持てるすべての力を注ぎ込むだろう。Palm Vの開発はあくまで余技として、IIIの後塵を拝するのではないか?

でも、悲観ばかりする必要はない。そんなコンシューマ向けの分野には、新興の互換機メーカーが対処してくれるはずだ。そのためにPalm Computing社は互換機の登場を赦したはずだ。確かに、すでにリリースされたHandspring社の互換機Visorは、Palm Vほど美しくはない。だが、Handspring社の人間がどこかの記事で語っていたが、同社は「デザインよりもリリースの時期を速めること」を選んだに過ぎない。

やがて、同社の生産&販売体制が整ったら、ちょうどPalm Computing社が手を抜き始めているだろうPalm V的な美しいマシンを、改めてリリースするのではないか?と機長は信じている。その際には、もとからコンシューマ向け市場の更なる開拓を使命とする同社は、Palm Computing社がとった「Palm IIIタイプとPalm Vタイプの共存」と言った曖昧なバージョンアップではなく、全機種同時に美しいデザインの筐体に衣装替えさせるだろうと思う。しかもそれは一種類じゃないかもしれない。どんな素材になっているかは不明だが、きっとカラーバリエーションがあったり、時にはケース一体型なんてこともあるかもしれない。

ところで、TRGは会社のカラーからして、あんまりデザイン性を期待出来ないところだが、それでもサードパーティとの協力関係で何らかのデザイン的展開は見せてくれるのでは?とちょっぴり期待している。

そんなHandspring社とTRG社だけが、2000年になっても、コンシューマ向け互換機のリリース元だと言う保証すらもない。2000年になって、
Apple社が互換機「iPalm」を、オランダのPHILIPS社が互換機「NeoNinoPad」を、日本のSONY社が「Palm Station」を出したとしても、機長はそんなに驚かない。あ、そう言えば、21世紀初頭にはNokia社がPalmOS互換携帯電話を出すらしい。これに続いてNTT社が同様の「Palm30X」を出すのも時間の問題だろう。(ところで、Apple社とフィリップス社、SONY社、NTT社の話は機長の勝手な想像なので、信じないように!)

最後に不確定要素として、Palm VIIが今後どんな未来を見つめているのか?という問題は残る。とくに、日本国内において!機長は某所で「限りなくPalm VIIに似たマシン」を見たことが、なかなか便利なマシンだ。でも、今後もし、PHS内蔵のWorkPad日本語版が登場したら、少なくとも日本においてPalm VII来日の要求はあまりないだろう。VisorやTRGproの方が先に対応するかもしれない。そうなると、PalmVIIは永遠に日本にやってこないのか?・・・その可能性はある。Nokiaの互換携帯電話の投入時期にもよるが、場合によってはPalmVIIは北米のみの展開で終わって、ヨーロッパではNokia社の携帯電話が、日本ではPHS内蔵WorkPadがその役割を果たすことになるかもしれない。世界レベルでの携帯電話の方式の統一でもない限り、この可能性は高い。

とか、なんとか、ここ数週間のニュースを見ながら勝手に考えた未来を想像してみたい。果たして、来年の今ごろ、我々はどんな形の選択肢を与えられているだろう?

Palm Computing社には、主力マシンとして「Palm III-21」とカラー液晶の「Palm-III-21c」が存在し、2000年のPalmSourceではPalm IIIシリーズの次世代マシン「Palm IV」が発表されている。他に、カラー液晶&カラー筐体を持つ「Palm V3c」も夏頃から出回っており、「Palm VIIx」のヨーロッパでの試験が始まるのもこの頃だ。

Handspring社では、2000年春からリリースされたグラスファイバー素材のオシャレなマシン「Visor2000」が好セールスを記録し、TRG社の「TRGpro II」も着実なセールスを続けている。またApple社など数社から新しい互換機もリリースされている。新たな参入や、WindowsCEからの転向組も多い。

ところで、日本では、日本IBM社から、Palm IIIタイプの「WorkPad 21日本語版」(モノクロとカラー液晶の2タイプある)がリリースされており、さらにこの機種にはPHSカード内蔵型のオプションもある。なお、Palm Vタイプの「WorkPad c6日本語版」(カラー液晶のみ)のリリースはこの頃ちょうど発表されたばかりだ。Palm Computing社からの並行輸入品や「TRGpro II」には「J-OS 2000」をインストールすることで日本語化が可能だ。また、夏頃から正式発売を始めた「ヴァイザー日本語版」には「JOV(J-OS for VIsor)」がプリインストールされている。

「Palmfan」「Muchy's Palmware Review!」がほぼ同時に1000万アクセスを記録するのもこの頃だし、通信機能で最新のヒットナンバーをダウンロードしながら遊べる「Tap Step Music Internet」が登場し、QuickTime7を使ったストリーミングに対応した「PalmScape 5.0」がリリースされ、人気Palmware作家グループのCD-ROM「すちゃらか3」がT-ZONEのCD-ROM販売ランキングで連続1位を獲得するのもこの頃だ。あ、そういえば、9月に開かれて入場者数1500人を記録した「PUXPO 2000」の会場で「ろばみみ」のろばさんが突如婚約を発表して失笑を買った。しかも、今まで見たこともないようなオシャレなスーツ姿で。

・・・なんか、いつの間にか時制の狂った、無茶苦茶な内容になってしまった。
全部嘘だからね。信用しないように!

じゃ。
 


1999年10月22日(金曜日)

【機内放送】

定期便PAL137便
「がんばれ!WindowsCE」をアップロード。
定期便PAL138便
「ろばでもわかるTSM」をアップロード。

上の定期便PAL137便は実は、ずいぶん前に書いたままアップロードするのを忘れていたものだ。下の定期便PAL138便は、最近ちょっとづつ書きためた
「Tap Step Music 」のためのTips集だ!
 



1999年10月23日(土曜日)

【機内放送】

■J-Mate、発進!
金井さん
のご好意でパーム航空
「手荷物カウンタ」からダウンロードできるソフト「Abroad!」の最新版であるバージョン4.4のパッケージの中に、見慣れないソフトがあることに皆さんは気づいているだろうか?その名も「J-Mate 1.0」!・・・ん?そんなソフトあったっけ?という皆さんの疑問は正解だ。実はこのソフト「J-Mate」は今回が初登場だ。では、どんなソフトなのか?
一言で言えば「J-InfoとAbroad!の差分プログラム」だ。・・・どういうこと?機長自身もこの説明ぐらいでは何がなんだかわからない。もうちょっとわかりやすく説明すると、郵便料金や日数計算など、J-InfoにあってAboad!にない機能だけを使いたい人たちのための「J-Infoミニ」とでも言うべきか、具体的にはJ-Infoよりも50KBほど小さくなって、わずか22KBにまで小さくなっている。この結果、J-InfoとAbroad!の両方を使いたい人のためには、無駄なダブリがないので、メモリも無駄がなくなる!という訳だ。※改正された祝日法に基づき、近々改訂版の予定も。

■山田さん、仕事が速い!
PalmOS 3.3用のJ-OSローカライザーがすべて準備されたようだ。
あ、でも、相変わらず
PalmOS 3.3 Updater自体はWPJにはインストールしないように。哀しい結果が待っているらしいぞ。

■PalmOS 3.3 Updaterのことなら!
Hajime's Palm!が、しばらくの間、同Updaterについての情報を続々とリポートしてくれるらしい。

■機長はやっぱりJeffが好き!
Palmfanにリンクが出てたPalmSource99でのHandSpring社のJeff Hawkins社長のキーノートスピーチに関する詳報を興味深く読んだ。「手のひらサイズの木片」の話は、かつてパーム航空でも触れたことがあったが、ここまで徹底的にこだわっていることに改めて感動した。そうなんだ!技術は時として使用目的を忘れる!それをいつまでも忘れないJeffが好き。

■Handspring社のサポートは?
・・・と褒めたばかりの
Handspring社のVisorだが、海の向こうアメリカでは出荷が滞って大変なことになっているらしい。それに関して、VisorCentralの掲示板にジョークがいくつか出ていたよ、という記事がAD-Visorに出ていたが、このジョークの主と同じようにVisorを予約したもののなかなか届かない機長の友人のPalmNinja(西海岸在住)が、Handspring社のサポートに電話をして「予約したのにまだ届かないんだけど、マジでどうなってんの?!」と抗議したところ、「今出ました〜!」と言われたそうだ。ま、あんまり信じないように。
 

1999年10月25日(月曜日)

【機内放送】

■manaeが久々のバージョンアップ!
燃えるテクノマン・岩間さん
「manae」が1.10にバージョンアップ!話題のThumbTypeに対応してるわ、「非SKKモード」という名前は難しいけど、実は、変換記号を送らなくても、デフォルトで変換に対応してくれるモードがついた!これは便利!まさにPalmOS日本語版のデフォルトIMと同じことがこの最新版を使えば英語版Palmでも可能になる!なお、WPJにインストールする場合も、J-OS辞書さえ同時にインストールしておけばちゃんと使えるらしいというのも嬉しい。

■Dewarさんに会いたい!
PAL-NEWSに、黒板さんという方から、PalmSource99で、「Datebk3」の作者Dewarさんに会って、お話をしてきたよ、という記事が!羨ましい限りだ。
なんだって、12月にメジャーアップデートが?!

■機長のTSM情報
「Tap Step Music 」「小○ー○」(小堺一機じゃないヨ)という曲の「かんたん」モードで初めて「PERFECT」を記録した!でもまだ「ふつう」モードの「NICE」には遠い・・・。頑張れ、俺!
 

1999年10月26日(火曜日)

【機内放送】

■・・・できるんだろうか?

勝手に画像使ってごめんネ。

■SHIGEさん、早く元気になってネ!
宮崎@彩パームさん
からの緊急発表によると、
彩パーム代表のSHIGEさんが急病のために入院することになったそうだ。そのため、彩パームUGのホームページの更新が一ヶ月ほど止まることになるそうだ。代理更新の計画も準備中らしいが、まだ準備の段階であり、しばらく更新が止まることだけをまずは発表したいということで機長宛に連絡を貰った。ページの更新はしばらく止まってもいいから、早く元気になって下さい、SHIGEさん!・・・なんて書いても、病院のベッドじゃ読めないか〜。(なお、12月にはSHIGEさんの全快を祝うようにオフ会も準備中だそうだ)

■CPUG静岡支部の掲示板新たに!
これまで機長が混乱してごっちゃにしていたのだが、
「掲示板*しずおかぱ〜む情報*」とは別に「CPUG静岡支部の掲示板」が誕生した!
パッと見た感じは似ているのだが、要するに、静岡県のユーザがオフ会で集まったりするための私的掲示板と、CPUG静岡支部の公式掲示板の2つに別れた、ということらしい。今後は機長も気をつけることにする!(どちらも管理者は同じ)
なお、オフ会の方も、無事終わったらしい。

■Palmでナンパが世界的に!
Palmfanでリンクされていた「パーム開発者会議は商業主義が席巻」という記事には面白いニュースが2つほど出ていた。ひとつはPalmSource99の会場で「人口過密国日本のある会社が、バンドエイドほどの大きさのパームパイロット用ミニチュアキーボードを発表」して好評だった話と、もうひとつは「Palmが初めて放つテレビCM」の話。そのCMの内容を見ると・・・!

 

1999年10月29日(金曜日)

【機内放送】

■PalmSource Tokyo Summit

パームでソースでトウキョウでサミットなのだ!なんのこっちゃ?と思ったら
リンクへGO

■曇天文庫とは?
曇天文庫なるページを見つけた。Palmで読めるDOC書類のようだ。でも、タイトルを見ただけでも女性は読まない方が・・・って書こうと思ったら、ライターは女性らしい。う〜む、難しいぞ。
ま、それはともかく、「電子機器はいつも夜開く」。なんのこっちゃ?
 

1999年10月31日(日曜日)

【機内放送】

■Web of the Year 1999ノミネート!!

驚くべきことが起きた!「パーム航空」がとんでもない場所に登場したのだ。
「Yahoo! JAPAN & Yahoo! Internet Guide 合同企画 あなたが決める! 1999年のベスト・ホームページ Web of the Year 1999」のコンピュータ部門にノミネートされちゃったのだ!しかもだ、驚くなかれ、パーム航空以外のノミネートサイトを見ると・・・「BizTech」「ZDNet JAPAN」「impress Group Infomation」「Vector」「WELCOME TO ASCII」「CNET JAPAN」「HotWired JAPAN」「WEBゼミナール」「ネットサーフレスキュー[Web裏技]」「ICQ Factory」「PC-Gaz!」「情報・通信事典 e-Words」「窓の杜」「デジフォトプラザ」「日本のLINUX情報」「MACお宝探偵団」「新しもの好きのダウンロ〜ド」「\パソコン価格情報\」「Art & Technology for Networking」という超一流サイトばかりだ。こんなところに間違い探しのように「パーム航空」が混じっている。詳細のページを見ると「最下位ドン尻ノミネート」のようだが、とにかくビックリだ。
なんたって、うちは個人のサイトだし、おまけに休止中だ。そんなサイトがこんなところに選ばれてもいいのか?あらかじめ相談があったら辞退していたかもしれないが、いったんノミネートされた以上、Palm/WPJ系サイトとして、個人サイトとしての意地もあるので、
お暇な方はお友達もお誘い合わせの上で投票してね。どうせ巨大サイトばかりなので、1位を狙うというより、最下位だけは逃れたい!という思いが強い。これはちょっとばかりマジで。賞品だって豪華だぞ!「FinePix1200」「メモリースティックウォークマン」「コミュニケーションパル」・・・など。それにしても、このコンテストの期間は10月29日〜11月18日。昨日、「ろばみみ」のろばさんから居酒屋で教えてもらわなければ、このまま何にも知らずに投票期間を終わっていたかもしれない・・・。
 


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