PAL137便
がんばれ!Windows CE










惻隠の情





このところPalm陣営が元気だ。

一番の原因は、もともとPalmをこの世に生みだした
生みの親とも言うべきJeff HawkinsとDonna Dubinskyの二人が
作った会社・Handspring社
Palmさえも脅かす互換機「Visor」をリリース!

それに負けじとPalm Computing社
親会社3Com社からの独立の噂や
廉価スケルトンマシンの「Palm IIIeSE」
最上位機種のメモリ増設版「Palm Vx」
さらには試験期間を終えたネットワーク内蔵型「Palm VII」
米国での本格的リリースなど、
大いに盛り上がっており、
日本国内の日本IBM社のWorkPadを含めて
今、Palm OSマシンは
この世の春を謳歌している。

一方で、
Palmにとっては本来、最大のライバルであり、
少なくとも日本の本屋さんや電気屋さんに行くと、
Palmなんかよりもたくさんの記事や現物が溢れていて、
まるで、Palmよりも全然売れまくっているように
思われるWindows CE搭載のPalm-sizeマシンの方は、
どうにも元気がない!

これじゃあ、いかん!

ライバルが元気がないのはPalmにとっても
張りがない!
あんまりPalmばっかり売れて独占禁止法に
引っ掛かっても困るので、
「Windows CE搭載のPalm-sizeマシン」
応援する特集だ。

Microsoft社
その得意のパクリ戦略と詰め込み主義を追及して作った
「Windows CE搭載のPalm-sizeマシン」の魅力を
このページで存分に味わって欲しい。

ここには、
日本のパソコン雑誌やモバイル雑誌には
間違っても書かれることのない
ある種の視点から見た
本当の「Windows CE搭載のPalm-sizeマシン」の姿がある。

やっかいなことに、
これらの記事の方が、
国内のパソコン雑誌やモバイル雑誌で知る
「Windows CE搭載のPalm-sizeマシン」の姿よりも
リアルに見えるのはなぜだろう?

がんばれ、Microsoft社!
もっと記事を買いまくれ!



「WinCEはいつ,なぜ,
どうやってBill Gates氏を救うか」

1999年6月10日(ZDNet)

CE陣営のボス・Bill Gatesさんは
何年も前からハンドヘルドデバイス分野の興隆を
予測していたという。
だが、現実は・・・。
がんばれ、CE搭載マシン!

「CE搭載カラーハンドヘルド機が
はやくも値下げ 」

1999年8月4日(CNET JAPAN)

CE搭載機はPalmよりもやや値段が高かった。
だから、値段さえ下げればCE搭載機は売れるはず!
がんばれ、CE搭載マシン!

「コンパックから最小の
Windows CEハンドヘルド」

1999年9月17日(CNET JAPAN)

MS陣営の優秀企業が次々とCE搭載機をリリースするのに
小売り市場のベスト4はPalmマシンが独占。
値段さえ下げれば売れるはずだったのに・・・。
そして、またまた値下げでPalmに逆襲だ!
がんばれ、CE搭載マシン!

「Windows CE市場の救世主?」
1999年9月20日(ZDNet)

上の記事と同じく、
コンパック製マシン「Aero 1530」リリースについての
話なのだが、記事の章タイトルときたら
「WinCEに暗雲」など、縁起でもない文字が並ぶ。
なんてこった?!
「Windows CEの本命は
パームサイズコンピューティングではない」
といういきなりな言葉にもかなりユーザは戸惑うだろう。
がんばれ、CE搭載マシン!

「フィリップスが
Windows CEから撤退 」

1999年10月6日(CNET JAPAN)
(@According to リョウさん

CE搭載マシンの中でもかなり初期に登場した
「Nino」の製造元・フィリップス社が
ついに同ラインからの撤退を発表した。
これはCE搭載マシンが悪いのではなく、
きっと「Nino」に問題があったのだ。
きっと・・・、そうに決まってるさ!
がんばれ、CE搭載マシン!

じゃ。


1999年10月22日

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