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倉庫062

iPAL1221 Palm社を救える人、求む!
  Date: 2001-05-19 (Sat)

■PDAメーカーのCEOとして辣腕を振るうシミュレーションゲーム(CNET)

 「iPAL1219 踏んばれ、Palm!」でも書いたように、まさにPalm社の経営陣が七転八倒でもがいているという、ものすごいタイミングでデビューしたのがこのゲームだ。その名も「PDA Sim」!…そう、PDAメーカーのCEOとなって、4年間の製品交替期を乗りきるゲームだ。まさに、Palm経営陣に業を煮やしているPalm愛好家にはストレス解消のタネとなるべきゲームとなるはずだ。


 
 
 ゲームはきわめてシンプルに出来ているが、さまざまな要素が絡んでいるらしく、簡単には高収益をあげることは出来ない。
 
 ゲームを始めると、最初に表示される画面はコレだ。
 


 ここに表示されている3機種が、これからの4年間に扱うことになる機種のすべてだ。「Handheld X5」「Handheld X6」「Handheld X7」という3機種があって、それぞれPalm社における「Palm III」「Palm V」「Palm m100」をモデルにしているらしい。この3機種をいかに売りさばいて高収益をあげるのか?がこのゲームのすべてだ。

  
 
 このゲーム中に注意すべきデータ(グラフや数値)がいくつかある。収入、利益、収入総額、機種別収入などの「Financials」と売上、価格、パフォーマンス、機種別市場データなどの「Market Info」だ。



 こうしたデータと、下記のようなアドバイザーからの分析(View of Summary)を参考にしながら、プレイヤーはゲームを進める。ここでは、機種別および総額の前年度利益が表示されて、さらに、誰だかよくわからないアドバイザーから「去年、X5型は成長期に入りました。X6型の価格はライバル製品とほぼ同じです」などとアドバイスを受ける。

   誰?

 このゲームにおいてプレイヤーが操作することができる要素(Make Decision)は「価格設定」(Product Price)と「研究予算の割振」(Allocate your R&D budget)と「製品ラインの打ちきり」(Discontinue a Product)の3つだ。なお、「Review how your decisions affect results」ボタンを押すと、設定した値に基づく予想データを見ることも出きる。
 


 これらの値を入力するか、そのまま放置しておいて、「Submit Decisions」ボタンを押すと、それから1年間の営業活動が始まる。画面的には下図のような感じになる。
 


 でもって、これまでの操作を4年分続けると、結果が出る。
 


 機長の場合は、「シミュレーションは終了です。おめでとう!4シーズンがすべて終了しました。累計総利益に基づく最終的な収益は1,026,674,850ドルになりました。これを基にしたあなたの順位は648人中282位です」という結果になった。かなり凡庸な成績だ。これではPalm社を救済することは出来ない。あ、そうだ!今度Palm社のボードメンバーにも、一人ひとり挑戦してもらいたいゲームではある。
 
 なお、ゲーム終了後にはそのスコアを登録することができる。5月19日深夜現在の最高得点はColin Percivalさんの$2,260,256,217だ。これは機長の倍以上だ!一方、最低得点はJimbodanさんの-$3,718,970,212だ。面白いのは、これらのプレイヤーの戦略(Strategy)も表示されていることだ。これは大いにプレーの参考にもなる!
 
 「いったいカール君の場合、何点ぐらい取れるんでしょうか?」


iPAL1222 BBSヘッドライン01/05/19
  Date: 2001-05-19 (Sat)



機長からの緊急のお知らせです。

iPAL-BBSに寄せられた下記の書き込みを、勝手ながら削除させてもらいました。本来ならば、掲示板管理者としては投稿者に直接その理由をお伝えするところですが、たまたま投稿者である「猫みかんさん」のメールアドレスが未記入だったため、このような形でお伝えさせていただくことになりました。

■「被曝治療」について・・ 投稿者:猫みかん  投稿日: 5月19日(土)21時49分15秒

■訂正・・ 投稿者:猫みかん  投稿日: 5月19日(土)21時52分02秒

【削除理由】…この投稿は、「iPAL1216 Palmとドキュメンタリー」に絡んで、同ドキュメント番組をすでに見られた上での「猫みかんさん」の感想およびご意見でした。決してトゲトゲしい内容の投稿ではなく、とても穏やかな書き込みでしたが、そこに「ある種の問題定義的な表現」があったため、これから放送される再放送を偏見なしに見てもらいたいために、これ以上の議論が始まることを避けたいと思い、削除させてもらいました。(※なお、猫みかんさんの書き込みが連番になっているのは、文章の訂正が追加されたためです)

【その後について】…では、再放送(5月22日深夜)が行われたら、すべての議論が解禁にされるのか?…残念ながらしません!理由は簡単です。iPAL-BBSは議論を行うための場所ではないからです。機長は公開の場所で議論をしたり、それを調停するための時間的&精神的余裕がないからです。どうしても!という方は機長宛に直接メールを下さい。できる範囲は限られているとは思いますが、それなりにお答えさせていただこうと思っています。また、そうした声が多くの方から寄せられた場合には、それなりにiPAL-NEXT等で紹介させていただくことはあるとは思いますが、そこから議論をしたいとも思っていません。ココにも書いてありますが、iPAL-NEXTは私にとって「あくまで気晴らし」以上のものではないからです。ただし、今回、「猫みかんさん」がご指摘された内容については、「iPAL1216 Palmとドキュメンタリー」において、機長が本当は言いたかったけどあえて視聴前に言いたくなかったことにもモロ絡んでいますので、再放送終了後にタイミングを見て、私なりの意見は是非、ここiPAL-NEXTにおいて書かせてもらおうと思っています。ただし、それに対するお返事は「猫みかんさん」もその他の方も、ここiPAL-BBSではなく、機長宛に直接メールでいただきたく思います。

【猫みかんさんへ】…と、ここまでくどくどと書くと、「猫みかんさん」が暴言でも書いたようにとられがちですが、そんなことはありません。きわめて穏やかな口調で、当然予想されるべきご意見を書いていただいたものだと思っています。ですが、そんな文章中の「ひとつの表現」からおそらくは「議論」が始まってしまうだろうという予感がしたもので、このような措置を取らせてもらいました。なにとぞご理解下さい。

【オマケ】…普段は、iPAL-BBSで投稿を削除する時は「広末の生写真」とか「高級ブランドタイプの携帯ストラップを販売します」などの、下ネタかバッタモンの売り込み記事がほとんどで、そういうのを事務的に削除するのと今回のように、悪気のない投稿を削除するのでは、気分がまったく違いました。ホント、つらいです。自分に精神的体力的な余力があれば、掲示板やiPAL-NEXTで議論にも応じたいのですが、さすがにそこまでは出来ません。残念ですが…。その体力があるなら、その前にパーム航空を再開していることでしょう。たぶん!

iPAL1223 しろクリ on TV
  Date: 2001-05-20 (Sun)

 クリクラ!にも出ていたが、今、テレビCFにPEG-N700C(しろクリ)が登場している。
 
■ファーストドリップキャンペーン(ポッカ)

■最新!TV CM 情報<5月度放映中のTVCM(予定)>(ポッカ)

 なるほど、自社CFじゃなくても商品を露出する方法はあるんだね?…と、その営業努力に感動!

 

※iPAL-NEXTが73万アクセス達成!毎度感謝!

iPAL1224 Nスペ再放送も終わったので…
  Date: 2001-05-23 (Wed)

 さて、「iPAL1222 BBSヘッドライン01/05/19」でお約束した通り、再放送の放送終了を待っていたNHKスペシャル「被曝治療 83日間の記録 〜東海村臨界事故〜」「iPAL1216 Palmとドキュメンタリー」参照)についての機長の感想を書く。別に、その中身は大したことではないのだが、出来れば再放送を偏見なしに見てもらいたいという、ただそれだけの理由で書き込みを今日まで遅らせて貰った。それだけだ。
 
 機長があの番組の姿勢としてとても感動したのは、いくらでもショッキングに書けただろうし、また、いくらでも説教っぽく描けただろうテーマを、事故現場で被曝したJCO職員の大内さんを治療した「医療チーム」だけに絞って描いていたことだった。
 
 実際、これと同じテーマで番組を作るにしても、描くべきことはたくさんあったはずだ。事件の背景、社会的影響、司法的な解釈、会社と個人、患者の家族…。が、正味50分ほどの番組でそれらすべてを描いていたとしても、性急すぎて何も心に残らなかっただろう。その点、この番組は「医療チーム(東京大学救急部集中医療室)が体験した83日間」だけにしっかりとターゲットを絞っており、それ以外の要素を描くことを残酷なまでに放棄している。そのおかげで機長はこの番組から、これまで見たことのない視点から見た「原子力」というものについて考えさせられ、心を動かされた。逆に言えば、「描かないこと」によって、その「描かれなかったこと」の意味が、より一層大きくクローズアップされたように思う。
 
 勉強不足もあるだろうが、放射能被害の恐ろしさと言っても、機長が普段認識しているのはかなり漠然としたイメージだ。かつて映画や小説や記念館で見た断片的なイメージの寄せ集めでしかない。ところが今回の番組を見ながら、医療チームを通して見た「信じられない量の放射能を浴びた患者の姿」は、あまりにも衝撃的なものだった。決して、番組内にショッキングな映像が続くわけではない。患者の状態のビジュアル面については、おそらくは最小限と思われる量(入院時の比較的元気そうな動画1つと、入院中の数枚の写真)しか番組内には登場しない。それよりも恐ろしかったのは、放射能被曝を受けた患者の体内で起こっていた、尋常ではない出来事の数々だった。
 
 番組の中では放射能被曝に関するキーワードとして「人間の設計図を失った人体」という言葉を使っていた。つまり、放射能によって傷ついた染色体がどのような結果を生みだすのか?という視点で、このドキュメントは大内さんの体内で次々と起こった、恐るべき出来事について冷静に、そして静かに解説してくれた。
 
 傷ついた染色体が引き起こす狂気の行動、あまりにも大量の放射線を浴びたために自らも放射性物質となった体細胞が起こす、さらなる狂気…。逆に、通常の染色体というものが、いかに人間の体を正常に運行させてくれているのか?を、まったくの文系人間である機長にも痛切に実感出来るほど、放射線を浴びた染色体は、次々と狂気の行動をその体内で繰り広げる。そんな現実を前にした医師たち、そして看護婦たちが次第に無力感に打ちひしがれていく姿を、このドキュメントは淡々と描いている。
 
 彼らのコメントも機長の心に響いた。そこには「勇気」「同情」「哀しみ」と言った、普段の医療ドキュメントで聞くコメント以上に、痛々しい言葉が並んでいた。医師たち、看護婦たちは、あまりにも猛威を振るう放射能被害のアナーキーさを前にして、自分たちの行動の無力さについて日に日に絶望していく。あまりに無力すぎる自分たちの行動に、その意味を問うことさえ恐ろしくなる、という彼ら彼女たちの言葉が、あまりにも生々しかった。

 さきほども書いたように、放射能被曝に関する機長の知識などたかが知れている。そんな機長にとって、放射能がどのようにして人間の体を破壊していくのか?という科学的な解説と、非科学的な現実はとてもインパクトのあるものだった。理屈を越えて、彼らの言葉が機長の胸に突き刺さってきた。
 
 でも、そのおかげで、この番組から機長は「科学によって生みだされたパワーが科学を超える瞬間の不気味さ」という、「原子力」の持つ、もうひとつの顔を感覚的に実感することが出来た。機長はそのことにとても感謝している。
 


 あ、そうそう、再放送も済んだことだし、先日「iPAL1222 BBSヘッドライン01/05/19」でも書いた、iPAL-BBSで機長が削除させてもらった猫みかんさんの書き込みについても簡単に紹介させてもらう。

 猫みかんさんは実際に放射線関係のお仕事をなさっており、今回の大内さんの治療に関する詳細なレポートも番組以前にちゃんと読まれていたという方です。そんな猫みかんさんは、この番組の価値をちゃんと認めた上で、もう少し別アングルの視点(事故責任の問題に絡むもの)が含まれていても良かったのでは?というご意見をいただいた。

 実際に、放射能関連の現場におられる方の意見だけにとても貴重なご意見だと思ったが、それをきっかけにiPAL-BBS上で、議論が起こるのを避けて、あえて削除させてもらった。猫みかんさんは実際にはもう少し具体的な提案もなされているのだが、それを書くと、ここから「議論」が始まりそうで、それが嫌なのでアバウトな表現に留めさせてもらう。猫みかんさんの名誉のためにも書いておくが、とても真っ当なご意見だった。

 たとえば被曝体験のあるご家族を持っている方、またその方面についての知識や経験をお持ちの方からすれば、機長の感想など、甘っちょろくて無意味なものかもしれない。ただ、そんな甘っちょろい機長でも、しはらくは忘れることができない衝撃を与えてくれて、何ごとかを考えるきっかけになってくれたこの番組は、それだけでも十分な意味があったように思う。

 
 (という訳で、この番組についてのご意見は、たぶん簡単な議論では終わらないだろうと思われるので、iPAL-BBSにおける書き込みを、今後も禁止します。何かあったら機長まで直メールで。番組そのものについては是非、NHKスペシャルまで!)

※文中で、大内さんの元所属会社をJOCと書いていたが、もちろんこれはJCOの間違いだ。謹んでお詫びをし、訂正させてもらった。

iPAL1225 BBSヘッドライン01/05/23
  Date: 2001-05-23 (Wed)



 はじめに!
 
 ここんとこ更新が止まっていたので、「iPAL1222 BBSヘッドライン01/05/19」で紹介したiPAL-BBS絡みの問題で、機長が傷ついたりしているのではないか?というご心配などをいただいたが、残念ながらそれは違った。申し訳ないが、単に機長が仕事で忙しかっただけだ。だからこそ、すごく面倒ではあるがiPAL-BBSで、普段ならとくに問題のない書き込みに対して「書き込み削除」という措置を取らせてもらった。それだけのことだった。心配をかけてすまない!
 
 さて、いつものようにヘッドラインだ。削除関連は省略させてもらった。
 
■オフ会のお知らせ 投稿者:バジル  投稿日: 5月21日(月)04時05分42秒

 というわけで、老舗L-Palmでも大活躍のバジルさんが、VisorValleyの別動隊「Viosr-Ladies」の方でも女性onlyオフ会を開催するらしい。Visorユーザーでなくても女性ならどなたでも大歓迎!ということだ。
 
 ところで、「iPAL1190 L-Palmから新型CLIEをプレゼント!」でも紹介した、女性のためのユーザーグループL-Palmの「しろクリプレゼント」の〆切(2001年5月31日(木)24:00)が迫ってきた。もともと女性ユーザーがどんな風にケースを使っているかを知るためのアンケートだけに、別に自作のケースや特別なケースを持っていなくても、書式に従ってメールを送るだけで「しろクリ」をGET出来るチャンスがあるそうなので、女性なら迷わずGO!だ。男性は残念だけど参加出来ないそうだ。
 

iPAL1226 iCaptureに続いて!
  Date: 2001-05-23 (Wed)

■HRCapt(しろくまっちゃいむ)

 PEG-N700C(しろクリ)専用のハイレゾ画面キャプチャーソフト。なんとWindowsでもMacintoshでもどっちの母艦OS用の変換ソフトがついているそうだ。これは凄い!
 

iPAL1227 劇薬と檄文
  Date: 2001-05-23 (Wed)

 「iPAL1219 踏んばれ、Palm!」の続編だ。そう、Palm社大ピンチ騒動のその後だ。正直、機長がiPAL-NEXTの更新をお休みしている間も、状況はますます悪化していた。



■苦境に立つPalm,打開策は?(ZDNN)

■酷評されるPalm,道連れになるHandspring(ZDNet/INTER@CTIVE INVESTOR)

■今日の米市場:18日の見通し,DellとPalmせいで自信が揺らぐ?(ZDNet/INTER@CTIVE INVESTOR)

■パームが業績見通しを大幅下方修正,買収計画もご破算に(ZDNet/eWEEK)

■PalmとExtended Systems,相互合意の上で買収契約を撤回(ZDNet/PalmOS)

■Palm,第4四半期業績予測を下方修正(ZDNet/PalmOS)

 どの記事を見ても、かなり危機的状況にあるらしい。Pal Mac 2001!(2001/05/22(Tue) NeoHIT 0037: 何だか暗〜〜〜〜い、Palm, Inc. の未来)なんかによると、過剰在庫は100万台レベルだという噂も。をいをい、それはPalmマシンがというより、経営陣の明らかなミスだろう?とツッコミたくなる。この記事では、機長などは初耳だったがPalmOSのライセンス料が異常に安い(わずか5%程度?!)こと、その結果としてPalm社の売上げの95%がいまだにデバイスセールスに頼っていることがわかる。そんな売上げの95%を〆める分野での大誤算とは…。う〜ん、どっちにしても、Palm社経営陣には問題があるようだ。
 
 ただ、救いはPalmコミュニティの人々はとても温かく、そんなPalm社の経営状態の回復を模索していることだ。国内の主要Palm系サイトでさまざまな提案がなされている。機長の意見はと言えば、結果として経営陣には何らかの方法で変わって欲しいと思っている。理由は簡単だ。彼らの代になってからの施策の多くが失敗しつつあるからだ。ただし、その方法は簡単ではない。一番いいのはHandspring社に買収してもらうことだが、それはそれで今のPalm社の溢れるような在庫を引き受けることは「道連れ」状態にあるHandspring社にも荷が重すぎるかもしれない。う〜ん、なかなか難しい。今はただ、Palm製品がたくさん売れることを期待するばかりだ。

 そんなPalm社経営陣のように無為無策な機長とは反対に、同社救済のために立ち上がった(?)人物がいる。
 
■Palmを救ったドン・ヤング氏(ZDNet/INTER@CTIVE INVESTOR)

■Upgrade gives Palm shares a boost(CNET)

 果して、このDon Youngという人物が「Palm社救済」の目的で強気のリポートを書いたかどうかは不明だが、結果として、株価の方も昨日あたりから急激に回復している。(今のところは…)



 ただ、ここまでに紹介した「Palm社危機」の情報すべてに共通していることは、同社が膨大な在庫を抱えていること、大いなる収入の源となりそうな新製品m500/m505の出荷体勢が完全ではないこと、さらに新展開が期待できたExtended Systems社の買収を断念したこと、そしてこれらの状況からまもなく同社の現金が底をつく可能性があること、などだ。が、もうひとつの共通点がある。それは、PalmOS製品の品質のために同社が危機的状況に陥っているという分析がほぼ皆無であることだ。つまり、同社が回復するための可能性はまだまだある!ということだ。(だからと言って大きな経営的ピンチであることにはまったく変わりはないのだが…)
 
 そんな中、アメリカのDon Youngに続いて、もう一人のYoungが立ち上がろうとしている。Young Palm&Wine主宰のYoungさんだ。日本のPalmコミュニティで今、もっとも熱いエバンジェリストの一人とも言える彼が、アイデア提案に留まらない、すぐにでも実行するアクションへと移った。
 
■Palm!Never Give Up!!企画【暫定】(Young Palm&Wine)2001年5月23日

 パームコンピューティング社までをも巻き込んで展開するという彼のプロジェクトには大いに期待したい。いや、もちろん、さまざまにネット上に溢れる彼以外のアイデアもそれぞれ素晴らしい。とにかく、Palmに潰れて欲しくないみんなが、それぞれの判断でもっとも効果のある方法を実行するというのも、まずは賢明な第一歩であるように思う。
 
 もともとPalmOSというものは、Palm Computing社の時代から、世界中の多くのユーザーに支えられて現在の魅力と地位を築いてきた。最近の同社、というかPalm社になってからは、さまざまな方向に向けてユーザーを追い越すような派手な展開ばかりをぶちあげて、しかもその多くの結果はあまり芳しくない。具体的には「ハードウェア事業重視からの脱却を目指して大失敗」しており、そのツケが今重く同社にのし掛かっているようにも見える。そんな今、もう一度ユーザー各自がそれぞれのスタイルで同OSを、そして同OSの権利を持つPalm社を救うというのは、いかにもPalmOSの伝統に基づいた行動であるようにも思えるのだが、どうだろう?
 
 そうは言っても、ここまで巨大企業になった同社の危機を個人レベルで救えるのか?…そんな疑問があるなら放置すればいい。太りすぎた大木はやがて倒れるだろう。それが嫌なら風を起こすしかない。風はいつも最初は微風から始まる。湧き水が大河になるように。
 
 とかなんとか、悲壮なコメントを書いてる側では、こんな現実もある。
 
■「ビジネスショウ2001TOKYO」レポート(今宵Palmであいましょう...)

 そう、問題の多くはまだ「経営」にあるように思う。決してそれがすべてだとは思わないが…。
 
     

iPAL1228 頑張れ、カール君!
  Date: 2001-05-24 (Thu)

■売上を伸ばすPocket PC。100万台突破の牽引力は企業顧客(ZDNN)

 Palmが経営的に大ピンチのこのタイミングでのMicrosoft社によるこの発表は、なかなかしたたかな戦略だと言える。
 
 そのニュアンスを軽減したかったのか、Microsoft社のスポークスマンであるCrystal Duncanさんは同記事で「発売から10カ月経った時点で出荷台数は100万台に到達していたが,計算に少し手間取ったため本日発表することとなった」と語っている。
 
 でも、この記事で凄いなーと思うのは、同社はいまだ「米ハンドヘルド市場全体でのシェアは10%程度にとどまって」おり、「残りはPalm,Handspring,ソニーなどの「Palm OS」搭載デバイスが占めている」状態であるにも関わらず、この1年間で100万台以上も売ったという記録だ。(前述スポークスマンによると、現時点ではすでに125万台に達しているそうだ)
 
 ということは、Palm社やPalmOSマシンの全販売台数っていったい???(ちょっと計算が合わないような…。そんなに売れてたっけ?)
 
 …ま、すべてのユーザーが当然のように毎年買い替えをしている訳じゃないから、逆算だけで厳密な数値が出るわけじゃないが、これだけは言える。そう、これだけのシェアを誇るPalmOSブランドの総本家とも言えるPalm社が経営危機ってどーゆーこと?確かに5%というライセンス料の安さにも問題あったのかもしれないが…。
 
 ま、何はともあれ、おめでとう!>PocketPC
 
 少なくともこれで、PalmOSは総本家会社(Palm, Inc.)の経営危機だけじゃなく、司法省から独禁法違反で問われる心配だけは当分なくなった。
 


ところで、最近は毎号このPalm危機についてのコラムを書いているふふふPalmの最新記事「2人の経営者」(2001.5.24)では、SONY社とHONDA社という2社が、小規模な会社から興って強力な体勢を築き、これまでにいくつかの危機を乗り切ってこられたのは、「カリスマ的存在の夢追い人」と「経営感覚に大変優れた実務者」という二人の経営者が存在したからだ、という。なかなか面白い説だ。ちなみに、Palm社の場合、ふふふさんも書いている通り、「カリスマ的存在の夢追い人」は「別の会社」にいるが、実は「経営感覚に大変優れた実務者」もまた「別の会社」にいたりする。ま、だからどうした?って訳じゃないが…。

  Edも忘れちゃいかんが…。



 ← カール君も頑張れ!

※そんなさ中、iPAL-NEXTが74万アクセス達成。感謝!

iPAL1229 メモステに絡んだ二つの発表
  Date: 2001-05-24 (Thu)

■Audio Player Version 2.0 有償ダウンロードサービスのお知らせ (SONY CLIE)



 昨日はこのニュースが国内のPalm界を駆け巡った。そう、6月18日から、有償アップグレードではあるがPEG-N700CがついにMP3に対応する。とくにMacユーザーの機長としては大歓迎だ。もちろん、「白買って、白じゃなくても青大丈夫」というミニモニ戦略は多少の批判も受けるだろうが、著作権を守る!という同社の基本精神から言うと、ギリギリの判断&タイミングだったようにも思う。まずは筋を通した、というか。
 
 さて、そんなSONY社のメモリースティック技術については、下記のようなニュースも飛び込んできた。
 
■Motorola's DragonBall Microprocessors to Offer Memory Stick Interface(PDA Buzz)



 モトローラ社のDragonBallマイクロプロセッサの次期バージョンでメモリースティックに対応する、というニュースだ。Palmが苦悶し、Handspringも多少は引きずられているさ中、SONYはSONYで独自に新しい道を切り開こうとしている。そして、SD包囲網が標的をSONYに定めている以上、SONYにはSONYの戦いがある。ま、同じプラットフォーム内でも、こーゆー切磋琢磨は悪いことじゃない。とくに今みたいな時期は!
 
 

iPAL1230 手のひらのことは手のひらから始めよう!
  Date: 2001-05-24 (Thu)

 昨日も紹介した、Young Palm&WineYoungさんによる個人的発案の企画「Palm!Never Give Up!!」は、企画発案からわずか24時間で燎原の炎のように国内Palmサイトを席捲している。5月24日現在で40を越えるサイトが賛同表明をしている。おそるべし、Palm魂(?)

■Palm!Never Give Up!!(Young Palm&Wine)
 
  同企画始動のきっかけとなったSHUさん製作のバナー。


iPAL1231 噂と希望。
  Date: 2001-05-24 (Thu)

●追加情報アリ

 今回の「Palm社のキャッシュ危機」に絡んで、国内Palm系サイトでは、さんざまなPalm社復興プランが語られているが、そんな中のいくつかを思い出させてくれる記事がPDABuzzに出ていた。

■Are Palm and Handspring prime buying targets? (PDA Buzz)

 まったく噂の域を出ていないが、今回の危機により、Palm社とHandspring社が企業買収のターゲットになっているという話だ。うん?AppleがHandspringを狙ってる?…あくまで噂だけど。

■Deeper Palm price cuts for developers(PDA Buzz)

 過剰在庫の処分に関する、ちょっとした、まあ、焼け石に水ではあるけれど、対処法。そう、開発者のために、旧機種を異常な安値で販売するというのだ。安値にした利潤というよりも、そこから何か新しいキラーアプリとか生まれたら一挙両得かも。ちなみに、m100が83.85ドルとか、Palm Vxが179.40ドルとかって値段。もちろん、最新のm500/m505はこの開発者値引きには含まれていない。
 


【追加情報】

 iPAL-BBSの方にAMUさんからの書き込みもあったが、MYCOM PC WEBの方に、モトローラの次期DragonBallがメモリーステックに対応という日本語記事が出ている。
 
■Motorolaが「DragonBall」にMemory Stick技術を統合(MYCOM PC WEB)

 続いて、CNETの方にもかなり詳細な日本語記事が出た。

■モトローラの『Dragonball』が『メモリースティック』に対応(CNET)

 AMUさんも不思議がっていたが、今回の不思議な発表の理由はこの記事を読むと、その思惑が見えてくる。

●Motrola社の思惑…Palm社は長年、同社のDragonBall(最高50MHz)を使ってきてくれたが、昨年末のPalmSourceにおいて、Palm社は英国ARM社が新開発した新チップ(最高400MHz)を近い将来採用する予定だと発表した。これに焦ったMotorola社としては大ヒットハンドヘルドマシンに捨てられるのを恐れて、すぐにこの新技術であるARMコアを自社の次期DragonBallに追加すると発表した。そんなMotorola社としては、あらゆる方法でPalm社やPalm互換機メーカーの気を引きたかったらしい。そこで、まずはMemoryStick技術への対応から始めた同社だが、続いてSD技術にも対応していくらしい。これはまず間違いないのでは?

●SONY社の思惑…SONY社にとって、最大の命題はMemoryStick技術の世界的普及だ。先日発表されたCLIE用AudioPlayerの次期バージョンが自社規格のOpenMGを捨ててMP3に対応したのも、死守すべき優先順位として、OpenMGよりもMemoryStickの普及を優先させた結果と言えるかもしれない。そして、そんなMemoryStickにとって目下最大の敵はSecureDigitalこと、SD技術だ。彼らは今、ものすごい勢いで賛同企業の膨張を続けている。しかも、そんなSD陣営の企業の中の中心的存在には、Panasonic社もいたりするせいもあって、一部にはホームビデオにおけるVHS対beta規格以来の対決とまで囃し立てられているほどの激しい攻防戦が目下、PCや家電の世界において繰り広げられている。そんな状況下、SONY社としては業界大手のひとつであるMotorola社のチップがMemoryStick技術に対応してくれることは、同技術の普及、つまり協賛企業の拡大戦略にとってとても大切な布石であり、これにより今はまだ数が少ないMemoryStickの業界普及率が高まってくれるかもしれない、という大いなる期待がある。(ところで、皮肉なことにCLIEが採用しているPalmOSの総本家であるPalm社はSD技術を採用している。)

 VS 

 こうした2社の思惑から、Motorola社とSONY社が手を組んだ、という推測はそんなに間違っていないように思うが、どうだろう?
 
  

iPAL1232 冒険の果てに…
  Date: 2001-05-25 (Fri)

偏見というものだろうか?
最初はもっといい加減な、ふざけたゲームだと思った。
そしてゲームしてみた。
エンディング画面では、涙が溢れて止まらなかった。


■PAG-J ADVENTURE(PAG-J)


iPAL1233 林檎の宙返り
  Date: 2001-05-25 (Fri)

■AppleはHandspringを買収すべきか?(ZDNet/MacWIRE)

 「iPAL1231 噂と希望。」で紹介した「Apple社がHandspring社を買収するかも?」という噂(PDABuzz)の、また別のアプローチ記事だ。
 
 この記事にも書いてある通り、これまでApple社とPalm社の関係は、たびたび冗舌な噂として語られてきたが、それが一度たりとも現実化することはなかった。そして、この記事ではApple社にとっての本命はPalm社ではなくHandspring社であったと推測して、なぜ、いわゆるPalminstosh問題(Palm社とApple社絡みのいろいろな噂の総称)がいつもはかない夢で終わってきたのかを説明しようとしている。
 
 さて、では、Apple社はHanspring社を買収するか?…という根本的な質問の解答だが、機長の答は、単純だ。NO!
 
 もちろん、Apple社総帥であるSteve JobsJeff Hawkinsの能力をかなり初期から高く評価していることは知っているし、Jobsがかつてのように自分以外の才能を認めない偏狭な人格ではなくなりつつあるという認識は機長にもあるが、逆に、Jeff Hawkinsが、ハンドヘルドビジネスには疎いPC界のカリスマであるSteve Jobsの下で働きたいと思うか?と聞かれたら機長はやっぱりNOと答える他ない。両社が何か新しい製品をこれから共同で作り上げるという可能性や、資本的な提携までは否定できないが、Apple社によるHandspring社の買収については、ちょっと想像できない。


 
 「iPAL1228 頑張れ、カール君!」でも書いたように、Handspring社には今やJobsの威光を凌ぐようなカリスマ(Jeff)と、マネージメントやビジネスの才能(Donna DubinskyやEd Coligan)が揃っている。今でこそPalm社のキャッシュ危機に連座して株価は低迷しているが、いつでも復調できるだけの才能と、経営的な小回りの良さも心得ているように思う。(参照=「iPAL1212 Handspring社とMSNが提携!」

  
 
 それなのに、なにゆえ、別戦略の企業の風下に立つ必要があるというのか?…と、機長は思っている。


iPAL1234 必読警報01/05/25
  Date: 2001-05-25 (Fri)

【必読警報】

■PALM-JP.com

VisorConcerto(2001/5/25 第218日目「昨日見つけた良いサイト」)が紹介していた「PALM-JP.com」というサイトはホントに素晴らしそうだ。まだチェックを始めたばかりだが、個人的な小集団レベルでよくぞここまで頑張っているな〜!という記事の充実ぶりだ。Young Palm&Wineでも絶賛していた特集記事「パーム in ビジネスショウ2001」なんか、うなりたくなるほど素晴らしい!このサイト、ただ者じゃない!(ご紹介にも感謝!>ももたろさん



■With Palm Tonight,,,

 一方、そちら方面では先輩にあたるWith Palm Tonight,,,の最近の更新記事は、相変わらず素晴らしい。機長としては、5月23日付けの「IBMの新製品発表会」「IBM mySiteOutliner」に関する記事が嬉しかった。古株でありながら最近どうもおとなしい印象の強かった日本IBM社から、久々に勇ましいコメントが聞けて、ちょっと得した気分。日本IBM 社内のPalmOSをこよなく愛している侍たちの顔を久々に思い出させてくれた。今年は久々に頑張ってもらいたい>日本IBM! 「AcerのPalmOS互換機」や、「m505の出荷時期」もちょっと気になる!




iPAL1235 FOMAかいな?
  Date: 2001-05-25 (Fri)

■次世代ドコモ、「テレビ」は不具合で延期(asahi.com)

 どうやら、「30日から都内23区全域と横浜・川崎両市の一部で試験運用を始める次世代携帯電話サービス「FOMA(フォーマ)」で、目玉商品だったテレビ電話端末(松下通信工業製)の使用が最大1カ月延期されることになった」らしい。どうしたんだろう?最近、やることなすこと…。こんなこと(「iPAL1136 面白いのでまたまたFOMA」)やったばかりなのにね。

【4月27日記者会見での立川社長コメントより】

「 (突然、正式サービスが10月開始に変更になったのは)延期ではない。当社では以前からFOMAサービスを5月末に開始するとしており、当初計画通りだ」(ASCII24)

…うん?なるほど。5月中にはサービスを開始する訳ね?

「5月30日がFOMAのサービス開始だ。(試験サービスでも)お金を取るから、おかしなものを出すわけにはいかない」(携帯24)

…ある意味、公約(お金を取るから、おかしなものを出すわけにはいかない)通りだ!


iPAL1236 悪いニュースばかりじゃない。
  Date: 2001-05-26 (Sat)

■PDA価格はまだ下がる?(ZDNN)

 で、例によってPalm社のキャッシュ危機関連ニュースだが、記事タイトルの衝撃度に比べると、記事内容は比較的冷静な分析をしているように見え、「Palmは短期的な現金の調達ではなく,長期的な経営計画を進めているようだ」という〆めの言葉には、かなり勇気づけられたりもする。
 
 また、「向こう12カ月の間に,PDAメーカー各社はワイヤレス機能を追加し,価格帯は200ドル〜300ドルとなるだろう」という、CIBCのSepezisさんのコメントも面白い。そこまで時代がドラスティックに進めば(つまり、ガジェット好きレベルを超えて、という条件付きだが…)、Palm社のキャッシュ危機も無難な脱出口が見えてきそうな気もする。もちろん、Microsoftだってそんなことは百も承知だとは思うが、あと12ヶ月ほどでそこまでドラスティックに進化出来るだろうか?
 
 ところで、Palm VIIxの価格引き下げや100ドルのリベート方式、カール君(Palm社のCEO、Carl Yankowski)がボストンカレッジで配った件などの下りを読むと、どうしても日本のiモード端末の販売方法を思い出す。Palm社が目指すように独自ネットワークにちゃんと価値が出れば、ここまでキャッシュ危機は逼迫しなかったんだけどね。今後の新展開に期待したいところだ。

 Carl Yankowski
 
 さて、これ以上、価格は下がらないという記事の次にこんな記事を並べてみた。

■パーム、開発者向けに最大40%の値引き作戦を展開(CNET)

 一般価格はもう下げないはず、という推測が出る一方で、Palm社は未来のあるダンピング方法を見つけている。それが「iPAL1231 噂と希望。」でも紹介した、Palm開発者への旧機種の特別安売りだ。日本でも馴染み深いPalm社のGeneral ManagerであるAlan Kesslerの署名が入ったPalm開発者向けのメールには「Palm開発者なら、お一人様3台まで、同社のハンドヘルド機器を最大40%のプライスダウンで提供します」という内容が書いてあったそうだ。

 Alan Kessler
 
 対象となるマシンは、m100、m105(いずれも35%OFF)、IIIc、Vx、VIIx(いずれも40%OFF)の5機種で、値引き期間は8月31日まで。
 
 「iPAL1231 噂と希望。」ではこのニュースを「安値にした利潤というよりも、そこから何か新しいキラーアプリとか生まれたら一挙両得」と書いたが、今回の記事を読むと、どうやらそれ以上の価値が生まれそうだ、という。というのも、「値引きを知らせる電子メールは米国内の9万人の開発者にあてて送信される予定だった。しかし、うっかり世界中の開発者に送信されてしまった」ためで、その結果、かなりの数のPalm開発者にこのBig Presentのチャンスが届くことになった。果して「世界中の開発者」が、「全世界に15万5000人」いるというPalm開発者のうちどれぐらいの割合に届き、そして、そのうちどれぐらいの割合のPalm開発者がこのメールをスパム系のものじゃなくPalm社からの正式な通告であると認識できたかは不明だが、100万台レベルとまで噂されるPalm社で余りに余った過剰在庫を減らしてくれるのか?…ちょっと楽しみだ。
 
 ところで、この記事を読みながら、Palm社キャッシュ危機のニュースの影で、実はこんなニュースも存在したことに、ちょっと驚いた。残念ながらノーチェックだった。そして、このニュースは、ライバルであるMicrosoft社の「PocketPCマシンの販売台数が100万台を越えた!」と喧伝している真っ最中のことでもあった。
 
■Palm marks 10,000th program(CNET)

 そう、PalmOSマシンが他のマシンに誇れる最大のセールスポイントのひとつであるサードパーティによるPalmOS用ソフトウェアが、「Novell's GroupWise 6 Web」という名前のウェブクリッピング用アプリケーションの登録によって、ついに100万本を越えたというのだ。しかも、この100万本の中には「eBook」のタイトルは含まれていないそうだ。そして、同ソフトの解説記事を読むと、PalmOSマシンの台数は1350万台なんて書いてある。
 
 何が言いたいのか?…というと、悪いニュースばかりじゃないよ、ってこと。
 
 

iPAL1237 BBSヘッドライン01/05/27
  Date: 2001-05-27 (Sun)



■野球好きでPalmユーザーの方へ 投稿者:くろっち  投稿日: 5月23日(水)17時44分27秒

 いや〜、ありそうでなかったサイトだ。野球とPalm!好きな人にはたまらないサイトの登場だ。ちなみに、このサイトでお薦めしているScorePadというソフト、機長は初めて知ったが、かなり本格っぽい!
 




■Palm大量在庫の消費方法 投稿者:猫みかん  投稿日: 5月23日(水)21時09分27秒

 そっち方面は、結構PalmSpot.Netが強いかも…。先日はどうもでした!

■Memory Stickなの? 投稿者:AMU  投稿日: 5月24日(木)10時45分11秒

 この問題に関する機長の推測は「iPAL1231 噂と希望。」に書いた。どう?
 
■Abroad! 5.9 投稿者:kanai  投稿日: 5月25日(金)11時41分04秒

 金井さん自らの書き込み感謝!およそ2年ぶり、久々のメジャーバージョンアップ!この夏、海外に行く人の必需品!
 


■SEN-PUGオフ会のお知らせ 投稿者:Tomohiro  投稿日: 5月25日(金)15時18分32秒

 「山形」の「美味しい蕎麦」かぁ〜。東北はいつも美味しそうな食材が並ぶオフ会が多いよね。牛タンとか…。



※「iPAL-NEXT」が75万アクセス達成!いつも本当にありがたい!

iPAL1238 小紋センス
  Date: 2001-05-28 (Mon)

 ふふふさん所有のマシン「黄蝶」にも使われている「パーム航空小紋」が、どんべえさんのサイト「A-Side」の「新作小紋」のコーナーで公開されている。感謝!


iPAL1239 BBSヘッドライン01/05/28
  Date: 2001-05-28 (Mon)



■Palmによる知的生産術の探求 投稿者:duket  投稿日: 5月27日(日)02時48分22秒

 「ビジネスや科学における知的生産の現場でPalm OSのデバイスをいかに活用するかを探求」するサイトだそうだ。メールマガジンもあるらしい。

■そういえば・・・ 投稿者:No_name  投稿日: 5月27日(日)23時35分37秒

 そうか、小学生が真っ赤なPalmか…。うらやましい!

■総武線車内にて... 投稿者:青木 あおまる  投稿日: 5月28日(月)02時15分36秒

 探さなきゃ!

【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ! 
 
※ところで、土曜日は久しぶりの、本当に久しぶりの休日を、とても楽しく過ごせた。感謝>と愉快な仲間たち(そう言えば他にももう一匹動物がいたような…)

iPAL1240 隗より始めて!
  Date: 2001-05-28 (Mon)

 Tp535&Palm3で見つけた下記リンクには笑った。

■官房長官に「出会い系」メール ドコモがスパム対策に本腰を入れた理由──日経(ZDNN)



 マジで?

 思わず笑ってしまいながらも、一般ユーザーよりも官房長官の一言で大騒ぎをする体質ってば、まだまだ昔の「親方○○○」体質が抜けていないんだろうか?…と、心配になってしまう。てことはさ、「ドコモが認可した端末自身の不具合による端末交換」の際のデータ扱いのいい加減さについても、官房長官が文句言ったら変わるんだろうか?う〜ん、官房長官の機種は何だろう?不具合にひっかかってたら教えてあげるのに…。
 
 ま、確かに、今回のスパム対策への動きは速かった。FOMAの遅れを誤魔化すためかと思ったら、そうじゃなかった。もっと下らない理由だったというのが、ほんと情けない。ドコモの中にも先進的なIT企業としての体質と、そうじゃないかなり旧態依然とした体質とが同居しているらしい。
 
 

※ところで、上のニュースとは関係ないけど、やっぱりTp535&Palm3で見つけたリンクより。こ、コレってコレ

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