ミニ定期便 Back Number
倉庫053

iPAL1041 ちょびっと興味はあるけれど…
  Date: 2001-04-10 (Tue)

●追加情報アリ

■「iアプリ」をPDAで実行するソフトをベンチャーが試作(IT Pro)

 具体的に、どう役に立つのか?果してiアプリレベルのソフトをPalmに載せて、どれぐらい使えるものなのか?は不明だが、イーバレーという会社が開発した「i-Player」は、PDA端末上でiアプリを実行できるソフトだ。まずはWinodowsCEマシン用のJava仮想マシン(Java VM)の上で走らせるらしい。



※iPAL-NEXTが59万アクセスを達成!

【追加情報】

サイト「結局携帯大冒険」を運営しているShiroさんからの報告によると、Palm上でもiアプリを動かそうというプロジェクトが進んでいるらしい。

■i・Palm開発プロジェクト


iPAL1042 ついにターガスが…
  2001-04-11 (Wed)

■ターガス・ジャパン株式会社、ソニーCLIE用〜ポータブルキーボード・STOWAWAY(ストアウェイ)日本語版正式発売を決定(TARGUS)



Visorの衣装部屋よりの情報。発売開始は6月らしい。もちろん初代CLIEにも使えるらしい。


iPAL1043 BBSヘッドライン01/04/11
  Date: 2001-04-11 (Wed)



■パームのグレイグ・ウイル代表取締役のインタビュー記事 投稿者:移動体通信オンライン  投稿日: 4月10日(火)17時12分21秒

 …やっぱり期待は「上半期中には、NTTドコモとの共同開発でDopa対応の通信機能一体型の新製品(デバイス)を発売する予定」だ。でも、それってばどんな筐体なんだろう?m50X筐体?それとも?

 ところで、ミサイルキンギョミサイルさんからの報告によると、2001/04/10(火曜日)付けの「朝日新聞」朝刊10面に、ドナ・ダビンスキーへのインタビュー記事が出ていたという報告を受けた。Palmfanを読むと、どうやら、この記事のことらしい。いつまでasahi.comのサーバに残っているかな〜?
 
  また、Donnaへのインタビューと言えば、読者のDB8さんから、4月5日付けの「日経産業新聞」にも、彼女へのインタビューが出ていたらしい。ここでPDAの未来について彼女は以下のように語っている。PDAと携帯電話が次世代携帯電話のインフラが整う時期まではお互いの役割を侵食するだろう。でも、携帯電話とPDAは別々に持ちたいという人間もいる。ここにBluetoothが絡んでくれば、PDAは「顧客のニーズに応じて機能の細分化が進むだろう」と、最後にまとめている。



■新しいワインデータ 投稿者:Young  投稿日: 4月10日(火)19時22分04秒

 …自サイト「Young Palm&Wine」の方も絶好調のYoungさんのまたまた新作データだ。


iPAL1044 PalmOS搭載はまだらしい
  Date: 2001-04-11 (Wed)

■モトローラから携帯電話とハンドヘルドの一体型『Accompli 008』 (CNET)



 どうやら社内のフライングで、発表するハメになったらしい。

 6cm×10cm×2.8cmの筐体(156g)だそうだ。写真だけ見ると、携帯電話とかPDAってよりは、ちょっと前の電子辞書みたい。使い勝手はどうなんだろう?

 それにしてもPalmOSライセンシーを獲得してる同社はいったいそれをいつ作るのか?



 ところで、motorolaのサイトを見ると、「Accompli 009」ってのは見つかったけど…。(2001年中頃リリース予定)



 これってば、同じもの?


iPAL1045 AdobeでPalmなのに、Macには冷たい…
  Date: 2001-04-11 (Wed)

■パーム用『Acrobat Reader』のベータ版が登場 (CNET)

 今やアメリカ政府の公文書も対応するなど、書類形式の世界標準のひとつにまでなったAdobe社の「Acrobat形式の書類」を、何らかの形でPalmで読めたら…。すでにいくつかのアプローチはあるが、Acrobat形式の総本家Adobe社がついにそのβ版を作ったのだが、サポートしているOSはWindows 98、Windows NT、Windows Me、Windows 2000の4つだけ。MacOSは未対応だ。すべてのOSで同じようなルックスの閲覧を可能にする同形式の根本理念から考えると…。

 今年後半にはリリース予定の正式版は無料になる予定。



 PDA Japanによると、同ソフトは下記からダウンロードできるらしいが、日本語が通るかどうかは不明。

■Adobe Acrobat Reader for Palm OS (beta) Software(Adobe)


iPAL1046 いちおー、PowerLauncher対応?
  Date: 2001-04-11 (Wed)

 FreewarePalmによると、タブ形式の置き換えランチャーとしては、かなり古典的なヒット作品である「Launcher III」がVersion 2.0になった。

■Launcher III v.2.0(FreewarePalm)



 タブ内に広告を出すことでFreewareとなっているという、かなり異色の作品だが、カラーアイコンにはしっかりと対応してくれている。

 なお、CLIEのメモリースティック内のアプリを仮想的に立ち上げてくれる、山田達司さんの「PowerLauncher」によって作られたショートカットは、「GO!」マークのついた地味なモノクロアイコンながら、ちゃんと表示してくれる。同ショートカットは、人気ランチャーのひとつである「Launcher 'Em」などでは、まだ表示さえしてくれないので、「PowerLauncher」ユーザにはちょっとした福音だ。でも、描画の遅さは覚悟しておこう。

iPAL1047 赤の理由。
  Date: 2001-04-11 (Wed)

 「iPAL1022 Donna様には逢えなかったけど…」でも紹介したDonna Dubinskyさんのコメント…

メタリックレッドは日本からのリクエストによって採用した色」

 …Visor-Japan.com「ドナ・ダビンスキーインタビュー@asahi.com」(2001/4/11)を読むと、その秘密がわかる、かも。


iPAL1048 7ドル台
  Date: 2001-04-11 (Wed)

■NY株大幅高、ダウは1万ドル台回復(asahi.com)

 ナスダック店頭市場の総合指数が、前日比106.32ポイント高い1852.03と、7営業日ぶりに1800を回復した影響で、Palm社株も久しぶりの7ドル台($7.07)に復調!



 ほっ。

 

iPAL1049 がんばれ、Palm!
  Date: 2001-04-11 (Wed)

■パーム、新製品の出荷に問題 (CNET)

 …ま、Palm社の新製品m500/m505シリーズの出荷が遅れそうだ、ということは当初から言われていたことだ。正確に言えば、遅れるというよりも、ライバル企業(おもにHandspring社)の新製品リリースと値下げ攻撃に負けじと早すぎた製品発表をしてしまったことにこそ、その原因があるようだ。

 一方、記事にもあるように、今、アメリカ経済界の大不況の中、その凄まじい成長率ゆえに、もっとも遅く不況の影響を受けつつあるハンドヘルド業界(とくに、圧倒的なシェアを稼いできたPalmOSデバイスメーカー)は、今さらのように「遅すぎた不況」にあえぎ始めている。

 実際にはまだまだ製品は売れそうではあるが、これまでのようなアバウトな在庫管理では乗りきれないだろう。そんな状況の中でも、ライバル企業(とくにHandspring社)との値下げ戦争は昨夏同様繰り返されるだろう。そこでの戦い方の経営的なスキルこそが、PalmとHandspring両社の命運を分けそうだ。


iPAL1050 ぱむぱむのぺんぺん。
  Date: 2001-04-12 (Thu)

 アメリカ西海岸在住の異色のプログラマ、Sekoさんの作品はとても独創的だ。しかも多作だ。紹介するのが大変なので詳しくは書かないが、彼のサイトであるPAMU ぱむで、気まぐれに10個ほどアプリケーションの解説をめくって欲しい。シンプルなユーザーフェースと豊潤なユニークさに満ちたソフト達が見つかるはずだ。たまに独創性とは言えないソフトがあっても、そのインターフェースは直感的で、その結果、とっても便利に使える。

■PenPen(PAMU ぱむ)

■赤外線で繋がった2台のPalmマシン同士、同じキャンバスに同時にイラストが描ける「PicChat」
■同じくチャットが出来る「ChaCha」
■「雰囲気」だけでも割り勘の計算ができる「居酒屋」
■アドレス帳などにちょっとしたメモや相手の似顔絵が描ける「ZigZag」
■なんと!同じように、音データを貼り付けることが出来る「Sound Toy」
■手書きで書いたちょっとした絵を文字に変換してメモ帳などにはりつけることができる「CharPicChar」
■簡単な遊び感覚のアニメーションが作れる「MovieToy」
■金庫型セキュリティソフトの「SafeLock」
■割り勘の他、チップの計算もできる「DivDiv」
■脱力系体力増強ソフトである「PalmRun」
■2台以上の赤外線機能付きPalmを使って、光線銃ゲームが出来る「PalmGunman」
■楽しくも不思議なゲーム系の「PalmClay」「めんこ」「紙相撲」


 そんなsekoさんの新作「PenPen」は、いわゆる手書きメモソフトだ。俗にインクワープロなどという、走り書きに適したソフトだ。すでに、この種の目的のソフトは多いのだが、走り書きにここまで特化してインターフェースをつきつめたソフトは始めてかもしれない。相変わらず「メニュー」を使わない操作性は快適だし、4つの「Section」で1「Page」になるというコンセプトも便利そうだ。また、拡大縮小の操作性もきわめて実用的だ。そして何より気にいったのは、このソフトをPreferenceのButton設定で「MemoPad(標準メモ帳)」ボタンに設定すると、その後は、このボタンを1回押すと「PenPen」が2回押すと「MemoPad(標準メモ帳)」が立ち上がるという、細やかだけど便利な仕掛けだ。これはなかなか憎い。

 
 
 CLIEのジョグダイヤルにも対応しているのだが、最新の「PEG-N700C」で使うとなると、やっぱり、山田達司さんの「PowerLaunch」との相性が気にかかる。これはこのソフトのみならず、すべての手書き系ソフトに通じるのだが、「PowerLaunch」実行中だと、書き込んだ文字や線が、やたらと細く(場合によってはかすれて)表示されてしまうのだ。くどいようだが、このソフトだけでなく、実験したほぼすべてのソフトでこの現象は起こるので、このソフトのでせいではない。そんなこんなで、「PowerLaunch」に、アプリケーション例外の設定があればな〜と、つくづく思う今日この頃だが、ここまで我々のために日夜新ソフトを作ってくれる山田さんに、こんなわがままを言うのはやっぱり気が引ける。でも、時間が出来たらよろしくお願いします!


iPAL1051 BBSヘッドライン01/04/12
  Date: 2001-04-12 (Thu)



■サーバーメンテナンス中 投稿者:えりえり  投稿日: 4月11日(水)

 …と、今更のようにHEADLINEに載せてるけど、実はもう作業完了しているようで、今は、リニューアルされたWith Palm Tonight,,,を見ることが出来る。とっても見やすくなって、機長、大喜びだ!中でも再注目は、PocketPetのニュース。こんなものが作られてるなんて、実は機長知らなかった〜!まだβ版なんで記録力がゼロらしいが…。このソフトの完成、楽しみだな〜!すっげー、楽しみ!
 



■Acrobat for Palm 投稿者:ganaesia  投稿日: 4月11日(水)

 …「iPAL1045 AdobeでPalmなのに、Macには冷たい…」でも紹介したこのソフトだが、現在サポートされているのは、PalmOS 3.1以降で、しかも英語版らしい。つまり、日本語版はアウトらしい。Macintoshへのサポートともに、出来るだけ早い対応をお願いしたい。>関係者、読んでる?

 実は、この「Adobe Acrobat Reader for PalmOS」については、前述のWith Palm Tonight,,,えりえりさんが、すでに人柱実験をしてくれている。
 
 ■えりえりの「実験してみました」Adobe Acrobat Reader for PalmOS(With Palm Tonight,,,)



 
■Palm でホームページを作成する方法 投稿者:百鬼丸  投稿日: 4月11日(水) 

 …わ!俺とお前とc3百鬼丸さん、直々の書き込みだ〜!誰もが必要な要素じゃないが、必要な人にはとっても嬉しい情報だ。感謝!サイトの方、最近また快調に飛ばしているようで、機長はとっても嬉しい!

 

iPAL1052 Palmいろいろ正誤表 Ver.1.3
  Date: 2001-04-12 (Thu)

●追加情報アリ

 もしかしたら便利かな?と思って作ってみたら、意外と便利だ!とご好評をいただいている機長のロングコラム「Palmいろいろ正誤表」についてのお話だ。
 
 実はこのコラム、いざ公開してみると、「正誤表」のくせに意外と間違いだらけで、多くの方から訂正や追加のご指摘を受け、4月5日のVer.1.0以降、なんと3度ものバージョンアップを重ね、ようやく4月7日のVersion 1.2.1をもって正式版とさせてもらおうと思っていた。ところがその後、内容の間違いに関するご指摘だけはなくなったものの、追加を求める声が続々と届いて、本日、メジャーバージョンアップのVersion 1.3をリリースする運びとなった。
 
 ところで、実は今回機長宛に届いたメールのすべては、同じ「ある事項」に関する指摘だった。果して、その「ある事項」とは…
 
 Version 1.2.1になっても、ただ一件だけ、その読み方がいまだ謎のままだった「ru0」さんの名前だ!Palm界に独自の地位を築く異能の天才プログラマ「ru0」さんの読み方に関する決定的な情報が今回ついに!!!
 
■Palmいろいろ正誤表 Ver.1.3(iPAL-NEXT LONG COLUMN 014)



【追加情報】

もう間違いはない!…と、断言したばかりの「Palmいろいろ正誤表」に、またまた訂正事項が発覚!突然届いた作者からのメールで、機長、大慌てでスクランブルバージョンアップ!とにかく、同コラム内の「PiloWeb」の項目を参照!

■Palmいろいろ正誤表 Ver.1.3.1(iPAL-NEXT LONG COLUMN 014)


iPAL1053 最新の背広
  Date: 2001-04-12 (Thu)

 「iPAL1005 SSL戦争、勃発?」で紹介した、Handspring社の自社開発ブラウザ「Blazer」の最新バージョン1.1が、ついに登場した。前にも書いた「Secureページへの対応」の他、Palm用ブラウザ史上初めての「16bitカラー対応」など、かなり先進の機能を搭載しての登場だ。(とは言え、16bitカラーが生きるのは自社のVisorPrismだけなので、そのインパクトはあまり強くないが…)日本が誇る史上最強ブラウザで海外進出を始めたばかりの「Palmscape」(イリンクス社)とのSSL戦争が今後の注目だ。

■Blazer -lighting fast wireless web(Handspring)



 

iPAL1054 延長しますか?
  Date: 2001-04-12 (Thu)

 PalmSpot.Netからの転載リンク。

■Handspring、「Palm OS」ライセンスを延長(japan.internet.com)

 なんと!2009年までの延長だそうだ。

 最近、Jeff Hawkinsのインタビューなどで微妙な発言が続いていたという背景、最近のPalm社の経済現状、「2009年まで」というすっとんきょうな延長年数などを考えると、多少政治的な意図も感じられる契約延長だが、両社がライバルである前にパートナーであるということは、PalmOS Platform繁栄の絶対十分条件だけに、まずはめでたし、めでたし。

 とは言え、「iPAL1049 がんばれ、Palm!」で紹介した下記のニュースと並べて読むと、なかなか味わい深いニュースではある。

■パーム、新製品の出荷に問題 (CNET)

  

iPAL1055 薄氷の恋。
  Date: 2001-04-12 (Thu)

 4月10〜11日、カリフォルニア州サンタクララのPalm本社で、同社が3Com社からスピンアウトして以来、初めてのアナリスト会議が開かれた。
 
 アナリスト会議…実は良く知らないのだが、企業がアナリスト達を招いて会社の展望などの情報を公開する会議のようだ。
 
 そんなアナリスト会議は、「ロゴ付きバッグは見当たらず、参加者が受け取ったのは予定表とTシャツだけ」という「どちらかというと質素」な雰囲気だったが、最近同社を襲っている在庫過多による経営状況の悪化を否定すべき材料については、潤沢に彼らに提供すべく配られた。そのひとつがこれ。
 
■ハンドスプリングがパームとのライセンス契約を延長 (CNET)

 「iPAL1054 延長しますか?」でも紹介したニュースと同じだが、2003年末で契約の期限を迎える予定だったPalmOSのライセンス契約を2009年4月まで延長する、という発表だった。まるで、経営が逼迫していたApple社に復帰したばかりのSteve Jobsを救ったBill Gatesのような役割を演じた、Handspring社の創設者であるJeff Hawkinsは、以下のようなコメントを語ったという。



 「ライセンスの延長によって、今後何年にもわたって、Palm OSを搭載した素晴しい製品を開発し続けることが私たちに保証される。また、急速に変化するモバイル・コンピューター市場のニーズを満たすために、パームとハンドスプリングがPalm OSの洗練と強化に今後も協力し続けることを約束している」

 最近、絶好調のあまり彼が各地で残した(我々には)別のOSを選択する権利もある」と言ったコメントとは、ずいぶん趣を変えた優等生的な発言に驚く。実際、今回の契約でも、Handspring社は2009年4月までPalmOSを使う権利を獲得したが、これは何も、2009年4月まで同社がPalmOSだけを使い続けなければならないという契約ではない。権利だけを獲得して、Handspring側には義務はない。逆に、先のコメントや今回の契約延長パフォーマンス(?)の影響で、PalmOS開発への発言権をさらに得ている可能性も捨てがたい。
 
 さらに、同記事には、米Sprint PCS社がPalm OSを搭載した京セラの「スマートフォン」のスプリントPCSバージョンを(4月中頃までに499ドルで)発売すると発表したとの追加情報も出ている。なお、同社のライバルである米Verizon Wirelessは、先月、携帯電話とハンドヘルド・コンピューターを一体化した機器の販売を3月5日から開始しており、Sprint PCS社が追随した形だ。また、スプリント社は、『Palm III』と『Palm V』シリーズのハンドヘルドがスプリント製携帯電話機を経由してウェブ接続するためのキットを(19〜49ドルで)発売らしい。

 
 
 この日はCNETも別建てでもう一本記事をかくことになった。

■パームが過剰在庫対策で値下げ (CNET)

 これは、だぶつきまくる旧型モデルの在庫を出きるかぎり処分したいPalm社の窮余の一策だ。実際、同社は今四半期に2億ドル分の在庫を増やし、前四半期に計上されていた1億ドルの在庫にこれが積み重なる勘定になる。先頃、Palm社は逼迫する財政不安を克服するために、サンノゼに建設中の新本社ビルの建設計画を凍結したが、そんなものを作る前に巨大な倉庫でも作った方が役に立ちそうな、そんな状況を、アナリスト会議の席上、Palm社の最高財務責任者(CFO)Judy Brunerは語った。



 そこで、在庫を出きるかぎり処分するために、同社は思いきった値下げを決断した。つい3週間ほど前の3月18日に399ドルから344ドルまでの値下げに踏み切ったばかりの「Palm Vx」を、今度は299ドルまで値下げする。つまり、わずか3週間でちょうど100ドルの値下げた。同時に「m100」は149ドルから129ドルに、「Palm IIIc」は329ドルから299ドルに値下げする。
 
 ここで気になるのは、同日、PalmOSの長期契約延長を発表したばかりのHandspring社の気持ちだ。おそらくは古巣Palm社のために契約延長のパフォーマンスを打った末に、競合商品の大幅値下げをさせられる同社だが、かなり余裕のコメントを発している。語っているのは広報担当者のAllen Bushだ。「パームの発表を受けて同社が価格の引き下げに動くことはない」「季節的な販売促進を計画しているが、ハンドスプリングには在庫のだぶつきはない 」そうだ。実際、会社創設時の供給ラインの失敗以来、同社は製品の供給体制に関してはいつも自身に満ちたコメントを発し続けてきた。
 
 そして同会議初日の午後に、もっとも悲観的な手土産をアナリスト達に渡している。
 
■パーム、新製品の出荷に問題(CNET)

 つまり、Palm社が社運を懸けた新型機種「m500」と「m505」の大量出荷が「数週間」遅れそうだ、という発表だ。先月まで同社が「m500」は4月半ばまでに、「m505」は5月に大量出荷出来ると語っていたことを考えると、それぞれが数週間づつ大量出荷が遅れるという異常事態だ。
 
 そして、問題は核心に迫る。「大量出荷する準備が整うにはほど遠い3月半ば」という早すぎた時期に、なぜ同社は新製品の発表を行ったのか?という素朴な質問と、それに対する答だ。11日の会議でアナリスト達からの質問に答えたのは、Palm社の最高マーケティング責任者(CMO)Satjiv Chahilだ。ひとことで言えば「リーダーの座を奪われたくなかった」からなのだそうだ。具体的には「VisorEdge」の発表を知った同社は、3月末にドイツで開かれるCeBITの会場で自身の新製品を世界に向けて発表したかっただけだ、と。
 
 そんなChahilの解答の中では、これから始まるだろう同社製品パッケージの「節約」についても語られたそうだ。ぶっちゃけて言えば、コスト削減だが、これが同社製品の品質低下を招かないことだけを機長は希望する。

  

 ZDNNだと、もうちょっと辛口の記事になっている。

■Palmはあと3カ月で,手持ち資金の半分を失う?(ZDNN)


iPAL1056 ポケットの挑戦
  Date: 2001-04-12 (Thu)

■Pocket! Vector(Vector)

 これまでPalmwareサイトと言えば、ほぼMuchy's Palmware Review!の寡占状態と言えた、日本のPalm界だが、その市場規模が拡大したことによって、企業体による参入として上記のサイトが登場した。ただし、必ずしもPalm専門サイトという訳ではない。モバイル一般を扱ったソフトウェアアーカイブ的サイトであるようだ。

 そんな「Pocket! Vcstor」が4月11日付けで正式オープンした。

 

iPAL1057 エッジだけにエッジでね。
  Date: 2001-04-12 (Thu)

■Visor(バイザー)とC@rdH"64petit(カードエッジ64プチ)を接続〜『Data Communication Card Adapter for C@rdH"64petit』の発売について(ハンドスプリング)

パーム社がNTTドコモと組むなら、ハンドスプリング社はDDIポケットと組むらしい。PalmOSデバイスのワイヤレス時代が、一歩、また一歩と近づいてくる。(ハギワラシスコムの作品)

 ※組むと言っても、提携とかそんなんじゃないからね。実際、まもなく同社(ハギワラシスコム社)やロイド社から、NTTドコモ製「P-inComp@ct」用のモジュールも登場する予定。だけど、なぜか先に噂されてきた「P-inComp@ct」用のものよりも、H"用のモジュールが先に発表されてしまったのは事実。

 @According to Young Palm&Wine



■ハギワラ、「Visor」シリーズと「C@rdH"64petit」を接続するアダプタを発売(MacFan)



 @According to Palmfan

 

※iPAL-NEXTがついに60万アクセス!毎度毎度、感謝だ!マジで!

iPAL1058 必読警報
  Date: 2001-04-13 (Fri)

 「先行者」と聞いて何?…と思う人は必読。うちはiPAL-NEXTなので、難しい議論はしません。楽しければまずはOK。真面目なことは、あとでこっそり考える。(ま、シビアな時期だけにね)

■2001年4月12日 【爆笑→戦慄】(Birdis Land's パームなページ)



※関係ないけど、ここもリンクとして保存しておこう。

■人民日報日文版

iPAL1059 続・酒と緑と勢いと…
  Date: 2001-04-13 (Fri)

 「iPAL1021 酒と緑と勢いと…」で紹介した2つのサイトの勢いが相変わらず凄いのなんのって!

 まずは「Young Palm&Wine」!その情報量と更新タイミングも凄いが、最近始めた「PalmSchool」も素晴らしい!もちろん、本職?の方も頑張っていて、「ボルドーワインリスト(縮小版)」なんかもリリース。こうした功績から、同サイトは「クリエ・スマート活用術第3回」なんてところにも出てきたりする。もう誰にも止められない!そんなサイトだ。
 
 一方、「Palm Tea Room」の勢いも止まらない。意外なほどちゃんとしてる「ひとりごと」も素晴らしいが、やっぱりこのページの素晴らしいところは「for Tea Break」に並んだ下らないゲーム群。本当に下らない!だから、楽しい!まさにTea Breakなのだ。だから目に優しい濃いめのグリーンなんだな、と思う。そういえば、「ひとりごと」の掲示板がうちと一緒のタイプになっていた。しかも、トップページに埋め込んである!凄い!こんなこと、出来るのか?…どうやら「INFRAMEタグ」というものらしいのだが、機長んとこは古くからのNN(Netscape Navigator)系読者も多いので、便利そうだが我慢我慢!(ところで、INFRAMEタグって、Palmscapeなんかでも読めるんだろうか?これも気になる)
 
 とにかくどちらも今、目が離せない!
 
 

iPAL1060 ケースを作ろう!
  Date: 2001-04-13 (Fri)

■あなたなら、どんなCLIEケースが欲しいですか?(cafeglobe.com)

 あくまで女性の視点からPDAを、CLIEを考えてくれているサイト「cafeglobe.com」の新企画。とっても面白い!

参照=■CLIE REPORT(#1〜#17)

 @According to Palmfan

 

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