■ ミニ定期便961 for NEXT style |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
さて、「ミニ定期便960 SONYの轍(わだち)」の続編だ。
依然として、機長の元に、サポートセンターが3月21日中に送ると約束してくれたFAXは届いていない。中には、iPAL-BBSに「ソニスタのFAX」(投稿日: 3月22日(木))という書き込みをしてくれたDAMBUSTERSさんのように、しっかりと専用のFAX用紙(たぶん申込用紙)が21日中に届いた、という人もいたが、彼は彼で、返送したFAXに対してのリプライがないことに不安を覚えているという。
一方、機長宛にメールをくれたどりすけさんの場合は、専用FAX用紙(たぶん申込用紙)が送られてこないことをSONY style宛に問い合わせてみたところ、そのリプライとして「1度、FAX用紙を送信いたしましたが送信できていないようですので再度送信いたします。」という内容のメールを受け取ったという。
が、その後もFAXはちっとも届かない。まったく音沙汰なしの状態。そこで彼は、受話器をとってSONY styleのサポートセンターに電話をしたそうだ。すると急遽、電話で「仮注文」を受け付けてくれることになったという。さらに同センターの人間は、「22日の朝一番で改めてFAX用紙を送る」と約束してくれたそうだが、これまたいまだに届いていないという。(ただし、どりすけさんから機長宛に届いたメールは22日の午前9時過ぎの日付が入ったものなので、その後、彼の元にはFAX用紙が無事届いているのかもしれない)なぜ、「仮受付」をすませたはずの彼が、そのFAXを待っているかというと、これにはちゃんと理由がある。電話受付の場合、支払い方法が、「銀行振込」か「代引き」しか選べないそうで、そこで「銀行振込」を選んだ彼の場合、「振込先が書いてあるFAX用紙」が届かない限り、せっかく「仮予約」をしたにも関わらず銀行振込の十分条件である「振込」が出来ないのだ。だから彼はFAX用紙を待っている。
さて、22日朝現在、DAMBUSTERSさんやどりすけさんに比べると、機長はまだまだ出遅れたままだった。電話であらためて「FAXが届いていないこと」を訴えなかったせいか、約束のFAX用紙はいまだ届かないままだ。ただし、救いは、「話のネタ」にと「受注再開時期ご案内メール」を登録しておいたおかげで、チャンスはまだ残っているかもしれない(「当メールにご登録いただきました順にてご注文を承る」)、と信じられたことだ。ところで、PDA style内の「PEG-N700C先行予約ページ」は閉鎖されたままだ。自分からは何も動けないジレンマだけが残っている。
22日の昼過ぎになって、新しい動きが出た。21日時点で機長よりも早い時間帯に「受注再開時期ご案内メール」の登録を済ませていた人間のもとに、SONY styleより「[「クリエ」PEG-N700C関連 受注再開時期ご案内メール]にご登録いただきました皆様へ」と題するメールが届き、依然PDA style内の「PEG-N700C先行予約ページ」は閉鎖されたままだったが、そのメールに書かれていた「専用URL」から、その人間は特設の予約ページに進むことが出来、そこで無事、先行予約を済ませたという連絡を貰った。
22日の午後になって、ようやく機長のもとにも「[「クリエ」PEG-N700C関連 受注再開時期ご案内メール]にご登録いただきました皆様へ」というタイトルのメールが届いていることがiモード経由で確認された。あまりいい知らせではないが、これでひとつだけ判明したことがある。FAXによる予約のシステムは何らかの理由でいまだ約束は守られていないようだが、案内メールに登録した順番で予約を再開するという約束だけはどうやら守られているらしい。
ところが、その時機長は、いわゆるオンライン環境にはなく、せっかくのチャンスもまだ活かせる状態になかった。同日夜になって、機長はようやくオンライン環境に復活することが出来、SONY styleあから貰ったメールに書いてあった「専用URL」を使って、「仮設ページ」に進むことが出来た。ここではメルアドによる本人確認を済ませて、「仮設のPEG-N700C予約ページ」へと到達することができた。ところがここで、こちらのミスかもしれないがクレジットカードの認証に失敗(原因は不明のまま)して、支払い方法は「銀行振込」か「代引き」しか選べなくなってしまった。普通のサイトならもう一度やり直すところだが、ここは仮設の予約ページ。もはや後戻りは出来ない。したくもない。そこで、まあ無難な「銀行振込」を選んで、なんとか予約を済ませることが出来た!…はずだ。
なお、この予約時には、「アダプター接続ケーブル」の「一番上の選択肢」はすでに「品切れ」になっていて予約することが出来ない。ま、これは後で購入することも可能だし、すっぱり諦めることにした。ここまでに、予約のために要した膨大な時間と労力を考えると、とにかく予約が出来ただけでもラッキーだった。ホッとしながら、銀行振込の振込先をテキスト保存した。
さて、いまだにFAXは届いていない。いったいどうなってしまったんだろう?そして、iPAL-BBSの「ソニスタのFAX」という書き込みにあった「機長さんも指摘されていましたが、最初Macではちゃんと表示出来ない事」という文章から、予約が開始された3月21日の正午時点ですでに、多くのMacintoshユーザーが先行予約するチャンスさえなかったことも想像される。
こうも、くどくど書くのは批判のつもりではない。もともとSONY styleが目指している方向性や企画力に惚れている機長は、これからも同サイトを応援するつもりだし、たぶんしばしば利用もするだろう。だからこそ、あえて今回のトラブルで経験したことを書き留めておく。まあ、いろいろあったにしろ、ちゃんと予約も出来た訳だし、今回の出来事のことで愚痴りたいからでもなく、また、避難したからでもない。ただただ、サポーターからの「宿題」だと思って、ToDoメモの片隅にでも記しておいて欲しい。
追伸:
その後、PDA styleから、今回のトラブルに関するお詫びのメールが届いた。
========================
CLIE(クリエ)『PEG-N700C』先行予約でのシステムトラブルについて
------------------------------------------------------2001年3月22日---
お客様各位
日頃はソニースタイルドットコム・ジャパン(株)のショッピングサイトをご利用賜り誠にありがとうございます。
3月21日正午より先行予約を開始しました『PEG-N700C』のご注文画面が、同日12時30分過ぎより極端にレスポンスが悪化し、ご注文いただけない状況になり、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。
ここに、その原因並びに現在の状況についてご説明申し上げます。
今回のトラブルは、iPlanet社製サーバーに事前に発見することが困難な不具合が内在し、大量アクセスが引き金となりそれが表面化したことによるものです。
昨夜来、その不具合の修復作業を行っておりますが、受注再開に万全を期すため、いましばらくお時間をいただく必要がありますので、お客様にはご不便をおかけしますが、御了承いただきますようお願い申し上げます。尚、現在「CLIE(クリエ)『PEG-N700C』関連受注再開時期ご案内メール」にご登録いただき、別システムにてご登録順にご注文を承らせていただいておりますので、ご利用いただければ幸いです。(PDA Styleよりご覧いただけます。)
作業完了次第、Webにてご案内し、PDA Styleでの受注を再開する予定でおりますので、いましばらくお待ちいただけますよう重ねてお願い申し上げます。
今後ともソニースタイルをご愛顧いただきますよう心よりお願い申し上げます。
========================
(同様の説明文がココにある)
…ということだ。だが、このメールが機長のもとに届いた理由が、FAX予約の申込だけをして放置されたからなのか、それともそれ以外の理由によるものなのかは不明だ。
ま、とにかく頑張って欲しいぞ>SONY style & PDA style!
■ ミニ定期便962 手の時代がやってくる! |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
正直、Palm社、Handspring社、SONY社のバージョンアップの勢いに、すっかり取り残されているものだと勘違いしていたのだが、それは機長の誤解だった。
「Hand Era」…たぶん「手の防御率」ではなく「手の時代」ぐらいの意味か?
どうやらTRG社も動くらしい。さてどんな風に彼らの時代がやってくるのか?楽しみだ。(@According to Palmfan)
※iPAL-NEXTが53万アクセス達成!ところで、まもなく「ミニ定期便」の通算番号も3桁を使い果たしてしまう。果して4桁になったらどうするのか?そのままというの手だが、思い切って…。
■ ミニ定期便963 青い歯が3本 |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
■『Palm V』用『ブルートゥース』アドオン(CNET)
…まずは、PalmfanやWorP@holicに出てたコイツ。そう、Palm V用のBluetoothアドオンだ。どうやらm50Xでも使えるらしい。これからのことを考えると、m50Xシリーズで使えないと意味ないが…。
■Springboard "Bluetooth" Module(Xircom)
…続いては、PalmSpot.Net(2001年3月23日)に出てたSpringboardモジュール版。RUFさんも書いているようにスリムな筐体がなかなかにカッコいい!
■CLIE用Bluetoothモジュール(SONY)
…そして最後は、先日のPEG-N700C発表会で初お目見えしたCLIE用のモジュール。(クリクラ!の「CLIE N700C新製品発表会 Photo Gallery その5」より)何より素晴らしいのは、メモリースティックスロットを塞いでいないこと。このおかげでストレージ系メモリースティックモジュールとの共存も可能だ。(逆に言えば、接続ケーブル不要のBluetoothのくせに、その機器そのものを使うたびにいちいち接続する必要があるというのも、ちょっとした矛盾ではあるが…)早ければプール開きの頃にも登場するかもしれないという。
さて、これらのモジュールが目指すものはなんなのか?一番感動的なのは、モデム系との無線接続だ。もしも携帯電話やPHSとの無線接続が可能なら、わずらわしいモデム関連の接続は不要になる。これは便利なことこの上ない。他にもいろいろ使い道は浮かぶ。
離れた人間とでも名刺やデータ&アプリの交換が出来る。場合によっては複数の人間との無線接続が可能になるかもしれない。あと、設定した地域を通過する不特定多数に対して情報を供給できるかもしれない。とにかく、データ交換の自由度が著しく高まる。
ところで、だったらBluetoothを使えば、物理的接続のいらないHotSyncも出来るはずだ。これは素晴らしいことだ。…と思って、Bluetooth技術者の一人に「HotSyncは可能ですか?」と聞いてみたところ、苦笑されてしまった。「物理的には不可能じゃないです。でも、それをやっちゃうと、現状ではHotSyncと同時に行っているバッテリの充電が出来なくなるんですよ。これはこれで困った話で」
なるほど!確かにそうだ。「じゃあ、バッテリの充電もBluetoothでやってしまうってのはどうですかね?」と聞いてみたところ、「それは無理です」と即答されてしまった。
はてさてどうなる?Bluetooth?!
■ ミニ定期便964 てのひらいろいろ。 |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
■Inside of Edge〜エッジの中身見せます(Palm de COOL!)
…たぶんまた世界中のPalmファンから熱い注目を浴びていることだろう。そんなエッジの提供主であるえりえりさんのサイトでは…
■えりえりのれぽれぽ「VisorEdge! 起動してみよう」(今宵Palmであいましょう。。。)
…という素晴らしいリポート(Handspringらしいというか、とっても素敵な赤色だね!)の他、「VOGUEバージョンのBeamCard公開開始!春先の近況報告やパーティに使えます!」というリンクなんかも出ている。で、そんなえりえりさんもコラムを書いてるこのサイトでは…
■新製品レビュー〜CLIE PEG-N700C(PalmOS@nifty)
…てな、素敵なレビューページが出来てる。とにかく画像も豊富でわかりやすい!(同ページ最下段の数字ボタンから各ページにジャンプ出来る)
■ ミニ定期便965 style again |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
「ミニ定期便960 SONYの轍(わだち)」「ミニ定期便961 for NEXT style」の続編。
本日、SONY styleよりメールが届いた。
=====================
「CLIE(クリエ)『PEG-N700C』受注再開のご案内
大変ご迷惑をおかけしておりましたが、本日14時(予定)より受注を再開いたします。
この受注再開にともない、現在ご案内しております「CLIE(クリエ)『PEG-N700C』関連受注再開時期ご案内メール」の登録受付は、本日13時30分をもちまして終了させていただきますので予めご了承ください。
=====================
…ということだ。うちの環境でも14時10分ごろより同サービスが再開したらしいことが確認された。を!いつの間にか、オススメアクセサリーに「USB対応マジックゲートメモリースティックリーダー/ライター」が追加されてる!そしてMacintosh(IE)環境でもちゃんと表示されているらしいことも確認された。
さらに、「CLIE(クリエ)『PEG-N700C』関連受注再開時期ご案内メール」の登録者である機長のところにはこんなメールも届いている。
=====================
[「クリエ」PEG-N700C関連 受注再開時期ご案内メール]にご登録いただきました皆様へ
大変ご迷惑をおかけしておりましたが、本日14時(予定)より通常画面からのご注文受付を再開いたします。
まだご注文をいただいていないお客様は、先日ご案内しました下記URLからご注文いただくことにより、納期につきまして優先させていただきます。
■■URL(省略)■■
お申し込み期限:3月26日月曜 正午まで
なお、ご注文をいただきましたお客様より、発売日以降順次のお届けを予定しておりますが、先にご登録いただいていますお客様のご注文状況によりましては、4月中旬以降のお届けとなる場合がございます。ご了承の上、ご注文ください。
=====================
…う〜ん、4月中旬か〜。オマケは諦めてでも、ショップで買うべきだったかな?
ま、とにもかくにも復旧、おめでとう!
これ以上のトラブルが起こらないよう、頑張ってもらいたい!
■ ミニ定期便966 iPAL-BBSヘッドライン01/03/23 |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
■SONY STYLE DOWN 投稿者:長島 投稿日: 3月21日(水)
■ソニスタのFAX 投稿者:DAMBUSTERS 投稿日: 3月22日(木)
…上の2つは、いずれもすでに「ミニ定期便961 for NEXT style」で紹介済みの、PEG-N700C先行予約に絡んだもの。
■新型KODAK PalmPIX 投稿者:しゃりあ@宮崎 投稿日: 3月23日(金)
…色だけだったらWorkPadにピッタリ!つーか、m50Xシリーズにはちょっと不似合いというか…。
■その後の報告 投稿者:DAMBUSTERS 投稿日: 3月23日(金)
…ま、いろいろあったけど、何とかなったみたいで、良かった良かった。あとは商品がいつ届くか?
■増井さんがやってくれた! 投稿者:みちえる 投稿日: 3月23日(金)
…↑上記の書き込み付いての記述は、「ミニ定期便967 手のひらのシステム」に移動した!
■ ミニ定期便967 模様替えの理由 |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
この「iPAL-NEXT」をPCやMacのブラウザでご覧になっている人なら一目瞭然だが、いきなり模様替えをしてみた。具体的には、記事タイトルのあたりの色が集中的に変更された。これまでの濃灰色のベースに白文字というデザインから、淡紫に黒文字という、ほとんど逆版に近いデザイン変更だ。
実はこれには理由がある。
「ミニ定期便780 実験はそれだけ?」でも一度書いたのだが、このiPAL-NEXTは、カラー表示のiモードの場合、タイトル文字のバックの色が抜けて、タイトルの文字だけが表示されるのだが、ベースの色が白地である以上、白地に白文字だと読めない!…そう!これまではカラー表示のiモード画面からこのiPAL-NEXTを見ると、タイトルだけが表示されないという、かなり困った状態だったのだ。
そこで、今回からデザインを変更してみた訳だが、どうだろう?iモードからご覧になっている読者の感想を待つ。
■ ミニ定期便968 残念! |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
■シャープ Java採用でザウルスにオープンなアプリ環境を(BCN)
記事の本旨はタイトルの通りで、シャープ社はは海外に向けては秋頃からLinuxを採用した新PDAをリリースし、国内向けにはJavaをベースにした新ザウルスを販売していく方針を固めたらしい。
そんな記事の中、衝撃的なコメントは、シャープ社通信システム事業本部長・坂井陽一取締役のこんなコメント;
「(ザウルスの)オープン化を進めるために、パームの採用も検討した」
…で、結局、上のコメントは下記の文章に続くことになる。
「…が、それ以上にオープンな環境をつくることができるJavaを採用することを決めた」
…残念!
■ ミニ定期便969 並べてみよう! |
Date: 2001-03-23 (Fri) |
■並べてみよう!(iPAL-NEXT LONG COLUMNS)
ま、参考程度にネ!
■ ミニ定期便970 手のひらのシステム |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
なんと!増井さん自らの書き込みが届いた。
■PalmWiki etc. 投稿者:増井 投稿日: 3月24日(土)
詳しくは、原文を読んでもらうとして、前回書いた記事「ミニ定期便966 iPAL-BBSヘッドライン01/03/23」は、記事全体のバランスが崩れるほどに増井俊之さんの新作ソフトのことを書き込んでしまったので、今回あらたに分離してこの記事に加筆&転載することにした。
さて、その前に増井さんのこと。iPAL-NEXT読者にはもうおなじみの人だ。
●ミニ定期便038 kakeru? …「POBox Inline 」の紹介
●ミニ定期便386 舞台の影から拍手を贈る時とき。…SONYの製品「エアボード」に「POBox」が搭載された話
●ミニ定期便589 月刊アスキー12月号を買おう!…同誌に増井さんのコラムが!
●ミニ定期便678 晴れ姿、再び…SONYのcdmaOne携帯電話「C406S」にも「POBox」が搭載された!
●ミニ定期便797 入れる力。…日経産業新聞のインタビュー記事「21世紀の気鋭」(2001/2/6)に登場したらしい!
●ミニ定期便838 人に優しく。…障害者のための製品にも「POBox」が!
古くは、パーム航空時代のこんなところにも登場している。とにかく、彼の代表作「POBox」については下記ページで勉強してもらうことにして…
●POBox - 予測と曖昧検索にもとづく入力手法
●Palm用インラインPOBox
そんな増井さんの新作ソフトが久しぶりに登場した!!
■増井さんがやってくれた! 投稿者:みちえる 投稿日: 3月23日(金)
…さすが、目のつけ所が名作「POBox」の増井さん!
「Q-Pocket」はある種、Palm標準「メモ帳」のブラウザというか置き換えソフトというか、インクリメントサーチ(文字を書き込むペースに合わせて検索が進む)による全文検索をドーンと機能のど真ん中に置いたソフトだ。反応速度ではまだまだ進化の余地がありそうだが、作者もサイトで語っているようにカテゴリ管理なしでも「メモ帳」の管理が出来る!(他にも、メモ帳を管理するための機能がいくつか用意されているが、詳しくは同サイトでチェック!なんとメモ帳データの複製まで出来るらしい!)
一方の「WikiName」(なんて読むんだろう?ウィキネーム?)は、Palmの標準アプリの中でハイパーリンク(WEBサイトにおけるLINKみたいに文字をクリックすると関連ページにジャンプできる!)を半自動的に貼ってくれるHackMaster書類だ。「半自動」と書いたのは、基本的にはとっても簡単なタグを使うが、条件さえ揃っていればタグなしでもリンクされるし、例えば日付の場合(例:2001/3/23)などは、メモ帳の中のそれをタップするだけで、標準「予定表」の中の該当日付へと飛べる!
実は機長の場合、「予定表」は普段使わずに、その置き換えソフトである「Datebk4」を使っている。すると、この「日付ジャンプ」はそのままでは役に立たないのだが、「WikiName」の設定画面を見ると、リンクのターゲットとなるアプリケーションは、自分で選べるようになっているので、ここでちゃんとアプリ名(「Datebk4」なら「CESF」とか、決まりがある。他にもActionNames、Datebk3、Datebook+などに設定可能)を設定をしておけば、お好みのアプリへでもジャンプできる!
まだまだ使い込んだ訳じゃないが、「Q-Pocket」と「WikiName」を組みあわせると、もっともっと便利になるらしい。これからがとっても楽しみなソフトだ!
■ ミニ定期便971 白い栗の花 |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
クリクラ!で行われていた「CLIE2号機ニックネーム決戦投票」(2001.3.21)の結果、同サイトではPEG-N700Cのことを「しろクリ」と呼ぶことに決定したらしい。
そんな「しろクリ」を初めとするCLIE全体を支援する「クリエビギナーズWebセミナー第4回(最終回)」では、この「iPAL-NEXT」の親サイトである「パーム航空」を休航サイトにも関わらず紹介してもらった。感謝だ!
また、おなじみMuchy's Palmware Review!には、「しろクリ」の詳細レビューが出ている。PalmOS@niftyの「■新製品レビュー〜CLIE PEG-N700C」と比較しながら読むのも一興だ。
■ ミニ定期便972 軒亜? |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
■ノキアは日本製、米国人の多くが勘違い・米社調査(NIKKEI NET)
笑った。>「調査対象となった1008人の米国人のうち63%がノキアは日本製と答えた」
発音のイメージとか、サイバー感なんだろうけど、頑張れ、フィンランド!(@According to PDA Japan)
■ ミニ定期便973 style for human |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
今宵Palmであいましょう。。。やPalmfanで紹介されてるパームコンピューティング社の一期一会パブはなかなかカッコいい。日本法人単独でもここまでやってくれちゃうのは心強い。
だもんで、機長もネット上で拾った画像を加工して1つ作ってみた。オリジナル広告の中に混ぜてみたが、どれが機長が作った作品なのかわかってもらえるだろうか?
■ ミニ定期便974 現実なのに… |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
■ミスター・ビーン、上空でヒヤリ=軽飛行機の操縦士が失神(時事通信)
この記事によると、イギリスのコメディー番組「Mr.ビーン」で知られる俳優ローワン・アトキンソンさんが、旅行先のケニアを軽飛行機で移動中、操縦士が失神したため、自ら操縦桿を握ってピンチを切り抜けたそうだ。
世界中に配信されたこのニュースは、とても想像力をかきたててくれる。どうしても、もの凄く面白い現場を想像してしまうが、実際には見たこともないくらいにシリアスな顔をしたアトキンソンさんだったんだろうな?ま、当然だが…。あ、いかん、操縦桿の前でナプキンで口を拭くビーンが見える!
■ ミニ定期便975 整理の時代? |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
先日「ミニ定期便970 手のひらのシステム」で紹介した増井さんの「Q-Pocket」や「PalmWiki 」なんかもそうだが、追加ストレージの選択肢が増え、Palm内のデータ数が増加の一途を辿ると、どうしてもこうしたデータの「整理!」に意味が出てくる。
そういう意味で、クリクラ!で紹介していた「Seton note」もまた、PalmOSデバイス内部の膨大なデータを整理し、有効活用するためのアプリらしい。
ざっくりと言えば、「多機能アウトラインプロセッサー」らしいのだが、プラグイン機能を使えば「他アプリケーションデータへのリンクが可能」になるらしい。デフォルトとして標準「メモ帳」と画像アプリの定番「FireViewer」のデータへリンクするためのプラグインが含まれているそうだ。未確認だが、どうやら「DOC」フォーマットのデータもリンクできて、さらに、こうした各種データを「未読/既読」「日付別」「カテゴリ別」にも管理できるらしい。
さらに、特殊なメニュー選択システムによって「思考支援ソフト」としても使えるというのは、具体的なビジネスシーンでの活用場面が増えそうだ。
なお、「Pluginに関する仕様、サンプルソースコード」を公開、5月には「デスクトップ版とコンジット」もリリースするらしいので、今後の発展も楽しみだ。(あ、どうやらコレ、昨年リリースされた「TAONote」の進化系だったのね!)
■ ミニ定期便976 携帯電話とハンドヘルド端末の未来 |
Date: 2001-03-24 (Sat) |
現在、ドイツはハノーバーで開催中の世界最大の情報通信技術に関する展示会「CeBIT」では、やれ着せ替えタイプで若者市場を狙うNOKIAだの、周辺機器が充実してるEricssonだの、Javaで携帯&PDAの一元化を図るMotorolaだの、IBMとSymbianが携帯電話で結託しただの、NTTドコモが世界デビューを目指すFOMA端末だの、…と携帯電話絡みの話題で大騒ぎだ。そんなドイツから離れた場所でも、Microsoft社が社運を賭けた「Stinger」だの、PalmOS搭載の米Samsung携帯電話の画像公開だの…と、とにかく携帯電話周辺がかしましい。でも、まさに今年は、これまでハンドヘルド端末でのみ盛り上がっていた手のひらの上の端末戦争が携帯電話戦線にも波及して、確実に世界規模でそれらが繰り広げられる元年となりそうだ。
これからの時代、確実に携帯電話とハンドヘルドタイプのコンピュータ端末が、互いに互いの領域を審判しながら、次の時代の主導権を握ろうとしのぎを削る時代がやってくる。
ところで、携帯電話とハンドヘルド端末の未来については、一昨年あたりから、各方面でいろいろ言われてきた。少なくともDoCoMo王国日本ではiモード王朝を新興のハンドヘルド勢力がつき崩すのは不可能だろうと言われ、Palm経済が蔓延する国アメリカでは携帯電話がどこまでそこに食い込めるのか?と不安がられ、その中間的ポジションに位置するヨーロッパでは大乱戦が予想され、実際にその傾向が強くなってきた。
こうした、世界規模の革命的過渡期を支配するものとして、機長は、以下の4つの要素を想定している。
ひとつは、これまで耳にタコが出来るぐらいに言われてきたように「液晶サイズ」だ。
現在の液晶サイズのままなら、携帯電話で閲覧できるデータ情報はiモードのようなテキスト情報がギリ限界だと思われる。静止画像や動画も技術的には利用可能だが、やはり物足りないし、便宜的な代用品という意味合いがまだまだ強い。その結果、携帯電話でテキスト情報以上のデータを閲覧するためには、現在以上に大きな液晶画面が求められることになる。これは、解像度の誤魔化しだけではすまない質的な量も含まれている。もちろん、将来的には「折畳み液晶」だとか、「巻物型液晶」などが登場して、これらのパラドックスを解消してくれそうだが、それが安価で市販されるまでの間、通話機能に優れる携帯電話と液晶サイズが稼げるハンドヘルド端末の間を、Bluetooothのような無線技術が結ぶことによって、妥協的な問題解決を計るのではないか?
次に、端末への「入力方法」の問題がある。
これについては、大部分の市民がインターネット世界へのデビューを、フルキーボードを備えたPC機器ではなく携帯電話で果してしまった日本国民のような特殊な環境でもないかぎり、携帯電話の押しボタンだけで大量の文字入力を果たすことは、世界的にあまり望まれていないように思われる。少なくとも現状ではそうだ。漢字という2バイト文字のハンディキャップを背負わない欧米圏においても、この傾向は根強いように思われる。だから、これまで手のひらレベルの通信において、欧米では携帯電話よりも、せめてペン入力が可能なハンドヘルド端末が中心的な役割を果たしてきた。だが、この入離苦に関する障壁についてはすでにOSレベルで対応が始まっているように、携帯電話が「ペン入力」をサポートすることで解消されていくような気がする。そして、究極的には「液晶サイズ」と同様、「内蔵折畳みフルキーボード」や、「巻物型フルキーボード」の登場がそれを手助けするだろうし、さらに進んだ展開としては、Bluetooth技術によって「普通のペンとしても使える入力デバイス」を使った、アナログの文字入力ソックリの入力スタイルが、これらすべての問題を解消してくれるかもしれない。
続いては、皮膚感覚として意外と重要な「信頼性」の問題。
これについては、日本のiモードが503iタイプに進んでiアプリを標準搭載した時点ですでに問題が健在化しているが、ある種「ライフライン」的な意味合いさえも持つ現代社会における携帯電話が、複雑な機能を次々と獲得していくことによって、同時に信頼性をどんどん失いつつあることは、今後の手のひら端末の進化の過程において、大いなるパラドックスとなりうる可能性を秘めている。これ以上信頼性が失われるぐらいなら、通話機能専用の携帯電話とデータ通信専用の携帯電話(またはハンドヘルド端末)の2台を持つことも厭わない。そんな空気がユーザー側に生まれる可能性は、今後無視できない問題となるのではないか?これにさらに、極度に複雑な機能を与えられ、個人情報や経済活動とも密接に絡みつくことによって、携帯電話には「悪意のないバグ」とともに「悪意に満ちたウイルス」という恐ろしい敵が迫ってくるはずで、そうなるとますます、通話機能とデータ通信機能、この2つの機能をそれぞれ分離して持ちたいという欲求が出てくる可能性もないとは言えない。
最後に、人類の「通話スタイル」の問題についても触れたい。
そう、これはハンドヘルド端末の、というよりも携帯電話特有の問題だ。御存知のように、世界的に携帯電話の普及は進んでいるし、その機能もどんどん複雑進化しているのだが、こと「通話」という点に関するかぎり、「耳にスピーカー部を当てて口にマイク部を当てる」というエジソン時代からの古典的通話スタイルが、いまだ人類の主流となっている。電磁波問題との絡みで、一部には「ヘッドセットをつけて通話する」というスタイルも登場しているが、実際にはポケットの中でコードが絡まる、急ぎの受信で出遅れる、などの物理的問題もあって、意外と古典的な通話スタイルに落ちつくことが多い。これについては、そう遠くない将来、Bluetooth技術などの応用により革新的な通話スタイルが生まれるという可能性もなくはないが、現状の通話スタイルの文化が続くかぎり、民族的な手のひらのサイズ差にもよるが、「あまり幅が広くはない縦長で棒状の物体を使って、耳と口をつなぐようにあてがう」スタイルは急激に変質することはなく、その結果、それにふさわしい形状が「携帯電話筐体の黄金律」として求められ続けることになる。その結果、液晶サイズをあまりに大きくしすぎると長時間の電話で指がつってしまう(例:機長の手のひらではVisorPhoneで長電話はしたくない!)ので、ユーザーから敬遠されてしまう可能性が高くなるし、通話をしながら液晶画面を見るためには着脱式の液晶画面(それは、折畳み式だったり、巻物型だったり、バーチャルスクリーンタイプだったりするだろう)が必要になってくるのではないか?それらの技術が、安価に市販できる時代が来るまでは、携帯電話の液晶サイズにはおのずから限界があるだろうし、依然として「電話をしながらスケジュール画面をスクロールしたい場面」では、携帯電話とハンドヘルド端末は別々のアイテムであることが望ましい。つまり、技術の進歩と、人類の大いなる習慣との戦いがこれから始まる。
…以上の「液晶サイズ」「入力方法」「信頼性」「通話スタイル」という4つのポイントから、機長はこれからしばらくの間、人類は「携帯電話とハンドヘルド端末の共存時代」を迎えると睨んでいる。とくに、多少の距離や物理的遮蔽物を無視してくれるBluetooth技術の存在が、この不安定な共存時代を支えてくれそうな気がする。ただし、人類の大いなる習慣さえも変えてしまう新技術の登場が、こうした近未来像を劇的に変えてくれる可能性も、まだまだありえるだろうし、そういう新技術の登場を心のどこかで期待しているのも事実だ。
■ ミニ定期便977 必読かも。 |
Date: 2001-03-25 (Sun) |
■第159話<電磁波にモノ申す「その1」>H13.3.25(WorkPadでござる)
Palmとはあんまり関係ない話だけど、とても大切な話だと思ったので、「必読マーク」をつけておく。どこにマークを?…心のメモ。できれば続きも読みたい。
■ ミニ定期便978 タイムサービス? |
Date: 2001-03-26 (Mon) |
パームコンピューティング社からの連絡によると、同社製品の価格が3月26日から大幅値下げになった。
Palm Vx 5.000円引き! (39.800円→34.800円)
Vxミレニアム 7.000円引き! (41.800円→34.800円)
Palm IIIc 4.000円引き! (36.800円→32.800円)
PalmConnect USB kit 500円引き! ( 4.480円→ 3.980円)
…つーことだ。新機種登場などによるこまめな値引きは、スーパーマーケットにおけるタイムサービス同様、お客との信頼関係の上で大変重要なことだったりする。
さて、もっともお得感がデカイのが、Palm Vxミレニアムエディション!あの、ライトブルーの筐体がノーマルVxと同じ34.800円というのは嬉しい。
※あ、そうそう、iPAL-NEXTが早くも54万アクセスを記録!いつもいつもありがとー!マジで。
■ ミニ定期便979 5億600万5000本のアンテナ |
Date: 2001-03-26 (Mon) |
Gartner Dataquestが発表した2001年の世界の携帯電話の販売台数予測によると、予測台数は5億600万5000台となり、2000年より約23%の増加だとか。
さらに、2005年には携帯市場は7億4000万台まで拡大し、とくにアジア太平洋地域の地域シェアが大きくなるんじゃないか?と予測している。
5億台か〜!たぶん中国で自転車並みに普及したら軽々とそれぐらい行っちゃいそうだ。毛沢東首席生誕○○年記念の真っ赤なノキアとかあったら、ちょびっとだけ欲しい。
さて、これだけ携帯電話が売れるってことは、「ミニ定期便976 携帯電話とハンドヘルド端末の未来」で書いた法則で考えると、ハンドヘルド端末にもまだまだチャンスはあり!ってことだ。
とは言え、同時に今宵Palmであいましょう。。。でリンクしてたこんなCNET記事もある!
■Palm expects market growth to drop by half(CNET)自動翻訳
さてどうなる?世界の携帯電話&ハンドヘルド端末&世界経済?!
■ ミニ定期便980 Automatic-translation |
Date: 2001-03-26 (Mon) |
The automatic-translation link ("English Page") in the upper right of a page was changed into the thing of Excite from the old thing. Although it's not perfect, it's quite better than an old thing. How?
Try it!
Thanks to ERI-ERI!