■ 241 なんとSamusung社からもM100がリリース! |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
8月にアメリカで、9月には国内でも発売される「Palm m100」だが、今度はなんと韓国の大手メーカーであるSamusung社から「M100」がまもなく発売される!
ただし、この「Samusung M100」は、「Palm m100」といくつかの点で大きく違う特徴を持っている。まず、Palmのそれが小文字で始まる「m100」なのに対して、Samusungのは大文字で始まる「M100」だということ。次に、「Palm m100」がビギナー用のPDAなのに対して、「Samusung M100」はMP3プレイヤーが内蔵された世界初の携帯電話だということ。しかも、イギリスのVirgin社からまもなく発売される!ということ。
そう、別の言い方をすれば、この2つは、まったくの別物と言ってもいい。名前の類似性はかなりの偶然か、Palmの方が小文字になっていることからも、後発だったのかもしれない。脅かしてすまない。
■ 242 Jeffの言葉(1) |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
先日、535&Palmで、こんなリンクを見つけた。
「Jeff Hawkins さんへのインタビュー」(8/29付け)
ここには、機長などヨダレ出まくりの、Palmの父・Jeff Hawkinsさん(現Handspring社)の生声がたくさん並んでいる!
全部で37の質問に答えているJeffの解答のうち、あまりにも素晴らしいその一部を、テーマごとに数回に分けて紹介する。
その第一回目のテーマは、「Handspring社について」!
【Handspring社について】
■Q■これからのHandspring社のマシンはどうなる?
Jeff) 細かいことは言えないが、マシンに無線通信環境を統合することが大きなテーマだ。
■Q■ Palm社とのライセンス契約はいつまで続ける?
Jeff) 現在、5年契約の2年目だ。今のところ他のOSを使うつもりはないが、素敵なOSが見つかったらそっちを使うかもしれない。
■Q■ Palm社はライバルですか?
Jeff) 素晴らしいパートナーであり、同時に素晴らしいライバルだ。会社とは普通そういうものじゃないかな?でも、まあまあいい関係を築いている。
■Q■ SONYのような巨大企業が参入してきて、あなたの会社は競合できるのか?
Jeff) 前にもよく聞かれたよ。「Microsoftとどうやって戦っていくつもりなのか?」と。最近は、Microsoftの部分がSONYやNOKIAに変わっただけの同じ質問をよく受ける。ただ、いつも思っていることはたったひとつ。これまで通り、よりよい製品をデザインして作れば、きっと成功すると信じている。
■Q■ 業界で深刻な部品不足の影響が、なぜHandspring社だけには存在しないのですか?
Jeff) まず、もっとも供給不足の原因となっているフラッシュメモリを、我々が使っていないこと。次に、我々がベンダーとの連絡を緊密にして需要を正確に把握していること。この2つの理由で、我が社は部品不足をなんとか回避している。
■Q■ プログラマである私が、Palm社のためよりも、Handspring社のために働いた方がいいというアドバンテージは何か?
Jeff) PalmOSで使えるアプリケーションなら、Handspring社の製品では必ず使える。でも、Handspring社の製品で使えるSpringboardモジュールは、他のPalmOSマシンでは使えない。
■Q■ Handspring社がPalm社を買収するという噂については?
Jeff) その噂は真実ではない。
続く(予定)
■ 243 Jeffの言葉(2) |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「Jeff Hawkins さんへのインタビュー」(8/29付け)から抜粋した、Palmの父・Jeff Hawkinsの生声を拾った特集の第二弾だ。
【新製品について】
■Q■ Color Visor?
Jeff) Sure!
■Q■ それはいつですか?
Jeff) それは聞かないでくれ。
■Q■ Palm V型のVisorが出る予定は?
Jeff) 我々は、すべての形状&サイズの新製品について、いつも考えている。
【Microsoft社について】
■Q■ Microsoft社も少しは成長しましたか?
Jeff) 彼らはどんどん良くなっている。だからとても警戒している。もしも彼らが成功を収めたら、我々のHandspring社もWindowsCEマシンを作ることになるかもしれない。でも、今のところ、その計画はいっさいない!
■Q■ ExcelやWordとのシームレスな統合環境を実現するつもりは?
Jeff) その質問はPalm社に聞いて欲しいが、少なくともHandspring社ではそういう準備はしていない。
続く(予定)
■ 244 Jeffの言葉(3) |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「Jeff Hawkins さんへのインタビュー」(8/29付け)から抜粋したJeff Hawkinsの言葉集、第3弾だ。
【Springboardについて】
■Q■ 業界標準のスロットじゃなくSpringboardスロットで、成功を収める自信は?
Jeff) たまたま我々の望む条件の技術がなかったからSpringboardスロットを作った。これは、多くの人々がこのモジュールのために素敵なソフトをたくさん作ってくれて、多くの人々が素敵なSpringboardモジュールを作ってくれることで成功するだろうと信じている。
■Q■ 昨年あなたにインタビューした時、あなたはこの1年で数百のSpringboardモジュールが出るだろうと言っていた。でも、今、入手可能なものは20ほどしかないが?
Jeff) とくに無線・有線の通信系のモジュールは、開発に予想外の時間がかかっている。そのうちのいくつかはまもなくリリースされる予定だが、まだ発表はしていない。
■Q■ 今後、Handspring社から出るマシンは、すべてSpringboardモジュールに対応していますか?
Jeff) そのつもりだし、互換性も維持するつもりだが、永遠にそう、とまでは保証できない。
■Q■ Springboardスロットの互換性は?
Jeff) 現在あなたが持ってるSpringboardモジュールは未来のHandspring製品でもちゃんと動くだろう。また、未来に作られたSpringboardモジュールは過去のHandspring製品でもちゃんと動くはずだ。
続く(予定)
■ 245 Jeffの言葉(4) |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「Jeff Hawkins さんへのインタビュー」(8/29付け)から抜粋したJeff Hawkinsの言葉集、第4弾だ。
【通信について】
■Q■ 携帯電話のSpringboardモジュールは今、どんな状態?
Jeff) もともとSpringboardモジュールは無線通信のために作られたほどだ。携帯電話のモジュールは年内には出る予定。
■Q■ Bluetoothに興味は?
Jeff) まもなくBluetoothのためのSpringboardモジュールはリリースされるだろう。でも、マシンそのものに統合するかどうかの判断は時期尚早だと思っている。Bluetoothの評価はまだ業界内部でも定まっていないからだ。
■Q■ 無線通信の技術の中でどれが素晴らしいと思いますか?
Jeff) 世界中の各地域によって、無線通信の方式は違う。そういう意味で、どんな環境にもOSレベルじゃなく、Springboardモジュールだけで対応させられるVisorはアドバンテージを持っている。
続く(予定)
■ 246 Jeffの言葉(5) |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「Jeff Hawkins さんへのインタビュー」(8/29付け)から抜粋したJeff Hawkinsの言葉集の最終回のテーマは、Jeff自身について。
【Jeffについて】
■Q■ あなたが毎夜、眠れなくなるほどに悩んでいる問題はなんですか?
Jeff) 自分の会社をいかに速く成長させるか!このために毎日悩んでいる。
■Q■ あなたのPalm哲学にマルチメディアという単語を登録するつもりは?古くさいPalmOSを改良するつもりは?
Jeff) マルチメディアはこれからますます重要なものになるだろう。でも、ワイヤレスの通信環境でマルチメディアアプリケーションが供給できるような体制が一般的なものになるためには、まだ3年から5年はかかるだろうと思っている。
■Q■ あなたが個人的にお奨めする、でも、あんまり有名じゃないソフトは?
Jeff) 「Tide Tool」・・船を操縦するのが好きな私には最高のアプリケーションだ。
■Q■ 毎日使っているPalmOSマシンは?
Jeff) Visor Deluxe。
■Q■ 50年後のハンドヘルドマシンはどうなっていると思いますか?
Jeff) 50年後はわからないが、少なくとも20年後には、音声とデータの通信が可能な高速無線通信環境を持ったハンドヘルドマシンを、それこそ誰もが持っているようになっていると思う。
■Q■ あなたにとって、真に革命的なテクノロジーとは?
Jeff) それは、全世界の人間が支持してくれるテクノロジーのことだ。その収益はまさに革命的なものになるだろう。
おしまい。
※全文を読みたい人は、ココを読もう!
■ 247 9/1から始まるもの |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
Palmファン、そしてCLIEに期待するユーザなら、9月1日15時にオープン予定の以下のサイトをチェックしない訳にはいかない。
■「CLIE Plaza!」
クリクラ!によると、予定よりも早くグランドオープンが決まったらしい。
そして、スポーツが好きな人なら、9月1日グランドオープンのここのチェックも忘れるわけにはいかない。電通や三菱商事、時事通信など5社が出資する国内最大スポーツ情報サイトがいよいよ始動するらしい。
■「スポーツナビ」
そして9月といえば秋!秋といえばスポーツとともに読書の季節だ。そんな9月最初の日に、出版8社が画面上で読める「電子書籍」をインターネット経由で販売するサイトも、正午にオープンするそうだ。
■「電子文庫パブリ」
Don't miss them!
■ 248 罪と粋 |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「映画「プライベート・ライアン」を見なさい=軍人記念碑壊した少年に判決−米(時事通信)」
読んで字のごとく、米テキサス州で軍人記念碑を壊した9人の少年たちに裁判所が下した判決がこれだった。
例によって、事件や判決の是非は問わない。
でも、いいな、と思う。この判決、とっても粋だな〜と思う。
そして、罪と罰の関係について、本当に必要なこととは何だろう?ということを改めて考えさせられるニュースだ。
■ 249 男と女と右脳と左脳 |
Date: 2000-08-31 (Thu) |
「特報」って言葉も、ゴジラ映画の予告みたいで、ちょっと大袈裟だな〜と思うが、「<特報・脳活動>女性は会話に右脳も使う 男性は左脳のみ」という毎日新聞のニュースについて。
「通産省工業技術院電子技術総合研究所などの実験」によると、「日常会話などを理解するとき、男性は左脳だけを使うのに対し、女性は左右両方の脳を使っている」そうだ。
どういうことかというと、「右脳は時間的に離れた情報を結びつける働きがあるとされ女性は男性よりも文章や会話の離れた部分を結びつける能力に優れている可能性がある」つーことだそうだ。
機長流に言うとこうなる。女性が男性よりも優れているところの「文章や会話の離れた部分を結びつける能力」とは、別の言い方をすると「本来は、とっても離れていて関係性すらもよくわからないような文章や会話を、とっても強引に同じ次元で話せてしまえる能力」において、女性は男性よりも優れている。…とも言える。
じゃあ、男性の方が逆に優れているのか?というと、残念ながら男性は「理屈」とか「義理」の奴隷なので、とても窮屈に生きている。だから、あまり偉そうなことは言えない。
つまり、機長の最終結論はこうなる!
要するに、どっちもどっちだ!
■ 250 濃すぎる4日間 |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
さて、今日から9月だ。そして、Palmユーザにとって、あまりにも濃すぎる4日間がもうすぐやってくる。
9/6 アスクより、「TRGpro日本語版」が遅まきながらリリースされる!(@According to Palmfan)
9/9 パームコンピューティングから「m100日本語版」がリリースされる!
9/9 SONYから「CLIE2機種」がリリースされる!
この3日間にPalmユーザがすべきことは3種類のことだ。そのどれからを選べばいい。
1)頑張って、新機種を買う。
2)新機種を店頭で触ってみて、現機種の良さを再確認する。
3)新機種がいいな〜と思いつつ、お金がないので貯金を始める。
※…と、書いたばかりなのに、更新されたばかりのPalmfan「2000.9.1ひとりごと」を見ると…どうなっとんねン?!…TR○pr○!日本語○
■ 251 SONYの理由 |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
大阪PalmIII(8/31)に書いてあった以下の文章に、かなり同感だ。
「で、一番驚いたのは、その人たちが「動画機能」と「ATOK搭載」に最も注目していた点です。個人的に一番必要ないかな、と思っていた機能ばかりなのですよこれが。これはやはり、何を搭載すればPalmを持っていない人が興味を示すのかを徹底的に研究した、SONYの成果なのかもしれません」
まあ、何よりも遅れてきた互換機だったから、明らかな差別化が必要というのもあったとは思う。でも、たとえば、「カラー液晶」のこと。Palm IIIcよりもクリアじゃない、という批判がある。ま、当っていると思う。でも、もし液晶をPalm IIIc並にクリアな液晶画面にして、その代わりに筐体を大きく&重くしちゃったら、それはPalm IIIcになってしまう。また、そのために、バッテリの持ちを悪くして値段を上げてしまったら、それはPocketPCマシンになってしまう。今のサイズや重さ、バッテリの持ち、値段をキープしたままカラーにしたらこうなりました、というのがまっとうな理由だったりするのでは?と思う。奇麗なカラー液晶のために筐体の大きさを犠牲にしてもいい人はPalm IIIcを、バッテリの持ちや値段を犠牲にしてもいい人はPocketPCを買えばいい訳だし。それでもCLIEサイズのカラー液晶マシンならPalmを買ってもいいな、という人間(機長も!)がいる、という判断が今回のCLIEにはあったのだと思う。これは、SONY流の「Zen of Palm」(Palmの父が考えた弁証法的なPalm哲学の名前)だと思う。
また、大阪PalmIIIのNAS芹沢さんも書いている「動画機能」についても、そりゃあ、日常での使用を考えると、実は実用性なんかほとんどないことは明白だ。どこの世界に「手帳」で「映画版チャーリーズ・エンジェルの予告編」なんか見たがる人間がいるだろう?…たぶん、いない。おそらくこれは他人に見せびらかせるものだ。ちょうど、PocketPC各種についている無駄な多数の機能のように。でも、これをつけるだけで多くの野次馬が感動し、欲しがることは確かだ。少なくともアメリカではちっとも売れないPocketPCが日本では結構売れていた理由のひとつもこの辺にあった。でも、PocketPCと同じ手法で、値段やバッテリの持ちをまったく気にしない大飯喰らいの動画アプリを登載したのでは意味がない。そんなものが欲しかったらPocketPCを買えばいい。だから、SONYはお得意の「うちの会社には優秀な技術者がゴロゴロしています。それこそ、このサイズに詰め込んで欲しい、とお願いすれば、たとえそれがどんなサイズであっても確実にそうしてくれます」(PDA style MeetingでのSONY社・清水博幸さんのコメント)という技術力をふんだんに使って、バッテリの持ちへの影響の少ない動画アプリをつけた。たぶん、この機能を使いまくることになるのは次世代以降のCLIEにおいてだと思うが、現在無理してでもこれをつけることで、これまで一度も興味を持たなかった新しいPalmユーザは確実に増える。
こうした点が、CLIEの良さなんだと思う。つまり、PalmOSマシンは好きだ。そこでさらにPalmOSマシンを作るとしたら、現行のPalmOSマシンにはないけど、もしもあったら欲しいな〜という機能を、Palm社にはないSONY社独自の技術力で、あの小さな筐体の中に押し込んでいく。しかもバッテリの持ちや値段でも極端な影響は出さないようにすることで、ギリギリのところでZen of Palmを守っている。
極端な話、CLIEは「エンターテインメントPDA」だと名乗っている。これだけでも、CLIEには新しい価値が加わっている。実は、WorkPadだってPalmだって、「エンターテインメントPDA」の要素は持っていた。でも、いざ売るとなると、「手帳や電子手帳の替わりに使えるよ!」というキャッチフレーズはなかなか外せなかった。ところが、CLIEはあくまで「エンターテインメントPDA」だと自称している。さすがに手帳は手放せないという人にも、電子手帳ならやっぱりザウルスでしょ!という人までにも、「購入するための理由」を与えてしまう画期的なキャッチコピーだとも言える。
■ 252 偶然であって欲しいこと。 |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
機長は、よく言われるような「謀略説」とかにはあまり乗らないようにしている。だいいち、ド素人の人間が新聞やウェブの記事を読んで気づくような低レベルなものが「謀略」であるはずはない、と思うからだ。
ただ、歴史の中にはしばしば、それが「謀略」であるかどうかではなく、「謀略」と呼んでみたくなるような不思議な偶然がたびたびある。
たぶん、世の中の大多数の人は興味すら持っていないと思うが、今、日本の与党である(つまり、日本の政治を動かしている)自民党と公明党の関係は微妙だ。非常に微妙なパワーバランスでお互いの利益を模索しているように見える。とくに、議員数を思いきり減らした公明党としては、時の首相が無力なうちに、それを利用して、なんとか発言権を増大させておきたいと思っている、ように見える。
ところが、公明党から「あんた、いらないよ!」ということをかなり直接的に言われている首相官邸の森さん(総理?)はそんな公明党の動き方が面白くない。だから、思わず恨み言も出てしまう。
でも、「自民党全体」としては公明党との連立関係を決して崩したくない!と思っている。森以降の政権を守るためにも自公の枠組みは守りたい。…と、とても微妙なバランスで、自民党と公明党の関係は成立している。
そんなさ中に、「森田健作議員」の私設秘書が公職選挙法違反で逮捕された。
「自民党が全面バックアップで当選させようとした公明党候補」を選挙で叩き落としてしまった「保守系無所属・森田健作候補の当選!」は、自民党と公明党の関係にもっとも亀裂が入った象徴的事件のひとつだった。
また、素人考え的にも、いくら検察がアホでも、「ものごとの順番」として考えて、与党候補や野党候補ではなく、保守系無所属のほとんどなんの力もないタレント候補で、意味があるとしたら、「与党連立政権にとって忌まわしい思い出の象徴」としての意味しかない議員の選挙違反から手をつけるというのは、普通のことじゃない。それじゃあ、まるで検察がアホ、ということになってしまう。
そう考えると…。
でも、機長はこれを「謀略だ!」とはあまり思いたくない。こんな安っぽい手口が謀略だとしたら、裏(?)でそれを動かしている人たちのレベルはものすごく低いことになるからだ。国を動かしている人たちにはいつも優秀であって欲しい。でないと、彼らを選んだ我々もかなりのアホということになる。う〜ん、それはそれでつらいじゃん?
■ 253 どんどんPDF |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
この「iPAL-NEXT」でも、「ミニ定期便222 pdfの足音」などで、毎回熱く紹介しているPalmとPDFの関係だが、ついに、画像まで含めたPDFファイルをPalm上で表示するソフトが誕生したらしい。
MYCOM PC WEBのPalmOSでもPDFファイルが閲覧可能に!!「Primer PDF Viewer for Palm」という記事によると、このソフト、「PCを使ってダウンロードしたPDFデータを、クレードルなどを用いてPalmに転送、ビューワーで閲覧するという仕組み。転送時には、PDFファイルのなかから自分の必要なページだけを選んでPalm上に送ることが可能になっている」という。
これはなかなか便利そうだ。同ソフトは、Ansyr Technology社から9月にもリリースされるという。(でも、日本語はまだ無理だろうな〜!早く日本語版出して〜!)
と、機長も最近、このpdfフォーマットに、やたらと興味を持っている理由は、単純に便利!ということもあるが、それ以上に、Adobe対Microsoftというこの対決図式が面白いからだ。
■ 254 そんなところにいたのか! |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
CLIEにはなぜか入っていなかった「アイツ」は、こんなところにいたらしい。
■ 255 木馬払い |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
ここ数日、全世界のPalmユーザを不安な気持ちにさせてくれた、例のトロイの木馬君に対する各社の対応状況を、この記事は親切にまとめてくれている。
※参照「ミニ定期便234 木馬速報」など。
■ 256 イメチェン? |
Date: 2000-09-01 (Fri) |
これって「弟切草」?
「オトギリソウにうつ緩和効果=研究報告」(ロイター)
「うつ緩和」ってことは、どっちかっていうと「躁」系なんでしょ?いやいや、とっても素晴らしい発見なんだけど、イメージ変わっちゃうよな〜。
■ 257 がんばれ!森さん |
Date: 2000-09-02 (Sat) |
おなじみ、総理官邸の森さん(首相?)に関するニュースだ。
<森首相>公邸暮らしに不満 「ヘビも幽霊も出るとか」(毎日新聞)
とあるTV番組の録画撮りで森さんは(首相?)は語ったという。
「ネズミも出るし、ヘビも出る。幽霊も出るという話だ」…と、現在住んでいる総理公邸への不満をぶちまけ
「呼吸が止まっても気付かない、そういう恐れは十分にある…」と不平はとどまるところを知らなかった…そうだ。
以前、とある総理夫人が、これとほぼ同種の不満をこぼしたことはある。でも、総理でこんな不満を漏らすとは…
この人は、自分が「何様」と思っているのだろう?やむにやまれぬ事情があったとは言え、現在のところ、自分が「総理様」だということに気づいていないのだろうか?まだ?
比較的大きな権力を持っているはずの「総理様」が不満を漏らしてたら、「国民様」はどんな気持ちになるか?あまり考えたことはないんだろうか?
早く気付くんだ、森さん!あなたは総理だ。(確か、そうだよね?)「不平」を言う前に、国民に「夢」を見せるのが仕事なんだよ。
あ…ごめんなさい。この注文は森さん(首相?)には、難しすぎる。訂正しよう。そこまでしなくてもいいや。普通にしてればいい。
森さん(首相?)が、総理を辞めても誰も気づかない、そういう恐れは十分にある…
■ 258 CLIE Plaza!に行ってきた! |
Date: 2000-09-02 (Sat) |
そうそう、我が家にはまだCLIE君は当然のように到着していない(発売日前なので当然か…)のだが、昨日、CLIE Plaza!がオープンしていたので、フラリと行ってきた。
まず、トップページ!ここは、やや時間がかかったものの、あの、奇麗な街の画像が、ちゃんとalm IIIc&NM502iという通信環境でも、表示された。うむうむ、CLIE Palza!に来たぞ、という感動が貰える。(将来的には、直接CLIEでこのページを訪れるためにもテキストのみTopページなんかも欲しくなるかも…。ま、それはそれで味気ないので、あえてSONYさんには無理強いはしないが。)
さて、このCLIE Palza!、「前倒しグランドオープン!」というだけあって、まだ本格的な始動とは言えない。いくつかのコンテンツは、まだ使うことさえ出来ない。でも、いくつかすでに試せる機能があったので、前述の環境でまずは覗いてみた。
その結果、う〜ん、Palm IIIc&NM502iの環境では、開けないことはないがかなりしんどい!CLIE環境やCLIE&PHS環境だと変わるのかもしれない。
現時点でも、かなり使えるコンテンツとしては、「Contents Square」がある。これは、奥一穂さんの名作ブラウザ「Palmscape」最新版(同ページからダウンロード出来る!)の新機能である「チャンネル」を使った、コンテンツ集で、難しい話をすっとばすと、このファイルとPalmscape最新版さえインストールしておけば、通信環境にいなくても、「画像やテキストのかたまり」をまるで雑誌か本のように閲覧できる。
この「Contents Square」には、すでに「代官山ホームページ」「「地球の歩き方」on Palm」「マップルガイド渋谷版」「@CINEMACAFE.NET」「Vis-a-Vis」「MTI株式情報」「産経プロ野球ニュース」「共同通信」など数十個のコンテンツがあり(メニューは2ページ以降も要チェック!)、それらは日刊だったり週刊だったり、隔週だったりするので、まるで新聞や週刊誌のように、これらを購読することが出来る。通信環境さえあれば、そこからのリンクも可能だ。
いくつか、これらの「チャンネル」を試してみたが、なかなかいい感じだ。これはSONYのというより、「Palmscape」の機能かもしれないが、これらのチャンネルは、アプリと同様にアイコンを持っているので、アイコンを押すだけでアプリケーションを気にしないで開いてくれるのも嬉しい!
ただし、気をつけるべきは、少なくとも機長のような環境(Palm IIIc&NM502i)で、オンラインからこれらの「チャンネル」を直接ダウンロードすることはお奨めしない。将来や、別環境(とくにCLIEの場合!)はわからないが、普通のPalmの通信環境だとかなりのダウンロード時間がかかるし、その前に画像豊富なメニューページを開くだけでもずいぶん骨が折れる!
これらの「チャンネル」は、デスクトップでダウンロードしておいて、それを通常のアプリと同じ手段でPalmマシンに送るのが、もっとも効率的な手段だと思う。それならストレスは少なくてすむ。SONYのVAIO&CLIE環境ではもっとお手軽になっているかもしれない。それはマシンと専用ソフトが登場してからのお楽しみ!
今のところは、デスクトップで閲覧して、必要なファイルをダウンロードして、そのままPalmにGo!というのが、一番便利な使い方かもしれない。
あと、「Comic Time Cafe」も、「Comic Time」という専用ソフトさえPalmにインストールしておけば(同ページからダウンロードできる!)、現存する3つのコミックタイトルは使える。Palm IIIcでカラー版を開いてみたのだが、なかなかいい感じだ。上下ボタンだけでコマを進めるスタイルは、とても軽快でいい。Palmというメディアには、コミックがこんなにも似合うのか?!(すべてのコミックが、とまでは言わないが…)という感動を覚えた。
(続く…たぶん)
【追加】
「Palm IIIc&NM502iで閲覧するのは難しい」というのは、間違いだった。Palmからでも快適に閲覧できる方法がちゃんと別にあった。それについては、「ミニ定期便258 CLIE Plaza!の秘密」を参照のこと。
■ 259 日経新聞の1面トップ |
Date: 2000-09-03 (Sun) |
を!を!を!今朝の日経新聞の1面トップニュース!
「ネット接続に新端末〜ドコモと米パーム」という大きな題字に、以下のようなサブタイトルが囲んでいる。
「来春メド展開」「携帯電話より大画面」「パソコンより手軽に」
そして、PalmVx日本語版の写真とIDCジャパン調査の携帯情報端末の市場グラフが出ている。中身を読むと、例の来年から始める日本型Palm VII構想のことらしい。筐体についても、すでに発表された通り、アメリカよりも小さくなるとの文章も。日曜朝なので暇ネタとも言えるが、Palmに対する注目の高さを感じる記事だ。それにしても一面トップには驚いた。
【追伸】
■「NIKKEI.NET」もトップ記事はドコモと米パーム、新ネット接続端末を展開だった!
■日経新聞9月3日朝刊の画像も記念なのでアップしてみた。(でも、重いぞ!)
【追伸】
■同記事についての抜粋が、「Palm Pilotのページ」に、シンプルにまとめてある!必読!
■ 260 CLIE Plaza!の秘密 |
Date: 2000-09-03 (Sun) |
先日の「ミニ定期便256 CLIE Plaza!に行ってきた!」の続編。
まずは、先日の訂正から!
機長は前回下記のように書いた。
「気をつけるべきは、少なくとも機長のような環境(Palm IIIc&NM502i)で、オンラインからこれらの「チャンネル」を直接ダウンロードすることはお奨めしない。将来や、別環境(とくにCLIEの場合!)はわからないが、普通のPalmの通信環境だとかなりのダウンロード時間がかかるし、その前に画像豊富なメニューページを開くだけでもずいぶん骨が折れる!」
が、これはまず大きな誤解だったようだ。
クリクラ!の「CLIE Plaza!っておもしろいぞ!」(2000.9.2)によると、下記のようなシステムらしい。
「URLをhttp://www.peo.ne.jp/と打ち込んでからアクセスすると自動的にPalmに最適化されたページが表示されパソコンでアクセスしたときとはうってかわってシンプルなメニューになっている」
確かめてみると、確かにそうだった。
そして、その軽快な画面でなら、Palm IIIc&NM502i環境でもスイスイとアクセスが可能だ。さすが!というか、やっぱりね、というか…。
ちょっと謎だったのは、なぜかトップページに「ImageStation」「Magazine Stand Paubzine」「Contents Square」の3つしかメニューがなかったこと。すでにサービスが利用可能なはずの「Comic Time Cafe」等がないのは、CLIEのリリースを待っているためなのか?
なお、ここから利用可能な「Image Station」には、PC版からも見られるデモ(青木麗さんのサンプル画像:PCからならココで見られる!)が用意してあるが、PictureGear Pocket形式の画像(CLIEで対応)なので、そんな形式をサポートしていないPalm IIIcではダウンロードしても、画像を見ることは出来ない。
「Magazine Stand Paubzine」は、いわゆるメルマガの登録ページ。CLIEに最適化されたメルマガをここで登録することが出来る。
と言うわけなので、「CLIE Plaza!」は、前回のよりも、かなり考え込まれた遊び場所であることがわかった。これからもまだまだ何か新しいことがわかるかもしれない。楽しみだ!