ミニ定期便 Back Number
倉庫011

201  エンテーテインメント
  Date: 2000-08-24 (Thu)

 実は、この号の前に出した臨時便でPDA JAPANさんの記事中にある「ソニーのリエ」は間違いでは・・・?と、「面白誤植」をネタにさせてもらったのだが、そんなことをしていたら、読者の方から「iPAL-NEXT」の上段にある「エンーテンメントマガジン」というキャッチコピーについて「お囃子の後に円楽でも出てきそうですが、まちがいだとおもいます。」という訂正をいただいた。人のことネタにしてる場合じゃないってーの!陳謝。(感謝>プロブレムさん)

202  the coolest in the world
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 今や国内に、Palm系サイトは星の数ほどあるが、その中で世界的にもっとも有名なサイトといえば、「Palm de COOL」かもしれない。

 実用的なことから、非実用的だけど楽しいことまで、ハードからソフトまで、なんでも挑戦してしまう凄いサイトで、欧米圏からアジア圏まで、同サイトのファンは世界中に多く、ここのヒット企画はすぐに海外でマネされてしまうほど。

 そんなPalm de COOLがまもなく20万アクセスを迎えるにあたって、同アクセスのスクリーンショットプレゼントを企画している!これは見ずにはいられまい。

 でも、言葉は読めなくても写真だけでも見ようとアクセスする外人さんも多いだけに、たまたま通りかかった外人さんが、このプレゼントに気づかないままに20万アクセスを踏んでしまう可能性もあるかも…

203  合掌!
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 とくに熱烈なファンという訳ではないが、アンディ・フグ死去のニュースには驚いた。

 享年35歳。発病からわずか4日で危篤、5日後に死去という、そのスピードにも驚いたが、最期に、ファンに向けたというメッセージの一文が脳天に突き刺さる。まるで、生前の彼の得意技、カカト落としのように。

「今度の敵は私がこれまで闘った中でも一番の強敵。しかし、勝ちます。いつの日か必ず皆さん(ファン)の前に現れたいと思います」

 だが、彼の最後の敗北を誰も責めないだろう。彼は最後まで、病気以上に強烈な「死」という史上最強の敵と戦ったのだから。

204  ヒトにチカラを。
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 Palmfanでも紹介されていた「Power to The People」を覗いてみた。要するに、各種商品をユーザからの投票で評価していこうというサイト。これまでマスメディアのパワーにかき消されることの多かったサイレントマジョリティの一端を伺い知ることが出来て、これは便利だ。

 チラリと覗いてみたが、評価が溜まってくると面白そうだ。今のところ、ロードショーみたく投票数が少なすぎて、プロ野球オールスター戦の第一回開票みたいなことになっているが、このサイトの人気が出てくれば、かなり信頼性の高いものになるのではないか?

 Palmユーザとして楽しみなのは、次回追加予定カテゴリに「PDA」が含まれていること!

 それにしても、こんなサイト、よくも成立させたものだな〜。トップページの最下段にプレゼントコーナーなどもあって、この辺が広告主になるんだろうか?もしも評価が低かったらどうするんだろう?別に、否定的な意味だけじゃなく、こういうサイトがどこまで成立していけるのか?とにかく、素敵なポリシーのサイトだけに、とっても楽しみだ。

 数年後には大人気サイトになって、その結果、「うちでは、新規会員を潜り込ませてPTP全会員の6%を抑えましたが、敵もすでに4%程度は抑えてますので、まだまだ気は抜けません!」とかって会話が広告代理店業界で交わされるようにならないことだけを、祈るように希望する。がんばれ、PTP!

205  お久しぶりネ
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 Palm Computing社のかつての親会社だった3Com社に関するニュース

 同社はサンフランシスコに「3Com park」という球場を持っているそうだ。そんな「3Com park」では今年9月から開幕するNFL公式戦で、お客さんに「ウェブ・パッド」なる電子機器を貸し出すそうで、これはノート・サイズで、Eメールの送信、選手の成績確認、果ては、ホットドックなどを注文までが出来るのだという。

 これ、面白いな。Palmでも応用できないかな?

 球場の客席にいながらにして、「野村スコープ」みたいにピッチャーの配球が視覚的に表示されたり、現在打席に立ってるバッターのここ10試合の打率やピッチャーとの相性がデータ表示されたり、ブルペンで現在投げてる控え投手の名前がわかったりすると面白いかも。ホームランや微妙な判定の時には、リプレーとかスロー再生のビデオをダウンロードできたりとか…。でも、せっかく球場に行ってるのに、気がついたら手元ばっかり見てた、ってのもマヌケだが…。

206  立ち読みするには中身が濃い!
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 ASCII社の「月刊アスキー」9月号の第3特集は「Palm戦争激化!あなたに最適なPalmが必ずわかる Palm9機種徹底比較 利用歴3年以上のユーザが検証」というタイトルの長さだけでも気合いの入れ具合がわかるPalm特集だ。最新のm100、CLIE2機種を中心にたっぷりとページを割いた機種解説をメインディッシュに、Palmだらけのオールカラー全20ページだ。

 中でも注目は、「Palm歴3年以上のユーザーが語りあった 新製品はどれが買いか?PocketPCはライバルになるか?」という、これまた長いタイトルの座談会。FPalmみのたんさんPalmfanM.Hiroseさんパームをポッケにつめこんでポチさん、月刊アスキーで「ケータイ電脳通信」を連載中のゼロハリさん、そして機長…の以上6名が、それぞれのパーム歴を背負って、Palmマシンを斬る。…っつっても、ポチねは「斬る」より分解したがっていたようだが、それは止めた。

全6名が所有しているマシンの台数を合計すると全40台!…これでも、山田達司さんの所有台数27台に比べると…

ポチ姐さんは、座談会のテーブルの上に置いてあったVisorDeluxeのスタイラスから仕込みのドライバを取りだして、それを握りしめたまま、とろけるような表情でCLIEを見つめいていた。

同雑誌106Pに出ているみのたんさんのコラムにも注目!

同じく304Pには、Muchy's Palmware Review!Muchyさんの「初心者必携Palmwareセレクション」が!(CD-ROMにすべて収蔵)

 …もしかしてこの記事は宣伝かって?もちろん宣伝だ!でも、マジで凄いよ、今月号の月刊アスキー!

月刊アスキー9月号

207  フニクニ、クリクラ
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 長らく「Sony PEG User's Forum」(仮)という名前で運営されてきたSPAさんのサイトが本日21時より正式名称を「CLIE User CLUB!」にすると発表した!通称は「クリクラ」!(改名宣言の中に機長の名前が出てきて、機長もビックリした…)

 このサイト、6月19日に出来たばかりのまだまだ歴史の浅いサイトだが、主催者SPAさんのSONYに対する愛情と、渾身の更新努力と、見事すぎたタイミングが功を奏して、すでに7万4千を越えるアクセスを集めるという、Palmサイト界のシンデレラストリーリーを驀進中だ。

 豊富なニュース記事と、フレキシブルな企画性のある掲示板など、ここの特性を活かして、CLIEのリリースとともに、Palmの世界にますます新しい風を吹かせて欲しい!

クリクラ

※ただ、ひとつだけ注文がある。一番上のページタイトルがまだ  「Sony PEG User's Forum」(仮)なんですけどぉ〜。  ま、これ、機長もたびたびやっちゃうミスなんだけどね。

208  今年上半期=昨年×2
  Date: 2000-08-25 (Fri)

 CNETのニュース「今年はハンドヘルド機の売上が倍増の見込み」によると(アメリカでは)「今年のPDAの売上はすでに1999年全体の売上と等し」いらしい。これはエラいことだ。記事とか読んでると、日本における「i-mode」の爆発的なヒットにも似た社会現象のようにも見える。

 このデータを弾きだした調査期間による、今年2000年6月期のPDA売り上げシェアの数字も出ている。

Palm=65.4% Handspring=21.6% HP=3.3% Casio=4.4% NEC=2.0% その他=3.3%

 ぎええええ!これはPocketPCが新機種による攻勢をかける前の数字でもあるが、m100やCLIE(アメリカでは名前変わるのかな?)のリリース前でもあり、まあ、そんなに不公平な数字ではないだろう。

 それにしても、恐るべきはHandspringの猛追だろう。急成長中のジャンルであるとは言え、デビュー以来1年も経たずに20%を越えるシェアというのはお見事だ。これだけ見ても、PalmのOS解禁策は大成功だったと言えるし、Jeff Hawkins・Donna Dubinskyらの手腕には脱帽せざるをえない。楽しみだな〜、彼らが作ったVisor2!

209  井戸端を覗く
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 実は山田さんからの受け売り情報なのだが、「あたいのぱ!」の一コーナーである「イドバタパァム」は面白い。

 誰か個人のアイデアに収束するのではなく、複数の人間が連携して作る面白さというアイデアが面白い。これからにも期待したい。う〜ん、「あたいのぱ」のトップページは読んでいたが、山田さんはこんなところまで読んでいたか〜!恐るべし。

210  CLIE記念のトークショー
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 登録しているメールマガジン「Sony Style PDA Flash News」によると、今日(8/26土曜日)の午後4時から銀座のソニービルにある「スペースHDVS」という場所で、「クリエ」の一般公開を記念したトークライブが開かれるらしい。(午後3時から、ソニービル5Fのeコマースフロアというところで、入場整理券を配布するらしい。)

 月刊アスキーの編集長やPalmMagazineの編集長、それに俳優の宍戸開さん等が出るそうだ。機長も行こうと思ってるが、入場無料で定員は60名じゃ、狭き門になりそうだ。ううむ。

211  エンタメ系?
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 Palmfanで、この「iPAL-NEXT」のことを御紹介いただいてから、アクセス数もウナギが登りっぱなしだ。大感謝!そんなPalmfanに下記のような一文があった。

>読み物系サイト(だよね?)

 …ということだが、う〜ん、「だよね?」の返事は難しいな〜。たぶん、ニュースは書いてても別にニュース系って感じじゃないし、テクニカルなことは一切書いてないし、う〜ん、なんだろう?自分でもよくわからない。エンタメ系ってことで許して。でも、なんだろう、エンタメ系って…?

212  cgiでいつかは!
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 いちおう、i-modeでも読める専用窓口(http://i-greet.com/bin/g.pl?q=http%3A%2F%2Fwww.palm.org%2Fcgi-bin%2Findex.html)も用意しているのだが、「早くi-mode版も作って下さいね」という声も届いているので、なんとかしたいな〜とは思っているのだが、やっぱ機長の超文系の頭ではcgiは難しい。

 でも、何とかしたいと思って、先日D-Palmの宮田さんに紹介してもらったcgiサイト「WebNote Clip4のホームページ」なんかも研究中だ。とにかく、cgiをマスターして、i-modeのみならずPalmにも最適化したページなんてのも作りたいというのが機長のささやかな夢だ。

213  院内LAN
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 「少年院にもITの波 法務省が少年たちにPC貸与計画」というニュースを、複雑な気持ちで読んだ。

 う〜ん、この手のIT化はたいてい「売らんかな」の余計なお世話であるケースが多いのだが、記事を読んでいると、まあ、わからないではないな〜と思う。一週間に一度しか会えない教官が。心を閉ざしがちな少年の心を繋ぐためにメールで交流するというのは、弊害もあるだろうが、納得できるような気もする。

 ただ、少年院LANにはくれぐれも気をつけて欲しい。もちろん外部ネットに許可なく接続させないための強力なファイヤーウォールも用意するのだろうが、最近の若者ならそれぐらいいとも簡単になんの工具もなく破ってしまう能力の持ち主がいる。その辺の対策だけはくれぐれもよろしくネ。

 でないと、ネット繋ぎ放題の個室にはクラッカーな利用希望者が殺到してしまう!

214  祝!独立
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 昨日、国内ではもっとも新しいPalm系コミュニティサイト「CLIE Plaza!」がプレオープンした。(ま、ご覧の通り、建物が建ったよ〜、という程度の準備段階だが…。)今後の展開、とくにグランドオープンには期待したい!

 さて、日本で最古のPalm系コミュニティサイトと言えば、これはもう『PalmComputingユーザーズフォーラム(FPALM)』だ!そんな「FPalm」が先日(8/15)、創設以来の大転換期を迎えた。つまり、NIFTY内部で、ずっと親フォーラムだった『携帯情報ツールフォーラム(FPDA)グループ』から独立して、『Palmユーザーズフォーラム(FPALM)グループ』となったのだ。

 これはまさに、日本国内においてもPalmOSマシンの位置が、PDAの中で図抜けた存在になった証でもあり、素直に嬉しい出来事だ。長年、このFPalmで国内のPalm文化のために貢献してきたみのたんさんを始めとする「FPalm」の皆さん、おめでとう!

 ところで、「FPalm」は「@Nifty」の会員のためのフォーラムなので、会員以外は主要コンテンツである会議室(いわゆるBBSページ)やデータライブラリ(Palmwareをダウンロードできるページ)を閲覧したり参加したりすることは出来ないが、トップページにある写真集(ページの右端!)や「FPDAオープンBBS」、「Weblink Palm」など、非会員でも利用可能なページや、書き込み可能なコンテンツもあるので、要チェックだ!

215  Sience non-Fiction?
  Date: 2000-08-26 (Sat)

 機長の頭の限界なのか?「NTT、世界初の自己増殖するLSIを開発」(MYCOM PC WEB)なんて記事を読むと、「とんでもなく良からぬもの」を想像してしまう。

 NTTが発表したのは「用途や環境に応じて動作中でも回路を自ら変化・再構成させるLSI「PCA-1」」だそうで、記事中には以下のような文章が並ぶ。

「自らの改造・拡張を勝手に行ってくれる」 「たとえば、携帯電話に搭載された場合、電波方式が違う国に持っていくと、LSIがそれを判断し、その方式に対応する回路を生成する」 「処理量が増加すれば、処理にあたる回路は活動していない回路に構成情報を転送する(クローンを作り出し、自己増殖する)ことによって処理を分散する」 「機器の仕様の変更に対しても自己改造によって対応したり、故障に対して自己修復を行うなど、様々な自律的システムの実現が可能」

 実際のところ、具体的にどんなことになっているのか?までは、機長の頭ではよくわからないのだが、こういった文章だけ読むと、昔SF映画で見た「ロボットの反乱」とかも、あながち夢物語じゃなくなってきたな〜と思ってしまう。

 そう、「勝手に自己増殖とか自己修復」ができるなら、そのうち「勝手に優性遺伝」みたいなこともやり初めて、この種のSFものの定番「自己を守るために人類に牙をむく」なんてことになって、気がついたら「Matrix」が!…ま、考え過ぎだとは思うが…。

 それにしても、「最先端」の方は凄いことになってるな〜。研究者の皆さん、寝覚めの方はいいんだろうか?

216  PDA Style Meeting トークライブ
  Date: 2000-08-27 (Sun)

 そんな訳で、「ミニ定期便210 CLIE記念のトークショー」で同トークショーの宣伝をさり気なくしていた理由は、私、PalmfanM.Hiroseさんとともに、この「PDA Style Meeting トークライブ」に「ちょびっと参加する妙なお客」として特別参加することになっていたからです。詳しくはクリクラ!(8.26付け)を参照。

 パネラー出席者だったポチさんパムポケモバ日々にも書いているが、何よりも収穫はCLIE開発者である清水さん自身の口から語られたCLIE開発秘話の数々だった。とっても含蓄とPalmへの愛に溢れた内容!(その内容についてはPDA styleや、クリクラ!で、今後詳細なリポートが出るそうなので、そちらに譲る!)

 もうひとつの収穫は、俳優&写真家の宍戸開さんがかなりのSONYマニアで、このままだと確実にCLIEにハマってくれそうなこと。そしてそのCLIEにリポビタンDのCMから抜粋して作った「宍戸開ファイト一発ベストセレクション」のムービーをインストールしてくれそうだな、ってこと。お父様はかつて日活映画黄金時代に「エースのジョー」と呼ばれたことで有名だが、今後、機長は「クリエのカイ」として宍戸さんを応援したいと思う。とってもいい人だったし。

 このイベント出席のもうひとつの理由だった「会場であわよくばCLIEをパクろう!」計画は、未遂のところを清水さんに見つかり、「今、ここにあるのはすべて試作機だから、正式発売品を待った方がいいですよ。今、発売日に向けて、工場でほんとに必死こいて作ってますから」という言葉を聞いて、挫折した。

217  NMいらず
  Date: 2000-08-27 (Sun)

 日本には現在、Palmと連携できる赤外線ポートを持った携帯電話がノキア社のNMシリーズ(NM207、NM502i)しかなくて、発売のたびに毎度品不足やら何やら大騒ぎになっている。

 確かに、Palmと携帯をモデムやらプラグやらでいちいちつないだりする鬱陶しさは、モバイルという、手軽さ命のジャンルではかなり大きな意味を持っており、NM502iというマシンは携帯電話としては必ずしも名機ではないが、一度これとPalmとのお手軽連携を経験すると手放せなくなる魅力を持っている。という訳で、そんな手軽なモバイル通信環境を獲得するためには、NM502iを手に入れるしかない、というのが現状だ。

 だが、そんな状況に風穴をちょびっとばかり開けてくれそう情報が、「Visorのある生活」に出ていた。

「あなたの携帯にも赤外線を」(8月27日パーム関連ニュース)

「日経モバイル」10月号のHOTNEWSからの情報だそうだ。

 もっとも、元記事にチラッと映っている写真を見るかぎり、結局、携帯電話以外にもうひとつパーツを持ち運ぶことになる、ことにはなるのだが…。

218  カラオケボックスで活躍するPalmの雄姿を想像する
  Date: 2000-08-27 (Sun)

 以前から個人的にこういう使い方をしている、という人はいたようだが、とうとうウェブ上で発表されたので、堂々と報告する!

 かつてPalmIII用のカラーボタン製作で世界中に話題を蒔いたohtaniさん「ダイヤHP」で、JOYSOUND社のカラオケ新譜(JFilePro)がダウンロードできるようになっている。(現在、5〜8月までの新譜が発表されている)

 実社会でPalmがより活躍してくれるためにも、そのうち、全社のカラオケ曲リストがJFile形式になってくれたら最高だな〜と思う。もっと理想を言えば、ウェブから全曲リストをダウンロードできて、それを自分用に編集してPalmにインストールできるシステムが出来たら、カラオケボックスで曲本をいちいちめくる必要がなくなる。これはサイコーだ。

 さらなる進化… 1)歌詞カードもある程度まとまって表示される 2)赤外線ポートでそのままカラオケマシンに選曲を送信できる

 ま、ここまでは無理だろうが、普通の遊び場でもPalmが活躍してくれるソフトやデータの誕生は、これからますます必要になっていくはず。

※なお、ohtaniさんの「カラオケ新譜(JFilePro)」は、ちゃんとJOYSOUND社の許可を貰ったものだそうで、再配布禁止なので御注意を!

219  てふてふ
  Date: 2000-08-27 (Sun)

 先日、「やはりチョウの幼虫は死ぬ=遺伝子組み換えコーン、野外実験−米大学」というニュースが、時事通信社によって配信された。

 これは、昨年5月にコーネル大学が「遺伝子組み換えコーンって危ないんとちゃうン?」と発表して、世界的に遺伝子組み換え食物への批判が高まったが、同時に専門家の中には「いい加減なデータを発表すな〜!」という声も出ていた。そこでアイオワ州立大学が今回再実験をしてみたら「やっぱ危ないやん」という結果が出た、というのが記事の要旨だ。

 ま、食品添加物とか遺伝子操作食品の実験の場合、「そないに大量に使ったら危ないけど、うちの製品には微量しか入ってへんわい!」という意見と「大量で危ないってことは、微量でも危ないわい!」という意見がいつもぶつかりあうものなので、なかなか素人レベルでは判断しづらいところだ。

 さて、そんなさ中、今朝のasahi.comには「遺伝子組み換え食物の開発、国内6社中3社が撤退」というニュースが出ていた。撤退の原因は「消費者の反発」と「事業として成り立つ見込みがないこと」としているが、この2つの理由って、印象としてはかなりグレーだ。

 「消費者の反発」はずいぶん前から予想できたことだし、世界的な潮流を見ていると「事業として成り立つ見込みがないこと」は不思議な気もする。う〜ん。国内での生産は止まったり、減ったりしても、世界規模的にはまだまだ増えそうな遺伝子組み換え食品だけに、このジャンルに関して、何かさらなる情報があるなら、もうちょっと教えてもらいたいと思うのだが…。

220 医療ミスとWorkPad
  Date: 2000-08-27 (Sun)

 あまり楽しいニュースじゃないので、あえてリンクはしないが、最近国内では、医療ミス、しかもとっても単純な医療ミスによる痛ましい事故が続いている。

 人間に間違いは付き物だが、間違いがしょっちゅう起こっちゃいけない現場というものも確かにある。その最たる場所が「医療」の現場な訳で、ちょっとした記憶のミスが大変な結末に繋がる。

 必ずしもその直接的な解決手段ではないが、とくに、複数の人間が複雑なタイムスケジュールで複数の患者の面倒を見るという「医療」の現場で、PalmとHotSyncを使った連携プレーが「ちょっとした記憶ミス」を減らしてくれる可能性というのはないだろうか?

 日本国内の医療機関でも、すでにその実験は始まっているという噂も聞くが、「大学が医療実習にモーバイルコンピューティングを導入」という記事によると、米ノースキャロライナ州にあるウェイク・フォレスト大学医学部3年生の授業では、「学生が患者や臨床実習のデータを記録し,これを中央にあるサーバとシンクロして本人以外でも取り出せる」ようにするため、100台以上のIBM WorkPadを導入したという。

 この結果、「同ハンドヘルドのカレンダーとスケジュールの機能に加え,自分のデバイスを患者の統計データや医療データのトラッキング,処方薬,薬物の相互作用,副作用,および医療処置の照会,そして感想の記述にも利用している」と、同大学医学生の一人は語っている。これってまさに、医療ミスを減らすために役立つことなのでは?と、ド素人の機長は思う。

 ただし、そのWorkPadに楽しいゲームを入れすぎて、患者の投薬時間を忘れるという二次災害だけは起こって欲しくないが…。

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