PAL112便
信濃富士

〜SH-Keysについて・その4〜





199.4.4追加

信濃富士INDEX






 
強力辞書の登場




 
■オリジナル辞書

SH-Keysの不満のひとつに、
デフォルト辞書の貧弱さがある。
正直、おいおいこんな言葉も載ってないのかよ?
てな例もある。
そこで、同辞書には最高10000単語を収録できる
一括辞書登録というシステムも
ついているのだが、
機長も実際にやってみたのだが、
独自の書式なので、
別の辞書からのコンバートは
簡単にはいかない。

そんな時に素晴らしい知らせが届いた。
SH-Keysの1ユーザが、
独自に7000語もの単語を持つ辞書を
提供してくれたのだ。

パーム航空ではすでにおなじみ、
機長にとってはSH-Keysの先輩である
町田空港のmumin管制官だ!

彼が私用に作った
収録語数7000語の辞書の
提供を特別に申し出てくれた。

大変ありがたい!

ただし、本当に私物をご提供いただいたので
解説書等は存在しない。

下記のダウンロードページにある
【作者muminさんからの注意】
【作者muminさんからの解説】
ようく読んでからダウンロードすること。
でないと、知らないぞ。


Mumin's DIC for SH-Keys
(通称:mumin7000)
Download Page



ところで、この辞書、
どうやって作ったんですか?と質問したところ、
なんと!手入力だそうで、
これだけでも感動モノだ!
7000語だよ、7000語!
この辞書を使う人はmuminさんに感謝!

なお、そんなmuminさんによると、
もともとSH-Keysのアイデアは、
富士通研究所の杉本さんという方が最初に出されて、
それをしなの富士通さんが製品化したという
経緯のようだ。

あと、「キーボード編」に登場する
「RSV」について、
muminさんは「Reserved」ではないか?
と想像されている。
つまり、リザーブね。
ほら、レストランなんかで空きテーブルに
立ってるアレってことなんだろうな。




 
■片手入力教本

一方、数々のタイピング教本で知られる
日本語入力コンサルタントの増田忠士さんからは
「SH-Keys片手入力キーボード
タッチタイプ・テキスト」
β版
ご提供いただいて、現在機長はそのレッスン中だ。

この教本の特徴、というか増田式の特徴は
「指の良く動く順に2ストローク単位で練習する」ことだ。

言葉で聞くとなんのこっちゃ?と
思うかもしれないが、
非常に理にかなった方法だ。

詳しくは・・・書いちゃうと営業妨害になるので
しないが、キーボード上での指先の動きに癖をつけるという意味では
とてもよく出来た、というかコロンブスのタマゴ的方法だ。

現在、機長を含むβモニターが練習しながら
β熟成中。

まもなく正式版が
発売予定。

ただし、ご存知のように
SH-Keysユーザはまだまだ少ないので
出版社からのリリースとはいかない。
リリース元は
増田さんの増田事務所からということになる。
そこで、
希望者の人数によるコスト計算から
料金が決まるらしい。

問合せ先:
増田事務所<kfe05101@nifty.ne.jp>


増田忠士さん
著作リスト


●日本経済新聞社

「片手でらくらく/誰でも出来るパソコン入力」
(ISBN4-532-40152)

「キーボードを3時間でマスターする法」
(ISBN4-532-04547)

「らくらくキーボード練習帳/ローマ字入力編」
(ISBN4-532-04557)

●小学館文庫

「2時間で成る!キーボードの達人」
(ISBN4-09-416241)

●PHP研究所

「驚異のブラインド・タッチ・ハンドブック」
(ISBN4-569-55263)

「唄って覚えるブラインド・タッチ/
はじめてのキーボード速修法」
(ISBN4-569-55503)

●日経BP社
「1時間でマスター/キーボード(得)入門」
(ISBN4-8222-9064)

●シンフォレスト社

CD-ROM「増田式最新メソッド/
ラクして覚えるキーボード」監修

●管理工学研究所

CD-ROM「増田式準拠 
らくらくブラインドタッチ修得ソフト松竹」
監修









旧時刻表より
「SH-Keys情報」総集編




 
990321-01 アイツを買った

ここんとこ、機長がとっても期待を寄せていたアイツこと、「SH-Keys(しなの富士通の片手入力キーボード)」を買った。

実はずっと諦めてた。というのも正式発売日である土曜日はスケジュール的に無理だろうと思っていたからだが、夕方前に少し時間が出来たので、急いで秋葉原はIKESHOPモバイルプラザに向かった。移転&新装開店後初めての訪問だ。最初に移転&新装開店の話を聞いた時、秋葉原の中心部からずいぶんと離れた場所に行っちゃったな〜と思っていたのだが、行ってみて驚く。地下鉄末広町駅からの訪問ならベストポジションだ。とくに昨日のような雨の日ならとくに!しかもずいぶんと広くなった。とっても快適なショップになった!遅すぎるけど移転&新装開店おめでとうございます!

さて、そんな快適な店内スペースで目当てのアイツを探す。が、見つからない。で、カウンタで聞いてみる。「20個ぐらい入れたんですが、すでに品切れです。そのかわり、明日(日曜日)に大量に入る予定です」(3月20日午後4時頃)

悔しかったので新刊本「WorkPadナビゲーションブック」を買う。

ちっくしょう!雨の中、せっかく秋葉原まで来たのに〜、と悔しさはとにかく収まらない。で、思い出す。アイツの情報に関してはナンバー1のサイト「彩パーム」のホームページを!あそこにはアイ・ツー モバイル専科でもアイツを入荷してるって書いてあったな!でも、アイ・ツー モバイル専科ってどこにあるんだよ?・・・そうだ、こんな時のために「WorkPad日本語版発売記念〜AkibaMap 3.07」をインストールしておいたんじゃないか?!で、調べてみると、IKESHOPモバイルプラザと同じQエリアにある!近所だ!さっそく行ってみた。すぐにわかった。すると、あった〜〜!!お店の人によると「今日だけでもたくさん出たんですけど、もともとリクエストが多かったんで大目に入れたんですよ。ちなみに、今はグレーだけで、黒は4月になります」(3月20日午後4時半頃)ということで、ようやくこの店で入手することが出来た!良かった〜!なお、同店には実際に触れるディスプレーマシンも用意してあった!

買ったら速効で都心部に戻る。お仕事、お仕事!

990321-02 アイツを使った

夜になって帰宅後、さっそく「SH-Keys」を触ってみた。

【ハード的感想】
うん、PalmPilot-MLなんかにも出ていたが、第一印象は、Palm/Pilot本体との接続がちょっと・・・ってこと。具体的には、両者を固定するための設計が甘い。というか、固すぎる。たぶん、もともとPalm Pilot用に設計された純正モデムやスナップコネクト、GoType!がPalm IIIタイプのマシン(WorkPad日本語版を含む)だとユルユルになってしまうという反省からだと思うが、あまりにも固定されすぎて、外すのがとにかく大変だ。外す動作の最後に「ギシ!」っと嫌な音がした時にはさすがに青くなったが、どうやら問題なかったようだ。

なお、キータッチなどは悪くない。というかなかなかよく出来ている。


で、さっそくドライバインストール後に実際の使用に挑戦してみた。

【ソフト的感想001-長い文節だと悩む】
ちょっと長い文節だと、正解を見つけるための時間がかかりすぎる。
基本的には名詞+助詞ぐらいの長さが限界かな。それ以上だと、まるでWindowsCEマシンの砂時計みたいな待ち時間がうっとおしい。このままだといくらタイプ入力でも、WPJ標準の日本語PalmOSの軽快な変換システムにはかなわない。

【ソフト的感想002-やや癖の強いかな対応】
特殊な辞書を搭載しているために、このSH-Keysでは「かな対応」にある種の癖がある。たとえば、「たちつてと」が「TA CHI TSU TE TO」だったり、けっこう癖の強い「かな対応」を覚えなければならない。これが意外と大変で、普段使っているGraffitiのかな対応と別のものをイチから覚えるのはちょっと大変。初期段階で「この辞書、バカだな〜」と思うと、たいていはこの癖のある「かな対応」のせいだったりする。個人的には「ふ=FU」とか「ん=N」とか「じゃ=ZYA」なんかによく引っ掛かる。これをマスターしないことにはキー配列以前に文字入力がままならない。

【ソフト的感想003-特殊文字のキーアサインを覚える】
さらに、これとは別に句読点「、=C+O+Ar(特殊キー)」とか句読点「。=P+E+Ar(同)」「(改行)=E+E+Ar(同)」・・・なんかを覚えるのがちょっと大変。でもまあ、この辺は数も少ないのでおいおい覚えていこう。

【ソフト的感想004-数字&記号モードはちょっと大変かも】
新しいキー配列は、練習さえ続ければなんとかなりそうな気もするが、キーボードに一切表示のない「数字モード」や「記号モード1〜4」をマスターするのには、ちょっと時間がかかりそう。

【ソフト的感想005-Macユーザにとくに厳しいユーザ辞書】
ユーザ辞書の一括登録も出来るのが、ただしWindowsユーザのみ。Macユーザの場合は、「S JAddW」アプリを開いてひとつづつ登録する必要がある(ちょうどWPJのユーザ辞書のように!)のだが、最大登録数が50個ってのはちょっと少なすぎる・・・。やっぱり富士通さんだけあって、Macには厳しいらしい。なんとかならないかな〜。

【ソフト的感想006-HotSync前の注意】
まあ、こういうものの宿命であるが、HotSyncの際には、いちいち「SH-K」アプリを起動して、「OFF」設定にする必要がある。要注意!

【SH-Keys総評】
あれだけ特殊なキーボードと、癖のある「かな対応」を同時にマスターするのはちょっと大変だ。本当は「かな対応」だけでももうちょっと標準Graffiti入力の「かな対応」に合わせてほしい。またはカスタマイズ出来るようにして欲しいのだが、システム的にはちょっと難しいかな?でもまあ、とにかく練習あるのみだ。
最大の問題は、あの固すぎる本体との接続部分の設計と、2〜3単語の文節でも悩まない強力な辞書を希望したい!とくに後者は、今後ソフト的にもかなり進化させていけると思うので、是非、日本語PalmOSなみの賢さ&スピードに改良していってもらいたい。

とにかくこっちも練習するので、ハードやソフトにも改良をお願いしたい!

990322-03 SH-Keys日記002
昨日の購入時刻表990321-01「アイツを買った」以来、仕事の合間に時間を見つけては触っているのだが、コイツ(SH-Keys)は練習が命らしい。触っているほどに、どんどん入力速度が上がってくるのが実感できる。その最大のポイントはとにかく、これ専用の「かな対応」をマスターすることだ。そして、そのための練習!

機長が「癖が強い」と表現している「かな対応」だが、町田空港のmumin管制官の報告によると、これはほとんど「ヘボン式」らしい。ということは、必ずしも特殊な「かな対応」ではない訳だが、やっぱり普段とは違うローマ字を無意識に頭の中で処理できるようにするのはちょっと骨が折れる。ただし、これをだんだんとマスターしてくるにつて、かなり入力速度は上がってくる。誤認識と思われたケースのほとんどがローマ字の誤入力であることが多い。とくに、単語+助詞(or 助動詞)程度の短い文節なら、かなり素早い入力が可能になってくる。(逆に言うと、長い文節はやっぱり遅い)やっぱり練習命ってことらしい。しかも文節は短めにしてどんどん変換!

mumin管制官によると、「ローマ字変換になれた身には頭で覚えようとするとむずかしいかもしれません。でも、しばらく経つと、「ち」は「rii」、「つ」は「tod」と指が勝手に動いてくれるようになります。まあ、1週間がめどだというのが経験からの実感」だそうだ。確かに、触れば触るほど、異常にキーが少ない(全18個)せいもあって、どんどん入力速度は速くなる。

また、機長が「???だ」と書いた特殊記号についてもピリオド(。)「PE」、コンマ(、)「CO」、コロン(:)「COL」、セミコロン(;)「SE」となっていることを同管制官から教わって少しホッとした。

くどいようだが、とにかく「練習あるのみ!」のキーボードだ。機長は、便利なキーボードなら買ったその場からすぐに使えるべき!という考え方で昨日のリポートを書いたが、このキーボードの場合は、便利で快適な替わりに入門は少し手間取る(mumin管制官の言葉を借りれば「まあ、1週間がめど」)ものらしい。先日のWorkPad日本語版発表会の会場で説明してくれた人が「他人の話を聞きながら膝の上でも入力できますよ」と言っていたのを信じて、なんとかこれをマスターしたい!

ハードの固定方法が固すぎる問題に関しては、同管制官のところでは、意外と簡単に抜けるらしい。が、機長や、先日PalmPilot-MLで見かけた某氏(申し訳ない!失念した)のところでは、ちょっと信じられないぐらいに固い。これはやっぱり個体差があるらしい。いまだにうちのSH-Keysは、本体から外すたびに「ギギガシシ」と凄い音を立てる。まあ、これで本体に傷さえつけなければ問題ないのだが。

とにかく、マスターすればとっても便利なキーボードなので、それを使いこなしている未来の機長を想像しつつ練習に打ち込もうと思う。
990322-10 SH-Keys日記003
機長がこれまで何度か触れた、SH-KeysをPalm/Pilot本体から外す際に「どうにも固すぎる問題」について、彩パームのホームページの3.22更新分でヒントとなる言葉を発見した。

「折り曲げてから取る!」

これはその通りかもしれない。実は取扱説明書の14ページに直立させたままの「取り外し」例の写真が出ていたので、機長はこれを馬鹿正直にこれを守ってきたのだが、折り曲げた状態の方が、明らかに取り外しは楽になる。これは構造的にそうだ!(持ってる人ならわかると思うが、直立させたままだとリリースレバーの可動範囲が明らかに狭くなるが、折り曲げた状態だとほんのコンマ数ミリだが可動範囲が広がって、その結果、本体を固定しているカム部分の可動範囲も広がる。その結果、直立状態の取り外しよりもわずかに簡単になる!)

ただし、彩パームホームページにも書いてあるように、この方法によって簡単に取り外せるようになる訳ではなくて、少しだけ簡単に取り外せるようになる。少なくとも本体の一部を破損しそうな音はしなくなる。これも同ページに書いてあることだが、これぐらい固く固定しないと、逆に別のトラブルが起こりやすくなるというのも真理なのだが・・・。

発見者である彩パームSHIGE@浦和さんに感謝。

SH-Keysを本体から外す時は「折り曲げてから取る!」

・・・この法則をこれから機長は、発見者の名前をとってSHIGE-Keys(刺激)の法則と呼ぶ。だからどうしたという訳ではないが・・・。

ところで、さすがに機長が試用のために、何度も何度もSH-Keysをつけたり外したりしているうちに、固定カムの部分とPalm/Pilot本体の噛まれる部分がほんのわずかだがすり減ってきて、だんだんいい感じにはなってきているのも事実。そのせいで、SHIGE-Keysの法則と組み合わせると、かなりいい感じにこなれてきている。
990323-07 SH-Keys日記004
とにかく毎日練習だ。時間を見つけてちょっとだけでもSH-Keysの練習、練習!やっぱり全18個のキーというのは覚えやすいのか、練習するほどにスピードアップしっていることは自覚できる。(たまにヘボンの罠にひっかかる癖はあるが・・・)ただし、まだまだ仕事場デビューさせるにはほど遠い。とにかく練習あるのみ!

【感謝】
練習しながら思う。キーボードの文字配列はとってもよく計算されている。これを決めた人に感謝。

【希望】
ところで、誰かこのSH-Keys専用のタイプ練習ソフトとか作ってくれないだろうか?このキーボードの場合、いわゆる普通のキーボードのように「あいうえお・・・」とか練習打ちが出来ないので、ひたすら単語や文章を打ち込んで練習するしかない。出来れば練習用のソフトとかあると、嬉しいのだが。別に、面白ゲームにする必要はないが、いろんなヘボンを満遍なく試せるような単語や文節を次々と表示してくれると嬉しい。正解は自分で判断するとして。でないと、「ぢゃ ぢぃ ぢゅ ぢぇ ぢょ」なんてのがなかなか練習できない。

【発見】
palmと打ち込んだら、navyと同じタイピングであることを発見。だからなんだってことはないが。

【メモ】
「lei+Ar+Sp」で英語モードに切り替え、「lja+Ar+Sp」で日本語モードに切り替え。覚え方「モード切換は、礼(lei)に始まり、エルジャ(lja)に終わる」・・・エルジャって何だよ?って質問はナシでよろしく。あえて言えば、エル・ジャポン(雑誌名)かな?

【質問1】
英語モードで頭の文字だけや、全文字を大文字にしたりする方法ってあるのだろうか?いわゆるシフト的な役割というか?取扱説明書で、この方法を見つけることが出来なかった。

【質問2】
「S JAddW」アプリを使ったPalm/Pilot本体内でのユーザ辞書登録の限界が50語ってのはわかったが、「SHK-JUserdic_UTI」を使ったWindowsデスクトップからの一括辞書登録の場合、語数に限界はあるのだろうか?機長はWindowsのことがイマイチよくわからないために、SoftWindowsを使ってこの登録をしようとしたが、いまだに成功していない。で、将来的には旧J-OSのユーザ辞書をまるごと辞書登録したいのだが、語数限界がわからずに躊躇している。

【質問3】
「SH-K」アプリにある「Key click」設定って何?機長の読み方が悪いのか、取扱説明書内でいまだ発見できていない。

【質問4】
ごくごくたまに変換した文字列の末尾に「*?3」みたいなのがくっつくことがあるけど、これは何?

【願望】
同キーボードに関しての情報が少ないので、この開発に携わった人々や、このキーボードのモニタをした人々からの練習のためのアドバイスやヒント(Tips)を貰えると嬉しい。うちに直接くれてもいいし、そちらで専用のホームページや掲示板を作ってもらってもいい。とにかく、このキーボードにはとっても期待しているので、入り口の狭さを少しでも広げたいと思う。
990323-08 SH-Keys日記005
時刻表990323-07「SH-Keys日記004」に書いた機長の質問のうち【質問1】と【質問3】に解答が届いた。川越空港の新井田@彩パーム管制官より。


【質問1】(英語モードで頭の文字だけや、全文字を大文字にしたりする方法ってあるのだろうか?いわゆるシフト的な役割というか?)について。

「Ar」キーで希望のつづりを出した後に、「UpC」キーを押すと、頭は大文字になるようです。但し、makeなど、押したままの文字が表示されるような時は、いきなり「UpC」キーを押すとバックスペースになってしまうので、一度「Ar」キーを押す必要があります。

また、あたま大文字状態で「Ar」キーを押すと、全部大文字になり、
その後「Ar」キーを押す度にトグルするようになります。

【質問3】(「SH-K」アプリにある「Key click」設定って何?)について。

「Keyclick:」設定 は、キーを押した時にクリック音を出すオプションです。

グニュ、グニュっと鳴ります。
 

【質問1】
機長のところでも確認した。

【質問3】
機長のところでは、「keyclick: On」では、キータイプに合わせて、ピチュ、ピチュっと小さな音が鳴る。濡れた塩化ビニールの床を忍び足で歩いているような音。うっとおしいので「Off」に戻した。
990324-05 SH-Keys日記006
時刻表990323-07「SH-Keys日記004」に書いた機長の質問のうち【質問2】に解答が届いた。町田空港のmumin管制官より。


【質問2】「SHK-JUserdic_UTI」を使ったWindowsデスクトップからの一括辞書登録の場合、語数に限界はあるのだろうか?

ユーザー辞書の登録上限は1万語だったと思います。私もデスクトップで使っているIMEのユーザー辞書を中心に6,000語ばかり登録して便利に使っています。いちおうシステム辞書ででなかった(と思っているだけかも知れません。はじめのころは打ちまちがいもずいぶんあったで)言葉を収録したらこんなになってしまいました。システム辞書未登録語を持ちよってもいいかもしれませんね。そういう場があれば、この6,000語から(システム辞書に登録されていることが確認された語+あまりに個人的な言葉)を除いたものを提供してもいいです。
 


同管制官からは、取扱説明書にも載ってない特殊記号の呼びだしカナについても教えて貰った。


doru+Ar =$
and+Ar =&
en+Ar=¥、%

 


こういうのはまだまだ隠れていそうだ。

なお、同管制官は機長の「ところで、誰かこのSH-Keys専用のタイプ練習ソフトとか作ってくれないだろうか?」という【希望】に関しても、「練習ソフトですが、ソフトではありませんが、練習本はあります」と練習本を紹介してくれたので、現在調査中。近いうちにお知らせできると思う。

さて、今日も機長は時間を見つけては、SH-Keysの練習をしている。
今日の発見。アルファベットを満遍なく練習するためには、当たり前のことだが、英語モードのレッスンがなかなか効果的だ。どうしても日本語モードでは慣れてくれない指を覚えるのに最適。でも、あとはひたすら日本語モードで文章を打ち続けるのみ!あ、そうだ、ユーザ辞書の一括登録の限界語数も知ったし、そろそろそっちの方にもトライしよう!

ところで、機長と同時にSH-Keysを買った皆さんはどうだろうか?ポチさんも買っちゃったらしい。もしかしてすでに分解済み?

PS:SH-Keysのことを機長は最近「信濃富士」と呼んでいる。まあ、しなの富士通が作ったからというだけでつけた愛称だが、幕内ぐらいには入れそうだ。現在、毎日ちょっとづつ、このSH-Keysのためのガイドを、もっぱら自分のために書いているのだが、たまったら発表するかもしれない。
990325-13 SH-Keys日記007
相変わらずのSH-Keysリポートだ。もはやSH-Keysについては機長の師匠と言ってもいい町田空港のmumin管制官から新情報が届いた。例の、カナ変換にあらかじめ登録された特殊記号で、同管制官がこれまで見つけたもの。


pa+Sp+Ar=%パーセント)
pura=+
プラス)
mai=-
マイナス)
ten=・
てん、中黒)
sura=/
スラッシュ)
kara=~
(A
からB)
 

他にも見つけたら教えて欲しい!
990326-12 SH-Keys日記008
SH-Keysについては、連日レッスンを続けている。最近発明したレッスン方法としては、仕事先でメモしてきた「NeoNote99」の雑記の清書を、SH-Keysでタイプすることだ。まだまだGraffiti入力の方が断然早いのだが、こうやって練習して、一日も早くマスターしたいから。

そして、もともとは自分が覚えたいだけにまとめたSH-Keys特集の第一段を定期便PAL109便として飛ばした。これからどんどん追加したいと思う。

また、このSH-Keysキーのためのかなり効果的な教本(自費出版物)がまもなく手に入る予定なので、これのリポートもしたいと思う。で、希望者が集まったら、著者に限定販売をお願いしようかな、と。SH-Keysマニアの皆さんはお楽しみに!

なお、おなじみの町田空港のmumin管制官より、「SH-Keysは、Palm lll ではスピード的にきついので、IIIxかワークパッド日本版での利用をお薦めします」という報告ももらった。また、「スピードアップについてはしなの富士通でも改良を進めている」らしいという情報も入っている。

なお、とうとう機長は昨日、SoftWindows環境を使って、SH-Keysのユーザ辞書の一括登録に成功した。まだ試験的なもので、J-OS III時代のユーザ辞書のほんの一部を(フォーマットをマニュアルで修正して)読み込ませただけだが、それだけでもSH-Keysの能力は格段に進歩する。なんでも、この一括ユーザ登録では1万語ぐらいの単語登録が可能らしいので、いっそのこと、機長のデスクトップマシンのIMからユーザ辞書を書きだして、読み込ませるという方法もあるかもしれない。ただし、フォーマット修正のための方法を考えないといけない。機長の場合、これが難点だ。

また、mumin管制官からはすでに同管制官が作ったオリジナルのユーザ登録ファイル(読み込ませるだけのもの)を提供してもいいという提案を貰っている。特徴は「文系のサラリーマンが仕事でよく使う言葉、4文字熟語、外来語の充実、人名・地名・社名の補充、システム辞書に意外と収録されていない食べ物・飲み物の補充といったところですが・・・。3Com も nrom で登録してあります(^o^) n の位置は 3 でもありますからね」ということだが、希望者はいるだろうか?いたら機長まで連絡を!

ますます環境が整ってくるSH-Keysに夢中の機長だ。
990328-02 SH-Keys日記009
時刻表990326-12「SH-Keys日記008」でも触れたSH-Keysのための教本がとうとう機長の元にやってきた!

これは、「キーボードを3時間でマスターする方法」(日本経済新聞社)「驚異のブラインドタッチ」(PHP研究所)「1時間でマスター/キーボード(得)入門」」(日経BP社)など、多数のタイピング教本で有名な日本語入力コンサルタント・増田忠士さんが、SH-Keysのためだけに書き下ろした教本「SH-Keys 片手入力キーボードタッチタイプ・テキスト」で、その試作品をパーム航空に今回特別にご提供いただいた。で、現在これを使って機長は猛特訓を始めたところだ!これまでの手探りの練習に比べて、やはり教本があるのはとっても嬉しい!

この教本は、(現在、SH-Keys自体の購買層がそんなに幅広いわけではないので)いわゆる大手出版社による出版物ではなく、増田さんの事務所によるお手製自費出版物のような形で出版する予定だ。まもなくこのパーム航空で、この教本のレビューと、教本希望者のための入手方法などを発表する予定だ。お楽しみに!

ただし、希望者が極端に少ない場合は、出版予定そのものがなくなるかもしれないが・・・。
990330-03 SH-Keys、レビュー!
SH-Keysに関する詳細レビューがMobile Daily News「WorkPad日記」に出ている。画像も豊富なかなり詳細なルポだ。

@According to Palmfan
990330-04 SH-Keys、ここにも!
PalMacさんとこでもSH-Keysのレビューが始まった!オマケもついてるぞ!機長はまだ未確認。でも、なんとなく想像はつく!
990330-05 SH-Keys、またまた!
京都のVis-a-VisがとうとうSH-Keysの販売を始めた。
同時に、Vis-a-Visのアイドル(?)S中さんによるSH-Keysレビューも登場した。

@According to 彩パーム、Vis-a-Visニュースレター Vol.7
990330-06 SH-Keys、とうとう!
先日のWPJ大特集以来、極端なPalm寄り編集方針に変ったメールマガジン「Macintosh WIRE」までもが「SH-Keys」特集!まるで売りだし中アイドルの集中掲載のような騒ぎだ。で、これだけなら、他のサイトと対して変らないのだが、この「Macintosh WIRE」ではなんと!SH-Keys開発者であるしなの富士通の高橋貴世 (きみよ) さんへのインタビューまで載せている!これにはさすがの機長も感動!SH-Keys開発の歴史から現在の状況、未来の対応に至るまでSH-Keysファン必見の内容だ!有料メディアなのであまり多くは紹介できないのが残念だが、機長が感動したのはこの下り!


キーボードを曲げた状態の方が,抜きやすいです。このことは,機長さんのページ ( http://palm.org/ ) にも書かれてましたね。「SHIGE-Keysの法則」でしたっけ。
 

なんとSH-Keys開発者の高橋さんはパーム航空を読んでいてくれたらしい!注釈のところに編集者の方の「高橋さんは,このページをいつもチェックしているようだ (ページのこの日の最新情報もちゃんとご存じだった) 。」なんて一文も!感動だ!

さっきも書いたように、有料メディアなのであんまり多くは書けないが、ちょっとだけ機長流にリークしておくと、に対応してくれるのか心配な人は、そんなに心配しなくてもいいらしい。時期は未定だが対応を考えているらしい。あと、スピードの改良に関しても研究中だそうだ。楽しみ!

・・・う〜ん、まだまだバラしたい情報があるけど、許せ!

そして、高橋さんを始めしなの富士通のみなさん、よろしくね!
機長は待ってるぜ!

なお、記事中で機長が「5」や「M」という暗号で書いたアイテムの意味については、質問しないように。まあ、読んで字のごとくだったりするからさ。「Macintosh WIRE」さん、バラしてすまぬ!それにしても、Palm/PilotユーザでしかもMacintoshユーザなら、「Macintosh WIRE」は要注意だ!・・・と、ホラ、宣伝しておくよ!でも、これはお世辞じゃなくてマジだ。

@According to [Macintosh WIRE 1999.03.30]
990330-07 SH-Keys SCOOP!
これまでも何度か触れたが、機長にとってSH-Keysの師匠である町田空港のmumin管制官から、あの「7,000語」近い登録語が載ったmumin管制官オリジナルのSH-Keys用辞書が機長の元にとうとう届いた!

これを、同管制官のご好意により、まもなくパーム航空内で公開できる予定。おそらくSH-Keys辞書の不備にイライラしている全SH-Keysユーザの福音になるのでは?!・・・と機長も大いに期待している。

※以前、「登録語数=6000語」と紹介したが、どうやら増えたらしい。公開時にはもうちょっと詳しい解説も加える予定。同辞書が欲しい!とパーム航空宛にメールをくれた皆さん、もうちょっと待ってて。
990331-03 高橋貴世インタビュー
昨日の時刻表990330-06「SH-Keys、とうとう!」でお伝えした、親Palm/Pilotメールマガジン「Macintosh WIRE」SH-Keys開発者であるしなの富士通の高橋貴世 (きみよ) さんへのインタビューが、有料購読者ではない普通の人でも読めるようになった。場所はココ!SH-Keysユーザと、SH-Keysを狙ってるユーザは必ず読もう!
990331-04 アップデータ
ここでも触れたSH-Keysの「on-Palm辞書での語句単位消去時フェイタルエラー」については、すでにアップデート版が出来上がっていて、登録ユーザには送られているらしい。いかん!登録するのを忘れていた。未登録ユーザはさっそく登録しよう!

@According to 高橋貴世さんご本人!
990331-05 またまたSH-Keys
Mobile NewsのWPJ特集(読者からのメールWorkPad特集)でもSH-Keysの話が!
990331-06 ぞくぞくSH-Keys
鶴園さんsite-alo「あろ日記 by つるり」でも「SH-Keys」の話が!「あろ日記」はビジュアル面もしっかりしてるし、面白い!

@According to 鶴園さん!(お久しぶりです)
 




最新情報としては、
PalMacさんのところにSH-Keysのための専用掲示板が登場した。
これは、SH-Keysユーザの意見をまとめて開発元に
提案していくという目的の掲示板だそうです。




じゃ。




1999年4月3日






【追加】




 
バージョンアップ辞書


 
■mumin8000登場

ここで紹介した辞書「mumin7000」の
バージョンアップ版「mumin8000」が
登場した。

今回は多少、muminさん
ユーザの使用を考えた部分もあるらしいが、
あくまで私物の辞書だということを
忘れずに。

その替わり、
これは機長のリクエストでもあったのだが、
prc版以外にtxt版を用意してもらった。

これは、mumin辞書シリーズに
機長が自分の辞書を追加したい場合に
前回の「mumin7000」では
その方法が制限50個のPalm/Pilot上からの
面倒くさい単独登録しかなかったからだ。

これはとっても面倒くさい。

でも、今回のように、
txt版を公開してもらえば
一括辞書登録で説明した
「単語登録.txt」内の所定の場所に
今回のtxt版の内容を
ペーストするだけでいいので、
これ以外の単語の追加登録が可能になる。

いったんprcファイルを作った後で
追加していくことも可能になる。
(下図参照)


%%%
%%
% 利用者辞書
%%%
%%% 一行に 「登録語」 「カタカナの読み」 の順で指定。あいだに一個以上の空白文字を指定。
%%%
%%% 「読み」は英文字列も使用できる。 その場合は先頭に半角のアステリスク(*)をつける。英文
字列も半角で指定。
%%%
%%% % で始まる行はコメント(注釈)として使えます。%%%
%%% ファイルの最後は End end です。
%%%
%%% start例(実際の登録では先頭の % はいりません)% 手須戸 テスト
% 手巣都 *test
テスト *lltest
%%% end例
%%%
%%% この後を使います。
辞書Aの単語 ジショエーノタンゴ
辞書Aの単語 ジショエーノタンゴ
辞書Aの単語 ジショエーノタンゴ
辞書Aの単語 ジショエーノタンゴ
辞書Aの単語 ジショエーノタンゴ

辞書Bの単語 ジショビーノタンゴ
辞書Bの単語 ジショビーノタンゴ
辞書Bの単語 ジショビーノタンゴ
辞書Bの単語 ジショビーノタンゴ
辞書Bの単語 ジショビーノタンゴ

辞書Cの単語 ジショシーノタンゴ
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End end
@



・・・ね、便利でしょ?

また、muminさんは単語編集に使った
csvファイルも提供してくれているので、
コイツを使えば、
データベースソフトを使って、
muminファイルそのものを手軽に編集することも出来る。

データベースソフトで編集してから
「単語登録.txt」に貼る前に、
「,」を「 (半角スペース)」に全置換すれば
そのまま貼り込むことが出来る。

※なお、Macintoshユーザで
SoftWindwsを使う人は、
txtをちゃんとWindows用に
変換してからでないと
うまくいかない場合があるから要注意。
機長の場合はエディタ「Text Edit」を使って
「特別〜クイック修正〜Mac-->DOS」を使った。


つーわけで、
そんな「mumin8000」は下記のリンクから
ダウンロードできる。


Mumin's DIC for SH-Keys
(通称:mumin7000/8000)
Download Page









神様も動いた!




 
■Com-JIM2の登場

一方、SH-Keysに関しては、
とうとう神様も動いた!

「Com-JIM2 with SH-Key support」の登場だ。

Com-JIMについては神様のページを参照。

「Com-JIM2 with SH-Key support」についてと、
そのダウンロードは
神様の啓示版「Hacker Dude-san's Web BBS」から。

機長は非J-OS環境なので、
残念ながら使えないが、
神様の説明によると、


まだwebのほうは更新していないのですが、
Com-JIM2のベータ版をリリースします。
Com-JIM2ではSH-Keyによる入力が
可能となりました.

以下のような特徴を持ちます。
・変換が高速(J-OSとほぼ同等)
・J-OS用の辞書を利用可能
・J-OS用のユーザー辞書及び
管理ツールが利用可能
・必要なメモリー容量が少ない。
・変換精度はJ-OSと同等

「Hacker Dude-san's Web BBS」より




・・・ということだ。
まだβ版だが、将来的にはシェアウェアになるようだ。


だんだんと慌ただしくなってきた
SH-Keys周辺だ。



じゃ。

 



1999年4月4日

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