ミニ定期便 Back Number
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ミニ定期便821 Palm Source 2001速報 その2(vs企業)
  Date: 2001-02-14 (Wed)



 パームコンピューティングは、企業向けモバイルコンピューティング市場に本格的に参入するにあたり、ビジネスパートナー向けのプログラムを実施していくことを発表した。

 具体的には、以下のような活動を行うらしい。

1)ソリューション開発支援

「C/C++やJavaなどの開発言語を利用したカスタマイズソリューション」「RDBMS/グループウェアに対するミドルウェア/ゲートウェイを利用したフォームベースソリューション」「Web Clipping技術を活用したWebソリューション」などをサポート。

2)ソリューションマーケットプレース

業務知識や経験を持つパートナー企業や製品・サービス等を紹介するWebサイトで、今年の後半にはオープン予定。

 …だそうだ。アメリカ同様、コンシューマだけじゃあく、エンタープライズ(企業)にもがんがん攻めてくるな〜!

ミニ定期便822 Palm Source 2001速報 その3(倍々パーム)
  Date: 2001-02-14 (Wed)



 今年の「PalmSource 2001」入場者数はおよそ1000名!なんと昨年度の2倍の人数だ。

 また、この会場で発表された昨年度の国内PDA販売台数のシェアでは、PalmOSを搭載したマシンが合計で51%を獲得したそうだ。

 国内のディベロッパーの数も、昨年1月時点で1000だったその総数が、2001年1月時点では4000まで増えたそうだ。あえて言うまでもないが、なんと、1年で4倍だ!

ミニ定期便823 ありがとう!
  Date: 2001-02-15 (Thu)

 「PalmSource 2001」の続報を書きたいところだが、時間がなくて書けない。そのかわり、あまりにも嬉しいニュースがあったので、そっちを書く。

■パーム航空の灯は絶やさない!!

 上記のふふふPalmのふふふさんやWorP@holicのドクターさんが、私の旧サイトである「パーム航空」のために作ってくれたメモリアルサイトに、新しいコンテンツが登場した!

■パーム航空定期便(全便) PiloWeb切出しデータ

 同ページ訪問者のINAさんという方が作ってくれたらしい。これは、ホームページ等をPalm用に読みやすく改変してくれる人気のWindowsソフト、CHEEBOWさんが作った「PiloWeb」のための「パーム航空」定期便の全データ集だ。ありがとう!ほんとうにありがとう!定期便はイラストが豊富だったりするので、本当はイラスト入りで読んでもらいたかったりもするのだが、このデータ集のおかげで、新しい読者が生まれたりしてくれるなら、これに勝る幸せはない!

 INAさんを始め、みんな、本当にありがとう!


ミニ定期便824 PalmSource 2001情報 その4(てのひらチョコ)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 バタバタしてて、結局、最初の更新以来、ほとんど何にも出来なかったPalmSource 2001速報」だ。

 すまぬ!

 その間に、いろんなサイトに同イベント絡みの記事が出て、今更何をか言わんや、という状況なので、ここ、iPAL-NEXTでは他のサイトが書かないような「PalmSource 2001」情報だけ書いておこうと思う。

 まずはこれ!

 会場内でも「よりによってバレンタインの日とはさ〜」なんて声も聞かれたが、そんなことはパームコンピューティング社もわかっていたようで、こんなものをくれた。



 そう、チョコだ。ようく見ると、パームコンピューティングのシールが貼ってある。これを入口で全員に配っていた。この中身を見ると、こうだ。



画像をクリックすると、拡大画像が見られる。

 ※とかなんとか言ってるうちに、「iPAL-NEXT」は43万アクセスを達成した!感謝!

※このチョコの画像、今、チェックしてたら、Palmfanにもう出てた!う〜ん、いつの間に。

ミニ定期便825 PalmSource 2001情報 その5(ガーミン?)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 …というわけで、PalmSource 2001のちゃんとしたニュースなどは、Palmfanなどに出ているので、そっちに譲ろうと思う。

 さて、機長が気になったところでは、少し旧聞ではあるが、PalmOSマシン互換機メーカーの仲間に、新しい名前を見つけたことだ。

 それはGARMIN社

 GPSメーカーだ。同社サイトに出てたプレスリリースを読むと、こんなのがあった。

■GARMIN Licenses Palm OS software for Location-Enabled Handhelds

 どうやら同社は、Palm社と、GPS用のソフトウェア&ハードウェアに関して、ライセンスを受けたらしい。

ミニ定期便826 PalmSource 2001情報 その6(2つのコンテスト)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 さて、一昨日「ミニ定期便820 Palm Source 2001速報 その1」で紹介した「Palm OS Software Contest 2001」について。

 機長には一点、謎があった。このパームコンピューティング社主催のコンテストと、先日「ミニ定期便802 もう止まらない!」で紹介したばかりのSONY社主催「第2回 CLIEプログラムコンテスト」の関係はどうなるのか?…という問題だ。

 つまり、応募期間もかぶるタイミング(パーム社は2月14日から応募、SONY社は5月からそれぞれ応募開始!)で、2つのメーカーを主催にそれぞれ同種のコンテストが開かれるというのは穏当じゃない!すわ!PalmSourceの会場では仲よさ気な互換機メーカー同士でもやっぱりライバル心が強すぎてこんなことになってしまったのか?!

 そこで、会場内でこの2つのコンテストに詳しい人物を見つけて、その点を問いただしてみた。すると…

関係者「まったく、いがみ合いとか、そういうものはないんですよ。少なくともこの2つのコンテストに関する限り。(笑)…まず、両者の性格付けをはっきりしておくと、パーム社が主催するものは、「Palm Powered」(PalmOS Platform)全体の発展を目指したコンテストで、SONY社のものは当然、CLIE単体の発展を目指したコンテストです」

機長「でも、同じような時期の開催(応募の開始はパーム社の方が早いが、発表の時期はCLIEの方が断然早い!)となると、プログラマはどっちに応募すべきか、踏み絵を踏まされることになるのでは?」

関係者「いえいえ、実は、どっちか好きな方に応募してもらっても、あるいは、両方同時に応募してもらっても構わないんですよ。というのも、2つのコンテストは、さっきも言ったようにその成り立ちの性格も違えば、審査員や評価基準も全然違います。ですから、2つのコンテストに同時に応募して、どっちが受賞するのか?を楽しみに待つというのもアリかもしれません。もしかしたら、両方受賞を逃すかもしれないし、場合によっては両方で受賞してしまうかもしれません。とにかく、どちらもそれぞれ、審査カラーが違います。とにかく、みんなで楽しんでこのコンテストに参加して貰えると嬉しいです」

機長「てっきり、パーム社とSONY社のケンカかと思っちゃったけど、違う訳ですね?」

関係者「ご期待に沿えなくて残念ですが…(笑)

…ということなので、プログラムコンテストを期待しているプログラマの皆さんは、自分の作るソフトの性格に合わせて、応募コンテストを選ぶもよし、両方に応募するもよし、ということなので、是非頑張ってみよう!機長も期待している!

ミニ定期便827 PalmSource 2001情報 その7(Palm on TV)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 初日のキーノートに登場したPalm社のChief Maketing OfficerであるSatjiv Chahilさんは、Palm社の世間に対するアプローチを示す例として、同社のテレビCMをいくつか我々に見せてくれた。



 ひとつは、全米で放送されている「The Perfect Day」というタイトルのもので、Palmアプリの画面を模したタイトルスーパーの背景で、世界の様々な場所でPalmが使われるであろう場面を、同じく画面に表示される24時間のタイムコードとともに、次々と見せていくテレビCMだ。Palmの効用をわかりやすく明示しながら、しかもイメージ的にとても美しく出来た映像だった。

■The Perfect Day(←このページで、CMそのものとメイキングが観られる)



 さらに、Chahilさんが見せてくれたのは、昨年全米で放映され、話題となったと言われる、やはりPalm社のCMだった。

■Anna(←このページで、30秒バージョンと60秒バージョンが見られる)



 そう、ご存じな方も多いかもしれないが、場所はとある駅のプラットフォーム。列車に乗り込んだばかりの美しい女性(Anna)がシートに腰を下ろすと、隣りに停まっている列車の窓に好みのタイプの男が見える。どうしよう?!と思った瞬間に自分の乗った列車が走り始める。このままでは永遠に目の前の男と別れてしまう。そこでAnnaがとった行動は…。そう、彼女は自分のPalm Vxから赤外線ビームを列車の窓越しに「彼」に向けて発射する。彼は一瞬戸惑いながらも、訳もわからず自分のPalm Vxの赤外線窓を彼女のマシンに向ける。そうこうしている間にもAnnaを乗せた列車は走り出す。もう、彼の姿は見えない。が、その頃、「彼」のPalm VxにはAnnaの名前と電話番号が表示されていた。Annaも満足げだ。それを遠くから観ていた少女が憧れの目線で見つめている。…というようなお話。ヨーロッパのターミナル駅を思わせる、とても美しい映像(Chahilさんによるとロスで撮影したらしい)だが、要するに、AnnaがPalmの赤外線ビームで逆ナンに成功した話だ。

 このCMを見せた後、Chahilさんはもうひとつの映像を見せてくれた。全米で人気のバラエティ番組「LATE SHOW with David Lettermen」(CBSテレビ)の一部だ。



 この番組の1コーナーと思われる「Mail Bug」というコーナーで、司会者のLettermenさんが視聴者からのPalmに関する質問メールに答えた後、彼の幻想としてPalm社のCM「Anna」のパロディビデオを見せてくれる。このパロディビデオでは、基本の映像とAnnaの映像部分だけは、オリジナルのCMを使い、残りの「彼」の部分だけを、司会者のLettermenがシンプルな列車セット中で演じている。Annaからの赤外線ビームを受けて、大慌てでPalmを捜してビームを受けようとする姿を大袈裟に演じている、という程度のVTRだったように記憶するが、そのパロディの出来よりも、全米の大人気バラエティ番組(マジで有名だ!)でPalmとそのCMがパロディにされている、というのが全米におけるPalmの普及度の高さを物語っている。日本で言えばSMAP×SMAPでPalmがパロディのネタされているようなものだ。

ミニ定期便828 PalmSource 2001情報 その8(2日目のキーノート)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 「PalmSource 2001」二日目(2/16)のキーノートには互換機メーカーの人間が壇上に次々と登場した。

 まずは、Handspring社副社長のJoe Sipherさん



 彼はまず、スクリーンに映し出したコンピューターの変遷図を見せてこう言い切った。

「コンピュータの歴史はメインフレーム〜ミニコンピューター〜デスクトップコンピューター〜ハンドヘルドコンピューターと進化してきています。そして、各パラダイムの特徴として、前のパラダイムの勝者は次のパラダイムにまでその手法を持ち込もうとして、必ず生き残りに失敗してきました」

 この言葉は、デスクトップコンピューターの帝王・Microsoft社の未来を予言しているようだった。

 続いて、自社製品Visorの最大の特徴である「Springboardモジュール」について触れて、その利点を4つ挙げた。

1)Hot Plug & Play
「ドライバを探したりするダイアログが出てきて、必ずしもうまくいかないことの多いWindowsのそれと比べて、我が社のHot Plug & Playは完璧なので、繋いだらすぐに使えます!」

2)Open Face Hardware Desinsn
「たとえば、標準サイズより1mm分厚いSpringboardモジュール(MP3プレイヤーのSounds Good)があります。これはユーザーにとってそれほど憂鬱なことではありませんが、ディベロッパーにすれば、これだけで製品化が容易になり、結果として値段も抑えることが出来て、ユーザーのためになります。だから、我が社のSpringboardモジュールは、どんなサイズでも自由なのです!」

3)FLexible and Robust Power Management
「電力の供給方法についても自由です。Visor本体から供給するものもあれば、単体で補給するもの、あるいは、本体と同時に充電できるものなど、自由度を確保しています」

 …などの利点をあげてから、こう断言した。

「その結果、8000を越えるディベロッパーがすでに登録されていて、すでに120のモジュール用IDが発行されていて、市場には35のモジュールが出回っています!」

 そして、「これから、4つの新しいモジュールを発表します!」と告げた。

1)I-O DATA社の「Snap Connect」
「これには、最近我が社が買収したブラウザであるBlazerを標準搭載します。これはとにかく高速表示のブラウザで、もちろん日本語も表示できます!」

2)Margi 社の「Presenter-to-Go」
「Visorはラップトップコンピューターの代用は出来ません。時と場所によって、あの大きさが問題なければ、ラップトップマシンはとても便利なものです。ですが、多くの人がラップトップマシンに求める2要素である「インターネット」と「プレゼンテーション」というものに関しては、この2つのモジュールがあれば可能になります」

3)MDS社の「eyeaodule2」
「フルカラー対応で、おまけにビデオまで撮れて再生できます!」

4)そして、最後に、Sipherさんが紹介した企業と製品は機長を感動させた。

会社は、「ドットコム」文化の落日をいち早く感じ取った4人の人間によって作られた「orgドメイン」の企業で、「TTKK.org」という名前を持っている。



この会社からは、まったく新しいアイデアに満ちたSpringboardモジュールが提案され、すでにモックアップも作られている。
たとえば、「鼻毛切りモジュール」「フライパン返しモジュール」「櫛モジュール」…など。スクリーンにはそれらの製品が並ぶ。
そんな同社が最初に製品化するのが「Flossmaster」という製品で、これは、モジュールの先端がFloss(糸ようじ)になっている。これだけ聞くと、冗談に聞こえるかもしれないが、すでに噂を同社の聞きつけたWallstreet Journalからの取材も受けているという注目の企業だ。実は、全員、Handspring社の社員らしいが…。
(この話を聞いて、機長は真っ青になった。→詳しくはまもなく発売予定の「PalmMagazine」第4号を参照!)

 …そんな、なかなかユニークな発表だった。

 こうしてSipherさんが降りたステージに、今日も司会役だったPalm社のGabrielさんの紹介で、続いて登場したのは、CLIEのソニー株式会社の南雅文さん



 彼はまず語った。

「前回のPalmSourceで初めて皆さんにお会いしてからまだ1年とちょっとですが、その間にCLIEの製作を開始し、そして発表、発売しました。短いながらもとっても忙しかった1年間でした」

 さらに「CLIE New Lifestyle」と題して、MemoryStickを使ったソニーの戦略の中ですでに大きな役割を果たすようになったCLIEの存在を強調し、CLIEを「おもしろくて愉快で仕事に使えるもの」と定義した。

 そして、「今のCLIEをよりCLIEらしくするもの」についての説明を始めた。誰もが唾を飲んだ。そう!ついに発表か?!…と。

 南さんは、「今のCLIEをよりCLIEらしくするもの」として4つのポイントを指摘した。

1)Uer Interface
「日本人の手のひらサイズを意識した持ちやすさ」と「ジョグダイヤル」にはこれからもこだわっていく。

2)MemoryStick
「MemoryStickって言ってもSONY製品だけでしょ?」と、これまでたびたび指摘されてきが、これからは他社製品もどんどん出てくる。
続いて、MemoryStickの未来を象徴するVTR(たぶん、1月の米CESでも発表されたものと同じものらしい)を見せてくれた。あらゆる電子機器がMemoryStickを中心に有機的に繋がって、Bluetooth的な繋がりも含めて、「個人のための電子秘書」的に活躍するCLIEの姿がそこにはあった。もちろん、SONY的なエンターテインメント性をたっぷりと持ちながら。
※このVTRに登場したハンドヘルドマシンがPalmOSマシンとはまったく似ていないマシンだったため、アメリカで公開された際にも「すわ!ソニーがPalm陣営から撤退か?!」などと、噂されたが、会場内で見つけた同社の関係者に聞いてみると、「あれはイメージ上の未来のマシンです!Palmじゃないマシンという意味ではありません。ご安心を」と言っていたので、どうやら安心していいらしい。

3)Wireless Solution
「初号機の価格高騰の原因ともなったが、ソニーはネットワークを意識しているんだという気合いを示す意味でモバコミを同梱した。でも、現状には満足していない。もっともっとCLIEはネットワークに深く関わっていくつもりです」

4)Secure Technology
「これからの音楽や映像の著作権保護時代に合わせて、白いMemoryStickを使ってそういう対応も積極的にしていくつもりです。希望があれば、Palm用ソフトウェアにも対応することが出来ます」

 …と、南さんはMemoryStickを中心に、これからのCLIEを暗示してから、最後にもっとリアルな話をした。つまり、「第2回CLIEプログラムコンテスト」の開催と、「PDA style」においてPalmソフトウェアを積極的に販売していきたいので大々的に作品を募集する、という告知だ。結局、2号機の具体的な話は少しも出なかったが、楽しみでならないCLIE2号機だ。

 南さんが会場のプログラマ達に熱く語ってステージを去った後、再び登場した司会のGabrielさんの紹介でステージに上がったのは、Palm社のシニアディレクターであるJohn Cookさん



 彼はSDカード(Secure Digital Card)やMMC(MultiMedia Card)の解説を中心に、途中、SD AssociationのRay Creechさんを紹介したりしつつ、Palmの未来を語った。その中で注目だったのは「Dual Expansion Architecture」という技術。SDやMMCのスロットとは別に、シリアル側に接続できる機器を用意して、2つの機器を同時に使用できるような環境を作っていきたいと語っていた。これは便利そう!

 そんな2日目キーノートだった。昨日は会場でPalmfanM.Hiroseさんを見かけなかったので、いちおー書いてみたが、Palmfanをさっき見たらやっぱり行ってなかったらしい。ラッキー!無駄にならなかった。…ホッ。

  

 ※とかアップしたところで、PalmSource 2日目に関する、ZDNet系の記事がすでにアップロードされているのを、次々と発見した。機長の記事は、PalmのMemoPadに書き込んだ簡単なメモを頼りにしている、かなりあやふやなレポートなので、正確なレポートは書きの記事でチェックして欲しい。(ちくしょ〜!こんな詳細なのが出るなら、無理して書くことなかったかも…)

■Visorのひげそりやフライがえし!? - PalmSource基調講演レポート「Palm OS ハンドヘルドの拡張」(MacWIRE)…あ、こばやしさんの記事だ!TTKK.orgの製品群も見られるぞ。ついでにBluetooth Palm Vxの画像も!

■Palm OS 5.0はどうなる!? - PalmSourceカンファレンスレポート(MacWIRE)…機長は仕事の関係で両日とも午前中のキーノートしか聞いていないので、このレポートは助かるな〜!しかも、PalmOS 5.0に関する、とっても重要な内容がいっぱいだ!お、山田さんだ!…うん?これも、こばやしさんの記事だ。ご苦労様。

■組み込み前にハードケース――PalmのBluetooth戦略(ZDNet)…これも、なかなかユニークなニュースだ。Bluetooth対応について、SD規格モジュールの値段が下がって量産が可能になる前に、ハードケースにBluetooth機能をとりつけたものを先にリリースする可能性がある、という話。(そうか、デモで使っていたマシンはこれだったのか!)

■Palmのワイヤレス展開は着実に進む──PalmSource(ZDNet Mobile)…PalmSourceの、おもに展示部分のフォロー記事。各社の野心作が並ぶ。

ついでに、昨日紹介できなかった、PalmSource【初日】の記事も!

■PalmSource基調講演で明らかになった2001年のPalm戦略(MacWIRE)

■PalmSource Tokyo開幕──ARMベースのPalm OSをデモ(ZDNet)

■ハマダのデジタルな日々:PalmSourceなのだ(MacWIRE)

■PalmSource Tokyo開幕──ARMベースのPalm OSをデモ(ZDNet Mobile)…上のZDNet記事とタイトルは同じだが、記事も画像も違う。

 
 

ミニ定期便829 ついに受付開始!
  Date: 2001-02-16 (Fri)

 iPAL-BBSへの瓜生良治さんの書き込みによると、ついに始まったらしい。何がって?…アレがさ!…Palm、Visor、CLIE、WorkPad、TRGproなどPalmOSマシンを持ってるユーザーの「大イベント」がさ!



mak21の参加受付がついに始まった!

■[mak21]公式サイト

【開催日時】
2001年2月24日(土) 午後6時30分〜午後8時30分
※受付は午後5時45分からを予定しています。早くくれば、ちょっとだけいいことあるかも!

【会場】
東天紅・上野店
(〒110-8707 東京都台東区池之端1−4−33 上野不忍池畔 ●電話/03-3828-5111)

【会費】
会費は「変動制」!参加者が160人以内なら5000円、280人を越えると5000人!そう、たくさん集まれば集まるほど安くなるのだ!


 なお、「東のお祭り男」こと、くあどりさんからの情報によると、「mak21のスタッフ日記」を始めたそうだ。詳しくは同HPで!<奥様、がんば!



ミニ定期便830 PalmSource 2001情報 その9(PalmOS@nifty)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 日本のPalm史をその黎明期から支えてきた、FPalmみのたんさん達を中心に、新時代のPalm系サイト「PalmOS@nifty」が誕生する。

■パームユーザー向けの新サービス「PalmOS@nifty」提供開始〜パーム活用のFAQやコミュニティサービスを提供〜(@nifty)

■PalmOS@nifty



 これまでもFPalmは、初心者からベテランまで、お互いにPalmに関する情報を交換しあう素晴らしいサイトとして活躍してきたのだが、惜しむらくは@niftyの会員でなければ参加することが出来ず、今回の新しいサイトのオープンで、また新しい次元へと飛びだすことになる。

 これからの活躍に大いに期待したい!

 

ミニ定期便831 PalmSource 2001情報 その10(Palmware新時代)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 日本にはMuchy's Palmware Review!という、素晴らしいPalmwareのレビューサイトはあったが、決済システムはというと、国産のものを除けば、結局、Palm Gear H.Q.KAGI等の英語サイトで処理するしかなかった。かつてのようにユーザー数が少ないうちにはそれでもいいが、ユーザー数が爆発的に増えた今、さらに増大すべきタイミングでこの状況はあまり好ましい状況とは言えなかったのだが、このPalmSource 2001では、これらの状況が劇的に変化するような状況がやってきた。しかも、それはひとつではない。

 まず最初はこれ。

 とにかく配送の速さでは群を抜くPalm系ネットショップであり、最近では国産を中心にシェアウェアのオンライン購入にも力を入れているVis-a-Visが、アメリカを代表する同系ショップのHandangoと業務提携をして、お互い、日米のソフトをオンライン購入出来るよう母国語サービスで提供することを発表した。

■株式会社ミヤビックス、米Handango社との業務提携によりソフトウェアのダウンロードサービスを拡大(Vis-a-Visの親会社である株式会社ミヤビックス)

  

 この結果、日本のユーザーは、現在Handangoが扱っている約1万本のソフトを日本語&日本円で決算することが出来る。これは同時に、日本のプログラマが世界に羽ばたくための大きなチャンスともなる!これは素晴らしい!サービスの開始は今年の5月から。

 続いては、日本を代表するソフトウェアの登録サイトである「Vector」がモバイル専門サイトを始める、というニュース!

■携帯端末向けオンラインソフトウェア流通サイト「Pocket Vector(ポケットベクター)」を4月スタート (Vector)



 これまでVectorと言えば、WindowsソフトやMacintoshソフトのアーカイブサイトとして、またオンライン購入サイトとして有名だったが、4月から始めるモバイルソフト専用サイト「Pocket Vector」では、Palm、Zaurus、Pocket PC など各種PDAや、携帯電話用iアプリのアーカイブサイトとしての活動を始め、またオンライン購入にも対応するらしい。3月にプレオープン、4月の正式オープンを目指している。

 さらにだ!今度は自社(SONY)製品であるCLIEおよび関連製品の販売を中心に活動してきた、あの「PDA style」までもが大きく動き出した。

■ソフトウェア・ダウンロード オリジナルソフトウェア募集中!(PDA style)



 とにかく、販売ソフトからシェアウェア、フリーウェアに至るまで、ソフトをじゃんじゃん募集している。CLIEを旗艦にPalmOS文化を日本に根付かせたい!というSONYの情熱が、ここにも滲み出ている。

 …と、オンラインでPalmwareに関する動きが3つも、ほぼ同時にスタートする。これとは別に、「ミニ定期便819 お店にも★」で紹介したソフトバンク・コマースパームコンピューティング、そしてMuchy's Palmware Review!が組んだPalmwareの店頭パッケージ販売という動きもある。

    

 ますます熱く燃える日本のPalmとPalmを取り巻く文化だ。我々ユーザーにはPalmwareと出会うチャンスが増え、購入が楽になり、国内プログラマにはビジネスチャンスや世界飛翔のチャンスも生まれる!なんか、贅沢すぎて怖いぜ!

ミニ定期便832 PalmSource 2001情報 その11(小ネタ集)
  Date: 2001-02-16 (Fri)



 さて、PalmSource 2001に関しては、すでにかなりのニュースサイトなどで情報が出ている。そこで、今日は、機長の記憶やMemoPadのメモをもとに、気になった「小ネタ」を紹介していく。

■1995年?

初日の基調講演に立ったPalm社のCOOであるAlan kesslerさんは、Palmの誕生を「1995年!」と言っていたが、1996年の間違いでは?と思う。(もしかしたら、同時通訳のミスかもしれないが…)

■51%の出典

同じくKesslerさんの基調講演。「ミニ定期便822 Palm Source 2001速報 その3(倍々パーム)」でも紹介した、昨年度の国内PDA販売台数のシェアでPalmOSマシンの合計が51%を越えた、というデータの出典は、BCNによる調査だった。

■高速チェス

パームコンピューティング社の福井裕之さんがデモをした「ARMベースのPalm OS」に、68Kエミュレータを載せて、ここに現行のままのPalmware「Pocket Chess」をインストールして実行したら、速い速い!信じられない速度で動き出した。古いソフト(今のままのソフト)でも、ホ〜ラってことだと思う。

■世界征服計画

初日の基調講演に立ったSatjiv Chahilさんの話から。
Palmはすでに世界で1100万台を販売し、アメリカ〜ヨーロッパ〜イギリス〜アジア太平洋地域でナンバー1を獲得している。10,000〜15,000の関連製品があり、うちソフトウェアは7,700本以上ある。

■世界のPalmの活躍!

同じくChahilさんが、Palmの最近の人気振りを紹介した。

2000年夏には「Fotune」誌で「Elegant Solution」賞を受賞。
同じく2000年には「Wired」誌で「Most Wired Tool」賞を受賞。
ファッション雑誌「Vogue」や「GQ」でも取り上げられ、まもなく日本でも「Vogue日本語版」が特集する。
全米「Fotune500社」のうち130社がPalmを使っている。うち80%が業務でHotSyncをしており、40%が企業としてPalmを購入したり社員に配布している。
「Forbes」誌は教育や医療の方面でも大活躍するPalmを特集している。なお、日本でも立教大学とパーム コンピューティングが教育・研究用情報環境の共同開発を発表している。

■国内Palmの活躍とこれから!

Chahilさんに続いて初日基調講演の演壇に立った、パームコンピューティング社長・クレイグさんが、国内でのPalmの活躍ぶりを報告した。

2000年「日経最優秀製品サービス賞」
同年「ザ・ニッケイ・ウィークリー賞」
2001年「アフターサービスNo.1(携帯情報端末部門)」(日経ビジネス)
Palmwareの販売ラインの拡充→「ミニ定期便831 PalmSource 2001情報 その10(Palmware新時代)」
Generic Media社によるGMovieがPalmOS 4.0に対応する。また、コンバーターはWin版だけじゃなくMac版も出る。
「Web clipping」ソフトとして、bol.com、@nifty、JTB、Mainichi、JR東日本、InterNavi、ZD net…などの各社がスタンバイしている。
パートナー企業への支援例として、世界最大の民間気象情報会社であるウェザーニューズ社を紹介。同社の安藤一憲さんがステージに上がって、Palmとの連携作業を紹介。
ライフスタイルとの関わりとして、BEAMSやオンワード樫山とのコラボレーションを紹介。
ビッグコミックオリジナルの漫画にも登場!

■ATOKのこれから!

グレイグ社長からの紹介でステージに上がったJUSTSYSTEM社の浮川和宣さんは、最初に4ヶ月で「ATOK for Pocket」が10万セット売れたという報告をし、続いて、これからの「ATOK for Pocket」について語った。

PalmOS 4.0への対応
推測変換などの追加機能
住所録での「インクリメントサーチ」への対応

…こんなところかな、書き残したこととと言ったら…。

ミニ定期便833 MacWorld 2001とPalm
  Date: 2001-02-17 (Sat)

 ついに始まったPalm、Visor、CLIE、WorkPad、TRGproなどPalmOSマシンユーザーのためのお祭り「mak21」の受付だが、このイベント自体は東京都内で行われるものの、このイベントのタイトルにもなっている「MacWorld EXPO 2001」は2月22〜24日に幕張メッセで行われる。今日はそんな「MacWorld EXPO 2001」についての情報をいくつか。



Mac&Palm Global User Group(通称「PamRin」)がAppleUserGroupのメンバーとしてブース出展するらしい。「Palmデバイス系ユーザーグループとしてのの出展は今回が初めて(未確認)」らしいぞ。



Palm製品もたくさん扱ってくれるMacLetも出展!(ブース番号650番)「5番入り口から左手になります。nom画伯デザインの、キュートな赤いブース」だそうだ。



さらに、もはや毎年恒例とも鳴っているほしさんのMacWorld EXPO会場内Palm用地図ソフト「EXPO 2001」もリリースされた。「いんすと〜るは、expo2001.prc を HotSync するだけ」という簡単アイテム。



 …とか、いろいろMacWorld EXPOに関する情報を書いたが、「mak21」自体はMacintoshユーザかどうかとは関係ない。純粋なPalmOSマシンを使っている人すべてのためのお祭りなので、お間違いなく!



ミニ定期便834 シャープとは提携も…?
  Date: 2001-02-17 (Sat)

■今年前半にもワイヤレス接続PDA〜米パームのアラン・ケスラー・COOに聞く(asahi.com)

 …ということで、今朝の「朝日新聞」にケスラーさんが出ちゃったらしい。凄い時代だよね。



 この写真を見て、女房が「ケスラーさん、痩せ過ぎだよね?」
  …と言っていたが、確かにSourceの会場で見たケスラーさんも
  往時に比べて、異常に痩せていた。ほんと、大丈夫なんだろうか!
  働きすぎ?


 さて、このインタビューはほんとに刺激的なコメントが並ぶ。

「シャープ【中略】の技術は素晴らしい。具体的な計画はまだないが、部品の提供を受けるといったレベルでの協力を今後模索したい」 (ケスラー談)

…とか、

「6月までに提携に基づいたパームブランドの新製品を発表できるはずだ。ドコモのネット接続サービス『iモード』も参考にしながら詳細を詰めている」 (ケスラー談)

…ををを!iモードを参考にしながら作るパームブランドの新製品ってどんなものなんだろう?これまで言われてきたPHS内蔵ものとは別のものなのか?

■パームが日本でワイヤレス対応端末を発売(CNET)

 こっちのCNETの記事には、アメリカのアナリストによる不思議な説明も登場する。記事によると証券会社のアナリストが「日本でワイヤレス・インターネット・サービスを提供するというパームの決定には意味がある」理由として「日本では通勤時間が長い」からだと言っているのだが、データ通信なら電車の中でネット接続してもいいんだっけ?

 ま、それはさておき、「日本向け端末が、今年後半に米国で発売される予定のモデルと同じものになるかどうかはわからない。米国で発売予定のモデルは、だいたい『Palm V』と同じ大きさで、切手大の拡張スロットがついていると、パーム幹部はすでに明らかにしている。」なんて情報はちょっと面白い。

 さらに、アメリカでは、まだ「部品不足」が尾を引いていたとは?!ほんとにPDAは年がら年中、部品不足と戦ってるな〜!

  

ミニ定期便835 こ、怖い。
  Date: 2001-02-18 (Sun)

■こんにちは赤ちゃん - 泣いて、笑う、感情豊かなロボット「MY REAL BABY」(MYCOM PC WEB)



 機長だけだと思うが、こ、怖い…。>米iRobot社とHasbro社が共同開発した赤ちゃんロボット「MY REAL BABY」。


ミニ定期便836 mak21情報
  Date: 2001-02-18 (Sun)

 すでに受付を開始している、Palm、Visor、CLIE、WorkPad、TRGproなどPalmOSマシンユーザーのためのお祭り「mak21」だが、これに関連する情報がiPAL-BBSなどに次々と登場してきている。

■mak21、参加受付開始! 投稿者:瓜生良治  投稿日: 2月15日(木)

まずは、参加申込を告知してくれた、同イベントのプロデューサー・瓜生さんの書き込みから。

「なお、会場のキャパシティを超えるほどたくさんの方からお申し込みいただいた場合、ひょっとしたら申込受付を締め切る可能性もありますので、できるだけお早めにお申し込み下さい。(ちなみに会場のキャパシティは「300人」を越えても大丈夫です!)」

…ということなので、申込はお早めに!

■パーム一発勝負募集のお知らせ 投稿者:くあどり@mak21スタッフ  投稿日: 2月17日(土)

同じくiPAL-BBSからの情報。

「パクスポ2000!の人気企画が、mak21のコーナーとして帰ってきました!

●開発中のハード・ソフトをこっそり披露
●世界に一台のマイ改造、お薦めのケースやお飾り
●グループのメンバー募集!
●パームにまつわるとっておきの経験談
●ベテランさんの熟練の技
●ビギナーならではの一発ネタ

…等々、なんでもアリ。
企業としての参加もオッケーです!(ただし、会場内での販売行為はご遠慮くださいね)

・時間は1人(1グループ)2、3分程度。
 先着順で、締め切らせていただく場合があります。お早めにお申し込みください。
・機材の利用などは、スタッフまで、お気軽にお問い合わせください。

お申し込みは
tsiraisi@osk3.3web.ne.jp
まで、

 ・連絡先メールアドレス
 ・ハンドル名
 ・自慢の概要
 ・もしあれば、使用する機材
を(おおまかな予定で結構ですから)添えて、お願いしま〜す」


…さあ、アナタならどうする?!

■彩パ的無料イベント!開催決定!2/24 お知らせ=SHIGEさん

続いては、機長宛に届いた、元彩パーム代表・SHIGEさんからのmak21とは直接関係ないけど、まあ、近所だし同日だし、少しは連動してるかなという企画の発表。同UG内のメーリングリストで盛り上がったので、そのまま発表してやってしまおう!ということになったらしい。

「SHIGE@浦和です。

彩パ提案型イベント開催決定!
タイトル「無料で集まれ!Palmな仲間!(仮)」

主催 彩パームUG(主催ってか提案のみ?)
日程 2001/2/24(土)
時間 PM2〜PM5(くらい)
場所 上野公園内
集合 上野動物園入場口前(広場に成ってます。)
   #集合後、場所移動の可能性大。
   #東京都美術館のロビーとか、食堂。西洋美術館の喫茶店とか、
    リーズナブルに、あったかくダベれる場所は以外と有るようです。
【公園内地図】

目印 【考案中/何か無い?】(現在は「赤い物」&「黄色」が最有力/謎)
雨天 中止>来ても良いけど誰もいなくても知らんぞぉ
受付 無し
参加費 無料
飲食等 個人持ち込み可(用意なんて出来ないって公園なんだから/笑)
イベント 無し(笑)集まる お話 あとは集まった人で決めましょう。
参加条件 無条件/Palm有り無し無関係
最新情報公開場所 【彩パけ〜じばん】

コメント MAC EXPOに行かず都内で暇を持て余しているみなさん
     Palmな人が集まる場所と、時間を1つに集約してみませんか?
     その後のmak21の会場までも近いのでぎりぎりまで大丈夫。
     無料イベントですので気軽にてきと〜〜〜〜(彩パお得意(^-^)
     に参加して下さい。
     #参加といっても管理はしないんですけどね。わっはは
     では

<SHIGEの独り言>
イベントなんて参加する人が考えればいいジャン。
アプリケーションを作っている人は、直接試して貰える絶好のチャンスだし。
Palm&アプリの使い方を知らない人は楽しく聞けるチャンスだし。
Palmな楽しい仲間がいない人は友達作るチャンスだし。
なにか楽しい事を考えている人はみんなに見せられる絶好のチャンスだと 思う。
でも1つだけこれが出来ないとチャンスを逃すんだよね。
それは「自分から話しかけること!一歩前に踏み出す勇気」です。
失敗したっていいジャン、何も殴られる訳じゃないし。
みんなそれなりに大人でしょうから心優しい人ばかりですよ。
(私のPalmな出会いはほとんどこんな感じ)
さ、みんな上野で楽しもう!

<ひとりごと2>
参加受付は無いけど、参加表明は有るとみんな安心するかも
単なる待ち合わせの場所として使ってもいいんじゃないかな?
参加表明は、彩パけーじばんがお薦め。不参加表明も楽しいかも(^-^
#他で表明しても意味ないだろ!って?(まじぼけ)」


…そう、まさにmak21のイベント直前に、イベント会場近くで集まろうという企画。早めに会場には着いちゃうけど、幕張行くほど時間もない品、って人には最適な企画かもしれない。

 

ミニ定期便837 iPAL-BBSヘッドライン
  Date: 2001-02-18 (Sun)



 あくまで気が向いた時に行うiPAL-BBSの投稿のヘッドライン

■デンキ本AD無料キャンペーン実施中 投稿者:なかむぅ  投稿日: 2月14日(水)

■mak21、参加受付開始! 投稿者:瓜生良治  投稿日: 2月15日(木)

■サイト移転でございます 投稿者:Upup  投稿日: 2月16日(金)

■パーム一発勝負募集のお知らせ 投稿者:くあどり@mak21スタッフ  投稿日: 2月17日(土)

 ■ごめんなさい 投稿者:くあどり  投稿日: 2月18日(日)

   

ミニ定期便838 人に優しく。
  Date: 2001-02-18 (Sun)

 名古屋地方のユーザーグループ「C-PUG」の代表でもあるmikikoさんより、素敵な情報をもらった。

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■一般ソフトから障害者向け製品が実現(ASAHIパソコン)

 これはPeteという肢体不自由な方のためのパソコン操作と日本語入力をサポートするソフトにPoBoxの技術が使われているというものです。

記事には「社長の内田斉さんは携帯情報端末(PDA)を購入した翌98年、インターネット上でPOBoxというフリーウエアを見つけた。」とありますがこれってきっとPalmなのでは?!と思いました。
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 …とにかくこれは素晴らしいニュースだ。実は、以前、POBox作者の増井さんにお会いできた際に、機長も「増井さんの技術ってハンディキャッパーの人たちにとって素晴らしい価値がありますよね!」と、ヨイショ10%、マジ90%ぐらいでお話させてもらったのだが、その際に増井さんから、すでにそういう動きもあるんですよ、というお返事をもらっていた。これがまさにそうだったのかもしれない。



 このプロジェクトでは、どうやらPCの方にPOBoxの活用が進むようだが、機長としては「人に優しいPDA」だと信じるPalmそのものが、こうしたハンディキャッパーの皆さんにとっての福音となると嬉しいなと思っている。そういうソフトウェアの登場を待つ!

 ※を!こんなところに「POBox携帯電話版」のスクリーンショットが!


ミニ定期便839 SPK go to MOMA
  Date: 2001-02-18 (Sun)

 これまた、とても嬉しいニュースだ!

 情報をくれたのは、千葉県松戸の三宅さん

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Wired Newsという電子メールで見た記事なのですが、「Stowaway Portable Keyboard」がニューヨーク近代美術館(MOMA)に展示されるのだそうです。

■Stowaway Portable Keyboard Selected in Museum of Modern Art's Workspheres Exhibition
=================




 機長はこのニュース、知らなかった〜!あの、Palmユーザーにとって、もはや誇りとも言うべき、あの「Stowaway Portable Keyboard」が、「MOMA」の愛称で知られるニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art, NewYork)に展示されるというのだ。

 やっぱ、こーゆーニュースは嬉しい!そう言えば、m100用もついに出たんだよね、確か。

ミニ定期便840 HanakoとPalm
  Date: 2001-02-18 (Sun)

 国内のネット上でもすでに、女性のためのサイトcafeglobe.comによる「長期リポート SONY CLIE」や、女性Palmユーザーのためのユーザーグループ「L-Palm」の活躍など、さらには2月20日オープン予定の雑誌Vogueによる「PalmStyle@vogue.com」など、女性のためのPalmを意識したサイトや企画がとっても元気だが、現在発売中の雑誌「Hanako」(マガジンハウス)では、「あなたにぴったりの1台はコレ!」と題して、パソコン・PDA・デジカメ・ケータイの4ジャンルについてのかなり詳しい特集を組んでいる。



 そのFirstPageはココにも収録されているが、PDAの代表格としてイラスト化されているのは、「LouisVuitton製のモノグラムケースに身を包んだPalm Vx」だ。



 本文でPDAのために割かれているのは特集巻頭の合計8ページ。最初の2ページでは「PDAっていったい何?パソコンとは違うものなの?」と題して、以下のようなQ&Aが並んでいる。
「Q:PDAってそもそも何ですか?」
「Q:いったいどんなことができるの?」
「Q:簡単にメールとインターネットはできるの?」
「Q:マックとウィンドウズ、どちらのパソコンにもPDAを接続できるの?」
「Q:PDAだけで、パソコンはもう必要ないの?」

 さらに、代表的な3種類「パームОS」「ポケットPC」「ハンドヘルドPC」の解説が出ていて、それぞれさらに詳しい特集ページに進むようになっている。(なぜか、PDAの概念図のようなものには出ているのに、代表3種類の中に「ザウルス」は入っていない。なぜか、「ポケットPC」の特集ページである見開き2ページの1/4を使って説明されている。とても不思議な感じがする。)

 で、代表的な3種類の解説で、一番最初に登場するのは「パームОS」(見開き2ページ)だ。まずは最初のページに以下のようなQ&Aが並んでいる。

「Q:パームОSって何なの?」(「PDA=パームだと思っている人が多いかもしれないが、実はそれは間違い」という文章は嬉しい!)
「Q:キーボードがないけど、文字はどうやって入力するの?」(Graffitiや折畳みキーボードを紹介)
「Q:すぐにメールできるの?」(モバコミやIrGEARを紹介している)
「Q:ネットはパソコンと同じなの?」(CLIE Plaza!などを紹介)
「Q:どうしてパームОSのPDAが人気なの?」(「使いやすさ」「マックのパソコンにも接続できる」「無料で使えるフリーソフトもたくさん」「有名ブランドが専用ケースを発売」などがその理由として説明されている)

 ここで注目なのは、機長も注目しているCOACH社が、この秋冬に60周年記念として限定リリースした「モノグラム コレクション・シグネチャー“C” 」シリーズのPalm専用ケース(赤は限定色らしい!)の画像を載せていること!これまで、有名ブランドが出したPalm専用ケースは数多くあれど、どこか男女兼用の匂いがぬぐえなかった。でも、こいつは正真正銘、女性用のケースだ!(同記事には、同じく女性を強く意識したGUCCI社のモノグラム系パームケースも出ている!)

【参考】
■COACH Signature Collection Parm case&CD case(ELLE)
■PALM ORGANIZER CASE(COACH)



 そして左のページには、パームОS互換のマシン8種類が並ぶ。(別ページで紹介されているカラクリも合わせると、都合9種類。主要機種ではPalm IIIcとTRGproが抜けている。ま、女性向けだからしょうがないか…。)

 以降、「ポケットPC」(なぜか1/4がザウルスの紹介)「ハンドヘルドPC」の特集ページがそれぞれ見開き2ページづつ続いて、最後の見開きでは、「デジタル初心者・杉浦さやかのPDA体験ルポ」という体験マンガに充てられている。扱われている機種はハンドヘルドPC代表の「シグマリオン」とポケットPC代表の「GFORT」。で、最後に囲みコラムとして、「PDA最新ニュース」として「パームОSとBEAMSのコラボレーション」のニュースが紹介されている。(そうそう、先日、某所でここに出てる吉田カバンのポーチを見たが、これ、なかなかよく出来ている!PDA好きがちゃんとデザインしているな、という印象を持った)

 ※ま、結論としては、一流ブランドの専用ケースが欲しいなら、やっぱパームОSマシンということになる!と、思うがどうだろう?…これだけは今のところ、ポケットPCもザウルスもかなわない。

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