ミニ定期便 Back Number
倉庫032

ミニ定期便621 グラコンからファイビュワ。
  Date: 2000-12-03 (Sun)

【追加情報あり】

 「ミニ定期便613 24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便615 続・24日も早すぎたサンタ!」でも紹介したように、PalmOS上のスクリーンショットをMacintosh環境に降ろす方法は、福本修仁さんによって史上初めてルートが開発された。一方、この福本さんの環境である(「iPaint Converter」〜「iPaint」)「AlbumToGo Color for Mac」を使えば、Macintosh上のカラー画像(256色)をPalm上に持っていくことが出来る。

 ところがだ、Macintosh上のカラー画像(256色)を、Palm界のナンバー1画像フォーマットである「FireViewer形式」でPalmに取り込む方法については、かつてはグラコン(GraphiConverter)を使って確実にできていた(詳細はMuchy's Palmware Review!の「GraphicConveter」の項などを参照のこと!)はずなのだが、なぜだか最近では変換出来なくなっているらしい。(参照→kajikajiかじって!の「2000.11.27 Fireviewerコンバートできません」〜「2000.11.30 GC3.8.1入手してみた結果は」など)ところが、それについて、新装したばかりの北海道のUG「PUGH(ぱふ)」代表である斎藤さんが、PAL-NEWSで報告してくれている。(「65. GraphicConverter4.0US-->FireViewer」)



 以下、PAL-NEWSよりの転載だ。

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GraphicConverter4.0US-->FireViewer

SAITO Shukaku @ PUGHです。
GraphicConverterでFireViewer用に画像を変換する件で、下記の環境と手順でカラー画像を変換できています。もしかしたら本来の画質じゃないのかも知れませんが、Palmエミュレータ上では正しいと思える色が出てます。
●環境
PowerMacintosh 8500/120
Mac OS 8.6
GraphicConverter 4.0
●手順
(1) GraphicConverterを立ち上げます。
(2) フルカラーのJPEG画像を開きます。
(3) Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colors (8 Bit)で、画像を256色に変換します。
(4) Fileメニュー→Save As...でファイル保存ダイアログを出します。
(5) ファイル名を入力して、FormatでPDB(*.PDB)を選びます。
(6) Save web readyのチェックを外します。
(7) Option...で設定ダイアログを開きます。
(8) CompressionのNoneを選びます。
(9) Versionの2 - 256 Colorを選びます。
(10) Compatibility Modeにチェックを付けます。
(11) 設定ダイアログを閉じて、ファイルを保存します。
(12) できたPDBファイルをPalmに転送して、FireViewerで見ます。
上記の手順で(3)をやらないと、FireViewerで開けない画像になっちゃうようです。また未確認ですが、(8)と(10)は関係ないのかも知れません。私の手元では上記の方法で1670万色のJPEG画像を256色のFireViewer画像に変換できています。ご参考まで。
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 …ということだ。機長はまだ未確認。



●追加情報

…と、書いたのだが、同じPAL-NEWSに、斎藤さんから追伸が届いた。

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追加実験の結果、報告した手順では色化けが解消しないことが分かりました。それなりに見える画像を得られる場合でも、本来の256色の画像ではなく32色しか使っていないなど、問題があります。早合点して書き込んでしまい、お騒がせいたしました。まだ諦めずに調べていますので、何かわかったさいには改めてご報告します。
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…ということだそうだ。残念!
ま、どっちにしてもますます福本さんの「iPaint」シリーズへの期待が高まる。

ミニ定期便622 乗換パーム
  Date: 2000-12-03 (Sun)

 「ミニ定期便594 東京限定大感謝!」で、難波茂広さん「東京地下鉄マップ 1.0」を紹介したばかりだが、以前「ミニ定期便033 鉄道地図」で紹介した、坪崎徹さん「東京地下鉄乗換路線図」がバージョンアップして南北線・三田線の目黒延長に対応した。こちらは前述の「東京地下鉄マップ」と違って、東京の地下鉄の複雑な乗り換えに特化したマップで、カラー版だけじゃなくモノクロにも対応している。

 さらに、坪崎さんは「関東私鉄乗換路線図(東京西部篇)」もリリースしている。こちらも、カラー版とモノクロ版の2種類がある。(また、いずれもFireViewer 3.7以降が必要!)

 カラー時代になってきて、ますます需要の高まるPalm用各種地図だ。


ミニ定期便623 270,000 access
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 おかげさまで、おそらく数時間前にこの「iPAL-NEXT」は27万アクセスを達成した。いつも変わらず、雨の日も晴れの日も、神経痛の日もこのページをご覧の皆さんに感謝だ!
こばやしさん、お知らせ感謝!機長はまだごくごく一部を読んだだけだが、同氏のサイト「狂言キ語」にはPalm用のDOCフォーマットになった自作小説がいくつか置いてある。「世にも奇妙なショートショート」って感じ。軽妙な中にも独自の味わいがある可愛い掌小説だ。)

 さて、27万アクセスとは特別関連はないが、ちょびっと時間があったので、このページのトップ部分を少しばかり改編した。

 具体的には「このページがiモード専用ページだった頃のコンテンツ」をひとまとめにして、替わりに新しい「About」ページを作ってみた。さらに、新たに「スポンサー(広告主)」の募集をしてみた。あくまで実験的なので、果たしてどうなるかは不明。さらに、2ヶ月ほど前からちょびちょびと続けていた「BackNumber」ページの整理もいちおう済んだ。まだ多少リンクの混乱もあるが、ようやく実用性が出てきたのでは?と思う。

 これからも「iPAL-NEXT」をよろしく!

ミニ定期便624 似てるけど違う
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 この「iPAL-NEXT」なんかを更新しながらもつねづね思うのだが、他人に何かを表現するのはとても難しいことだと思う。

 たとえば「あること」を表現するにしても、ちょっとした表現の違いだけで、相手にはまったく別のものとして伝わってしまうということがたびたびある。

 そんなことをつくづく考えてしまうキッカケとなった2つのサイトを紹介しよう。この2つのサイトは、おそらく「似たようなあるもの」を表現しているのだが、こんなにも違う結果になってしまうとは…

■Aのサイト

■Bのサイト

 う〜ん、別に比較広告の話じゃないからネ。

ミニ定期便625 アメニモマケズ。
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 Palmの世界のいいところ。欲しいものがあったら、ある日、誰かが作ってくれることがある。機長はこの世界で何度も何度も経験してきている。たとえばそれは、あるプログラマさんの作品群を並べてみれば検証できたりする。

「当時まだ英語版しかなかったMacintosh版のPilotDesktop(現在のPalmDesktop)でも日本語が出来るようにならないか?」
…PD Patcher
「Palm内のメールソフトの中のメールを一括削除する方法はないか?」
…MailCleaner
「初代日本語PalmOSが出た時、そのユーザー辞書をMacintosh母艦で編集できないか?」
…Tango for Mac
「DatebkシリーズのアイコンをPalm内部で手軽に編集することは出来ないか?」
…IconEditor
「数年前の電話番号の大変更の時に住所録の中の膨大なデータをまとめて改編できないか?」
…TelConv
「アプリケーションごとに画面表示色を設定できないか?」
…Depth
「Palm内部で、Macintoshユーザーにはおなじみのドラッグ&ドロップを利用できないか?」
…Drag&Drop
「Palmの内部時計をHotSyncの時に、Macintosh母艦の時計と一致できないか?」
…ClockSync
「大人気メーラーであるARENA Internet MailerのメールをHotSync時にPalm内部のメーラーと同期できないか?」
…ARENA Sync
「PEG-S500Cの液晶コントラストを手軽に変更できないか?」
…SamplePat
「CASIOのリストウォッチの画像を赤外線繋がりでPalmで閲覧できないか?」
…WCPM
「Jogダイアルで素早くソフトを立ち上げるランチャーはないか?」
…FastHome
「HotSyncの異常終了などのトラブル原因となる住所録(Datebook)内の問題データを搾り出す方法はないか?」
…DbFix
「エラーコードが出ても意味がわからないけど、なんとかならないか?」
…ErrorFinder
「アメリカ人用に作られたソフトであるExpenceじゃなく、日本人専用の手軽なお小遣い管理ソフトはないか?」
…PEM
「自分の好きなようにデザインできるランチャーはないか?」
…Home
「女性ユーザーも増えてきたことだし、基礎体温を管理するソフトはないか?」
…LadyMate
「Macintosh環境で、Palmのスクリーンショット(しかもカラーで!)を取りだす方法はないか?」
…iCapture/iPaint Converter

…などなど。

 恐るべきことに、これらはすべて一人のプログラマさんの作品だ。もう、感謝の一言しかない!

 ※ちなみにこの人は、Macintoshユーザーのために「CLIEに付いているPicture Gear Pocket用の画像コンバータのα版」もすでに作っており発表している(2000年10月4日)。

ミニ定期便626 ある闘いの記録。
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 前回の「ミニ定期便625 アメニモマケズ。」では、Palmの世界のいいところとして、あるプログラマさんの話をした。正直言って、プログラミングという能力に関しては、誰にもその能力や環境がある訳ではない。それを持たざる者は持っている者に、感謝したり、リクエストを送ったり、感想を送ったりするくらいしかアプローチするすべを持たない。

 一方、持たざる者にもアプローチ出来ることもある。たとえば、Palmに関して「ある謎」が見つかったとしよう。それを解決するために、いろいろ試行錯誤してみるぐらいは、誰にでもできる。もちろん、それですぐ答が出る訳ではないが、多くの人間がそうした「試行錯誤」を繰り返した結果を共有することで、「ある謎」が解決したり、その糸口が見つかったりすることもある。たとえ、見つからなかったとしても、同じ「ある謎」への共通の思いを持つ者同志のトライ&エラーの交流は、なかなか楽しいものだ。

 これまで「ミニ定期便613 24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便615 続・24日も早すぎたサンタ!」「ミニ定期便621 グラコンからファイビュワ。」で取り上げてきた問題(つまり、「Macintosh環境でGraphicConverterでFireViewer形式のカラー画像のコンバートは可能か?」という命題)については、結局、こんな結末に落ちついたらしい。

 以下は、PUGH斎藤さんからのメールだ。

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手順が分かりました。だいぶ回りくどい上に、綺麗な画像にはならないんですが、画像によっては色化けをいくぶん改善できました。

(1) GraphicConverter4.0で変換する画像を開きます。もとの画像形式は問わないようです。
(2) Pictureメニュー→Colors→Options...でダイアログボックスを開いて、Use Custom Color TableとDitherを選びます。
(3) Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colorsを実行します。
(4) もう一度、Pictureメニュー→Colors→Options...でダイアログボックスを開いて、Optimize Color TableとReserve black and white、Ditherを選びます。
(5) 再度、Pictureメニュー→Colors→Change to 256 Colorsを実行します。
(6) Fileメニュー→Save as...を選んでダイアログボックスを開いて、Options...でNoneと256 Color、Compatibility Modeを選んでPDBファイルを保存します。

上記の手順で作ったPDBファイルをFireViewerで見ると、画像が使っている色の組み合わせによっては、まぁまぁの画像になります。ただ、ほとんどの場合には特定の色が全く違う色で表示されちゃいます。

やっぱりGraphicConverter4.0がPDBファイルを書き出す際に、画像のカラーパレットを忠実に書き出してくれないようです。きちんと色があってることを確かめてからPDBに出力しても、そのファイルをGCで開くと特定の色だけ黒に変わってたり、他の色になってたりします。化ける色が画像によって違うことから、カラーパレット処理の不具合じゃないかなぁ、と想像するんですが、これ以上は追及してません。PDBファイルのパレット情報だけを補正(修復?)すれば何とかなりそうなんですけどねぇ。

......ということで、現状では256色をめいっぱい利用した美しい画像をGC4.0で作るのは無理ではないか?という結論に達しました。不確かな情報でお騒がせいたしました。
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 …と、ここまで書くと、なんだか骨折り損のようにも見える斎藤さんの闘いだが、これと同じことを紹介したkajikajiかじって!「【2000.12.03】 GraphicConverter格闘中」を読むと、kajikajiさんと斎藤さんの闘いが、なんだか美しい格闘技のように見えてくる。ま、こんなのは主観の問題だとは思うが、実はこれまでPalmの世界を先に進めてきたのは、いつもこうした努力のひとつひとつだった。これは確かだ。


ミニ定期便627 続・ある闘いの記録。
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 「ミニ定期便626 ある闘いの記録」に関する追加情報。

Macintosh環境におけるPalmOS上のカラー画像処理について、匿名読者より更なる追加情報をもらった。

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iPAL-NEXTで歴史上初めて、MacOS上でカラーPalm用スクリーンショットを閲覧できる環境と書かれていましたが、「TealPaint」は6月頃だったかな?カラー対応していました。「Teallaunch」と合わせてつかうとハードボタン及びシルクに起動を割り当てれば一発でスクリーンショットを撮ることもできます。
ただ、DeskTopアプリがMacらしからね作りなんですよね。(^_^;)
インポート、エクスポート共にできますが、TealPaint独自フォーマットですのであんまり話題になってませんね。

で、先程リリースされた「GraphicConverter Version 4.0.1」では「カラーPDBファイルのバグフィックス」はおろか、「TealPaint PDB」、「ScreenShot Hack PDBs」もサポートされたみたいです。
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う…言われてみれば、そういうものがあった!TealPaintのMacintosh用画像コンバートソフト「tptobmp(TealPaint DB to BMP images)」



ただ、MacPerlを使わないと立ち上がらない、しかもマジでMacintoshっぽくないインターフェース(おぼろげな記憶ではDOSっぽい操作が必要で、しかもコンバートできる画像フォーマットはMacintoshユーザにはなじみの薄いBMP形式だった!)で、結局機長の環境では使えなかった(記憶おぼろげ)りして、すっかり忘れていた。申し訳ない!

一方の「Graphic Converter 4.0.1 (PPC) 」については、確かに「What's New」の項目内に以下の3点を発見した。

FireViewer PDBs import and export improved (support for color, version 3 and large files added)
Import of TealPaint PDBs added
Import of ScreenShot Hack PDBs added

こっちは、かなり期待できそうだが、未確認。


ミニ定期便628 GraphicConverter4.0.1
  Date: 2000-12-04 (Mon)

 「ミニ定期便626 ある闘いの記録」で紹介した、Macintosh用画像ソフト「GraphicConverter」の最新バージョンである「GraphicConverter4.0.1(以下、グラコン401)」について実験してみた。

その結果、以下の3点が確認された。



Macintosh上の「グラコン401」を使って、.PCIT/.GIF/.JPEGなどの一般的なカラー画像を、FireVierwer形式の.PDBファイルに変換することが出来、さらに、それをPalmに転送後、閲覧に成功した。(わずかに色が不満だが…)

【ポイント】なお、その逆の工程(FireViewer形式のカラー画像をMacintosh上の「グラコン401」で開く)の方法はまだ見つかっていない。

「Palm上のTealPaint形式のカラー画像」を、Macintosh上の「グラコン401」で開くことが出来た。(もちろん、その他の一般的な形式で保存することにも成功!)

【ポイント】母艦内の「バックアップ」フォルダの中から「Palm内のTealPaintで設定したDatabase名」のファイルを見つけて開く。複数枚数ある場合は、画面下の左から2番目にある枚数メニューで選択してから保存。
※TealPaintの「GrabScreen」機能を使ってスクリーンショットを使っておけば、この方法でカラーのスクリーンショット画像をMacintosh上に持ってくることが出来る!

「Palm上のScreenShot Hack形式のカラースクリーンショット画像」を、Macintosh上の「グラコン401」で開くことが出来た。(もちろん、その他の一般的な形式で保存することも!)

【ポイント】母艦内の「バックアップ」フォルダの中から「ScreenShotDB.PDB」という名前のファイルを見つけて開く。複数枚数ある場合は、画面下の左から2番目にある枚数メニューで選択してから保存。

※とかなんとか言ってる間に、Palmfanを見たら、FireViewerの最新バージョン5.0は動画に対応し、果ては「ス、ストリーミングまで?!」。一方、TealPaintのTealSoftware社からはTealMovieなる動画ソフトがデビューするらしい!ものすごい勢いで、Palmは動画ワールドに向っている。詳しくはPalmfanでチェックだ!


ミニ定期便629 松下さん?
  Date: 2000-12-04 (Mon)

■松下電器 2003年度までの経営計画「創生21計画」を発表(BCN)

 記事の中には、具体的表現こそないが「創生21計画の機軸」として注力する3分野の3つ目として「デバイス」の文字がある。

 そんなニュースを読みつつ、「PalmMagazine Vol.3」で知った衝撃の事実を思い出していた。

 その記事のタイトル自体が、やや衝撃的だった。

■「松下」が手書き認識でPalm市場参入

 さらに、驚いたのは、ネオスコーポレーション「NEOS GOGOPen for Palm」に続いてリリースされた手書き認識日本語入力ソフト「楽ペン」MdS)の開発元が「松下電器産業(株)」だったことだ!てことはもしかして、まもなくあのPanasonicが…?!




ミニ定期便630 動画戦争
  Date: 2000-12-05 (Tue)

 とにかく動画戦争真っ盛りだ。今すぐどうって訳じゃないが、Palmで動画が活躍するだろう近未来を目指して、凄まじい開発競争が続いている。今、もっとも熱いのは以下の三つ。

■FireViewer 5.0 

■TealMovie Sneak Preview 

■gMedia カラー対応版 

あ、そう言えば、こんなのもあったな〜。

■ActiveSky 

つーか、国産ソフトだってあるぞ!

■ぱムービー 2.0 

とにかく、熱い!


ミニ定期便631 てのひら忘年会【その4】
  Date: 2000-12-05 (Tue)

【追加情報あり】

 先日紹介した全国のPalm系ユーザーグループの忘年会オフの日程だが、中京地区のC-PUGからも日程が発表された。
さらに、@NIFTYのFPALMからも!

■12/02 彩パーム(12月定例会「忘年会オフ」)…埼玉 finished
■12/08 PUGH(第一回定例会)…札幌
■12/09 Joe-Palm(鮟鱇鍋オフ)…水戸
■12/10 PUGO(忘世紀会!)…大阪
■12/11 東京ラ・パーム(忘年会)…東京
■12/15 m-plug(忘年&忘世紀パーティー)…田園高津
■12/16 Sen-Palm(センパーム復活100名タン焼き大オフ会)…仙台
■12/16 ぱむりん(ぱむりん忘年会)…東京
■12/16 Palm-Q(忘年会)…福岡
■12/16 C-PUG(第18回定例会)…名古屋 NEW
■12/16 FPALM(FPDA/FPALM合同忘年会オフin東京)…東京 NEW

…という訳で、気がついたら12月16日には、仙台〜東京〜名古屋〜福岡と4ヶ所でオフ会が開かれることに!さらに、FPALMまで同日とは?!


最新情報は、各UGのサイトやPUG-Jのサイトで確認を!



【Tips】
PUG-Jのサイト内にある「全国PalmUG連絡会 予定表」のページにはカレンダースタイルでオフ会の予定が書き込まれている。日付のリンクをクリックすると詳細情報も見られる!!

ミニ定期便632a 夜道をレオタードで歩く訳じゃない
  Date: 2000-12-05 (Tue)

 WorP@holicに下記のような記事がリンクされていた。

■「BeamCast」で、イベント会場のPalmがパンフレットやガイドブックに

 要するに、IS/Complete者が開発した「BeamCast」は、赤外線を使った自動大量データ送信システムらしい。送り手を主体に考えると、「配信元の「Continuous Beaming Station」は、半径3フィート(約1メートル)以内に位置するPalmディバイスを常にサーチし、探知すると同時に、瞬時に指定の情報を送信」してくれるらしい。なるほど、便利だ。記事タイトル通り、イベント会場のパンフレットやガイドブックの代用はもちろん、同系だが美術館なんかでも大活躍してくれそうだ。



 一方、CNETにはこんな記事が出ていた。

■『ブルートゥース』はまだ赤ん坊

 この記事はおもに、Bluetoothはまだ思春期だからいきなり過度の期待はするな、というような内容なのだが、最後にこんな一文がある。Bluetoothの自由で自動な配信方法の悪用についての指摘だ。

「電子機器間で行うことが可能な通信に、いつも関わりたくはないと思う利用者もいるかもしれない。」…と。

だが、クラスウェーブ社の報道担当グウェン・カールソンはいちおう否定してくれている。
「消費者が不要な広告攻めに遭うことはない」…と。

 少なくとも、Bluetoothだってこれぐらいのガードを固めてからでないと一般化はしないだろう。これは今後進むかもしれないPalmの赤外線機能の更なる進歩についても同じことが言える。

 さすがに、レオタード姿の若い女性に夜道を歩かせることは出来ないから。

  

ミニ定期便632b 北京ダックの皮
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 ご存知のように「北京ダック」という料理において、その凡庸な肉よりもパリパリと香ばしく揚がった皮にこそ価値がある。

 ま、そんなことを思い出してしまったのは、Vis-a-Visで発売開始された「HERMES CASE for Palm V」のせいだ。

 価格は10万円。現品限りの1点もの。とにかく、写真の出来が良すぎるのかもしれないが、皮質に気品が漂っている。隣に写ってる箱だけでも1〜2万円はしそうだ。ま、そんなことはともかくだ。誰が買うんだろう、これ?うらやましすぎるぞ。

 ちなみに、同じVis-a-Visで中身(Palm Vx日本語版やWorkPad c3)だけを買うと、サンキュッパ(39,800円)だ。1/3とは言わないが、少なくとも半分以下!



 

※あ、そうそう、Vis-a-VisではPOBox搭載のエアボードまで発売開始しちゃったのネ!これには驚いた。

 ※あ、このバックナンバーを作っていて気づいたが、ミニ定期便の番号がダブっちゃった。「ミニ定期便632a 夜道をレオタードで歩く訳じゃない」「ミニ定期便632b 北京ダックの皮」!しょうがないので、「ミニ定期便632a」と「ミニ定期便632b」の2つにさせてもらった。

ミニ定期便633 MS開放戦線
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 …と言っても、Microsoft帝国の支配と闘うレジスタンス集団のことではない。当初、いろいろと制約の多かったCLIEにおけるメモリースティックに関する各種制限が、最近、次々と開放されるようになってきた。そのことが言いたいだけだ。

Memory Stick Autorun(SONY)
"メモリースティック"を「クリエ」に入れたときに、あらかじめ設定しておいたアプリケーションが自動的に起動するように設定するための、アドオンアプリケーション

Memory Stick Gate 1.1(SONY)
あらかじめインストールされていたver1.0ではメモリースティック内の所定のディレクトリだけの読み書きがおこなえるようになっていたが、Ver1.1では読み書きできるディレクトリが増えた

CLIEシステムソフトウェアのアップデート(SONY)
(1)メモリースティックへのファイルのコピー速度の高速化。(2)メモリースティックへのコピーの制約の解除(3)他にPalmOSのアップデートも!

PowerLAUNCHER Lite(山田達司さん)
Clieにおいてメモリースティック上のアプリケーションを直接実行することができるソフトウェア

 そして今度は、こんなのまで!

gMediaのカラー対応アップデート(SONY)
表題の通り、gMediaがカラー動画に対応&ジョグダイヤルに対応しただけでなく、“メモリースティック”に保存した画像を「クリエ」本体にコピーすることなくgMediaで楽しむことができるようになったらしい。

このgMediaカラー版に関する詳しいレビューは、クリクラ!の「2000.12.5(火)●gMediaカラー版レビュー」を参照のこと。便利なようでいてなかなか癖の強かったMemoryStickの制約や制限がどんどん開放されていくことは、とても喜ばしいことだ。

そのうち、もっともっと便利になるんだろうな。頼むよ>Memory Stick


ミニ定期便634 君は「あにぱん」をもう試したか?
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 Upup Palm Load!で特集(12/04/00 No.288  Revenge?)してたPalmware「アニマルパンチ」が楽しい。

 これはボクシングゲームだ。しかも動物を殴るというグリーンピースが聞いたら悲鳴を上げそうなゲームだが、イラストの動物が可愛くて可愛くて、殴った後の表情にも罪が無くて、機長はとっても楽しめた。何より、難しいことを考えずに、【動物の隙をついて殴る!】というのが楽しい。(イラストのタッチが少し違うだけで痛々しいゲームになったのかもしれないが、作者であるHiro Okazakiさんの画力は素晴らしい。そういう後味の悪さを少しも感じさせない!とにかく快感重視のゲームだ)




ミニ定期便635 おかえりなさい
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 ドテチンさんの健康が回復。それにともない、彼のサイトである「エコパー」と彼が管理している「PAG-J」の更新が再開した。ほっと一息。くれぐれも無理はしないで欲しい。

 

ミニ定期便636 続・MS開放戦線
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 「ミニ定期便633 MS開放戦線」を読んだきむら@入間市さんから、その他の「便利なCLIE用ファイラー」を紹介してもらった。

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その名は「MS Finder」
MSの任意のフォルダーにアクセスでき、また任意の場所にフォルダーを作成することも出来ます。これがあれば「MS Gate」はもう不要です。
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同ソフトの作者であるKatsuhiko Ichinoseさんによると、

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MS Finder は、SONY CLIE PEG-S300(日本語版)、PEG-S500C(日本語版)で動作するメモリースティックファイルユーティリティです。
CLIE本体からメモリスティックへ PRC(PDB)ファイルのコピー(エクスポート)や、メモリスティックからCLIE本体へ PRC(PDB)ファイルのコピー(インポート)、メモリスティック上でのファイルのコピーなどができます。

なんとか動作するようになったという感じです。 まだまだ、未熟ですが、「MemoryStick Gate には満足できない!」という方に...
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…ということだ。
「MS Finderのページ」からダウンロード出来る。

 それにしても「MS Finder」という名前は、凄いな〜。窓ユーザーにも林檎ユーザーにも愛されそうな名前だ。

ミニ定期便637 VPC4は凄いらしい!
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 SPAさん「Mac USB Driver for CLIE ベータ2」によりCLIEとのHotSyncが、きむらかずしさん「tptobmp」福本修仁さん「iCapture」&「iPaint Converter」Lemke Software社GraphicConverter4.0.1のおかげで、PalmOS上のカラースクリーンショットの母艦への転送が可能になり、Palmの利用に関して、MacintoshユーザーがWindowsユーザーに劣等感を抱く必要はますます減ってきているが、やはりここぞ!という機能を利用する際には必要になってくるのがWindows環境。そういう場合の選択肢として、Macintoshユーザーが愛用しているWindwosエミュレータソフトの定番「Vitrual PC」の次パージョンに関する情報が伝わってきた。

 それによると、米Connectix社が発表したばかりの「Virtual PC 4は、「G4のベロシティーエンジンに最適化され、実行速度が2倍に向上、また、アプリケーションの終了なしに割当メモリの変更が可能で、Windows98やWindows2000などの複数のOSを立ち上げることもできる」という。「対応機種はG3/G4搭載のMacintoshで、OSはMacOS 8.5以降。希望小売価格はWindows98とのセット版は199ドル。3.0からのアップグレード版は79ドルです。日本語版は2001年2月の「Macworld Expo/Tokyo」でリリースの予定」だそうだ。



 これは楽しみだ!

※情報は「LINKCLUB News Digest:2000 1206」より。


ミニ定期便638 【茄子鴨だより】
  Date: 2000-12-06 (Wed)

■NY株急騰、ナスダックは史上最大の上げ

 このところ、パームビーチの混乱のために最悪の下げ幅を更新していたナスダック指数が急騰してきた。その結果、主要ハイテク株とともに悪化の一途を辿っていたPalm.Inc.株にも、ようやく回復傾向が見えてきた。



 同時に、体調不良だったエコパー主宰ドテチンさんの体調も回復してきたのはすでに報告した通りだ。

  

ミニ定期便639 まことにいかん!
  Date: 2000-12-06 (Wed)

 げっ!まだ動いてたんだ〜!

■チェルノブイリ原発で唯一稼働中の3号炉が緊急停止



 「まだ」の意味については、過去記事である「ミニ定期便064 暴風雨もたまには」を参照のこと。

ミニ定期便640 レッスン再開
  Date: 2000-12-07 (Thu)

 エコパードテチンさんが復活してくれたおかげで、またまた「ケイザイのオベンキョー」が出来る。これは嬉しい。

 それにしても宮沢内閣を「バブル崩壊内閣(1991年)」と言い切り、橋本内閣を政策不況内閣(1997年)」と嗤い、「確かに超重量級内閣だ」と言いきってくれるあたりは爽快だ。


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