ミニ定期便 Back Number
倉庫016

301  MacPeopleがお得!
  Date: 2000-09-12 (Tue)

 Palmfanを見て、あ!そうだった。そんな話を編集の人に聞いていたな〜と思い出した。

 そう、9月13日発売の「MacPeople」(10/1号)には、Macintoshユーザ待望!MacOS 9.0.4に対応した「PalmDesktop for Macintosh 2.6.1」が、付録CD-ROMの中についてくるのだ!

 このソフトは、とにかくサイズが巨大(14.4MB)なため、機長もそのダウンロードには泣かされた!でも、CD-ROMについてるなら、そんな苦労はいらない!楽勝インストールだ!(でも、注意書きはちゃんと読もうね)

 という訳で、全Mac×Palmユーザは、次号の「MacPeople」を買おう!そしてもちろん、機長のコラム「パーム諸島で抱きしめてッ!」が読める、Muchy&機長の連載ページ「林檎っぷりのいいパーム」を読もう!そのためには、Mac以外のPalmユーザも読もうね、と明らかな宣伝!

(下の画像は現在発売中の9/15号表紙=機長の大作イラスト「パー娘。」が載ってるぞ!)

MacPeople

※そう言えば、このミニ定期便も、前回で300号を越えていた!

302  そのうち2時間ドラマのネタになるぞ。
  Date: 2000-09-12 (Tue)

 子供の頃から、機長が不思議に思っていることがあった。それは、警察の人相書きって誰が書いてるんだろう?ってこと。まさか、仕事のたびに芸大生をアルバイトで雇ってるとも思えないし、まさか、警察きっての日曜画家が張りきって描いてるってのもなんだかな〜と思っていたら…

■「似顔絵捜査員」を任命=28署に配置−警視庁

 なんでも、「『写真に比べて、似顔絵はあいまいで想像できるところがいい』(鑑識課幹部)とされ、年々注目度が高まっている」そうだ。なるほど、わかるような気もする。

 そうか、やっぱり専門の訓練を受けた人がいたのか〜。

 それにしても、やっぱり気になるのは役職名だな。たぶんこれ、正式名称でも何でもないとは思うが、「似顔絵捜査員」ってのは、どうだろう?ちょっとカッコいいような、マヌケなような。機長の予測だが、あと半年もすると、2時間ドラマの主人公になってるような気もするな〜。主演は車だん吉で…って、それじゃ「お笑いマンガ道場」だ。

※お詫び…最後の方は年齢限定ネタです。意味がわからない人はお父さん・お母さんにきこう。

303  CLIEのボタン〜CLIE第五報〜
  Date: 2000-09-12 (Tue)

 「CLIEのカラー液晶」と「筐体サイズ」、「ジョグダイヤルの位置」については、すでに書いた。今日書くのは、これまで触れた中で、機長が一番納得できていないある部分についてだ。

そう、それは「上下ボタン」について

 まず、4つの「アプリケーションボタン」については、押し込んだ際のボタンストロークがやや浅いなと思いつつも、まあ、そんなに悪くない。狭い筐体スペースの中で、かなりギリギリの計算のもとに作られた構造と配置になっているように思う。

 問題は「上下ボタン」だ!これには不満がある。そのデザインと構造がどうしても引っ掛かる。ま、筐体そのものが小さいのだから「上下ボタン」そのもののサイズが小さいというのはしょうがない。でも、このCLIEの「上下ボタン」の構造については、「上下の間隔が狭い」「筐体表面との高低差がほとんどない」「上下ともにストロークが浅い」という三重苦の状況に陥っている!

 その結果、「上ボタン」のみ押す時や、「下ボタン」のみ押す時はまあ我慢が出来るが、上下を交互に操作したい場合(とくにゲームなど)は誤動作が多くなるように思える。

 さっき、筐体サイズが小さいのだから「上下ボタン」のサイズが小さいのもやむなし!的なことを書いたが、例えばPalm IIIcとPalm Vxと比べた場合、「上下ボタン」に関して、それほど大きなサイズ上の変化はない。確かに、筐体のサイズに比例するように、CLIEの「上下ボタン」はやや小さめのサイズに出来ているが、問題なのはサイズではなく構造的なデザインにあると、機長は思う。

 Palm IIIcの「上下ボタン」の場合、上下それぞれのボタン部分がかなりの標高を持っている2山構造(ラクダのコブ型)なので、根本は1つのパーツで出来ているにも関わらず、押し間違いはほとんど出ない。また、Palm Vxの「上下ボタン」の場合、上下とも繋がった1山構造(シーソー型)になっている。これは、CLIEと同じく、スタイラスでも「上下ボタン」が手軽に操作できるようボタン部分に「えぐれ」がついているためだが、それでも、「上下ボタン」が(とくに押しづらい上ボタンの方で極端なのだが)筐体表面からかなりの標高差で浮き上がっている。1mmはゆうに越える高低差だ。このおかげで、こちらも押し間違いはほとんど出ない。

 ところが、CLIEの場合、「上下ボタン」は筐体表面から0.5mm以下の厚みしか浮き上がっておらず、しかも、上下のボタンにスタイラス用の「えぐれ」をつけている。そのため、指の腹で「上下ボタン」を触った際に、筐体表面との高低差がほとんどない。そのため、多くの場合、指の腹が「上下ボタン」と同時に筐体の表面にくっついてしまう。その結果、上下を交互に押すような場面で、押し間違いを誘発する。しかも、構造的に、両脇の「アプリケーションボタン」も迫っているため、指の位置がほんのわずかズレたり、指の太い人の場合だと、かなり窮屈なボタン操作を強いられることになる。

 この誤動作を避けるためには、結果としてCLIEの「上下ボタン」は、Palm IIIcPalm Vxのように一本の指の重心移動だけで操作するよりも、一本の指を上下にスライドさせながら押した方が安定するが、これは指にかなりの疲労と集中力を要求することになる。

 もちろん、これも筐体サイズの話と同様、個人差もあると思うし、だいいち「上下ボタン」を激しく使うゲームソフト以外の使用ではあまり気にならない問題とも言える。

 この「上下ボタン」については、筐体サイズによる限界というよりも、デザイン構造上の問題点と思われるので、次期マシンでの再考が望まれる。もちろん、前にも書いたが、ジョグダイヤルで「上下ボタン」の操作をすべて代行出来るような時代が来たら、この問題は一過性のものになってしまうが、それはそれで、4つの「アプリケーションボタン」と「上下ボタン」のコンビネーションで操作すべく作られたゲームソフトを扱う際には困った問題になるな〜。

304  黄色いパルム君
  Date: 2000-09-13 (Wed)

 もう、面倒くさいことは言わない。パルム君がカラーになって、まもなく帰ってくる!。機長はこのゲーム、Palmware史上最上のゲームの一つだと思っている。そして何度もプレーしてきた。

TapStepMusic

カラー対応、そして未対応だったOS3.5グレースケールに対応した「お試し版」がまもなくダウンロード出来そうだ!

カラー版は最高にキッチュで可愛いパルム君に会えるが、さすがしゃぁみんさんというか、グレースケール版のパルム君も素敵だ。とにかく、リリースされれば、ほとんどのPalm OSマシンに対応した「TSM」!全Palmユーザはリリース後に、是非試してみるべし!

Muchy's Palmware Review!のレビューもなかなか詳しいぞ。

TSM

数時間前に、勘違いして試用版のダウンロード開始!とか書いたけど、間違いだった。…早く出してよ〜>しゃあみんさん!

305  只今の記録、53cm〜CLIE第六報〜
  Date: 2000-09-13 (Wed)

 相変わらず母艦との連携をしている暇がないので、今日はCLIEを使って、ある実験をしてみた。

 実験のもとになっているのは、現場でぱ〜むの「よわりPaにたたりPa」というコーナーの「落下その他系」(September 10,2000)に出ていた以下の記事である。

「CLIEはメモリースティックを一旦押しこむと外れるようになっていますが,(中略)それでメモリースティックを飛ばしてしまいました(大汗)。これではまるであの“スーパーカー消しゴム飛ばし”状態(古い!)。」

 これは本当なんだろうか?もしも本当だとすれば「現場でぱ〜む」の主宰さんも心配していたが、飛ばしてしまう場所次第では大変なことになってしまう!とくにそれが64MBのメモリースティックなら!

 そこでさっそく実験してみることにした。そう、CLIEから発射されたメモリースティックは、果たしてどれぐらい飛ぶのか?!という世界初の実験だ。(SONY非公認)

 飛ばし方は、CLIE本体を仰向けにした状態(つまり液晶が上を向いた状態)で、メモリースティック部分に軽く爪をひっかけておいて、その爪でクイッっとスティックを一回だけ押し込んでから、さっと指ごと勢い良く離すという方法。

 【結果】

 空中からの発射の場合、15cmほど勢いよく水平に近い飛び方をしてから、やがて急速に失速しつつ落ちていく。地上1mほどの位置から発射すると、発射位置から約40cmほど離れた地点に落下した。

 続いて、よく滑るデスクの表面(かなりアバウトな表現だな〜)で、やっぱり仰向け状態のCLIEからメモリースティックを発射してみたところ、スルスルと心地よく滑って、発射地点から53cmほどのところで、最後は止まった。これが現時点での世界記録だ!…たぶん。

 そのうち、このメモリースティック(以下、MS)飛ばしを応用したゲームを作ることも出来るかもしれない。例えば、「MSボーリング」、「MSカーリング」、「MS銭形平次ゴッコ」…など。

 でも、こんなことばっかりしてたら、確実にCLIEのメモリースティック挿入部分は壊れてしまうだろう。絶対にマネをしないように!(とくに小さなお子様は御注意!)

CLIE & MS

306  気持ちはわかるが、余計なお世話。
  Date: 2000-09-13 (Wed)

 機長は、EudoraというMacintosh用メーラーを愛用している。Windows用のバージョンも存在するので、このQualcomm社の製品について、名前ぐらいは知ってるよ、という人は多いと思う。そんなEudoraが久しぶりにバージョンアップした情報に機長は喜んだものだが、このバージョンアップに、まさかこんな秘密が隠されているなんてことは今の今まで知らなかった。

■Eudoraアップグレードはフレーム防止

 この「MacWIRE」の記事タイトルを初めて見た時、なんのことやら、機長はさっぱりわからなかった。「フレーム防止」?…それは、ライバルソフトであるOutlook Expressへの何かのあてつけか?と思ったほどだ。

 が、よくよく記事を読んでいると、機長のまったく想像だにしなかった機能が、このEudoraの新バージョンには備わっていることがわかった。(たぶん、英語版だけなのでは?とも思うが…)

 記事には下記のような一文がある。

「新しいMoodWatch機能は,送受信電子メールメッセージを分析し,攻撃的な言語があれば攻撃性レベルに基づいて2つか3つのチリペッパーサインを表示する」

 これを読んで機長は最初、そうか!Eudoraは、ムカつくメールを排除する機能をつけ加えてくれたのか?そいつは場合によっては便利だな、と思った。チリペッパーサインというのは、こんなのが表示されるらしい。

チリペッパーサイン

 ピリリと辛いチリペッパーに気をつけろ、ってことなんだろうな。

 ところがだ!

 よくよくさっきの一文を読み直してみると、気になる言葉が含まれている。

受信電子メールメッセージを分析し,攻撃的な言語があれば…」

 気がついただろうか?この機能は「送受信」に対して有効らしいのだ。さまざまな脅威うずまくネット社会で、「受信に対する警戒」はわかる。でも、「送信に対する警戒」って何だろう?

 文章を読み進むうちに、その意味がだんだんわかってくる。

「「送信」をクリックすると,ソフトは攻撃的なメッセージであることをユーザーに警告し,再考の機会を与える。」

 どうやら、まず「送信に対しての警戒」は誤植や語訳じゃなかったらしい。そして、肝心の、我々が「送信」に対して警戒するための理由とは…

「この機能は,人々がほかの形式に比べ電子メールにおいてより攻撃的な傾向があるという前提に基づいている。」

 なるほど。これはわからなくもない。メールやメーリングリストを舞台にしたこの種のトラブルは、ネットの世界ではしばしば起こる。相手の顔はもちろん、相手の言葉じりさえ見えないネット社会で、人間はしばしば、日常社会における謙虚さや配慮の心を忘れて、脳味噌の中で思いついたばかりのプリミティブな言葉をそのまま相手にぶつけてしまう。それはちょうど、家族に対して、家族外の第三者には決して使わないような残酷な言葉を使ってしまうように。おまけに、「送信」ボタンはPC史上もっとも単純なストロークで、そんな乱暴な言葉を発信してしまう。こうした乱暴な言葉遣いを、メールソフト段階でチェックして、あまりにも粗暴な言葉がたくさん並んでいた場合には、その警告を、そのユーザ自身に発してくれるというのだ。いかにも「ネット社会を知り尽くした機能」とも言えるが、でも同時に、「なんともやるせない機能」だ。

 正直、機長はメールを使ったネット上のコミュニケーションで日々生まれる「乱暴な言葉遣いに端を発する哀しい悲劇」について、あまり好印象を持っていないが、だからと言って、それを防止するための機能や権限をメールソフトに与えるなんてことは、いかがなものかと思う。

 そんなことは、Eudoraスタッフも百も承知らしく、こんソフトでは…

「ユーザーは,この機能をオフにできる。」

 …そうだ。もしもそうじゃなかったら、いくら大好きなソフトでも、メールの排出口から手を突っ込んで、奥歯ガタガタ言わせてやるところだった。

307  青い虫歯
  Date: 2000-09-13 (Wed)

 PalmなどPDA機器にとって、今後はネットワークとの連携がいかに簡単にできるのか?ということが大命題であることに、異論を挟む人は少ないだろうと思う。

 その際に考えられる方法として、我々は現在、大きく分けて2種類の夢を見ている。

 ひとつは、PDA内部に無線通信機器を内蔵してしまうことであり、すでにアメリカではPalm VIIが活躍しており、日本でもDoCoMo社との提携でそのような新機器が来年にも登場しそうだ。

 もうひとつは、Bluetoothという最新のワイヤレス技術を使って、PDAから携帯電話のような無線通信機器に対して、ワイヤレスで接続できる方法論だ。同技術は現在、国内のPCメーカーでも試験的な対応を始めたばかりで、まもなくオプション機器としてPalmの世界にも登場してきそうな勢いだ。

 ところが、先日、「ミニ定期便245 Jeffの言葉(4)」でも御紹介したように、Handspring社の総帥にして、Palmの父でもある男・Jeff Hawkinsは、「Bluetoothに興味がありますか?」という質問に対して「まもなく同技術を使ったSpringboardモジュールはリリースされる予定だが、マシンそのものに統合するかどうかの判断は時期尚早だと思っている」と答えていた。

 その時は、これほど業界内部で盛り上がりに盛り上がっている最先端技術なのに、Jeffったらずいぶんと慎重派だな〜と思っていたが、そんJeffの不安を証明するかのようなニュースが飛び込んできた。

■『ブルートゥース』に盗聴を許す欠陥

…というWIREDのニュースによると、Bluetoothに大きな欠陥が見つかったらしい。見つけた研究者たちも同技術には協力的な人らしいし、これだけ盛り上がっているワイヤレス文明の救世主的な技術だけに、こうした欠陥もまもなく解消されるだろうと推測するが、なるほど、毎日歯を洗っていても虫歯になる時はなるものだ、という事実をあらためてお勉強させてもらったような気がする。

Bluetooth

Bluetoothの公式サイトもあったんだ〜!

308  まさか「インテル入ってるシール」まで?!
  Date: 2000-09-13 (Wed)

■インテルがおしゃれ業界に進出?

 ZDNETの記事タイトルだけ読んで、まさか、服飾ブランドまで立ち上げたのか?!そりゃ一大事!!…と思ったら、記事を読むとそうじゃなかった。なぜかホッとした。

 さすがに、「Wool」マークの替わりに「Intel Inside」マークのついた服はちょっとォ…

309  続・気持ちはわかるが、余計なお世話。
  Date: 2000-09-14 (Thu)

 機長自身がとっても楽しく元ネタを読んだ「ミニ定期便306 気持ちはわかるが、余計なお世話。」についての、訂正と追加情報。

 訂正・・・同ミニ定期便を読むと、ここで扱ったEudraの話が、現在日本人ユーザ向けにリリースされている最新版Eudraであるバージョン4.31のことを差しているように読めるが、正解はアメリカのみで発表されたバージョン5.0のことだったようだ。機長が最初に読んだ元記事を見ると、やっぱり「有料モードでEudora 4.3.xを買ったユーザーは…」という記事があり、そうも読めるのだが、その後に読んだ下記の記事を読むかぎり、この新機能はバージョン5.0英語版の機能のようだ。(その方が自然だ)

 Palm Pilotのページで見つけた「ユードラに『汚い言葉』チェック機能」という記事は、前に読んだ記事よりもさらに踏み込んだ内容で、面白かった。

 ダイアログの象徴的アイコンとなっている「唐辛子(チリペッパー)の3段階評価」の詳細や、「汚い言葉を分類した8つのカテゴリー」の話など、とても興味深く読んだ。

 中でも印象的だったのは、「おまえなんかくそくらえだ!」(Screw you!)と言った威嚇語だけでなく、「被害妄想タイプの言葉」も監視対象になっているという話。なお、ここで言う「被害妄想タイプの言葉」とは、「自分と切り離されて、陰謀の張り巡られた敵意あふれる世界があるとほのめかすようなフレーズ」のことだそうだ。う〜ん、妙に研究し尽くしてるのが凄い。ある種、メール文化の自己パロディになっているような気もする。

 だが、機長がもし、このEudra 5.0に、このメールソフトの新機能をオンにしますか?とダイヤログで尋ねられたら、絶対につけるもんか!と思う。なぜかって?この機能には、機長のアラを捜して機長自身にそれを突きつけることで機長の精神状態を不安定におとしめるような、そんな作為を感じるからだ。これは絶対に、誰かの陰謀に決まっている!たとえば○○社の!そんな手にのってたまるものか〜!

 ちなみに、たった今書いたばかりの最後の数行は、Eudra5.0における「汚い言葉を分類した8つのカテゴリー」では、「被害妄想型の言葉」に分類されるはずだ。(唐辛子3つ)

310  マグマ大使ならそんなことはしない!
  Date: 2000-09-14 (Thu)

 いまや、Palmの世界で「ゴア」と言えば、これだったりするのだが、アメリカでは当然、「ゴア」と言えばこっちだ。

 で、そんなゴアさんに絡んだニュースがこれ

 共和党ブッシュ陣営のテレビCMが、民主党ゴアを貶めるようなサブリミナル効果を使っていたというのだ。なんでも「民主党候補のゴア副大統領を批判する文字にかぶせ、「卑劣なやつ」など軽べつの意味のある「RATS」という文字を30分の1秒だけ映して」いたそうだ。

 疑問は3つ。

1)なんでまた、こんなバレバレなことしちゃったんだろう?
2)こんなリスクを冒しても、効果があると踏んだのか?
3)これまでは結構バレてなかったのか?

 もしもこれが、ブッシュ陣営の作戦だったとして、どうせ「RATS」なんて言葉をサブリミナル効果で見せるなら、クワマンの顔写真の上にしとけば、30/1秒かぶせても、誰も文句なんか言わなかったのに…。マーシーでも可)

【感謝】
おかげさまで、9月14日の未明に、この「iPAL-NEXT」はおかげさまで90,000アクセスを突破した。こんなたまにしか役に立たないサイトに毎日遊びに来てくれる皆さん、大感謝だ!

311  Thanks for your fight!
  Date: 2000-09-14 (Thu)

 まずは1勝目!

312  テレビ電話の逆襲はあるのか?
  Date: 2000-09-14 (Thu)

 PDAの世界に「ビデオ」がどんどん流入してきている。そしてその流れは今、あえてそっち方面には慎重だったPalmにも確実に押し寄せてきている。そして今、PDAや携帯電話業界では、20世紀最大の失敗作「テレビ電話」の逆襲をこれらの分野で果たそうとしているようだ。

■「ビデオ内蔵」の携帯機器は普及するか

 …という「WIRED」の記事を読みながら、いろんなことを考えていた。かつて全人類共通の夢とも思われた「テレビ電話」は、颯爽と登場し、そしてさしたる需要もなく破れていった。この記事中にも似たような喩え話が出てくるが、その敗因は「つき合い始めたばかりの彼氏に、スッピン&ジャージ姿を見せたいと思う女性がいないから」という言葉でだいたい説明されてきた。同じように「妻からのテレビ電話を、浮気現場で受けたいと思う男性もいない」だろう。

 そんなパラドックスに関して、PDAや携帯電話業界は、「携帯電話は、現在利用できる機器の中で、最も個人的なものだ」という一片の真理だけを頼りに、立ち向かおうとしている。

 果たしてどうなるんだろう?手のひらに収まったパーソナルな電話機(やがて融合していくだろうPDA機器を含む)は、「テレビ電話」の逆襲を果たすことが出来るのか?!

 もちろん、前述の記事中でも触れられているように、そのためには「ヨーロッパと米国における次世代のワイヤレス・ネットワークは、約40Kbps」という、今よりも2〜3倍高速な通信速度という前提も必要だが、これはまもなく準備されそうだ。

 前提条件はまもなく整う。じゃあ、すぐさま「テレビ電話」の逆襲は果たされるのか?…う〜ん、難しいような気もする。確かに、「テキストや音声だけ」よりも「動画(ビデオ、ビデオストリーミング)」の情報量が魅力的だ、というのはある種の事実として認めざるをえない。だが、「テキストや音声だけ」が持っている永遠の魅力、つまり、その場しのぎのための「上司につく嘘」から、永遠の愛を勝ち取るための「恋人につく素敵な嘘」まで、…を、人類は簡単に捨てられるのだろうか?所詮は、あくまで補助手段としての「動画」で終わるのではないか?…という思いが機長には強い。とくに、「画像」という表現手段に関しては、人間関係を潤滑にするのは、「ライブなストリーミング動画」よりも、もしかしたら「過去形の動画」や「静止画像」ではないか?と思ってしまう。

 正直、よくわからない。普段ほど歯切れよく断言することが出来ない。

 でも、これだけは思う。ワイヤレス通信の速度がどんどん上がって、それこそ、そこら中をビデオやら何やら大量のデジタル情報が飛び交うようになって、果たしてその高速ワイヤレス通信による電磁波の影響は、今よりも人体に悪い影響を与えないんだろうか?それとも、「通信速度」「電磁波による人体への影響」は関係ないんだろうか?…う〜ん、機長の頭ではこれ以上わからない。

 結局、今回は、とっても歯切れの悪い結末になってしまった。でも、この「携帯端末におけるビデオ動画の存在意義」については非常に興味がある機長だ。

313  カラクリ試用開始!
  Date: 2000-09-16 (Sat)

 休まず働く機長だが、先日ぶっ倒れてしまった。金曜日は仕事も更新も休ませてもらったので、すでに復活している。で、その休みの合間に、ずっとほったらかしだったCLIE(カラー版)のセットアップをようやく果たした。

 これからはメインマシンとしてカラクリを、仕事の現場にも連れていこうと思うので、それに関してのルポをおいおい紹介していこうと思う。

カラクリ

314  FPalmが変わった!
  Date: 2000-09-17 (Sun)

 つい、先日(2000年8月15日)、そのユーザ数の増大にともない、これまでの「PalmComputingユーザーズフォーラム」から「Palmユーザーズフォーラムグループ」に組織改編&拡大した、日本最大&最古のPalmユーザグループとも言うべき@NIFTY内のフォーラムグループ「FPalm」のトップページが思いっきり生まれ変わった。かなり注目のリニューアルだ!

※同トップページに付いた「クチコミサーチ」なども便利そう。ただし、すべての機能を使いきるためには、@NIFTYの会員になる必要がある。

FPalm

315  Give me a miracle again!
  Date: 2000-09-17 (Sun)

 ありがとう!そして、「奇跡」をもう一度!

いろいろ書きたいこともあるんだけど、忙しいわ、五輪サッカーだわで、どうにも手が…。だけど、左手にはCLIEを試用中。

奇跡とはもちろん!

316  ドナの言葉!
  Date: 2000-09-18 (Mon)

 「パームの父」といえばJeff Hawkins,「パームの母」といえばDonna Dubinsky,というのは、機長なりの勝手なネーミングだが、最近、巷に溢れているJeff Hawkinsのロングインタビューに続いて、Donna Dubinskyのインタビューが登場した。

 場所は、山田達司ロングインタビューを掲載したCNETのNewsmakersだ。

■ハンドスプリングのダビンスキー:チャンスは手のひらに納まりきらない

 Donnaは決して技術者ではなくマーケッター的な能力の高いビジネスウーマン(現Handspring社CEO)だけに、Jeff Hawkinsとは違った視点から、パーム、そしてハンドスプリングの未来を冗舌に語ってくれている。

●強力なライバルMicrosoft社について…
「彼らはWindowsをハンドヘルドに組み入れることに固執し、(中略)コールとAPIの数をどんどん減らし続けていますが、当然のことながら、なんとか納まるようにするには、堅牢さがどんどん薄れていくわけです」

●パートナーであるPalm社との関係について…
「私は、「われわれは」とか「われわれを」と言っています。(中略)とは言え、私は、パームがカラーケースを登場させるのにほぼ1年を要したということに多少驚いています」

●Handspring社の未来について…
「Visorはわが社の初の製品ですが、(中略)われわれには、市場に投入する製品が目一杯あります。来年は、製品の全ファミリーが登場していくのをご覧にいれます。異なるサイズ、異なるディスプレイ、異なる技術の製品、さらには充電可能な、あるいは充電不可能な製品が登場するでしょう。」

…など、Visorユーザのみならず、全Palmユーザが注目すべき言葉が溢れている!

※先日の山田達司ロングインタビューが記録したという同コラムページの最高新記録がドナを呼んだとも言えるかも。またまた新記録を打ち立てて、Palm関係者を次々と呼びだそう!

つーか、どうせ呼ぶなら日本に呼びたい!一度、JeffやDonnaの言葉を聞いてみた〜い!誰か呼んで〜!

※う〜ん、今日は更新できないかと思っていたが、こんな大ニュースはほうっておけまい!

 ※ちなみに、真夏のPenComputing誌に掲載されたJeff Hawkinsのロングインタビューが最近WEBにアップされた。ただし、全文英語だけど、子供時代の秘話まで詰まった凄いインタビューだ。また、Palm系のサイトで行われたJeff Hawkinsとの対談は、「ミニ定期便242〜246 Jeffの言葉」に抜粋がある。

317  カラクリ試用レポート〜液晶篇〜
  Date: 2000-09-19 (Tue)

 さて、先日もお伝えしたように、機長は先週末より、実際にセットアップを済ませたカラクリを持ち歩いている。

 まずは「話題のカラクリ液晶」について。いろいろデータを入れてみて、それをいくつかの場所で確認してみる。これまでも機長はカラクリの液晶を「Palm IIIcにはかなわない」とか「クリアじゃない」「美しくない」とか書いてきたが、、言葉では伝わりづらいこともあるので、出来る限り目視(自分の目で見た雰囲気)に近い形で再現してみようと思う。

【注意】
 方法としては、クリカラで見つけた「とあるスクリーンショット画像」をもとに、PhotoShopで画像調整しながら再現してみた。ただし、注意して欲しいのは、これを見ている読者の環境(OS・ブラウザ・液晶、等)によって、色や見え方は大きく変わってしまうということだ。あくまで、Palm IIIcとCLIEカラー版の比較材料のひとつと思って見て欲しい!何よりも自分の目で見るのが一番だ!


●これが「元画像」だ。スクリーンショット(つまり、ハード的な制約をまったく受けない状態)なので、とてもキレイだ。

元画像

クリクラ!および、その画像に映っているソフト「Rondo」(とってもキュートなソフトです!)の作者であるabbyさん、勝手な借用をお許しいただきたい。うちの環境ではまだスクリーンショットをちゃんと撮れないのだ。なぜだろう?バックアップがうまくいかないのだ!たぶん、私個人の問題だとは思うが…。

さて、ここからが比較画像(あくまで再現)だ!

これをPalm IIIc×室内・蛍光灯の下で見るとこうなる

PalmIIIc×蛍光灯の下

…もともとドットの隙間がやや広めなのは気になるが、とってもクリアな画像だ。地の白色は、ほんのりと黄ばんではいるが、「ほぼ白」と呼んでも過言ではない。

今度はカラクリ×室内・蛍光灯の下で見るとこうなる

カラクリ×蛍光灯の下

…ドットの隙間はPalm IIIcほどじゃなく詰まった印象を受けるが、地の白色は、全体的に薄暗く、しかも青みがかった暗い灰色をしている。

続いて、Palm IIIc×室内・薄暗い場所で見るとこうなる

PalmIIIc×薄暗い場所

…暗闇でも光り輝いている。地の白色は、目の錯覚まで含めて、かなり純白に近い白色に見える。

これをカラクリ×室内・薄暗い場所で見るとこうなる

カラクリ×薄暗い場所

…これは最悪だ。ほぼ真っ暗だ。もともと、周囲の光を反射する液晶なので、暗い場所では、ほんとに暗くなる。ちなみに漆黒の闇の中では理論上「真っ黒」になるはずだ。

で、今度は、カラクリ×室内・薄暗い場所でバックライトをつけてみるとこうなる

カラクリ×薄暗い場所×バックライト

…明るい場所だと、ほとんどなんの役にも立たないバッテリ喰らいと化してしまうカラクリのバックライトだが、暗い場所ほど、その存在を主張してくれる。通常のPIM使用ならギリギリ使える限界。正直、この状況ではカラーの意味がほとんどないほどに、薄い色は消える。


 目視の状況を「画像」に置き換えるというのはとても難しいのだが、だいたいこんな感じだと思うがどうだろう?

※実際には、液晶のドットの隙間の差などもあって、根本的にスクリーンショットを「目視そっくり」に変換するのは不可能に近いので、それは無視して、だいたいこんな感じに見えるよ、というレベルの画像だと思って欲しい。前述のように、これを見ているあなたのブラウジング環境にもよる訳だし)

※なお、それぞれにコントラストの調整は、あえてしないでレベルメーターの「ちょうど中間の値」にしてみて観察した。

 実は先日、機長のメールボックスに、「同じ半透過型カラー液晶でもザウルス系にもっともっと美しいものがあるがどう思うか?」という質問が届いた。それに対する答えは簡単だ。前にも書いたように、シャープさんが液晶の美しいカラーのPalmOSマシンを今すぐ出してくれれば、速攻で買い替えるだろう。(もちろんザウルス並の液晶と、Palmの持つバランス感覚を同時に持っていたら!という条件付きだが…)そして、同じことは、パーム社やハンドスプリング社が同様に「小さくて美しいカラー液晶のマシン」を作ってくれた場合も同じだ。

 そして、今回のお出かけ試用で、「液晶」に関して明確になってきたことを最後にまとめておこう。

1)機長の場合、短時間のPIM使用(しかも明るい場所が多い)が中心なので、カラクリの液晶は、やや見づらいがそんなに困らない、というレベルだった。でも、長時間の使用(カラクリで読書とか?)を想像すると、ユーザの視力にとって、とんでもなくハードな作業になることだけは想像に難くない。
2)外光だとかなり見えやすいという噂のCLIE液晶だが、機長が試した時間帯はずっと曇り空 or 雨だったため、室内(蛍光灯の下)の目視状況とあまり変わらなかった。明るい外光では、抜群の視認性を発揮し、Palm IIIcに圧勝すると言われているカラクリの液晶だけに、ちょっと可愛そうだが、文句があったら天気に言ってくれ。
3)Palmを囲うさんも書いていたが、「動きのあるカラーのゲームには向かない」。その最大の理由は、液晶の明度ではなく、残像の多さだ。(場合によってはコマ落ちするようにも見える)

…もうちょっといろんな場所で使ってみようと思う。

【追加】

を!晴れてるじゃないか!(9.19 お昼)
…ということで、太陽光線真下で比較検討してみた。
そしたら…

Palm IIIc×屋外で太陽光線の下で見るとこうなる

PalmIIIc×太陽光線の下

…ビックリするぐらいに真っ黒な画面になる。つーか、実はこの画像は、上の方で「カラクリ×室内・薄暗い場所」で使ったのと同じ画像だ。そう!まったく読めなくなるのだ。

一方、カラクリ×屋外で太陽光線の下で見るとこうなる

カラクリ×太陽光線の下

…そして、これまで連戦連敗だったカラクリが初めてPalm IIIcに勝った!どういう画面かというと、隣でPalm IIIcが真っ暗になってる横で、カラクリの液晶は澄ました顔して、蛍光灯の真下の時とほとんど寸分変わらないままなのだ。まぶしくて目を塞ぎたくなっている機長よりも、この辺は強いらしい。

 …つーわけで、先般言われているように、太陽光線の真下でのみ、カラクリは圧倒的なアドバンテージを見せてくれる、そういう変わった液晶なのだ。ドラキュラにはなれないな。

318  カラクリ試用レポート〜デスクトップとの連携篇〜
  Date: 2000-09-19 (Tue)

 CLIEを実際にセットアップしてみて痛感したのは、そのソフトウェア的な利便性である。母艦とCLIEとの間での連携で、とくに 画像やネット情報についてのアイデアが溢れており、実際、その多くはとてもシンプルな構造だし、便利だ!

 それらは、すでにPalm歴の長いユーザなら、他のサードウェアパーティ製品などを複合してインストールしたり設定したりすることで、ほぼ同じような機能を獲得することも出来るが、ビギナーユーザにとって、これらの便利な機能が「購入とほぼ同時に獲得」できることは素晴らしい。TRGproユーザはもちろん、Palmユーザでも、Visorユーザでもない新しい超コンシューマ層を開拓しようとするSONYらしい意気込みが感じられた。

 CLIEの標準ソフトである「予定表」「住所録」「ToDo」「メモ帳」などは、いわゆるその他のPalmOSマシンと同様に、ボタン一発で、母艦となるデスクトップマシンとCLIEのデータが最新のものにそれぞれ置き変わる。いわゆるごくごく普通の「HotSync」だ。だが、注目すべきはここからだ。

 なんと、デスクトップ側のソフトを使って、Palm用ウェブブラウザであるPalmscapeの「チャンネル」についても、HotSyncと同時にウェブ上の変化をCLIE側のそれに反映してくれるのだ。

 「チャンネル」とは何か?ま、正確さをすっとばして説明すれば、ホームページを数ページ分まとめた「仮想のミニ新聞orミニ雑誌のようなもの」だ。たとえば、CLIE Plaza!には魅力的なチャンネルたちがゴロゴロ転がっている。これらを、お好みでCLIE側にインストールしておけば、HotSyncのたびにいつでも最新のものにアップデートされている。…そういうことだ。

 さらにCLIEパッケージには、「Palmscape Cruiser」というデスクトップ用ソフトも同封されていて、これを使えば「チャンネル」以外の通常のウェブサイトについてもダウンロード作業&CLIEへのインストール作業を手伝ってくれるようだ。(こっちは未実験)

 そして、「メール」についても、PalmOSマシンすべてと同様に母艦メーラーとCLIE側で、メールボックスのシンクロ作業が出来る。ま、これは当然だが、さらに、HotSyncと同時にメールのダウンロード&CLIEへのインストール作業までしてくれるようなのだ。でも、Palm用メーラーである「MultiMail」のバグのため、機長はまだ登録を済ませていないので試せていない。つーか、もろバグってしまった。どうやら、CLIE登録ユーザになるとこのソフトのバージョンアップが出来て、これもうまくいくらしい。(この、登録しないとちゃんと使えないよ、という順番はやや疑問…)

 以上のように、いまだ未実験の機能もあるが、HotSyncと同時に、母艦上で自動的にネット方面の情報をダダダっとダウンロードして、それをCLIEに対してインストールしたりアップデートしたりしてくれる様は、ちょっと感動的ですらある。忙しい朝、通勤時にネット情報を閲覧したい人にとって、福音のような機能たちと言えるだろう。

 母艦とCLIEの連携というアドバンテージは、これだけでは終わらない。

 同封の デスクトップ用ソフトである 画像ビューワソフト「PictureGear 4.2 Lite」をインストールしておくと、このソフトで母艦内の画像を選択して、「出力サービス〜次回HotSync時にインストールされるように予約」という長ったらしい名前のファイルメニュー項目を選ぶだけで、この元画像をCLIE用のフォーマット画像に変換して、次回HotSync時に文字通りCLIE側へとインストールしてくれる。これはとっても便利だ!このソフトには、「出力サービス〜SonyPDA形式でメモリースティックに出力」というメニューもついている。返す返すも、これだけ画像方面に力を入れるなら、カラー版CLIEの液晶の出来の悪さが惜しまれる。


 …と、いくつかの問題点を除いて、いいことづくめのように見えるCLIE用のデスクトップソフトおよびPalm用ソフトなのだが、この、あまりにも便利すぎることが機長にとっての癌となっている事実についても触れておかなければならない。というのも、機長はMacintoshユーザである。CLIE用のデスクトップソフトはそのままインストールすることは出来ない。そこで、便宜的にWindowsのサブノートに、このCLIE用デスクトップソフトをインストールしているのだが、所詮はサブマシンである!いろいろと面倒なことが多い!これが本当のメインマシンであるMacintoshと連携できたら最高なのだが…。

 一日も早いMacintosh用デスクトップソフトのリリースが待たれる。でないと、すっごく便利なのに不便!
 

319  機械翻訳はつらいよ。
  Date: 2000-09-19 (Tue)

 世界中から注目されサイトの英語化が待望されていたPalm de Cool!のアクセス数爆発のきっかけにもなった機械翻訳サイトについて、掌極道はるやんさんから直接メールを貰った。どうやら、このサイト内のサービスを使うと、日本語サイトが英訳されるらしいのだ。(詳しくは、掌極道00.09.18「摩訶不思議な騒ぎ」を参照のこと)

 さて、機長もさっそく、はるやんの教え通りに挑戦してみた。その結果、この「iPAL-NEXT」は無事英訳されたが、「パーム航空」は、容量オーバーなのか日本語のまま吐出されてしまった。

コレが、英訳された「iPAL-NEXT」だ。

 エライことになっている!

 【機長からのお知らせ】が、いきなり<News from captain>になっている。ま、間違っちゃいないが、機長は加山雄三じゃないぞ〜!

 「ミニ定期便」は、「Mini- fixed period flight」だ。合ってるのか間違ってるのかもよくわからん!

 笑ったのは、「ミニ定期便318 カラクリ試用レポート〜デスクトップとの連携篇〜」の途中あたりに登場する「たとえば、CLIE Plaza!には魅力的なチャンネルたちがゴロゴロ転がっている。」という一文が、英訳では「For example,CLIE The charm channel the racketeer racketeer has rolled to the Plaz A!.」だ。「CLIE Plaza!」がちゃんと認識されなかったのはしょうがないとしても、「ゴロゴロ」「racketeer racketeer」になっちゃったのは凄いな。おまじないか?!…実は、「racketeer」とは、「恐喝者」とか「ゆすり犯」とか、その手の人間のことだ。そう!わかりやすい日本語で言えば、「ゴロつき」のことだ。だから、逆に「For example,CLIE The charm channel the racketeer racketeer has rolled to the Plaz A!.」をあえて逆日本語化すると、「たとえば、クリエという魅力的なチャンネルであるところのゴロツキがプラザAに向って転がっていった」ということになる。そりゃ大変だ!

 そして、もうひとつだけ凄い英訳を拾っておくと、「ミニ定期便311 Thanks for your fight!」「まずは1勝目!」が、「First 1 Katsume!」になってしまった。…「カツメ」って?!

320  太陽の真下で!
  Date: 2000-09-19 (Tue)

 を!晴れてるじゃないか!(9.19 お昼)
…ということで、太陽光線真下で懸案だったカラクリとPalm IIIcの液晶を比較検討してみた。

 その結果は「ミニ定期便317 カラクリ試用レポート〜液晶篇〜」に追加したので、そっちの方を見て欲しい。ずっといいとこなしだったカラクリの面目躍如の瞬間が見られるかも…。

 さて、どうなる?真昼のカラクリ?!

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