ミニ定期便 Back Number
倉庫077

iPAL1521 Handspring社に関する噂。
  Date: 2001-08-24 (Fri)

 最近、えんすぅ〜ぱぁむ!が凄い!とても適確にさまざまな記事を追っている。見逃せないメディアに成長してきていてる。
 
 さて、そんな同サイトで「01/08/24のひとりごと-(1) 『えんすぅ〜トピックスニュース-1』」に出いているAD-Visorの記事もまた、同サイトらしいHandspring社ネタであり、興味深い。
 
■2001.08.21 20:15 - SpringBoardがないVisor?(AD-Visor)
■2001.08.23 20:03 - SpringBoardがないVisor?続報 (AD-Visor)

 「iPAL1520 Panasonicが来週初めにもPalmOSライセンシーを獲得?」の直後なんでアレだけど、Handspring社が外部スロットをSDカードに切り替えていくかもしれないという、あくまで噂だけど…。
 
  

 上記噂に関しては、VisorConcerto「え”っ!Springboardがなくなるぅ?」2001/8/24 第307日目)でもコメントしている。これも注目記事。


iPAL1522 ハイレゾ大王
  Date: 2001-08-24 (Fri)

 CLIEハイレゾの有効活用に関しては本家SONY以上では?と思うPalm工作室の高橋大樹さんが、またまた自作を進化させた。

■Crs-Launcher 0.8(Palm工作室)…「Crs-MeDoc」と連携利用できるDOC専用タブが凄い!
■Crs-MeDoc 2.8.0 CLIEハイレゾ専用版(Palm工作室)

 このソフトについての詳細はKajikajiかじって!(2001.08.24「相性抜群!」)が詳しい!

 また、高橋さんのCrsシリーズの「連携っぷり!」については、クリクラ!(2001.8.24「Crs-MeDoc ver.2.8.0」)を是非一読して欲しい!

※あと、細かいことなんだけど、ちょっとしたご縁から、高橋さんからは新作やバージョンアップのたびに直筆(というか直キーボード)のメールを貰うのだが、これが素晴らしいんだ、いつも。じゃあ、そんな温情で彼のソフトを紹介しているのか?というと、ちっともそんなことなくて、本当に素晴らしい!素晴らしいから紹介する!温情なんかで記事を書いてたら「もっとお気楽更新」にならなくなっちゃうから!…いつもメール感謝です!>高橋さん

  

iPAL1523 Nと数の洪水
  Date: 2001-08-25 (Sat)

 相変わらず速攻ニュースを飛ばしてくれているpocketgamesで、CLIE最新版発表のニュースが出た。
 
■N770発表!(pocketgames)2001.8.24

 …と書くと、いつの間に?!とみんなが絶叫しそうだが、正確な記事タイトルは「N770発表!」の前に「ドイツで〜」と書いてある。そう、これはドイツ版のCLIEらしい。OSはPalmOS 4.1。(画像つきのドイツ語記事はココ…でも、読めまっせん!)

 さて、そんなCLIEについてはこのところ、いろいろ眉唾物まで含めて、さまざまな噂が飛んでいる。これまで意図的なのか無意識なのかは不明だが、情報がドリフのボロ家コントみたく雨漏りしてたPalm社Handspring社とは違って、比較的秘密主義を守り通してきた(肝心のSONY style USAの早めにアップした情報が漏れちゃうというポカはあったけど…)SONY社にしては意外なほどの情報漏れだ。そういう意味では「ガセ」という可能性も拭いきれないが…。
 
■Rumor: Sony to Release N760C(PalmInfocenter.com) August 22, 2001…日本語訳「噂!SONYがN760Cを発表する?!」

■Encore un nouveau Clie prevu(PalmCity/Headline News from international sites)2001.8.20

 う〜ん、どれもこれもアルファベットと数字の組みあわせだもんで、おまけに国別に番号を変えたり、あとでリリースしたマシンの番号が若かったりとかするするものだから、だんだん訳がわからなくなってきた。う〜ん、今後、じゃんじゃん製品が揃ってきたら、どうするんだろう?間違いなく覚えられなくなる!
 
   

iPAL1524 唯我独尊的技術
  Date: 2001-08-25 (Sat)

 製品の技術進化が消費者のニーズを越えると悲劇が起こる、という話は何度かここでも書いてきた。ところが、その製品がもともと消費者のニーズとはまったく別のところにある場合、それはとても楽しいものになる。
 
■リアルすぎて怖いくらい――セガトイズの手型ロボット「芸手」(ZDNN)

 現在、高速通信環境でこのページを見ている人はこちらもどうぞ!
 
■「芸手」の動画(ZDNN)

 これほど無駄で楽しいものはないかもしれない。本当に無駄だ!
 

iPAL1525 魔法のペン、着々と!
  Date: 2001-08-25 (Sat)

 機長も注目しているanoto社のBluetooth対応ペンの新技術は着々と世界制覇を目指しているらしい。そろそろMicrosoftが同業種に参入の時期か?←嘘
 
■アノトと日立が提携、ブルートゥース・ペンのソリューションを共同開発(CNET)

 anoto社の技術についてはココを参照のこと。


iPAL1526 CLIEにカメラモジュールが?!
  Date: 2001-08-25 (Sat)

 iPAL-BBSで見つけた書き込みより!

■新Clieドイツで発表 投稿者:ベルマーレファン  投稿日: 8月25日(土)02時02分55秒

 …「iPAL1523 Nと数の洪水」で紹介したドイツで新発売のCLIE最新型「N770」の元記事を読んだと思われるベルマーレファンさんからの書き込みに、ちょっと聞き捨てならない表現があった!元記事はこれ。
 
 ●Bunt und Laut: Sonys neuer PDA Clie PEG-N770c(heise online)


 
 このドイツ語だらけでなんのこっちゃ?という記事を、上記のベルマーレファンさん読んで概略を書いてくれている。
 
 それによると、「IFA2001というベルリンで開催中の展示会からの記事」らしい。また、「カメラモジュールが製品オプションに加わった」らしい。そして「価格と発売時期は不明」とのことだ。

 それにしても、「カメラモジュール」とは?…これまですでにPalm社用やHandspring社用に製品化されている製品のCLIE版なのか?それは果してCLIEとどの部分でどんな風に接続されているのか?…と、謎は多い。まさか、CLIE初号機発表の日にすでにそのモックアップが展示されていた「MemoryStickスロットを使った外付けカメラ」がすでに開発されたとも思えないのだが…。さあて、どうなるドイツのCLIE?
 
 

iPAL1527 みんな頑張ってるン!
  Date: 2001-08-25 (Sat)

 今月の初頭に、とあるハンドヘルドマシンが登場した。
 
■GENIO(TOSHIBA)



 8月4日に発表されたばかりのTOSHIBA社のPocketPC搭載のハンドヘルドマシン「GENIO-e」だが、そのおよそ20日後には、こんな記事がasahi.comに載っていたりする。
 
■東芝、2万人規模の削減へ(asahi.com)

 「グループ約19万人のうち2万人規模を削減」するという大規模リストラが、「昨年、半導体の売り上げで、四半世紀トップを維持していたNECを抑え、国内最大手(世界2位)に躍り出た」ばかりの東芝さえも襲っている。
 
 この記事は、「だから東芝は!」とか「だからPocketPCって!」とか、そんなことを言いたいための記事じゃない。言いたいのはひとつ。どこも大変なんだ、ってこと。実は、みんな大変なんだ!
 
 頑張ってね>東芝!

 

iPAL1528 最初は虫から
  Date: 2001-08-26 (Sun)

■羽田空港70歳 開設第1便の乗客は虫だった(asahi.com)

 なんと、羽田空港開設時は、「東京−大阪間の航空運賃は、国鉄の特急3等席の約5倍の30円。庶民には縁遠い乗り物で、記念すべき開設第1便にも乗客が集まら」、結局「客室に乗り込んだのは、なんと6千匹の鈴虫と松虫」「中国・大連まで届けられた」という話には驚いた。

 ただ、それだけなんだけど、今じゃ、国際便すら一度は絶滅に近い状態になって、再び一部の国際線が飛び始めた、って状態。「歴史」というものを感じた。PalmOSデバイスだって、わずか5〜6年ほど前には東京の一部ショップでしか手に入らなかった。でも今は…!


iPAL1529 並べてみよう!(iPAQ、N600C、GENIO篇)
  Date: 2001-08-26 (Sun)

 以前、下記のようなコラムというか画像を作ってみたことがある。そう、PalmOSデバイスを始め、各種ハンドヘルドデバイスのサイズを比較した画像コラージュなのだが、

■並べてみよう!(iPAL-LONG COLUMNS 013)

 最近、各種新製品が登場したものの、面倒なのでほったらかしだ。そんな最近の新機種の参考になるかと思うのが、Soramimi Forestの下記記事だ。

■「GENIO e550」ですが、さっそく一通りの環境構築を完了しました(Soramimi Forest)2001.8.25

 「iPAL1527 みんな頑張ってるン!」で東芝の2万人リストラとともに紹介した「GENIO e550」を購入した同サイト主宰のはじめさんが、「iPAQ」と「PEG-N600C」とGENIO e550を3台並べてくれている。なかなか勉強になる!



 どれも、実際にご自身で所有&使用しているだけに、筐体サイズのみならず重量のこと、拡張性のこと、いろいろと参考になる。


iPAL1530 悲劇の美術館
  Date: 2001-08-26 (Sun)

 えんすぅ〜ぱぁむ!で見つけた以下のリンク。

■RESET GALLERY(PALMでちょっとね)



 …なんか、すっげえ懐かしい!


iPAL1531 BBSヘッドライン01/08/26
  Date: 2001-08-26 (Sun)



■新Clieドイツで発表 投稿者:ベルマーレファン  投稿日: 8月25日(土)02時02分55秒
■Re: 新Clieドイツで発表  投稿者:白石  投稿日: 8月25日(土)13時35分30秒
■いろいろ 投稿者:ベルマーレファン  投稿日: 8月26日(日)10時35分32秒
■>クリエにカメラモジュール 投稿者:あおしま  投稿日: 8月26日(日)14時52分13秒

 …「iPAL1526 CLIEにカメラモジュールが?!」「iPAL1529 Kamera-Modulについて」を参照のこと。なお、カメラモジュールがメモリステーティックスロット経由のものなのか、シリアルポートコネクタ経由のものなのかは依然として不明のまま。つーか、もともとドイツ語サイトに登場した「あくまで噂」なので気楽に楽しみましょう!

■GENIO e550 投稿者:はじめ  投稿日: 8月25日(土)22時06分20秒

 「iPAL1529 並べてみよう!(iPAQ、N600C、GENIO篇)」を参照のこと。

【注意】上のiPAL-BBSのリンクを開いたのに該当記事が見つからない!…という場合は、下の方にある「次のページ」ボタンをクリックだ!

iPAL1532 決戦は11月
  Date: 2001-08-26 (Sun)

■任天堂,GAMECUBEの米国発売を11月18日に延期(ZDNN)2001.8.24

■Xboxの日本発売はやはり年明けに延期か(ZDNN)2001.8.25/2001.8.24米時間

 この秋の、つまり今年のクリスマス商戦の主役とも言うべき2台のマシン。その発売スケジュールに大きな変更が出た。

 GAMECUBE
 
 前者のNINTENDO「GAMECUBE」については、世界初のリリースである日本発売は9月14日のままだが、全米発売のスケジュールを、当初予定していた11月8日(これは直接のライバルであるMicrosoft社の「Xbox」の発売日より3日早い!)から、絶対供給量が確保できないという理由で、予定よりも10日も遅い11月18日に変更した。

 ← Electronic Entertainment Expoにて(2001.5.17)

 Xbox
 
 一方のMicrosoft「Xbox」は全米発売こそ当初の予定のまま11月8日だが、日本発売を当初予定の今秋から来年へと延期した。これは「RPGやシミュレーションゲームを好む日本のユーザーに対し,十分なゲームソフトをそろえられない点」が原因だとか。詳細は8月27日発表するという。

 ← Electronic Entertainment Expoにて(2001.5.17)
 
 もともと「Xbox」の日本発売についてはココでも触れられていたように、来年にズレこむことが予想されていたが、「Xboxの成否は北米市場の結果で判断される」というビジネス戦略ポイントにすべてが集約されたようだ。そうなると、11月のゲーム機決戦はますます楽しみだ。とくに、ゲーム機をあくまでゲーム機と割り切って王国復活に賭けるNINTENDOはともかく、PCに替わる「SONYとの家庭内ネットワーク戦争の最前線基地」とも言うべき家庭用ゲーム機の普及に今後の社運を賭けるMicrosoft社の気合いがどこまで通じるのか?に大いに注目したい。

 PS2
 
 そして、今年11月のNINTENDO社 vs Microsoft社の直接対決の傍らで、SONYもすでに出荷済みの「PS2」のための「ネットワークアダプタ」(56Kモデムとイーサネットを両方搭載)「ハードディスク」(40Gバイト)という2つの周辺機器を全米発売して、PS2の更なる拡張と展開を狙う。(ZDNN「ゲーム3社が戦略発表」より)
 
 ← Electronic Entertainment Expoにて(2001.5.17)

 PCはもちろん、家庭用ゲーム機器で、そしてモバイルの舞台で、同時に拡張主義を続けるコンピューター世界のナチス帝国は、アメリカ司法省との戦いまで含めて、どこまで生き残り戦争に勝てるのか?!そして、家庭用ゲーム機の世界では先輩である日本のビッグ2、SONYとNITENDOはどこまでこの帝国の進出を阻止できるのか?モバイル世界の三国志と同様、見逃せない家庭用ゲーム機世界の三国志がまもなく佳境を迎える。


iPAL1533 IBM Inside?
  Date: 2001-08-26 (Sun)

 「iPAL1532 決戦は11月」で紹介したNINTENDOの家庭用ゲーム機「GAMECUBE」について、こんな記事も出ていた。
 
■IBMが新ブランド戦略 - 第一弾製品は「NINTENDO GAMECUBE」(PC WEB)



 やや旧聞になるが、ちょうどIntelのキャンペーン「Intel inside」Palm社「Palm Powered」のように、IBM社が自社のブランドを他社製品においてもしっかり自己主張していこうということらしい。さまざまな分野で提携やOEM事業が複雑に絡みあうこれからの時代、こーゆーブランドの自己主張が増えていくのは面白いと思うが、あまりにもブランドロゴが入りすぎて、F1マシンのようになってしまうのも、ちょっと考えものかも。
 
例) ← クリックすると拡大画像が見られる、はず!

 

iPAL1534 アンクル・ケン、死す
  Date: 2001-08-26 (Sun)

■ケン・ティレル死去(1-800-F1News)2001.8.26



 中嶋悟や片山右京、高木虎之介をF1カーに乗せてくれたオジサン。Tyrrellチームのオーナーだった。愛称「アンクル・ケン」!嫌われ者、変人の多いF1の世界で珍しく敵の少ない人だった。



iPAL1535 絶対に目立つスタイラス
  Date: 2001-08-27 (Mon)

■こんなん作りました(^^; Stylus(Joke Stylus)



 某所で知った、謎のスタイラス。Palm de COOL!もこのスタイラスに注目して、掲載しようとしたところでいきなり更新を停止した(更新の停止は、別にこのスタイラスのせいで、じゃないヨ!)といういわく付きの逸品だとか。ま、小難しいことはともかくまずは一見

iPAL1536 どうしちゃったんだろう?
  Date: 2001-08-27 (Mon)

■We Love Palm!(ふふふPalm)2001.8.27

 この記事にある動画、凄い!本当にどうしちゃったんだろうってぐらい凄い!何か嫌なことでもあったのか?ってぐらいに凄い!
 
 でも、かなり重い動画ファイルなので、ブロードバンドじゃない人は開かない方が見のためだ。

  ← ネタばれ防止のためちっちゃめに表示中!

 とにかく凄いこの動画、ふふふPalmのところで見るか、あるいはオリジナルのdetonate.netで見よう!ただし、普通のネット回線で見ようとしたら泣くよ。いろんな意味で!

※この動画の発見者であるLife with PalmPilotみちろうさんによると、「ブロードバンドじゃなくても ISDN なら十分楽しめます.見ないと損だよ.ある意味で先行者を越えるおもろさが炸裂してます」(2001-08-27「真に恐るべきもの」)だそうだ。

 

iPAL1537 Panasonic製のPalmOSデバイス?!
  Date: 2001-08-27 (Mon)

 ハードウェアキーが4つに上下ボタン!中央には「Panasonic」のロゴが!もしかして、こ、これが!



iPAL-BBSに書き込みのあったすとうさんからの情報!Panasonic関連の企業、松下電池工業株式会社のホームページ「バッテリーワールド」に上記のような画像が!

 その真相は不明だが、iPAL-BBSのすとうさんの書き込みにある予想は以外と当たっているかも…?!

 

iPAL1538 事実と噂。
  Date: 2001-08-27 (Mon)

●追加情報アリ

 ■ドイツでPEG-N770Cが発表に(Palmfan)2001.8.27

 「iPAL1523 Nと数の洪水」「iPAL1526 CLIEにカメラモジュールが?!」「iPAL1529 Kamera-Modulについて」などで紹介したドイツ発売の新型CLIE「N770C」がついに発表された。いろいろな読者やサイト運営者の方に、そのドイツ語元記事の翻訳をお手伝いしてもらった割りには、結局、Palm OS4.1を採用しているという以外特徴の少ないドイツローカライズマシンだった。残念!(ドイツの元記事を書いた人は、ずいぶんと一人で盛り上がりすぎちゃったんだろうネ)

 ■Visor PrismIIの噂...?(Palmfan)2001.8.27

 結局、「N770C」には噂だけされて搭載されなかった「バーチャルGraffiti」がこの噂でも登場している。M.Hiroseさんじゃないが、よっぽど流行っているらしい。元記事は下記のものらしい。

■Rumor: Handspring to Release Prism II(PalmInfocenter.com)2001.8.26



 パッと観たところ、Edgeのカラー版だよね。Edge式のSpringboardスロットつきらしい。なお、画像はPalmfanによると、ユーザーが作成した画像ではないか?ということだ。もしもそうだとすると、これは画期的なことかもしれない。何がって、画像が見事に漏れなかったってことだから。でも、この噂そのものが「あくまで噂」って可能性もあるかも。さて…?
 
 

【追加情報】

 ■Sony Deutschland,「CLIE PEG-N770C」をIFA 2001で発表(ZDNet/PalmOS)




iPAL1539 パーム総研#015
  Date: 2001-08-28 (Tue)

 現在、全国の書店で発売中の「MacPeople」9.15号には、おなじみ機長の連載コラム「Palm総研」が載っている。第15回目のテーマは「キーボード百花繚乱」だ!…最近、もの凄い勢いで増殖しているPalmOSデバイス用外付けキーボード各種をまとめている!

 

 同じくPalm絡みの「PalmStreet」(by 野田まゆさん)のテーマは「いつでもどこでもウェブをチェック!」と題して、国内Palm界の標準ウェブブラウザ「Palmscape(現Xiino)」のことを懇切丁寧に説明してくれている!必読!
 
 

iPAL1540 またまた、新しい顔〜David Nagel
  Date: 2001-08-28 (Tue)

 ■米パーム、自社ソフト部門にAT&Tの最高技術責任者を採用(Wall Street Journal)

 With Palm Tonight,,,で知ったのだが、またまたPalm社に新しい顔が加わった。

 すでに、「iPAL1431 分社化の動き、加速へ」で紹介したCNETの記事でも推測されていたが、Palm社のソフトウエア部門の社長兼最高経営責任者(CEO)として、AT&T社の最高技術責任者(CTO)だったDavid Nagelを起用した。(彼は今年の7月頃にはPalm社の幹部として迎えられていたはずだ)

 前述の「With Palm Tonight...」では、ご丁寧にも彼の過去のインタビュー記事まで見つけだしてくれている。CNET名物のNewsmakersだ。

■David Nagel〜わが研究所へようこそ(CNET/Newsmakers)



 いきなり彼の風貌をmad scientistだと決めつけてから始まるこの記事では、彼がもともと、NASAからApple社を経て、AT&T社に入った経歴を説明している。この記事が出た当時は、彼はAT&T社研究所(AT&T Labs)の所長として迎えられた、まさにその時のことであったらしい。記録を見ると1998年2月。今から3年近く前、つまり、PCの世界においてはずいぶんと古いニュースだ。PalmOSの世界で言えば、まだPalmOS日本語版さえも登場していない時代の記事だ。

 さて、このインタビューそのものは、今から3年前のインターネット状況とAT&T社が果たしている役割を語っているに過ぎないのだが、彼がコンピューティングとネットワークという二つのジャンルに大いなる興味と可能性を見いだしていることだけはわかる。そして、技術者としての狂気の顔とディレクターとしての冷静な顔のふたつを同時に持っていることも、な〜んとなくはわかる。そういう彼の個性こそが、今のPalm社の、とくに(まもなく分社化される一方の)ソフトウェア部門のトップとして求められているのだろう、ということも想像に難くない。

 先日のJean-Louis Gasseeに続く、David Nagelの登場。数年前まであまりたくさんの顔が見えなかったPalm社に、その評価はともかく、顔らしい顔が続々と増えてくるのは、なかなか楽しいものだ。
 
  

 その後、ZDNet PalmOSにも記事が出た。

■米Palm,Platform Solutionsの社長兼CEOに,AT&Tの最高技術責任者David C. Nagel氏を指名(ZDNet/PalmOS)

 この記事によると、Nagelは「2000年2月からPalmの取締役会のメンバーも務めていた」そうだが、まだ入社はしておらず、入社は9月17日の予定。なお、入社後も「引き続き取締役会のメンバーを務める」そうだ。

 そんな彼は「AT&Tを離れるのは非常につらいことだが,ハンドヘルド業界をリードする企業を率いるチャンスはこれまで自分が培ってきた技能や興味とぴったり合致する。モバイル市場がワイヤレスコミュニケーションやマルチメディアの分野へと拡大し,ハンドヘルドデバイスが企業向けのソリューションとして定着する中で,Palmのプラットフォームの影響力を高める可能性に興奮している」と語っている。


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