PAL093便
青目Palm(その2)





その1から続く!







右が表蓋、左が本体
(パーム航空写真部撮影)

ここで注意したいのが、
外れた瞬間に液晶の意外と思いガラス(?)部分が
落ちそうになったこと。
これを床まで落としたらいっかんの終りだ。



本体は、液晶の片側が外れるので注意!
(パーム航空写真部撮影)

そんな訳で、
この最後の大作業は気をつけよう!

やや気が緩みかけていた機長は
慎重に外した本体を机の上に置いた。

さて、しゃぁみんさんの解説では
ここから先はとっても簡単に書いてある。

つまり、


ボタンの部分の構造は見れば
わかる通りの簡単な構造です。



ここから先になって、
つまり「見ればわかる通りの簡単な構造」になって初めて、
機長に本当のゆとりが生まれた。



ボタンを裏側から見たところ
(パーム航空写真部撮影)


さて、見ればわかるという
ボタンの構造というのがこれだ!

Power+Up/Down+4つのボタンが
実は上図のような半透明のゴム状の台座に
くっついている。



とにかく簡単にはがれるぞ!
(パーム航空写真部撮影)

これを外すと、



台座ごとはがして表蓋と並べてみた
(パーム航空写真部撮影)

その台座ごと、外すとこうなる。
この6つのボタンを
下のしゃあみさん謹製青目ボタンと
交換すれば作業は完成する。

2つのセットを上下に並べるとこうなる。
これを一個づつ交換するわけだ。



旧ボタンつきの台座と新ボタン
(パーム航空写真部撮影)

まず1個目。
Powerボタンを半透明のゴム状台座から外す。
これはボタン裏の切り込みに、
台座の突起が押し込んであるだけなので、
クイクイと丁寧に引き抜いてやる。

台座がとにかく柔らかいので
ちょっとドキドキ。
でも、意外と簡単に外れる。

以下、どんどんと外していく。
で、全部外したらこうなる。



中央の台座をはさんで新旧ボタン
(パーム航空写真部撮影)

あとは、
台座の上の突起物に新ボタンを次々と
はめこんでいくだけだ。

で、全部をはめ込んだらこうなる!



すっかり新ボタンがついた台座
(パーム航空写真部撮影)

【ここで注意!】

青目ボタンは、
PowerとUp/Down以外は
すべて共通だ。
ゴム状台座の突起物も
4つのボタンは共通なので、
どれを差し込んでもいい。

でも、青目ボタンは
微妙に上下だけ決まっているので、
これだけは間違わないように!
(つまり微妙に座高の高いほうが上だ)

ここまで完成したら
あとは、半透明ゴム状台座ごと
表蓋にセットして、



新ボタンつきの台座を表蓋にセット!
(パーム航空写真部撮影)

そしたら、本体を表蓋に
かっちりとハメこむ。
この際注意点が二つ!

(1)本体の液晶部分が落ちないように
手でしっかりと本体を持つ。

(2)必要以上の力をかけないようにして
表蓋のわずかなひっかかりに
本体を固定する。



山場が過ぎたからって
焦らないように本体を固定する!

(パーム航空写真部撮影)

そして、最後は裏蓋を
同じく無駄な力をかけないようにして
本体&表蓋のセットにはめ込む。

でも、こっちは
さっきよりもまあまあの力をかけないと
きちんと閉まらない。



パチン!と音がするまで閉める!
(パーム航空写真部撮影)

こうして、裏蓋の固定が済んだら、
最後は4つのネジで最終固定をする。

これで完成だ!

おっと、4つのネジを締めるのを
忘れてた。





ネジ!ネジ!ネジ!ネジ!




裏蓋の4つのネジを締めて、
これで本当に完成だ。

最後に青目ボタンの
写真をパチリ!



どうかな、この雄姿!
(パーム航空写真部撮影)

機長の写真技術が悪いので
なんかくすんだ色になっちゃってるが、
現物はかなり透き通ったボンズブルー(水色)をしている。

う〜ん、それにしても
機長の写真技術って最悪だな〜。
(実はこれでもずいぶん修正して
オリジナルの色に近づけたつもりだが、
まったくさっぱりだ!)


ちなみに
しゃぁみんさんちのはこんな感じ。



(しゃぁみんさん撮影)

機長のは透明カバーではないし、
ボタンの色もこんなに透き通ってはいないが、
上の機長が撮った画像よりはこっちの方が似ている。


ま、なにはともあれ、
こうして機長のPalm IIIは
青い目の異人さんになっちゃった。

Thank you しゃぁみんさん!

じゃ。





PS:
なお、これは
今回の作業の副産物なのか、
スタイラスが落ちにくくなった。


1998年11月17日

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