PAL059-B便
ポリシー
(後篇)



前編からの続き






モノポリーもどきの葛藤





アクション系には弱いけど
ゲーム系には目がなかったりする
機長が最近お気に入りのソフトのひとつ、
「Go to Jail」もマイナーアップグレード。



バージョン1.2になって、
貨幣単位を「円」に設定できるようになった。

・・・とは言っても
単に「ドル」って表示されてたのが
「円」になるだけなので
「北京=70円」とか無茶苦茶な
数字だったりするので
ほとんど意味はない。

それとは別に
登録ユーザのためのシステムが変更になって、
これを覚えればアップデートが気軽に出来るようになったのが
嬉しい。

ただ、作者から貰ったアップデートの手紙に
とても気になることが書いてあった。

メールの概要


資産を取り引きしたり売買したりできる
オプションを付けて欲しいというリクエストが多い。
だが、これ以上メモリを増やすとOS2.0ユーザでも
使えなくほどの大量メモリっ喰いソフトになるので、
当分その予定はない。
その代わり、銀行に売り飛ばすくらいの
オプションはつけるかもしれない。

・・・だそうだ。

ちょっと残念。




TimCalc騒動、収束宣言





先日の「パーム航空だけの特別公開ソフト」
発表したTimeClacについては、
Macintosh環境でしか経験のない
機長のおバカさんぶりで
圧縮方法に関していろいろトラブルを
引き起こしてしまったようだが、
多くの読者の方のヘルプのおかげで
なんとかトラブル騒動も収束したようだ。

この場を借りて
お世話になった皆さんや
ご迷惑をかけた皆さんに
お礼とお詫びを言いたい。

この一件で機長が学んだことは2つ。

1つは、慣れないことはするもんじゃない。
もう1つは、MacからWinへの最適な圧縮方法は
Zipらしいってこと。

作者の福本さん
「Palm Pilotのページ」林さん、
infoweb空港のSanjoh管制官には
とくにお世話になりました。

福本さんのメールより。


 以前、NIFTYにアップしていたころ、
いつも失敗して「みのたん」さんに
ご迷惑をかけていました。
私が使っているのは、
「MacLHA.ppc 2.14」なのですが、
圧縮する時に「View」メニューの
「Show Type」を実行して、
画面下に現れる「Mac Binary」のチェックボックスを
外さなければいけないのだと思います。
ただ、私自身いつも失敗していたので、
確信はないのですが...(^^;。
デフォルトで「Mac Binary」をオフにできないみたいで、
いつも設定し忘れていました。

 Internet上では「ZipIt 1.3.7」を使っています。
こちらは、デフォルトでMac Binaryを
オフにできるので、気にしなくても大丈夫です。



ということなので、うっとおしいトラブルをなくすために
Zip圧縮に変更しました。
(このために「ZipIt 1.3.8」というMacソフトを登録した)

また、
SO-NET空港のSHIGE管制官
東京空港の中谷管制官
川越空港の新井田管制官には
大変ご迷惑をかけたようで、
ほんとに申し訳なかったです。

なお、新井田管制官からは今回のトラブルの原因となった
マックバイナリをWindows側で削除するソフトがある
という情報も教えてもらった。


マックバイナリをカットするソフトは
"Macintosh Binary Cutter"というソフトで、
http://www.lufia.com/に有ります。
Kouichi-GONZO-FUJIMOTOさんという方の著作です。



・・・だそうだ。

こんなソフトがあるってことは、
こういうトラブル、
ちょくちょくあるってことなんだろうか?

ところで、
さっそく
世田谷空港の平内管制官からは
「会社で毎日提出している営業日報の時間計算に
TimeCalcがさっそく役立っている!」

という感想リポートを貰った。

トラブルに追われている最中に貰った
数少ないイイ話だったので、嬉しかった。


 

片手でキーボード





そういえば、そんなTimeClac騒動の間に
アドバンテスト空港の中村管制官から
こんな報告を貰った。


富士通研究所と、しなの富士通は二十七日、
世界最小で高速テキスト入力可能な
モバイル情報機器向け技術の開発に成功したと発表した。

両社はモバイル情報機器で問題になる
キーボードサイズの小型化に取り組み、
昨年五月に片手キー入力技術
SHK(シングルハンドキー)に基づいた
片手キーボードを開発し、
パソコンと接続して文字を入力できるようにした。

今回、従来のSHK入力方式はそのままに、
キーボードの代わりに新設計のキーセグメントを利用し、
またパソコンをより小型のパームトップコンピュータに
置き換え、ハード一体型で試作したもの。

計量・小電力のキーセグメントや、
パームトップコンピュータの各種制約の中で、
辞書構造やソフト上の工夫により、
パソコン上のワープロを使った
文字入力に近い速度を実現したとしている。

試作品は、パームトップコンピュータ
(スリーコム社製パームトップ)
SHKキーセグメント(試作)
SHK用ソフトウェア(試作)から構成。
SHKキーボードはキーの総数は
アルファベット用が十四個、機能キーが四個の十八個。
重さは七五グラムで、
パームトップコンピュータは着脱型。
SHK片手入力の特徴は、
一つのキーに二文字を割り当てた
圧縮文字セット―辞書引き変換と、
一キー/二文字でも区別せずに打てるシフトレスにある。



富士通さんのリリース

リリース写真にはPalm/Pilotと
ぴったり合体した写真が出てて嬉しかったものだが、
あんな少ないキー(特殊キーも含めて32×6=18個)で
どうやって入力するのか?
と不思議だった。

記事を読むと
どうやら「ひとつのキーに
2つのアルファベットを割り当てて
キーボードが側で、その入力された結果から
2つのアルファベットから正解の方を
自動的に探り当てる」
というシステムらしい。
凄いことを考える人がいるものだ。



早く登場して欲しいものだが、
と、同時に、またキーボードをゼロから覚えるのは
大変だな〜、と思う機長であった。


 

日本語環境も着々と






以前「Palm/Pilot宣言と日本語環境の新時代到来」で触れた
奥地さんの「HiraPa」と岩間さんの「Manae」の両ソフトをも
着々とバージョンアップを重ねていることも
報告しておく。

「HiraPa」は入力枠が大型化した0.73あたりから
格段に文字識別能力が上がった。
新バージョンの0.80
どれくらい識別能力が上がっているのか、楽しみだ。
なお、この0.80からは
J-OSのユーザ辞書の利用も可能になったそうだ。
夏のプールの季節の頃には
ザウルスなんかクソくらえってくらいに
進歩してるかもしれない。
個人レベルでのこの開発速度、す、凄い。
そして、これからが楽しみ。

一方の「Manae」
現在のバージョンが0.740
地道ながら着々と実用性の高いものになっている。
実際、機長はあの特集以来この「manae」の
ファンになってしまい、
現在では常時ONにしたまま愛用している。
「ShiftHack」じゃないが、将来的には
どの環境を開いてもいつも同じモードになる、
なんてことが出来るとさらに嬉しかったりするのだが。
ま、この辺は人それぞれだろう。
あと、漢字変換モードの最中にBackSpaceが
漢字変換モード内でかかる時と
その前の確定された文字列にかかる時があるのだが、
この違ってなんだろう?
とにかく、機長はこのソフトのおかげで、
夢の完全インライン日本語入力環境を手に入れた。


 

Warm or Cool論争序章





Pilot-MLで最近ちょっとした話題になっている
「Upボタン+リセットボタン」をなんと呼ぶべきなのか?
という議論については、
実は機長も「COOLに行こう!」の直後にもらった、
nifty空港の阿部管制官からの報告を聞いて以来、
とても気になっている。

近いうち、これについても報告したいと思っている。

※【Warm or Cool論争】


神様や岩間さんは
「Upボタン+リセットボタン」を
「Cool Reset」を呼んでいる。

ところが、Palm/Pilot界の聖書的存在である
"Calvin's PalmPilot FAQ"では同じものを
「Warm Resert」と呼んでいる。

どっちが本当?
というか、これからどっちの名前で
呼んだらいいの?




 

おまけ





サッカー機長003



    


メールだジョー

このコラムの第1回目で触れた
「城のフランスメール」にハマってしまった。

5/29日のメールには
こんな一節が!
 


昼食を済ませて、さっそく外に。
お散歩タイム!
ずっーと部屋にいたので、
気分転換には
ちょうどいい散歩でした。


エースの城が
「お散歩タイム!」とは・・・。

でも、日を追うごとに
だんだんメールにも緊迫感が出てきた。
こうなった今、頑張って欲しいぞ、城!

カズのコメント

新聞によると、カズのHPに
ミラノにいるカズ自身からの
メッセージが載っているらしい。

有名人がマスコミを通したくないけど
コメントを発表したいって時に
こういう手段って増えてくるんだろうな。
数年前の、作家筒井康隆さんの
チャレンジがこんな形で
一般化するとは・・・。

ところで、
さすがに市川の学校の担任は
「出ないなら帰ってこい!」とか
無粋なことは言わなかったようだ。
さすがサッカー王国静岡県。

なお、機長はあえて
今回の岡ちゃんの決断を
イラン戦の前の
西澤(C大阪)強制送還による
ムード引き締め作戦と
重ねているが、
カズはやっぱり可愛そう。
西澤とは違うもん、やっぱり。
でも、代表に必要か?と訊かれたら
「う〜ん」と答えられないのつらい。

それにしても
ガスコイン、ロマーリオまで
不在だなんて!

小野の理由

そんな状況の中、われらが日本代表は
ユーゴ戦、頑張っていていたように見た。
あれだけパスカットに成功していた
日本代表を見たのは久しぶり。
それにしても中西がいい!

本当は後半の早い時間で
新しい背番号11(似合わない)を
見たかったが・・・。

小野が出場しなかった理由。

(1)対戦チームに秘密にするため。

(2)ストレートパーマが
まだ完璧じゃないから。

・・・このどっちかだ、と思いたい。


サッカー機長




1998年6月4日





じゃ。






98.6.5追加





manaeの順番






「日本語環境も着々と」
で機長が書いた
以下の記事に関して、
さっそく作者の岩間さんからコメントが届いた。


「ShiftHack」じゃないが、将来的には
どの環境を開いてもいつも同じモードになる、
なんてことが出来るとさらに嬉しかったりするのだが。
ま、この辺は人それぞれだろう。

あと、漢字変換モードの最中にBackSpaceが
漢字変換モード内でかかる時と
その前の確定された文字列にかかる時があるのだが、
この違ってなんだろう?



岩間さんからのメールより(抜粋)


manae で
「どの環境を開いてもいつも同じモードにする」は
実装可能かと思いますので、前向きに検討します。

変換モード時の BackSpace の動作が変とのことですが、
ひょっとして、Hackmaster 上で J-OS より先に
manae がチェックがついているのではないですか?
この場合は、確かに確定された文字列が
消去されてしまいます。



後者の問題はまさに、その通りで
HackMasterで読み込み順を変えたら
すぐに治った。
FAQな誤解ですみませんでした。

そして前者の
「どの環境を開いてもいつも同じモードにする」については
機長はこれの方が嬉しいのですが、
逆にそれじゃ困るって人はいないんでしょうか?

機長としては「ShiftHack」と同じ考え方で
アプリを変えるたびに
いったい今は何モード?って考えたくないな、
というのが正直なところです。



スタイラス二題





PDAアクセサリ&ソフトの「Concept Kitchen」さんから
案内のメールを貰ったのでページを開いたら
とんでもない商品が登場していることに驚いた。

その名も「フィンガースタイラス」
指先にハメて使うスタイラスだ。

え?どんなの?
とにかく画像を見てもらった方が早い。
機長は買ってみる勇気はないが、
とんでもない商品を考えるものだ。
さすがConcept Kitchen!

でも、相変わらず
機長がPalm Pilot時代に愛用していた
商品リストにはまだ「Hipster Pilot Case」が出ていた。
ちょうど1年前、限定300個の数字に魅かれて買ったのだが・・・。



ほんとデザインや質感なんかは悪くないのだが、
なぜに売れない、「Hipster Pilot Case」



ところで、スタイラスといえば
異色のPDAサイト「SIMPLE COM」秀司郎さんから
オリジナルスタイラスペンの情報を貰った。


付属のペンの貧相なデザイン。
ちょっとしたときにボールペンが見つからない不便さ。
とにかくかっこ悪いスタイラス、
爪で操作した方がマシだ!
売っていないのならつくってしまえ!!



という動機で自作してしまったという
Palm Pilot用のスタイラスだ。


New Concept Stylus Pen

(特徴)
・アルミの高級感、
カラーバリエーションによるファッション性。
・キーホルダーとしても使えます。
・ボールペン付き、替え芯はPILOT社のペン先で、
入手が容易です。
・一点一点削りだしたアルミ製なので、軽くて丈夫。



・・・だそうだ。

このページにカラー写真と図面、アンケートが
用意されている。


じゃ。




1998年6月5日



前編に戻る!



Click the following icon to back to
Palm Air Line Top Page!