PAL100便
時刻表98総集編
[PalmVII]







PalmVII特集





時刻表(TimeTable)の98年度分から
Palm VII絡みの情報だけをまとめてみた。

Palm VIIについてだけでなく、
消えたRazor(Palm IV)や
Handspring社やPalm III、
またPalmintosh問題と言われるApple社との関係についてにも
出来るだけフォローした。


98.10.3


工事といえば、
なるほど、JDは工事中か! THさんのおかげで、
初めてDonnaのお顔を拝見することも出来た。



98.10.5


林さんのページで教えてもらったJeffとDonaが作った
新会社・JDに関する続報!
以前、パーム航空でも触れたことがある
3Com社のPalmComputing部門の副社長Ed Colligan氏に
関する情報
だ。
(ZD News〜Yahoo Japan Newsより)
これもなかなか、ええ話。
記事の中でも「シリコンバレーではめったにないこと」
書いてある!
そして、ますます楽しみになるJDの新作!



98.10.26


Palm梁山泊
「時刻表98/10/5」でも触れたPalm/Pilot生みの親たちが
次々と集まっている夢の会社「JD」にまた新しい仲間が
加わった!
(詳しくは「FPILOT」神様の「ぼそっ」その14
とっても嬉しい話題だ!出来れば、Robさんには
「JD」に期待する我々のために、時々、経過報告とか
教えて貰えると嬉しいのだが。
機長の夢は、神様が「JD」の日本支社長になること!
あくまで夢にすぎないが・・・。



98.11.2


SCOOP1
マシントラブルで手元にPalmPilotのない林さん
SCOOP!「Razorか?」ココからリンクを辿れ!

あ、ついでに同サイトからリンクされている
HotWiredの「日本の不況は幻影か」という記事、
とっても面白かった!
日本人ってホント、ノリだけで生きてるな〜。
かく言う機長もその最たるものだが・・・。




SCOOP2
まもなくRazorか!・・・と思ったら、こんなSCOOPも!
噂の「iPalmか?」コレコレコレコレこんなのも!

どんどん凄いことになってるな〜!



98.11.7


手の春
まずは、「HandSpring」の情報から。
詳しくは「Palm Pilotのページ」からのリンクで
調べて欲しいが、JeffとDonnaが新たに
会社を作った、その新会社の名前だ!
(一時は二人の名前の頭文字を
とってJDと呼ばれた会社の正式な法人化らしい)

機長としては、その会社名「HandSpring」
(ハンドスプリング)が気になった。
どんな意味なんだろう?
最初に思ったのは「Palm」(手のひら)と
「Hand」(手)は似てるな〜ってこと。
で、次に思ったのは「あ、そういえばPalmSpringって
地名があったな!」もしかして、そのダジャレ?
あと、Springと言えば「バネ」とか「春」って
意味もあったな!「すぷりんぐ・はず・かむ」?
「春には新作が出るぞ」って意味?
それとも「手のひらからジャンプした会社」って意味?
まあ、ウダウダ言ってる暇があったら、辞書を引け。
引いてみたら
「HandSpring」=「(手を地につけてする)とんぼ返り」
・・・とある。いわゆる「地ぃ転」?
やっぱり「Palmからジャンプする」って意味かな〜?
詳しい方がいたらご一報を!



98.11.13


ドキドキ
「AEK's Palm Plaza」にPalm新モデルの噂が!
す、凄い!でも、日本でそのまま使えるのかな?



98.11.15


Robさんの宙返り
「FPILOT」神ぼそ18に「Robさん」ネタが再び登場。
そういえば林さん情報で知ったが、
Handspring社が新入社員を募集している。
なんか、同社の話題って、機長がどんなに疲れてる時でも
元気にしてくれる!がんばれ、Handspring
(宙返り)



98.11.17


伏字
機長にはなんとも判断のつかない報告が届いた。

もう結構前の話になりますが、10/28〜30まで
■■■■■にて■■■関係の展示会がありました。
その会場で、とあるブースをふと見ると、
なんと■■■■/■■■■■が置いてあるではありませんか。
そのブースは、■■・■■さんのブースで、
液晶ディスプレイ用のフィルタを展示していたのですが、
私はというとフィルターそのものよりも■■■■IIIに
興味を持ちまして、さっそく説明員の方のお話を
うかがいました。

展示されていた■■■■■には、■■・■■さんが
開発した液晶用のフィルタが使用されており、
液晶部以外は現行製品と全く同じとのことでした。
で、液晶自体は白黒ですが、現行品のものよりも
白と黒のコントラストがはっきりしていて、
とても見やすくなっておりました。
また、バックライトを点燈すると、白黒が反転して光り、
それもなかなか視認性のよいものに見えました。

で、説明員の方曰く「このフィルターは■■■■さんに
正式に採用されることがきまったんですよ」と
おっしゃっていました。
ということは..と更に突っ込むと、
次期■■■■/■■■■■用に採用されて、
すでに生産ラインに乗っているとのことでした。
じゃあ、次期Palm/Pilotも白黒なんですかと聞くと、
他にカラーモデルがあるかどうかはわかりませんでしたが、
少なくとも視認性を向上させた白黒液晶の搭載モデルが
出ることは確実のようです。

液晶の解像度、階調数、サイズなんかについては
わかりませんでしたが、次期■■■■/■■■■■の
ヒントになる情報でした。


すべて原文のママだ。気になるぞ、■■■■(伏字)!
なんか大本営の発表記事みたい。
本当っぽいだけに、逆に嘘かもしれない。う〜む。
(もちろん、投書の主は匿名だった)




やっぱり70%?
あくまで3Comの社長(Eric Banhamou)のコメントだが、
アメリカじゃやっぱりシェア70%行ってるらしい。
今年だけで100万台売ったってのも凄いな。

でも、いまだに読めないぞ、Banhamou=バンハモ〜?
「ARK/S Palm Plaza」経由「CNET NEWS.com」情報)



98.11.24


新液晶
「ARK's Palm Plaza」
「3Com が PalmOS を拡張 」
というPC Week記事
翻訳に
「現在 160x160 ピクセルの画面サイズより
大きな解像度の画面」
というコメントを見つけた。
あ、これってこれのことじゃあ!

「ARK's Palm Plaza」さんがお休みなのに更新してるな、
と思ったら、そうかあっち(USA)は3連休関係なかった。



98.11.26



最近、続々と漏れ聞えてくる新型Palmの噂だが、
dti空港のkuno管制官より、
ココにも出ているという報告を貰った。


かいつまんで読んでみると、カラー液晶、
薄型化、リチウムイオンバッテリーの搭載、
メモリは4Mに、等々。


噂のブラウジングしないウェブ情報ってどんなもの
なんだろう?「ぴろあさ」みたいなもの?
厚さが1/3インチ薄いってことは、8mmも薄いのか?
てことは現在の厚みのおよそ3/5くらいってこと?
薄いな、それは!
そして、Palm PilotやPalm IIIが150ドルくらい
値崩れする、だって?!
現在のCradleが使えるかどうかはよくわからん?!
(合ってる?こんな訳で)



98.11.27


剃刀君登場
「ZDNet」の記事によるとついに新型Palmである
コードネーム「Razor」が来週にも発表されるらしい。
楽しみ。ワクワク。でも、「だが出荷は来年」なんて
書いてある。アラアラ。
そして注目の名称は「PalmIV」になるのでは?とも
書いてある。

▼情報 from 「Palm Pilotのページ」



98.11.28


これって?!
本体の色なんかはいいのだが、
ボタンの色が・・・。コレ



98.11.30


これがRazorだ!
とうとう機長は、「Razor」の画像が載っている
サイトを発見した!
(発表したらヤバイかな?抗議は勘弁してね!)

かなり鮮明に映っており、見たところ、
開発途中のリーク写真といよりは、
宣材用の写真か何かだと思われる。

(あくまで機長の推測だが)


【機長の感想】

写真だけではわかりにくいが、解説文を読むかぎり、
かなりコンパクトな形状であることがわかる。

それにしても、カバーがこんな形になるとは
思ってもみなかった。カバーというよりも、
キャップと呼んだ方が正しいかもしれない。

どっちにしても予想だにしなかった形状に、機長も
ビックリした。ただ、この形状なら、これまでの
ものよりもはるかに携帯には便利だ!
という
印象を持った。さすがRazor!

この写真を見て、機長はめちゃくちゃ欲しくなった!
値段的にもまあまあお手頃じゃないだろうか?

画像のあるサイトはココ




今週は!
そして今週はいよいよ「Razor」こと、「PalmIV」
発表される!
(予定)今からドキドキワクワクだ!




え、マジで?
上の記事を書いたばかりなのに・・・。

「Palm IV debut pushed to new year」
【機長訳】「Palm IVのデビューは来年にズレこむ?!」

しかも、それは開発の遅れとかじゃなく戦略として、
なんて書いてある。
とにかく今はPalm IIIを我慢して年末にRazor(Palm IV)を!
って人々の買い控えを食い止めるため、ってこと?

記事中のグラフを含め、この記事は読みごたえがある。
なお、この記事で
Jeff Hawkinsの名前が
Jeffrey Hawkinsと表記されていた。そうか、
JeffはJeffreyの略称なんだな、と初めて気づく機長だ。
そしてこの記事の日付は11/27付だ。結構古いんだ、
この記事。ずっとノーマークだった。

▼情報 from 「Palm Pilot Gear H.Q.」「ZDNN」



98.12.2


赤き血のイレブン
「InfoWorld」
「3Com's Palm to tighten links to Web applications 」
という記事が!

Palm IV
(Razor=薄くてCradleで充電可能)の前に
Palm V
(Eleven=新インターネット環境)が出るってこと?
IVの前にVってそんなアナーキーな!

え、それとも逆?わからん!
機長の英語力が・・・。よくわからない???
誰かフォローよろしく!

@According to PalmPilot-ML




やっぱり発表?
と、上のような記事が出る一方、「c-net」さんの記事
「新機種発表を目前に控えたパーム・コンピューティング 」
(11/30=日本語版)では、Palm IVはやっぱりRazorで、
しかも「インターネットの情報にアクセスする新しい手法」も
装備されるのでは?と書いてある。

う〜ん、もしもニュースソース自体が同じだと「InfoWorld」の方が
正しいような気もするし、で、「c-net」は誤訳+推量のような
気もするし・・・わからん!
すべては12/2のコンファレンスでわかる!
こうやって情報を錯綜させるのって、もしかして戦略かも?
だって気になるもん。

@According to Macで行きますぜぃ!




最新Razor画像
最新のRazor画像はコチラに!
オリジナルカラーの他にスケルトンタイプまで!
まさかこれも市販するのか?!これはマジで欲しい!
どっちにしても、かなりiMacを意識した配色。




年収1200〜1700万円
すごいニュースだ!
スリーコム・ジャパンが
エバンゲリストを募集!
年収1200〜1700万円!
その年収に引かれて、お、機長もやってみるかなと
その
「資格」を見たら、300字近い文章が!
その一行目、「ソフト開発の一連の流れに関する知識」で
いきなり機長はつまづく。そんな知識、ないない!
機長はやっぱりボランティアで頑張ろう。
しかし、さすがにこの年収は伊達じゃないね。

是非、日本のPalm/Pilotワールドの素人プログラマの皆さんの
うちの誰かになって欲しいな、と機長は思う。
あの人とか!あの人とか!意外とあの人とか!

でも、先日、日本のスリーコムもしっかりしてよ、みたいな
ことを書いたばかりだけど、スリーコムジャパンの
今回の本腰とも思えるこの姿勢に拍手!

@According to PalmPilot-ML




速報で!
Palmディベロッパーコンファレンスによる新型Palmの発表は、
その概要がわかり次第、追ってお知らせする、予定。

 @  




日本だと・・・
現地(California)時間水曜日には
新型Palmが発表されると注目の
「The Palm Computing Platform Developers Conference」
について。

まあ、焦らない焦らない。
もう知ってる人は知ってると思うが、
このConferenceの特設サイトは
ココ
オープニングがカッコイイ!
(ブラウザによって見られる人と
見られない人がいると思うが・・・)


で、ここの
スケジュールを見ると、火曜日はいわゆる
歓迎パーティとかで終わって、
注目の発表は、現地時間の
水曜日午前8時から開かれる
3Com社の上級副社長でPalm Computing社の社長代理の
Janice M. Robertsさんによる基調演説
「Today,1999 and Beyond --
What's Ahead for Palm Computing, Inc.」

おいて発表されるのではないかと思われる。
(機長の推測)

それにしても、ちょっと前なら
JeffかDonnaがやったであろう
この講演を
(よく知らないが社長代理の)Robertsさんが勤めるのは、
まさに
Palm Computing社の現状だったりするのか?

これに続く、
Palm Computing社副社長の
Mark Bercowさん
Platformパートナー達
(IBM、QUALCOMM、Handspring、
Symbol TEchonologies)
との座談会まで含めての
一連のプログラムが
終了するのが午前10時
(西海岸時間)なので、
この結果が各ニュースソースに出るのは、
日本時間の午前3時頃と
思われる。まあ、気長に待とう。

なお、午前中の座談会に
Handspring社代表として
出席する同社のCEO、Donna Dubinskyさんの講演
「Handheld Computing:
A Question of Paternity 」
は現地時間で18時から。
ということは、日本時間だと明日のお昼頃。

なお、
木曜日の午前の目玉として、
Palm Computing社製品広報担当の
Joe Sipherさんによる
「Bringing the Palm Computing Platform to the Internet」
という基調講演もある。
新型機種がElevenだと、
発表はここまでズレこむって可能性もある。
この講演に続いて、
今後のPalm Platformの未来についての対談もある。

機長も英語のヒアリング能力があったら、
仕事休んででも行きたい!

最後に、もしもこのパーム航空の読者で、
現地SantaClaraで
Conferenceに参加している人がいたら、
是非第一報を!


@According to
The Palm Computing Platform Developers Conference



98.12.03


Conference初日開幕!
「PalmPilot Gear H.Q.」にCaliforniaで開催中の
「The Palm Computing Platform Developers Conference」
初日夜の
「PalmOS Developers Dinner」の詳細な記事
投稿されている。ただし、店は
どこそこで、
ビールは一杯いくらで、とか・・・知ったこっちゃね〜つうの、
そんなこと!という内容。でも、ちょっぴり気分は味わえる。
(パンフレットの抜き書きのようにも読めるが・・・)

@According to PalmPilot Gear H.Q.




4か?5か?7か?11か?
ますます謎が深まってきた。
Conferenceで発表されるのは
Palm IVなのか、Palm Vなのか
「Seven」なのか「Eleven」なのか?
ちなみに、こんなリポートも登場した。

「発表間近の新『パームパイロット』」(WIRED)

これを読むかぎり、昨日の機長の予想通り、
水曜日の基調演説で
コードネーム「Razor」ことPalm Vを発表。
でも発売は来年になりそう。
(まだまだPalm IIIが売れそうだから)
で、木曜日のInternet関連の基調演説で「Seven」あるいは
「Eleven」と呼ばれる、
近未来の新ネットワーク機能が紹介される、
という感じになりそう。どうだろう?

【機長の疑問】

(1)
おいおい、ちょっと待て、
いきなりPalm IIIの次がPalm Vって
どういうことだよ?Palm IVはどこに行ったんだ?
まさか「四は縁起が悪い」から?
誤訳だと信じたいが・・・。

(2)
記事中に登場する「Palm 7」というのも謎だ。
IVとVとVIの立場はどうなる?いきなり3つも飛ばしてるぞ!
まさか「ラッキー7」だから?
これも誤訳だと信じたいが・・・。
「Eleven」なら、飛びすぎてる分だけ、
サッカー好きの研究員がつけた
コードネームかな?なんかとも考えられるが・・・。

(3)
あとは、Razorこと(Palm IVまたはV)の液晶は
カラーかモノクロか?
今回の記事には「カラーLCDスクリーン」を採用とあるが、
過去にパーム航空が仕入れた情報では、
国産モノクロ液晶の採用が
決定的とか、
あ、それとも両方出たりするのかもしれない。

さあ、どうなる?

ちなみに、
WIRED誌の原文タイトル
「On the Razor's Edge」は、
文字通り訳せば「Razor(剃刀)の刃の上で」だが、
熟語として
「危地に陥っている、危機に立つ」とか
「ここが運命の分かれ道」
みたいな意味があるらしい。意味深なタイトルだし、
文章の後半は確かにそんなテーマになっているが、
この後半部分の論調が少しピンボケしているように思えるのは
機長だけだろうか?
でも、この記事はPalm Computing社が内密にしている
とくに新ネットワーク機能の概要について、パートナー企業から
かなり丁寧に取材しているので要チェックだ。

@According to MY YAHOO!ヘッドラインPalm Pilotのページ




そしていよいよ!
「The Palm Computing Platform Developers Conference」
において
新Palm発表の予定、だが・・・。




号外
Palm VII発表!
12月2日、Palm Computing社によると、
同社は
速報記事として、Palm VIIを発表した。
(トップページにもタイトルは出ている)


速報!

3Com社は、Palm VII Connected Organizerを発表した。
これは、一風変わった無線インターネットアクセス
機能を持った世界で最初のハンドヘルドマシンだ。

この革命的な新製品を使えば、ユーザはプライベートや
ビジネスで、インタネット上からの情報を獲得できる。
こうしたインターネット情報の中には、
ABCNews.com、ESPN.com、E*TRADE、Mastercard、Visa、
The Wall Street Journal InteractiveそれにYahooまでが
含まれている!

この記事はかなり詳細な記事(英文)なので、
まずは冒頭の太字部分だけをまずは訳してみた。

現地時間から考えて、これから始まる現地時間水曜日の
Conferenceの基調講演と同時発表ということらしい。
また、謎だったPalmに続く数字はPalm VIIと、もっとも
新しくわかった「7」が正解だった。
でも、これが「Razor」と呼ばれていたものと同様のもの
なのかは不明。

この第一報を機長まで直接メールで知らせてくれたくれたのは、
PUGO瓜生さん!(日本時間AM7:15頃)


なんと「Palm VII」が発表されちゃった
みたいです!

※※※すっごい頼りない速報です。
混乱させちゃったらごめんなさい。※※※

 http://www.palm.com/pr/palmvii.html

むっちゃくちゃ長い英文なんで、とても
瓜生には読み切れませんでしたが、どうも
「ワイヤレス・インターネット・アクセス」を
相当強調しています。

1999年初頭?もしくは前半?に800ドル以内で
販売、インターネット・サービスは月10ドル?

(原文)
The Palm VII organizer, which is scheduled to enter its national field trial in early 1999, is expected to be widely available in the U.S. later in 1999 for less than U.S. $800. Internet access service is expected to be available from $10 per month.

主なポータルサイトでの「Web Clipping」機能
とか、「双方向ラジオ」や「統合アンテナ」(???)、
「iMessenger」なんかが、瓜生がやっと拾い出した
ポイントかな、ってところです。

写真はあちこち見てみたんですが、瓜生には
見つけられませんでした。

要するに「Palm VII」だけでインターネットに
接続できるよ、ってことでしょう
か。しかも“無線”で?専用の接続サービスも
用意しているからね、でしょうか?

よくわかんないです。とりあえず舞い上がって
お知らせしてしまいました。ごめんなさい!

ここに出ている原文抜粋を見ると、


このPalm VIIが国内でテスト使用されるのは
1999年の初頭であり、1999年中にはアメリカ国内で
広く販売される予定。予定価格は800米ドル以下。
インターネットアクセスの使用料金は月10ドルを
目指している。

やっぱり、これを読むと、1999年中の販売を目指して
いるんだから、その前に「Razor」が発売される可能性は
全然ありそうだ。
(機長の想像)

とにかくまだ第二報を入れる時間が出来たらお知らせする。

※う〜ん、時間とともにどんどん繋がりにくくなっていってる!

@According to Palm Computing社




号外
画像もついに!
PalmPilot-MLには
TERADAさんより早くも画像情報が寄せられた。


Also, the photo is available at :
http://www.palmpilot.com/pr/palmvii/7whitepaper.pdf

このpdf ファイルにはモノクロの画像が数枚載っている。
たぶんこのファイルもそのうち
ダウンロード不可能になりそうなので、
おって、パーム航空では画像だけでも
発表したいと思っている。
(すでにこのファイルのアクセスは
異常に重たくなっている!)


@According to
[pilot-ml 4373] Re: [NEWS] Palm VII announced!!




号外
PalmPilot-ML第一報
上記の他にもPalmPilot-MLには、第一報としてhiroさんより
下記のようなメールが到着している。


Not Palm IV, nor Palm V.
Palm VII (seven) was annouced!!

See
http://palm/3com.com/pr/palmvii.html for the wireless PDA!

が、すでにこのページはアクセスが殺到しているのか
アクセス不能になっていて、以下の文章が表示される。


Sorry, the page you've requested is not available.
Please
click here to go to the Palm Computing Home Page.
We apologize for anyinconvenience.

で、ここの「click」を押すと、
Palm Computing社のトップページに戻ってしまう。
このトップページからは
時刻表98/12/3-9で触れた記事への
リンクが
Wireless Internet access comes
to the Palm Computing(R) platform
から、
同98/12/3-10のpdfファイルへのリンクが
the Palm VII connected organizerから可能だ。

@According to
[pilot-ml 4371] [NEWS] Palm VII announced!!




号外
Palm VIIの画像
時刻表98/12/3-10で触れた
pdfファイル
「7whitepaper.pdf」から、
Palm VIIの画像をはじめとする画像部分だけを抜粋したものを
コチラに特別転載する。




号外
Palm VIIの周辺情報
今回のPalm VIIの新ネットワーク計画は、
時刻表98/12/3-02の
WIRED誌の記事でも触れられていたように、
かなり広範囲なパートナー企業との共同計画らしい。
そのため、3Com社のPalm VII発表と時を同じくして
パートナー企業からも次々と計画のリリースが行われた。
そんな発表を含むいくつかのニュースを、
「Palm Pilot Gear H.Q.」ニュース投稿から転載。

「3Com Announces the Palm VII
Connected Organizer, the First Handheld
Solution for Out-Of-The-Box Wireless Internet Access」

(YAHOO! FINANCE)会社発表のほぼ転載?

「3Com Rolls Out New Developer Program
to Bring Internet
Content
to the Palm VII Connected Organizer」
(YAHOO! FINANCE)
新インターネット機能に絞った紹介。

「Netscape and 3Com Deliver Wireless Messaging
for New Palm VII(TM)
Connected Organizer」
(YAHOO! FINANCE)
AOLに買収されたばかりのNetscapeも名乗り。
反MSの香り?
ここで触れられている双方向メッセージサービスって、
ページャみたいなもの?

「Yahoo! to Deliver People Search
to the Palm VII(TM)
Connected Organizer」
(YAHOO! FINANCE)
Yahooまで!1996年開始で、すでに1億件の電話番号と
数千万件のメールアドレスを掲載するYahooのサービス
「Yahoo! People Search」
Palm VIIの新ネットワーク上で実現するらしい。

「Lucent Technologies' Chip Enables
Wireless Communicationsin 3Com's
New Palm VII(TM) Organizer」
(YAHOO! FINANCE)
一方、Lucentテクノロジー社の
「POMP-15」というチップの採用によって
Palm VIIはワイヤレスな新インターネット機能を
実現しているそうだ。

「Bank of America to Deliver
Wireless Banking Services
Via 3COM Palm VII Organizer」
(YAHOO! FINANCE)
Bank of Americaはズバリ、
Palm VIIを使ってワイヤレス環境での
銀行サービスを実現するらしい。
あのチープなマシンでここまで!
確かに、この作戦なんかはPalm Computing社の
企業戦略としては非常にわかりやすい形だし、
有効な手段なのだろう。
でも、こんなニュースを読むと、
Palm Computing社の創業者
JefやDonnaらHandspring梁山泊グループの人たちが
なぜにPalm Computing社を
辞めていったのかも、少しわかるような気もする。

@According to 「Palm Pilot Gear H.Q.」




号外
Palm VIIの概要1
時刻表98/12/3-09で触れたPalm VIIの公式リリース
もうちょっと訳してみた。


Santa Clara, Calif., 1998年12月3日---
3Com・Palm Computing社は、
同社プラットフォームのさらなる拡大戦略を発表した。
この中には、今後ハンドヘルド業界を再び活性化する
だろうPalm VIIも含まれている。
このPalm VIIを使えば、ユーザは素早く手軽に安全に
ウェブサイトやイントラネットサイトから情報を
取りだすことが出来るようになる。
しかも、Internetへはワイヤレス接続のままで!
この結果、個人レベルの手軽なコミュニケーションを
双方向で可能にしてくれる。
個人情報や企業情報などを素早く&簡単に獲得できる
だけでなく、Palm VIIは重要なInternet情報を素早く検索
することも出来る。それは例えば、飛行機の発着時間、
ニュースヘッドラインなどで、さらには、映画の
チケットを買ったり、株売買をしたりとオンライン
取引までを可能にしてくれる。しかも全米で人口の多い
260もの都市からそれらが可能になる。
このPalm VIIは1999年の初頭には(アメリカ)国内で
試験的に試され、同年末までにはアメリカ国内で
800ドル以内の値段で一斉販売する予定だ。
Internetサービスは月額最低10ドルを予定している。

一部、瓜生さんの抜粋とカブっているが、
おおまかな概要がこの文章でわかる。
かなり画期的なマシンである。
それが、少なくとも20世紀中は
合衆国国内でしか使えないという、
日本人にとって寂しい事実を除けば。

そして、この画期的なマシンの発表を
今回のConferenceで行うことが
対MS陣営へのカウンターパンチだと考えての発表ならば、
この時期に、コンシューマユーザが待ち望んでいる
Razorの発表をするのを控えた理由が見えてくる。

さらには、このマシンの名前がなぜに
Palm VIIなのかもわかる。
そう、99年度末の発売予定が守られたとしても、
Palm Computing社は
それまでに同社の主力マシンであるPalm/Pilotに、
少なくとも3回の
メージャーチェンジを考えているということだ。
(ま、多少の余裕は考えているだろうが)

99年初頭に、Palm IV(Razor)が出たとすると、
夏にはPalm Vを、
そして出来れば年末にはPalm VIIを、
間に合わなければPalm VIが
年末商戦のリリーフに投入されて
21世紀の初頭にPalm VIIが登場。
そんな計画だろうか?
ちょっと先すぎない?と思いつつも・・・。




号外
Palm VIIの概要2
時刻表98/12/3-09で触れた
Palm VIIの公式リリース機長訳の続き。


有名なPalm Computing社のデザイン上の約束事である、
シンプルさとコンパクトなサイズに加えて、
Palm VIIではとても異色な統合情報アクセス手段に
よって、使いやすさを提供している。
これを成し遂げるために、同社はいくつかの顕著な
技術革新を行っている。
ここには「
over-the-air service activation」(無線?)
やウェブサイトにアクセスするまったく新しい手軽な
Internetサービス、高速なInternetメッセージシステム、
そして内蔵のセキュリティシステムなどが含まれている。
さらに、このPalm VIIは単3バッテリ2本で数週間の
実用が可能だ。

over-the-air service activation」など
よくわからない言葉も
飛びだしてきたが、これだけの機能を持ちながら、本当に
単3電池2本で数週間持ってくれるということは、これまでの
Palm IIIなんかよりも効率がかなりいいらしい。
(あ、AAAって単4かな?)




号外
Web Clipping
時刻表98/12/3-09で触れた
Palm VIIの公式リリース機長訳の続き。


Palm Computing社はWeb Clippingを紹介している。
Palm VIIでは、「Web Clipping」という名前の
まったく新しい革命的なInternet情報へのアクセス
手段を紹介している。
Web Clippingは、対象となるウェブサイトから
ネットサーフィンにはつきものの無関係な情報を
削除して、必要な情報の固まりだけを抜き出してくれる。
しかも、Palm VIIがWeb Clippingを使って抜き出す
ウェブコンテンツの内容を、そのウェブサイトの
所有者である企業は簡単に作れてしまう。
そして、世界の代表的
Internet content providers
22社はすでにそれを作っている。
その22社とは、ABCNEWS.com、Bank of America、
BellSouth Wireless Data、Certicom、ESPN.com、
Etak、E*TRADE、Fodor's, Frommer's、MapQuest、
Mastercard、Merriam-Webster、Moviefone、OAG、
TheStreet.com、TicketMaster、Travelocity、UPS、
USA Today、U.S. West、Visa International、
The Wall Street Journal Interactive Edition、
The Weather Channel、そしてYahoo!だ。

Web Clipping」とは何か、
機長の想像では、同じサイトでも
一般のブラウザ用とPalm VII用で表示する画像を
区別するHTMLのようなものだろうか?
誰か暇な人がいたら上記のサイトで検証してみて欲しい。
なお、「
Internet content providers」とは、
いわゆるプロバイダというよりも、
インターネットの情報サイトと考えたほうが正しいようだ。
それにしても大手はズラっと並んでる。
ここにパーム航空とか混ぜてくれないかな?
日本語はたぶんダメだと思うが・・・。




号外
iMessenger
時刻表98/12/3-09で触れた
Palm VIIの公式リリース機長訳の続き。


Web Clipping機能だけでなく、Palm VIIには
「iMessenger」という名の、ワイヤレス環境で
インターネットメッセージを送受信できる
アプリケーションが備わっている。
Web Clipping機能も、そしてこの双方向メッセージ
機能も、ワイヤレスネットワークサービスは
合衆国のほとんどの地域で幅広く使用が可能だ。

ここまで来て、かなり力が尽きてきた。
結局、Palm VIIの目玉である
ワイヤレスネットワークサービスは合衆国が対象なんだな。
(Dewarさんのいるジョージアの山奥はともかく)
日本人にはただのアンテナつき
Palm IIIになってしまうのか?
こんな時に、少し遅れでもいいから、
3Com-Japanが「現在NTTと
交渉中です」とか言ってくれたら、
ホッと出来るんだが・・・。
でも、日本の通信行政の中でこんなことが
可能かどうかは機長は知らない。

 @  



98.12.04


Palm VIIについて
昨日のPalm VII情報は、たまたま第一報が届いた時間の仕事が
急遽キャンセルになるというグッドタイミングもあって、
短時間にこしらえたにしてはかなりヘビーな内容になって
しまった。
もう、こんなニュースは出来ないだろうな、と思いつつ。

さて、昨日は時間のある限り、順次訳していた
Palm Computing社の公式リリースだが、
(少なくとも現時点では)その新機能が日本には直接関係ない
じゃん、とわかった時点でどうも醒めてしまったし、
帰宅した深夜には日本語情報も次々とリリースされたので、
途中だけどあのまま終了する。

なお、Palm VIIに関する日本語ニュースへのリンクは、
林さん
「Palm Pilotのページ」が詳しい!
なかでも機長の注目は、企業発表に惑わされずかなり
冷静な分析をしている「ZDNN」
「無線機能装備の
「Palm VII」発表。最終的な狙いは企業市場」
と、
「レイザーは無い。レイザーは今までも無かった。
1年以上前に検討したことがある製品はあったが」と、
3Com社のプラットフォーム部門の副社長Mark Bercowに
断言させた。「WIRED」
「パーム7:全く新しい製品?」だ。

昨日書いたように、「機長はPalm VIIが発表されてもRazorの
発売はある。だからこそ空けておいた欠番が4〜6なのだ」

という解釈をしていたが、3Com社の副社長にそうまで
言われてしまうと返す言葉もない。

だがまだ機長は3つの可能性を信じている。

その1つ目は、いくらPalm VIIが他のハンドヘルドマシンよりも
優れていても、他のマシンがどんどん小型薄型化していく時に、
このまま21世紀まで現在のサイズを保てるだろうか?という点。
すでにその技術が出来ているだけに、ユーザからの要求にどこまで
我慢できるのか?という問題だ。

2つ目は、「だからこそ別れたんじゃないの、Handspring?!」
という、やや期待の混じった想像。

ま、ごく常識的な「課長島耕作」的思考で考えれば、
3Com社内でRazor派
(Palm IV=コンシューマ指向派)
Eleven派(Palm VII=企業指向派)に破れて、
同社を去ったと考えることも出来るわけだから。

つまり、「WIRED」の副社長コメントが
(ある程度)本当だとすると、
その飛ばされたIV〜VIのPalmこそが、JeffやDonnaたちの
領域であり、株の売買をするためのハンドヘルドマシンではなく、
個人が愛せる電子メモ帳を作りたいためにわざわざ梁山泊に
籠った彼らが、Razorの遺産をそのままにするだろうか?という、
ほんと、希望的な観測。いちおうこれまでの報道では
Handspring社
第1号機は99年末という話だが、同社とPalm Computing社の
関係がよっぽどこじれていないかぎりは、
Razorの遺産
(薄型、見やすい液晶画面、HotSyncの完成度)
継承しても誰にも文句は言われないのではないか?
名前はたとえ「Handspring I」となっても、なんて思うのだが、
Handspring社の人はパーム航空は読んでないだろうな〜。
でも、期待している。

(〜なんて書いたが、「Palm Pilotのページ」林さん
「Macで行きますぜぃ」本谷さんも同じようなことを
書いている。ほんと、みんなやっぱり期待しちゃうというか、
希望しちゃうよね)




Web Clippingについて

昨日の段階で機長はPalm VIIの新機能「Web Clipping」について、
HTMLを普通のブラウザとPalm VIIで読み分けるんでしょ?
ぐらいに書いていたが、ちゃんと英文資料を読み込んだ人から、
こんな報告を貰った。

シカゴ空港の土屋管制官よりの報告。


Palm VIIについては、僕も今日pdfファイルを
取り寄せて読んでみました。おかげで今日は
一日仕事になりませんでしたが。
しかしどうも読んでみると、このサービスは完全に
アメリカ国内を対象にしたもので、日本では
使い物にならないようです。というより、
多分発売そのものが難しいかもしれません。

というのは、今回のサービスは3Comがいわば
プロバイダになって、各サイトのHTMLファイルを
3ComのサーバでPalm用に変換して、BellSouthという
会社のワヤレスネットワークに乗せて配信する
というもののようなので(斜め読みなので正確な
ところは分かりませんが)、日本の3Comが同様の
インフラを整備することは現実には考えにくいことです。

さらに、Palm VIIではワイヤレスで電子取引を
行うことを想定して、何重ものセキュリティ対策を
施しているようですが、この種の暗号技術は
軍事機密事項に該当するので外国への輸出が非常に
制限されているらしいのです。今回の書面にも
"non-exportable"の技術を使っていると明記して
いました。従ってこれを日本で発売することは、
少なくとも現在の仕様では不可能になります。
ただそれではヨーロッパや日本を含む他諸国が
黙ってないでしょうから、
PalmIIIの発展形(Palm IV?)も近い将来出てくると
思うのですが…。

ちなみにアメリカでは、これが果たして
ハンドヘルドに必要な機能なのか、またそれに
800ドル出す価値があるのかについて、
賛否両論あるみたいです。
まあ僕はもうしばらくPPProを使おうかと思ってます:-)

機長同様、シカゴでも同管制官は仕事にならない時間を過ごして
いたらしい。で、本題だが、「Web Clipping」とは、どうやら
ウェブブラウザ
「ProxiWeb」が「あるサーバ」を経由することで、
通常は読めない画像情報を置き換えるように、ある種のサーバを
経由することでPalm VII用に変換してくれるらしい。

※ところで、セキュリティ対策問題の話は妙にリアルだな〜。
 これってほんとどうなってるんだろう?

あと、
「Palmware Review!」Muchyさんからも
以下のような解説をもらった。


例のWeb Clippingですが、160*160の解像度に収める
ために、専用のサービスホストを用意して、そこに
アクセスして初めて使えるようですから、
まず日本で実現されるのは望み薄・・・。(T-T)

とりあえず、日本のユーザーはPalmIIIから
買い換える必要性は全くないですね。(きっぱり)

さて、またまた本題に戻るが、Palm VIIの看板機能のひとつ
「Web Clipping」については、神様
「神の啓示板」
(Hacker Dude-san's Web BBS)
No.39からの連作で、
詳しく解説してくれている。これが一番わかりやすい!
この神の解説は、Palm VIIについてかなり核心に迫った内容。
しかもわかりやすい!

これを読むといろいろわかる。
そうか、メールまで最新の圧縮技術で低燃費にしちゃうのか!

ところで、いくつかのニュースには「Web Clippingは通常の
ネットサーフィンが出来ないから・・・云々」という記述があったが、
そんなこと言う人は
ProxiWebやPalmscapeの存在を知っている
んだろうか?
ProxiWebなんて昨年の夏にはリリースされている。
今後の進化
(ソフトウェア+ハードウェア)によっては、
こっちの方が「Web Clipping」を越えちゃうって可能性も
あるんだが・・・。そういう等身大の未来を
Handspring社
見せてくれたらな〜と思う。




まさか!

「ARK's Palm Plaza」さんが、Palm VIIのコードネーム
「ELEVEN」について大胆な仮説を立てている。
でも、これ、マジでありかもしれない!
気づかなかった〜!悔しい〜!




賛成・反対

Muchyさんの「Palmware Review!」が、Palm VIIやRazorの今後に
ついて「賛成意見、反対意見」を掲示板で募集している。
意見のある人は、是非!




宙返りは?

それにしても気になるのは、Handspring社Donnaの出方!
「Conference」のAgenda欄を見ても、Donnaの基調演説は
他のパートナー企業の演説とは違って、3Comの上級社員による
基調演説と同じ扱い
(色)になっている。
これが、Palm Computing社の基調演説
(企業戦略)
アンサーソング
(コンシューマ戦略)になっていてくれれば、
と期待するのだが・・・。
情報が入ったら教えて欲しい。



98.12.06


ライバルたち?

Palm/Pilotのライバル的な存在になるかもしれない、
ならないかもしれないApple社の製品たちのことが
ここに書いてある。
それは「MacMate」と呼ばれる製品らしいが、まだ詳細は不明だ。
なお、同社は「WebMate」という名前の製品も用意しており、
これは来年度の初頭にも発表されそうだという。
こっちはPowerBookのウェブ機能限定版のようなものになるらしい。
機長にはまだいまいちピンと来ないが、
大きめのNewton(WebMate)と
小さめのNewton(MacMate)
というアバウトな解釈で
あっているのだろうか?

@According to RFI Report




林檎と椰子その1

Apple Sverige(アップル・スウェーデン=デンマーク、ノルウェー
も含む)がPowerBook G3 seriesを購入された人に、12/31まで
クリスマスキャンペーンとして、
3com社のPalm IIIをバンドルした
セット
を12/3から発売したと発表」したそうだ。なぜこんなサービスを
考えたかの理由は「G3 seriesユーザーの多くがPalm IIIを使用していた
ことに気が付いた」からだそうだ。MacユーザのPalm III化は
世界的規模らしい。そりゃあMP2も急ぐはずだ!

@According to Macお宝鑑定団 Palm Pilotのページ toshiba空港の杉田管制官




林檎と椰子その2

そんなニュースに続いて、こんなニュースも。
「Mac Central」の小さな記事らしいが、

1)JobsがPalmをお気に入り
2)www.imac.comのHot NewsなどでなぜかPalmが取り上げられている
  例:
"The Real News from Palm Computing"
    "The Secret of Palm's Success"
3)来年リリースされるPalm VIIもアップルがリリースする
コンシュマー向けポータブルマシンもワイヤレスでインターネット接続できる
4)両者ともにWindowsが敵

以上の理由から、Apple社がPalm(3Com社)と組んで何かやるのでは?
・・・という憶測記事が出ている。
ちょっと飛躍のしすぎじゃないか?と思うが・・・。

@According to LINKCLUB News Digest




林檎と椰子その3

そんな林檎と椰子の妙な関係をさらに裏付ける、
Fake空港のSakata管制官からの報告。


PalmIIIをAppleが買おうとしたことは最近何かに
のってましたが、AppleはPalmアーキテクチャを
自分の陣営に引き込もうとしてるんでしょうか。

MacPac2のβがいつのまにか3comのサイトではなく、
AppleのFTPにおいてありました。
現在、3comのPalmのサイトからMacPac2を
ダウンロード元は、AppleのFTPサイトになってます。
もともとMacPac2はクラリスオーガナイザーだったので、
そのせいかなと思いました。

(中略)

これからのAppleとPalmの関係は目がはなせませんね。

これも、なんか臭いよね。臭う!臭う!でも、いい臭いっぽい!




林檎と椰子その4

・・・てな感じの妙な関係を受けて、
神様
「Hacker Dude-san's Web BBS」(No.64)
さらに踏み込んだ想像をしている。


MacMateねぇ。

(中略)

いや、根拠はありませんので・・・

この線はアリかもしれない。WebMateはeMateの延長上線と
捉えることも出来るが、MacMateはとうていNewtonの延長線上に
いるとはどうしても考えられない。いや、根拠はありませんので・・・
機長もちょっぴり疑っている。Jobsならやりかねない!
そしてこのApple社と3Com社とHandspring社の関係はどうなる???

あ、そういえば神様、ごめんなさい。
ウェブ上で謝らせてもらいます。肖像権とかうるさい人だったら
どうしよう?どっかの芸能プロダクションに所属してたりして・・・。
ないとは思うが。

あ、
「Macで行きますぜぃ!」本谷さんも神様と同じような
想像をしてる。う〜ん、どうなんだろう?

もしもその通りになったら、神様は「J-OS for MacOS Lit」をちゃんと
作ってくれるだろうか?
Macユーザとしてはこれが走るPalm IIIも魅力!




いろもの?

Palm IVってカラー液晶だったらしい。知らなかった。

@According to Yahoo!Japan NEWS



98.12.09


生きていた剃刀と林檎の関係

「PalmStation」「Razor Lives?」という記事が!
やっぱり神様の予想
Hacker Dude-san's Web BBSのNo.74〜75)
当たっているのか?そしてMac系サイトは騒ぎだす。
「MacOSRumor」「More Palm/Apple eyebrow-raising」
「Apple and Palm -- expect big things」を受けて、
「PDAdash」「HOT RUMOR: Apple to be PalmOS licensee」を!
動きはかなり急になってきた。いい感じ、いい感じ!機長好み。

@According to PalmStation Hacker Dude-san's Web BBS
      
「MacOSRumor」 「PDAdash」



98.12.10


林檎と椰子

ABC空港のKussun管制官からの報告。


時刻表、1998年12月9日 01 の関連記事ですが
「MacWeek」の日本語版ページにも掲載されました。

AppleとPalmの話はどんどん現実化を帯びてきているような。
この記事は、それと同一線上にありながら、あくまでも
短期的な措置では?と結論付けている。
ちょっと虫のいい話だな〜とは思いつつ。




真打ち登場?

PDAの殿堂サイト「Gadgeteer」
とうとう
Palm VIIのレビュー記事をリリース!

@According to PalmStation



98.12.11


Palm IIIがMVP!

PC ComputingのMVP AwardでPalm IIIがMVPを受賞!
受賞したPalm IIIの晴れ姿が眩しい!

@According to PalmStation




Kid's Palm

USA TODAYに「Is PalmPilot for kids on horizon?」という
Handspring社のDonna DubinskyとJeff Hawkinsへのインタビューを
元にした記事が出た。
これ、スクープって感じじゃないがちょっと面白い記事だ。

あ、そういえば、
神様がロブ灰谷さんにHandspringの名前の由来を
わざわざ聞いてくれたそうで、やっぱり以前機長が予想した、
「宙返り(=大喜び)」「Hand(=Palm)」みたいなイメージから
生まれたらしい。もうひとつ機長が想像したPalmspringsと
Handspringsが似てるから、というのは外れだったようだ。
ま、当然か。

@According to PalmStation



98.12.13


Conference再放送!

今さらながら言う。世の中便利になったものだ。
ご存知
RealPlayerを使って、
先日の
「The Palm Computing Platform Developers Conference」
模様が
このページから再放送で見られる。
残念なことに、全編字幕ナシ(当然)なので、
英語力がないとさっぱりわからない。
ま、機長はまさにその通りで、その主要キーノートの
ほとんどは理解不能。まあ、数分づつ雰囲気だけ味わった。
(機長はISDN回線なので、非常にクリアに見ることが出来たが、
さすがに288回線では難しいかもしれない。
おまけにこのWebCast配信では、スピーチの画面だけじゃなく
ブラウザを使ってサブ画像も送ってくるので、かなりの
ストレスがあるかもしれない)


さて、このページから見られるスピーチは5本。
それぞれ、おそらくはフルサイズと思われる1時間たっぷりみられる。
で、以下に感想を書くが、中身はほとんど理解できていないので、
もっぱら視覚的な印象のみ。

■Palm Computing: A Huge New Growth Opportunity.
・・・まずは、PalmComputingPlatformのCF
(Conference専用かもしれない)から始まる。
モノクロで、ある程度はドキドキ出来るのだが、
映像としての水準は・・・。とくにまとめのネタが最悪。
でも、PalmのCF
(のようなもの)を見るのは初めてなので、
それでも嬉しかったりする。いつの日か日本でも・・・とか。

このCFが終わって、いかにもアメリカ!って感じの派手な
ステージに、3Comの社長Eric Benhamou
(ベンハマー?)
登場するのだが、初めてその顏を見た革ジャン姿のこの人、
デトロイトの街の鉄工場のおやっさんって感じのオッサンだった。
なんか最新テクノロジーって言葉とはかなり縁遠そう。
(少なくとも聞いていた数分間は)ギャグらしきものも
聞えてこなかったし、これまでいろんなところで見てきた
テクノロジーのカリスマ達とはほど遠いオッサンだった。

■Palm Computing Business Opportunities Today and Tomorrow
・・・続いては、冴えない女性司会者
(社員?)の紹介で、
3Com社副社長のMark Bercowが登場するのだが、
彼の登場とともにゾロゾロ客が帰るのを写すのは情けない。
まあ、これはよしとしても、この青年風副社長もいまいち
パッとしない。どれくらいパッとしないか、っていうと、
F1の世界ででちょっと前にデイモン・ヒルがチャンピオンに
なったけど、いまいち嬉しくなかった時のようにパッとしない
お兄ちゃんだ。

■Handheld Computing: A Question of Paternity Bringing the Palm
・・・注目はこれ!Handspring社の社長Donna Dubinsky
スピーチ!これは見て貰えればわかると思うが、これまでの
二人とは全然違う。オーラというか、カリスマ性というか、
やり手の営業レディというか、とにかく、存在感があって堂々と
している。目線や喋りの説得力も素晴らしい。決して美人
というほどではないが、かなり好印象の持てる女性だ。
さすがPalm/Pilotの母!この人が3Comから消えたのは
やっぱり痛かったんだろうか、と思う。

■Computing Platform to the Internet
・・・いきなりカラー&一部モノクロのPalm VIIのCF
(たぶんConference専用)が登場する。
こっちのは最初に見たのよりはマシな映像。
でも、とくにカッコいいというほどではない。
何より嬉しいのは、イメージ映像かもしれないが、
実際にPalm VIIを使っている映像が見られる。
で、提携サイトの関係者が退去して出演する。身内受け?

そんなCFに続いて、3Comの製品マーケティング担当の
Joe Sipherという男性が登場する。コイツは、3Comの中で
一番いい感じ。見た目は、ブルース・ウィルスと
チャック・ウィルソンを足して3で割ったような感じだが、
喋りとか押し出しとか笑顔の表現がうまい。
言葉は聞き取れなかったが、ジョークも一番受けていた。
効果音とか使い方も遊び心たっぷりで、一番客席も湧いていた。

■New Customers, New Technologies
・・・最後は、デイモン・ヒル、もとい副社長の
Mark Bercowが司会を務める、社員大集合の座談会(?)。
パッとしない人たちの中で、Joe Sipherだけが目立っていた。

以上

・・・とまあ、いろいろ書いてはみたが、機長は結局、
中身を聞いちゃいないので、
誰かこれらのスピーチの意味が理解できた人がいたら
感想を教えて。

@According to PalmStation




宙返りの理由

そう言えば、ずいぶん前に出ていたDonna Dubinskyへの
「Mercury Center」のインタビュー記事。
「Name game is daunting(機長訳「名前はつらいよ」)
ってタイトルの記事を機長訳したものが見つかったので
転載する。原文はココにあるが、
有料なので登録してないと読めなくなっていた。


Name game is daunting
(名前つけるのも大変!)

By Scott Herhold
Mercury News Staff Writer

【機長訳】

Donna Dubinskyが彼女の新会社名「Handspring」を思いついた
のはロスのタクシー車内だった。その名前は、信念を完全に
曲げたというものではなかった。

パートナーであるJeff Hawkinsと一緒にPalm Computing社を
創設したDubinskyは、Palmソフトウェアを使用する
ハンドヘルドコンピュータ事業を始めたばかりだった。
そこで彼女は、手のひら(palmの直訳)のこと、
手(hand)のこと、握り手(grip=掴む道具の意味もある)の
ことなどを考えていた。と、そんな時、体操用語の
「宙返り(handspring)」が頭をかすめた。
「我々はちょうど、別の意味にも取れる、だけど実際に
存在する言葉を探していたの」さらに彼女は振り返る。
「とても力強い体操の動きを想像したら、
宙返り(handspring)って言葉が浮かんだのよ!」

シリコンバレーの企業に名前を付ける仕事は、
子供に名前を付ける時とおなじくやっかいな作業だ。
そう、それはまさに、単純な宙返り(somersault)だ!

テクノロジーに関連するほとんど全ての言葉はすでに
商標登録されているか、ドメインネームによってある種
権利を抑えられている。DubinskyとHawkinsは少なくとも
100個の名前を候補に挙げた。そんな中にはお気に入りの
ひとつだったWaveがあり、「next wave」という名前も
考えたりした。が、これらの候補はどれも実際には、
何らかの問題があることがわかった。
「これぞ!って名前を見つけて、みんなも気に入って
くれて、でも、調査をすると、必ず何か別の名前と
ひっかかっちゃうのよ」とDubinskyは笑った。

元Apple Computing社とClaris社にいた43歳の起業家には、
彼女が言っている意味がよくわかった。
Palm Computing社はPilot Pen社から、PalmPilotという
名前は同社の登録商標を侵害していると訴えられた
ことがある。Dubinskyはこの訴えを大して気にも
止めなかった。でも、フランスの裁判所の考え方は
違った。その結果、Palm Computing社の創業者たちは、
万年筆会社に対して、今後永遠に「Pilot」という言葉を
使わないようにするという合意で訴訟を解決した。
(その結果、最新のハンドヘルドコンピュータは
Palm IIIという名前になった)

そこでDubinskyは知的なバク転を決めた時、彼女は、
「Handspring」という名前が、これまで、少なくとも
テクノロジーの分野では採用されたことがないことを
知った。この名前で唯一商標登録されているのは
子供服のメーカーだけだった。これなら、フランスの
裁判所でも両者がライバル関係にある業種であるとは
考えないはずだ!

Palo Altoに出来たばかりのひよっこ会社では、
あなた以外にこの新しい名前を気に入ってくれたかい?
と質問してみた。すると「ほとんどの人がとっても気に
入ってくれた。でも、技術畑の人間がこのアイデアを
気に入るにはもうちょっと時間がかかるかもね。
だって彼らは、働き過ぎでそんなことを考える暇も
ないから」と彼女は答えた。

もしも彼女の言う通りだとすれば、ベンチャー資本の
世界はこれまでのところ、この新しい会社を支持して
きている。Benchmark Capital社と、Kleiner Perkins
Caufield & Byersが投資家となり、KP社のJohn Doerrと
Benchmark社のBruce Dunlevieが重役会に入った。
細かいことはまだスパーリング状態のHandspring社だが、
同社はコンシューマ市場、おそらく若年層コンシューマ
市場を狙ったハンドヘルドコンピュータを作るつもりらしい。



98.12.14


Jobs in Tokyo?

12/12付の「Mac the Folk」によると、来年2月の
MACWORLD Expo Tokyo にStebe Jobs氏来日の可能性が
高くなっているという。ということは、
その前のSF EXPOでは発表しないと言明したMacMateの謎が
ここで明らかになる?!・・・かもしれない。
(最後の方は、あくまで機長の想像だが・・・)

@According to dijo



98.12.17


75%

「INTELECT ASW」のリポートによると、ハンドヘルド市場の
小売りレベルでWindows CEデバイスが、1998年の第三四半期で
25%のシェアを獲得。一方、わがPalm/Pilotは同期間同条件で
75%のシェアを獲得したという。(
NPD情報

@According to PALMPOWER NEWS CENTER (Tuesday, December 15, 1998)



98.12.20


頑張れ!3Com-J

スリーコムジャパンの真心「insync」が半年ぶりにようやく
届いた。
(「insync」は、登録ユーザに送られる季刊誌)
Vol.3。
「Keyman登場」にはFPILOTのみのたんさんが、
「UserInterview」には映画監督の岩田正惠さんが、
「New Product」にはSHKキーボードが登場している。
「3Comからのお知らせ」欄には、「Palm Computing Platformの
強化のため」に季刊誌から不定期発行に変更すると書いてある。
同時に、情報提供のスタイルも変える!と書いてある。

う〜ん、まあ、そっち方面が強化されるなら喜ばしいことだが、
あんまり嬉しいニュースじゃないな。ちなみに見開きページは
情報スカスカだし。
(いきなり「ショップイメージ」って言われてもな〜。
まあ、コンシューマ戦略を縮小ってことなんだろうな。
この「insync」も、見開きページを見るかぎり、コンシューマ用と
いうよりは企業や販売店向けのパンフレットって感じだもん)

まあ、いろいろ社内事情もあるだろうが、
頑張ってもらいたいぜ、3ComだJ!

あれ、Palm Computing Platformの中に、MacMateがない!
当たり前か・・・。そしていつ出る日本語版?
あ、まさか初搭載はMacMate?これなら日本市場でのインパクトは
十分だ!



98.12.21


PalmRazor

PalmStationのスクープと言ってもいい。先日紹介したRealPlayerで
見られる
「The Palm Computing Platform Developers Conference」
再放送ページの中に収録されていることがわかった。
問題のビデオは、3Com社副社長のMark Bercowが司会を勤める
社員座談会
「New Customers, New Technologies」の中の一場面だ。
開始19:46の地点で、初登場のPalm Razorが登場する。
非常に一瞬ではあったが、機長は確かにそれを見た!
やっぱりPalm Razorは存在したのか?機長の動体視力が確かであれば、
その表面には確実に「Palm Computing Platform」のロゴがついていた。
なぜに3Com社はこのPalm Razorの存在を隠したがるのか?

@According to PalmStation



98.12.23


COOLEST

Internet WeekのCool委員会(Coolな塹壕組?)最高に
Coolなアイテムを10品発表
した。そのトップにPalm III

@According to
PalmPilot Gear H.Q.




Washington Timesも!

Washington TimesのTechnology欄が選んだ今年のPCナンバー1特集でも、
ハンドヘルド部門はPalm III!そのコメントがいい。


本当はWindows CEマシンを推奨したいんだが、
でも、投票となるとPalm IIIに投票してしまう!

@According to PalmPilot Gear H.Q.




Palmintosh

・・・という意味深な記事が。Journal Extra誌元記事を見ると
いわゆるMacMateの正体に迫っている。

@According to PalmStation



98.12.29


来日

Apple社の暫定CEOであるSteve Jobs
「MACWORLD Expo/ Tokyo 1999」

基調講演を行うことが決定したらしい。
もしかしたらここで噂のMacMateの正体がわかる?!
・・・かもしれない。

@According to とうとうGoType!を買ったらしいMacで行きますぜぃ!




1999年1月5日

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