その他の詩人たち




written by 舞夢舞夢


秋のクレヨン



コバルトブル−の秋の空に
七色のクレヨン投げたなら
あなたの元に届くでしょうか?



サーモンピンクの夕焼けに
七色のクレヨン溶けたなら
私の気持ち届くでしょうか?



ギムナジウムは秋化粧
私の心はブロークンハート



ペパーミントのクリームソーダに
私の涙が揺れていた



トウィンクル トウィンクル もう泣かない
七色のクレヨン 涙色




舞夢舞夢さん
♀・専門学校生(長野県)

高校時代に書いた作品だそうです。現在は書いてないそうです。

comment
「ちょっと悩みましたが、昔の作品だし、思い切ってOKしちゃいました」


選者のコメント

ある意味、「困ったポエム」の教科書みたいな作品だ。

こういうポエムなら、女の子は一生に一度や二度は書くもんだ。たぶん変な熱病の一種みたいなものだろう。作者本人も今ではかなり恥ずがってるそうだが、こればっかりはしょうがない。病気みたいなものだから。

それにしても、
「ギムナジウムは秋化粧」ってなんだろう?この「ギムナジウム」ってポエムの世界では当たり前の言葉のように使うけど、普通日常会話じゃ使わないよね?

手元の辞書を引くと「ドイツ, オーストリアの中%高等学校」と、出てる。

なんで日本のポエムに「ドイツ・オーストリアの中・高等学校」が出てくるのか?なぜ「ベルギーやルクセンブルグ公国の中・高等学校」じゃダメなのか?なぞだ?