PAL083便
探偵物語



98/10/22b追加版



98/10/23追加版





パーム航空、Shift-JIS化!




パーム航空技術開発部から報告があって、
本日より、パーム航空は
完全Shift-JIS化した!

Shift-JIS化ってどういうことか?

う〜ん、説明するのが難しい。
っていうより、機長にはよくわからんが、
ここを読んでなんとなくわかった、
ような気がする。

要するに
こういうことらしい。

最近のウェブブラウザでは
たいがいの主要コードには応じてくれるので、
まあ、好き好きの文字コードを
みんな使っているわけだが、
ひとつだけ困ったことがある。

それは
Palm/Pilotワールドで唯一画像を表示できる
ウェブブラウザ「ProxiWeb」では
Shift-JIS以外の日本語ページが読めないのだ。

※【抜け道】


もちろん抜け道はある。
Shift-JISじゃないページでも
URLの頭に<http://wall.etl.go.jp/-_-/cc.sjis/>を
つければ、ちゃんと読めてしまう。
パーム航空の場合は
こうだ。
<http://wall.etl.go.jp/-_-/cc.sjis/http://www.
linkclub.or.jp/~pito/f_pal/pal.html
>

画面が狭いので2行に渡って書いているが
実際には一行で書ききる!



Palm/Pilotワールドのサイトなのに
これでは困る!

そこで、パーム航空のShift-JIS化を考えたのだ。

※【もうひとつの理由】


実は、理由はもうひとつある。
機長が現在使っているHTMLエディタ
「Visual Page」ではどんな文字コードでも
HTMLソースモードの画面でも
日本語がちゃんと表示されるように
なっているのだが、
それ以外のブラウザだと
それが出来なかったりすることが多い!

でも、機長は
別のHTMLエディタにも
手を伸ばしてみたかった。



そんなわけで、
機長としては、Shift-JIS化は
首都圏私鉄がラッシュアワー解消のために
複々線化しなければならないのと同じ程度に
どうしてもやらなければならない切実な問題でもあった。

ところが、その方法がわからない。
パーム航空のすべてのHTML書類を
書き直すほどの暇はない。
そんな時に、
ちょうどバージョンアップされた
「MultiTextConverter」というシェアウェアが
まさにその作業のために生まれてきた
ソフトであることを知った機長は、
これを使って、Shift-JIS化に挑戦した。

多少の微調整は必要だったが、
すべてのファイルのドラッグ&ドロップだけで
なんとか作業は終わった。

こうして
パーム航空は
完全Shift-JIS化を終えた。

その結果、
冒頭に書いたProxiWebからでも
パーム航空は普通に読めるようになった。

こうしてPalm/Pilotから
ProxiWebで開いたパーム航空がこれだ!



これがTopPageの一番上のところ。

さらに、おなじみのパーム航空の画像を拡大してみると
こうなる。



ちゃんとグレースケールしてくれている!
スタイラスでぐりぐりやれば、
現在隠れている他の部分も見ることが出来る。


これで、日本全国どこからでも
パーム航空が読めるぞ!

ただし、パーム航空は
ほとんどすべてのページを
センタリング処理しているため、
通常のブラウザで見た画面とは
ちょっと違う文字配列になっている。

これは変更しようがないので
許せ。



こんな感じ。
まあ、そんなに不自由はしないでしょ?

なお、前にも報告したが、
TopPageの検索システムも
ちゃんと使える!



ほらね。


Sherlock Plug-in for パーム航空




ところで、こちらはMacユーザ限定の
素敵な情報だ。

ただし、話題の最新OSであるMacOS 8.5ユーザのみに
お得な情報だ。

既報の通り、MakeDocDDでもおなじみの
Yozさんが、機長のために
MacOS 8.5の看板機能Sherlockのインターネット検索機能用の
プラグインである「Sherlock Plug-in for パーム航空」
作ってくれた。

これさえインストールすれば、
MacOS 8.5のデスクトップから
直接、パーム航空内の書類を検索できる。

凄い!

なお、作者Yozさんからのリクエストにより、
バージョン1.0.1からは機長作のアイコンをつけた。

MacOS 8.5ユーザなら是非、ダウンロードだ。

なお、Yozさんはパーム航空用のプラグイン以外にも
廣瀬さんのページのための
「Sherlock Plug-in for PalmFan.com 1.0」
Mutchyさんのページのための
「Sherlock Plug-in for Muchy's Palmware Review! 1.0」までも
作ってくれている。

これらを「Sherlock Plug-in for パーム航空」と一緒に
インストールすれば、
ひとつのキーワードで
3つのサイトを同時に検索することが出来る!

便利なことこのうえない!

とにかく、Yozさんにみんなで感謝だ!

【使い方】

まずは、Yozさんのページから
必要なプラグインをダウンロードして
解凍、「.src」で終わるプラグイン書類を
システムフォルダ内の
「インターネット検索サイト」フォルダ
ドラッグ&ドロップする。



ほんとは他にもデフォルトの.src書類が
入っているが、
わかりやすいように、
上の画像では抜いておいた。

でもって、

アップルメニューにある
肝心の「Sherlock」をダブルクリックして実行する。



するってえと、下記のような画面が出るので、
「インターネット検索」タブを開いて、
「語句:」に、検索したい言葉を入力する。
(英語でも日本語でも構わない)
機長は「flash builder」と入力してみた。



するとSherlockが検索をはじめて、



ある程度検索が進むと、
順次その結果が表示される。



上で選択したアイテムの詳細が
下記のボックスに表示される。
ここのリンクをクリックすると、ブラウザが自動的に
立ち上がって、
そのページが開く。

なんて便利な!

※【Plug-inの自動更新】


なお、このSherlock Plug-inの凄いところは、
Net上でオリジナル版が更新されると、
Sherlock起動時に自動更新される。

(もちろん、自動更新の前に
ダイアログで「してもいい?」とは
尋ねてくれてくれるので安心だ。
・・・何が安心かはともかく)


とにかく
なんかコンピュータって感じ!

じゃ。






1998年10月22日





98.10.22b追加



パーム航空の
検索システム
ついに本格営業開始!





パーム航空技術開発部からの発表によると、
ずっと試運転中だった
パーム航空の検索システム
「遺失物取扱所-Lost and Found-」が
ついに正式運用を開始した。

※正式運用になって、
試運転の頃とは何かが違っていると、
パーム航空技術開発部は言っている。

なお、この検索システムは、
Global Commons株式会社さんの
サーチエンジンホスティングを
使っている。

とっても高速の検索システムなので、
まだ未使用の人は一度は使ってみよう。

とにかく速いぞ!

とくに「Sherlock Plug-in for パーム航空」
恩恵を受けられないMacOS 8.5以外の
OSを使っているユーザには
とにかく便利!


【ヒント】

検索のコツは、
まず検索システムでページを開いてから
続いて、ブラウザの検索システムで追い込む。
これでほぼすべての検索語が捕まるはずだ!

じゃ。




1998年10月22日b





98.10.23追加





伸縮自在の名探偵の





「Sherlock Plug-in for パーム航空」も登場して、
とにかく便利なMacOS 8.5の看板新機能Sherlockだが、
実は、このSherlockにはちょっと困ったことがある。



Sherlock用に次々とリリースされる
Plug-inをどんどんインストールしていくと
「インターネット検索サイト」フォルダの中身は
こんな状態になってしまう。



(さらにこれからサードパーティ製のPlug-inが
まだまだ登場しそう!)


そして、肝心の
Sherlockのインターネット検索タブを
開くとこうなる。



あれれ、ダイアログにすべてのPlug-inが
表示されない。

じゃあ、ダイアログを広げるか!
とダイアログの右隅下をマウスでドラッグするが
ダイアログは広がらずに
ダイアログ自体が移動してしまう。

つまり、Sherlockは
Plug-in選択ダイアログのサイズを
変更できないのだ。

その結果、
画面にすべてのPlug-inが表示されない。
この状態で選択されているPlug-inを調べたり
追加したりする作業はとにかく面倒くさい!

とにかく、選択しづらい!

そこで、早くも、そんなSherlockのPlug-in選択ダイアログが
リサイズ出来るようになるパッチ
「Moriarty 1.0」が現れた。



これで「Sherlock」にパッチを当てると、
新たに「Sherlock+」というファイルと、
「Sherlock (unpatched)」というファイルが登場する。





「+」つきの奴がパッチ済みのファイルで、
「(unpatched)」の方がオリジナルだ。

で、「Sherlock+」の方を開くと
下図のようにダイアログのリサイズが自由になる。
ダイアログの右下隅っこをマウスでドラッグするだけ。



これならちょっとやそっとPlug-inが増えても
選択は楽勝だ。
(望むなら、デスクトップのサイズ
一杯まで広げられる!)

ただし、このままだと
「Sherlock」を呼びだすための
ショートカット「command+F」で登場するのは
オリジナルの「Sherlock (unpatched)」の方だ。
つまり、こいつはリサイズが出来ない。
このままじゃ、この「Moriarty」の御利益は半分しかない。

そこでちょっとドキドキしながらも
オリジナルの「Sherlock (unpatched)」を
適当なフォルダに入れて「hqx圧縮」して
オリジナル版をゴミ箱で削除する。



これだと、ショートカット「command+F」で
リサイズ可能な「Sherlock+」が
しっかりと立ち上がってくれた。

これで、Sherlockのありがたみは
ますます増した!


こんな時期(まだまだMacOS 8.5の謎が多すぎる!)なので
これらの作業は自分のリスクでやって欲しい。

「機長の言ってる通りならない!」とか
「機長の言ってる通りにやったら大変なことになってしまった!」
という抗議にはいっさい答えられないので、
そのつもりで。


じゃ。




1998年10月23日








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