Pilot Air Line
PAL043便
20.000アクセス記念! 機長への挑戦状








3つの答え




機長の元に。、
きわめて不愉快だが、気になる不思議なメールが届いた。
「Subject:」からして普通じゃない。
「機長への挑戦状」・・・なんだ、このメールは!

しかも匿名だ。もちろん「from:」欄を見ればアドレスは出ている。
「tsakaki@○○○○.or.jp」。ここまでわかっている。
だから機長はこの「tsakaki」さんから貰った
メールを読んですぐに返信メールを送った。
「せっかくご報告を戴きましたが意味がよくわかりません。
解説をお願いします」
ところがその返事がない。

そこで、今回のパイロット航空2万アクセスを記念して、
この謎のメールをこの場で公開したいと思う。
機長は、苦労して20%ほどその謎を解いたつもりだが、
残りの80%はさっぱりわからない。

「機長への挑戦状」というきわめて挑発的なSubjectを持つ、
これがそのメールの全文だ。
文体もまた、機長がムカつきそうな、
青臭い嫌みがプンプンする書き出しでこのメールは始まっている。


機長、引っ越しおめでとう!
心から祝福するぜ!
(でも、扉のお祝いはいただけなかったな)
さて、俺からも機長への
引っ越し祝いのメッセージを送ろう。

********************************

「3つの答え」

日本人なら心配な三つのヤシの実について語ろう。
日本でこの三つのヤシの実は食べられるのか?
答えは3つ。
最初に生まれた2に足りないものは食べられる。
最初のプロもきっと食べられる。
だが二つ目のプロは食べられない。
よほど注意しなければ食べる前に落ちてしまう。
見やすくて大きなものは間違いなく落ちる。
すべてのお品書きを読みやすくすることも出来ない。
なぜなら落ちてしまうから。
しかし心は安らかに。
三つのヤシの実が実る時、
二つ目のプロが生まれ変わるはずだから。


********************************

どうだ?わかったか?
これがわからないようじゃ、
来週から副操縦士に格下げだ。
あ、そうそう。
こないだのエイプリルフール、自作自演だろ?
俺にはすべてお見通しだからな。

あばよ。



機長じゃなくても、
このメールの嫌みな文体には抵抗感を感じるはずだ。
少なくとも見ず知らずの人間に送るメールの文体じゃない。

だが、このメールにはそんなネットの礼儀作法を越えた、
興味ある謎が含まれているように思う。

もちろん、問題は彼が「3の答え」と名付けている、
謎めいた文章のことだ。

とっても気にかかる文章だ。




じゃ。





98年4月14日


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