これが機長作
抽選Script
だ!
今回のクイズのために、
機長が作った抽選Scriptについて。
※
今回は「AppleScript」の話なので、
Macintoshユーザ以外には、
なんのこっちゃ?って感じだろう。
Windowsユーザの人にもわかるように
あえて説明をすると、
「Apple Script」とは、
GUIの権化みたいなMacintosh
(つまり、MacintoshにはDOSみたいに
Scriptを打ち込んで操作する機能がまったく存在しない!)
の中で、あえてScriptを使ってマシンやアプリを
操作出来る使えるようにしたもの
・・・って感じかな?
(厳密にはちょっと違うかもしれないが、許せ!)
ま、とにかく、Macintoshユーザでも、
普段はあんまり使わない代物だ。
でも、機長が世界で唯一、
多少は使えるScript、それが「AppleScript」だ。
今回のクイズの正解者が
複数だった場合に備えて
機長はAppleScriptを使って
自家製の抽選Scriptを作った。
それがこれだ!
(下図)
※
なぜ3号か?ダイアログ表示などで
この3号が完成する前に「失敗作」が2つあったからだ。
ほっといてくれ!
ま、外見だけ見せられても
普通のApple Scriptと同じなので、
中身を見せることにする。
こんな感じだ。
(下図)
要は、AppleScriptが持っている
「random number」という概念を使って、
「1」から「エントリー数」までの数字の中から
1つの値をAppleScriptが
無作為に選び出してくれるわけだ。
※
ちなみに、普通のサイコロを作るだけなら
下記のようなScriptを一行書くだけでいい(・・・はずだ)。
display dialog
(
random number
from
1
to
6
)
これだけでサイコロの完成だ。
【使い方】
まず、アイコンをダブルクリックすると、
こんなダイアログが出る。
ここで、エントリー数を挿入する。
(下図)
適当に「55」とか打ってみる。
で、あとは「OK」ボタンを押すだけで
下図のようなダイアログが表示される。
なんか味気ないダイアログだが、
こうしてランダムな数字が選ばれるわけだ。
今回は「1」から「55」の中から「27」が選ばれた。
以上が、このScriptの機能だ。
なんてシンプルな・・・。
ところで今回は、
最大3人の当選者が考えられるので、
上記の作業を3回繰り返すことになる。
というわけで、
万一、3回の抽選で同じ数字が表示された場合は、
「パス」としてもう一回抽選をすることにする。
都合、3回+パスの回数だけ
抽選を行って、
当選者3名を決める。
今回は、
機長にしては珍しく公平を期してみた。
Apple Script好きなので、ちょっと作ってみたかった
というのもある。
「Apple Script好き」なわりには
大したScriptじゃないが、
機長はこれでも十分に大満足だ。
※
ただし、もしも機長のScriptに問題があって、
本当は公平じゃなかったとしても
その責任を機長は負わない。
理由?
・・・そんなものはない。
じゃ。
98年9月10日